(徹頭徹尾、下ネタなのでご注意を)
それは、僕らが三年生の時の夏合宿だった。
「やっぱり、百が一番だったか」
「えっ?何の話?轟君」
「いや、雄英にいる女子の中で一番人気なのは、やっぱり俺の百だったんだな、と」
「あ゛あ゛!!なに言ってやがんだ、半分野郎!!」
「轟君、何を根拠にそんな事をほざくのかな?」
「ん?ああ、これだ」
轟君が、携帯の画面を見せてくれた。それは、雄英生専用の掲示板のスレッドの一つだった。そこには、"雄英女子ランキング(裏)"と書かれていた。
「何々~、な~に見てんの?···げぇっ!!!」
「どうした、上鳴。そんな、胸の大きい女性に鼻の下伸ばして、耳郎からイヤホンジャック向けられた時みたいな声出して」
「イヤに具体的過ぎねぇか?切島」
「そういう場面を見た、という事なのだろう」
「まぁ、上鳴だしな」
「うん、上鳴だしね」
「因果応報」
「お前らひでぇ!!って、そうじゃねぇ!!おい、轟!それ中身見てねぇよな?!」
「ランキングだけ見た」
「ランキングだけか?!順位と名前だけのランキング表のみか?!?」
「···ああ」
「何をそんなに慌ててるの?上鳴君」
「······お前ら、絶対怒んなよ。それと、ランキングに投票した奴を探したりすんなよ」
「さっさと言えや、アホ面」
「その···な、そのランキングってのは、青少年がイケナイ事を語り合う場所···みたいな?」
「イケナイ事とは、具体的にどういう物なんだい?上鳴君」
「それ聞く?委員長。はぁ···アレだよアレ、この子とエロい事してみてぇ~的な奴だよ」
「ほ~、良かったな、半分野郎。テメェの女は、雄英で一番エロいんだとよ」
「当然だろ、爆豪。百は男を最も刺激する存在だ、一番になるのは必然だ」
「···あ゛あ゛!!!聞き捨てならねぇな、俺の雪花が劣るって言ってんのか、半分野郎」
「それは、このランキングを見れば一目瞭然だと思うが?」
「テメェ、ぶっ倒す」
「?俺を倒しても、結果は変わらないと思うが?」
「訂正だ、ぶっ殺す」
「かっちゃん!落ち着いて、落ち着いて!!」
「因みに、八百万さんにはどんな事が書かれてるの?」
「ん?さぁ、分からねぇ。上鳴、見方分かるか?」
「ああ、ちょい貸してみ。えっとなぁ···個別のコメントは······あった、これだ」
『やっぱ胸っしょ』『胸は男のロマンだよな』『一度で良いから挟まりてぇ』『オイラのマグナムを挟んで欲しい』『しまえよ、そのポークヴィッツ『『後ろから押さえつけて、思いっきり突っ込んでやりてぇ』『涙目でこっちを悔しげに振り返ってくれると、尚良し』
「だいたい、こんな感じ。まぁ、思春期男子の妄想って事で、大目に見てやってくれよ」
「···こいつら、分かってねぇな」
「轟君?!?」
「確かに、百の胸は魔性だ。手に吸い付いてくるのに、弾くようなハリ。手から零れ落ちる質量と圧力。いつまでもこねくり回していたい。そして、百の弱点は耳だか。そこ攻めながらだと、すげぇ締め付けてくるし、胸の先を摘まむのも追加すると、感じすぎて涙目になるのがそそるんだ」
「···と、轟君。そういうのは、余り口にしない方が···」
「?百の魅力を語るのは、駄目な事なのか?」
「いや、駄目って訳じゃ···」
「因みに、麗日は三位だぞ」
「えっ!?!」
『ウラビティ可愛い!』『あのモチモチ感、抱き締めてぇ』『無重力S○Xとか良くね?』『あの肉球で、シコシコして欲しい』『一年体育祭のボロボロタンクトップ姿、今でもおかずにしています』『『『同じく』』』
「ねぇ、発言者の特定って出来る?」
「ちょっ緑谷、だからそういうのは無しって言ったっしょ!!プロになりゃ、こんなのネットで溢れんだから」
「確かに、あの肉球の感触は最高だよ。あのフニフニを知ってしまったら、もう普通の手には戻れない。する時に毎回"ヨシッ"て気合い入れる姿も可愛いし、自分から入れようと頑張る姿なんかもっと可愛い。上に乗って、体でベッドに押さえ付けて、腕でこう頭を抱えて動けなくして、思いっきり突き入れた時の声なんか一生聞いていられるし、それに加えて、お茶子さんがイってても続けた時なんかもう」
「ストップ!ストップだ緑谷君!!口にしない方がと言っておいて、君が長々と語ってどうする!?」
「はっ!?えと、あの···ごめん」
「まぁ、緑谷も男だったって事か」
「八百万さんが一位で、麗日さんが三位ってことは、二位は八木さん?」
「いや、二位はサポート科の発目だな」
「えっ?!マジ!!」
「そ、それは本当なのか!轟君!!」
「ああ」
『あの無防備タンクトップはヤバい』『隣で胸元パタパタするのは危険』『ぶっ飛んで来た所を、顔面で受け止めたい』『あの谷間は極悪やでぇ』『あそこに指入れたい』『腕入れたい』『顔入れたい』『体ごと入りたい』『絶対、そっち方面無知だから、色々教え込みたい』『自分好みに育てたい』
「···」ピシッ
「い、委員長?」
「大丈夫か?眼鏡に皹入ってんぞ」
「···確かに、明君は無知だった。しかし、僕を喜ばせようとネットや雑誌を見て、それを頑張って実践しようとする、とてもいじらしい所があるんだ。決して、あの胸だけが魅力なのではない!」
「魅力ではあるんだな」
「······とても、柔らかかった」
「おい!半分野郎、雪花は何位何だよ!!」
「てか、もうヒーロー科女子の全員の順位だけでも見てこうぜ」
「分かった」
「ついでに、B組のも見てみようぜ」
A組女子
芦戸三奈:8位 蛙吹梅雨:7位 麗日お茶子:3位
耳郎響香:22位 葉隠透:4位 八百万百:1位
八木雪花:同率最下位
B組女子
拳藤一佳:6位 小大唯:同率最下位 小森希乃子:10位
塩崎荊:9位 角取ポニー:13位 取陰切奈:5位
柳レイ子:8位
「···雪花が最下位······」
「···唯が最下位······」
「ふむ、この二人が最下位とは、何か理由がありそうだな」
「えっと······あっ、書いてあるよ」
『爆豪が怖い』『死にたくなければ、八木雪花は、ただ鑑賞するべし』『でも、あのお尻は、一回叩いてみたい』
『小大唯に手を出すな、青春が死ぬ』『腕相撲怖い腕相撲怖い』『でも、あの無表情を恍惚とさせてみたい』
「「「···これは、仕方ない」」」
「つか、三奈の"ヤラしてくれそう"はねぇだろ。アイツは、んな軽い女じゃねぇよ」
「そんな彼女を、一年間お預けにしたのは誰だっけ?」
「う、うるせぇ上鳴!仕方ねぇだろ、個性発動させちまって、三奈に怪我させる訳にはいかねぇだろうが」
「その分、他で満足させる術を鍛えるとか、馬鹿だろうが、アホ髪」
「爆豪もひでぇ!!···でも、あの角とアソコを同時にキュッってしてやった時の反応を知れたのは、一番の収穫だったな。後、ローションまみれになった三奈は、最高にエロかったなぁ」
「あ~、耳郎も、イヤホンジャック擦ると、良い反応してくれんだよなぁ。ただ、ここに書いてある"あのジャックでシコって欲しい"は、一回言ってみた事あんだけどよ、へし折られかけたわ。次は、良い具合に電気流したりしてみよっかなぁと考え中」
「常闇とか、どうしてるんだ?その顔だろ?何か苦労とかねぇのか?」
「···無い、とは言えん。確かに、この口では中々難しい事はある。故に、時にはダークシャドウと共に、色々な場所を愛撫してやっている。梅雨の、ひんやりとして湿った肌は、とてもクセになる。それに、梅雨は意外と積極的で、上に跨がるのが好きだ。アレには、俺の方が腰砕けにさせられる」
「へー、本当に意外。葉隠さんは、普通かな。愛撫してる時に、尻尾でこうコショコショしてあげると、割りと悦んでくれる···位?」
「なぁ、透明な時に入れると、どう見えるんだ?」
「···空中を俺のが前後してるのが見えるよ、感触とかはあるけど」
「砂藤はどうなんだ?小大って、ヤってる時も無表情なのか?」
「···別に、唯は無表情じゃねぇよ。変化が乏しいだけだ。まぁでも、あんま動かねぇのは確かだ。真っ赤になったり、メガネトロンとしたりはするけどな。つか、正直俺の相手が唯で良かった」
「どういう意味?」
「俺、個性発動するとアレもでかくなんだよ。初めてん時、入れてる時に発動しちまって、唯の腹がボコォッて、その形に膨らじまってよ」
「え?大丈夫だったの?」
「唯な、個性の影響かしらないけど、アソコの広さ変えられんだよ。狭くも出来るし広くも出来る。そうじゃなきゃ、最悪相引き裂いてた所だ」
「うへぇ、怖」
「まぁ唯の奴、そっちも気に入ってるのか、時々ねだってくるんだけどな」
そう言って、満更でもない顔をする砂藤君。そして視線は、未だに放心中のかっちゃんへと向かう
「···八木さんって、正直スタイル一番良いよね」
「緑谷君?!いや、確かに僕もそう思うが···」
「正に、ボンキュッボンだもんな」
「顔も、八木先生に似てクール系かと思いきや、コロコロ変わって可愛いしな」
「それに、結構ボディタッチ多めだし」
「男女の境無く、気安い」
「だが付き合うとなると、爆豪以外なら絞り粕になっていただろうな」
「うん、分かる。お茶子さんが言ってた、サキュバスみたいだって」
「···さっきから聞いてりゃ、人の女を好き勝手ペチャクチャと、誰が淫魔だごらぁ!!!」
「だが、百が言うには、お前の性欲に付き合えるだけでも凄い、だそうだ。他の女なら、半年で壊されるんじゃないか、ともな」
「んな訳あるか!壊れねぇ様にしとるわ。雪花はなぁ、私は平気ですみたいな顔して、いっぱいいっぱいな癖に強がって腰振って、先にイって悔しそうにしてんのが最高なんだよ。尻を叩く?はっ!三流が。グニグニに揉んだり掴んだりしながら、突き上げんのがいいんだよ!」
「か、かっちゃん」
「しかも、俺が気を遣って二回位で終わらせようとしてんのに、物足りなくて"···もう一回、だけ"っておねだりしてきやがる。あんな良い女に乞われて、止まる男がいるかよ。誰が一回だけで済ますかよ。そういう時は、一番感じやがる、奥をコツコツでイカし倒しとるわ」
「···爆豪」
「口でする時も、色んな小細工仕掛けてきやがるが、頭押さえて喉奥突いてやりゃ、すぐ大人しくなって睨み付けてくる。やり過ぎると、たまに噛んできやがるが、それもまた可愛いもんだ」
「ば、爆豪君っ!」
「あの胸も、最初は俺のを半分ちょいしか挟めなかったのを、先っぽ手前まで挟めるように育てたのは、この俺だ。それ使って色々挑発してきても、先っぽを噛んだり摘まんだり舌で転がしてやりゃ、ヨガって俺のなすがままだ」
「お、おい、爆豪!」
「んだよ、邪魔すんじゃねぇよ」
「いや、後ろ後ろ」
「あん?···っ!!」
僕らの視線の先には、部屋の出入口の所に、羞恥で顔を真っ赤にしている女子達が立っていた。その中には、目をグルグルさせた八木さんの姿も。
「···いつから、そこに」
「···かっくんが、"淫魔だごらぁ!!!"って言ってた辺り」
「···全部じゃねぇかよ」
「かっくんのばかーー!!!!!!!」
「ごふっ!!」
かっちゃんの鳩尾に、深く突き刺さる八木さんの右。猥談は、女子が絶対来ない時にしよう。
「デク君」
「ひいっ!」
「デク君は何て言ったん?」
「お、お茶子さん!?」
「何て言ったん?」
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