水鏡律季と爆乳魔女 ~ハングリー・フォー・バスト~   作:黄緑信号

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15. 決戦前夜:ブルマを履いた保健教諭と柔軟体操(♡)

 

 

 

 

「ふーむ、炎夏のやつめ、そんなことを言うたか……」

 

「はい。――って、いでででっ!? せ、先生、ちょっとストップ……!」

 

「大丈夫じゃ。ちゃんと手加減はしておる」

 

 ここは、レイン先生の通う個室ジム。

 拳の戦闘では柔軟が大事ということで――俺は今彼女に手取り足取り、地獄の体操をさせられている。

 とんでもない力で俺の手足を伸ばす彼女の姿は、なんと体操服にブルマだ。純白の布に包まれたおっぱいが、重力に従って下向きの谷間を作っている。

 体中に走る激痛に悶えながら、俺は全力で目をそらしていた。

 

「なんじゃ、見んのかー? せっかくこんなキッツキツの体操服を着て、お胸を強調してやっとるのに……♡ もっとも、年齢的にもキツめじゃがのー♡」

 

「痛くて見てる余裕がないんですってば……!」

 

「手足だけじゃのうて、鼻の下も伸ばすのがレイン流じゃ♡ おっぱい見るのも特訓のうちじゃぞ……♡」

 

 そんなこと言われても無理だ。見過ぎると大変恥ずかしいことになる。

 先生と向き合った状態で無理やり足を開かされているので、もし「そう」なってしまうと隠しようがない。スポーツウェアまで用意してくれたのはすごくありがたいのだが、サイズがピチピチなせいで既にだいぶまずかった。話題を切り替えて少しでも落ち着くことにする。

 

「で……レイン先生はどう思います? 秋月先輩のこと」

 

「む? そうじゃの……螢視にはちょっと酷ではあるが、他に手の打ちようがなかろう。律季の意見は違うのか?」

 

「……俺がそうだったように、魔法使いの近くにいる人間は魔法の才能を引き出されることがある。炎夏さんの幼馴染である秋月先輩にも、その可能性があるはずです。

 あの人が今回の一件で心にショックを受けて、魔法使い化する恐れってないですか? そしたらすでに洗脳を受けてしまっている以上、敵に回ることになるんじゃ……」

 

「――ふむ……なるほど、ぞっとする考えじゃな。じゃが、それはないとわしは思う」

 

「どうしてです」

 

「炎夏の力は強い。おぬしの場合、わずか一か月たらずで魔法の才能を引き出された。しかし螢視は子供のころから炎夏と一緒に育って、まだ変化がない。才能うんぬんというよりも――本人がそれを志向していない(・・・・・・・)。自分が魔法使いになるという可能性を、なんらかの理由で無意識に排除している(・・・・・・・・・・)……という印象がある。

 あれほどの魔法使いと一緒に育って、一切力が使えないというのは逆におかしいのじゃ。炎夏が危惧しておる通り、過去に炎夏がチンピラを撃退した光景がトラウマになって、魔法の力を忌避しているのかもしれぬ。いずれにせよ、暗示でどうこうできるレベルの病理ではあるまい」

 

「うーん……」

 

 やはり釈然としないものがある。

 レイン先生がそう言うならまず心配はない、とは思うのだが――魔法使いになって当然の環境でそうなっていないというのは、それこそ異常な現象ではないのか。

 秋月先輩が魔法使いにならないことを、あえて自ら選択しているとすれば――あの人は、己の内から湧きだす力を意志力だけで抑えているという事になる。それはいわば自分の爪の伸びをコントロールするようなもので、普通の人間にできるはずがない事だ。

 

 この違和感はいったいなんだ?

 秋月先輩が普通の人なら、まだ人質にされるだけで済む。だが――もしこの『違和感』が的中していたら? あの人が俺と同じ、『特異な魔法使い』であったとしたら……。

 

「律季は螢視に事情をすべて明かそうと考えておるようじゃが、それはそれでまずいと思う。螢視の心情的にはそちらの方がよかろうが、炎夏がそれを望まん。……戦う本人が罪悪感でメンタルを弱らせては元も子もなかろう?」

 

「――っ!? うああああああ~~~ッ……」

 

「おい、聞いとるか?」

 

「聞いて考えてましたけど、ぜんぶ飛びました……!!」

 

 レイン先生が俺の背中に体重をかけて倒した。

 プレートに垂らされたホットケーキミックスのように、体操服おっぱいがつぶれて背板じゅうに広がる。火照った体にひんやりした彼女の体温が効いて、最高に気持ちよかった。

 えーと、何考えてたんだっけ? 今の俺、けっこう重要なことに気づきかけてたような……?

 

「じゃが、ユウマとレンはそのぐらい狙っていてもおかしくないの。あやつらはあやつらで必死じゃ」

 

「……なんかわかったんですか? あの人たちについて」

 

「ああ。あやつらの名前で調べたら、日本に戸籍が見つかったんじゃ。住民票もそのままじゃった。……最初は偽名かと思っとったが、あのナリでマジに日本人らしいのう」

 

 ほぼブロンドの見事な茶髪と、銀髪赤目。どちらも日本人離れした二人の姿を思い浮かべる。

 ……でも正直、先生の方がはるかに日本人っぽくない。そういえばこの人はこの人で謎だ。

 

「ユウマとレンはどちらも中学生の時に消息を絶っておる。行方不明者扱いではあるが、どちらも家族が捜索願いを出しておらぬ。教国に流れた理由はわからんが、どうもあやつらにも、それなりの事情があるらしい。

 教国には儀仗兵を除いて軍隊がない。ユウマを含めた兵隊は正規軍ではなくて、秘密裏につくられた私設軍隊じゃ。公的に認められておらんから、隊員を縛る規律はあっても、隊員を守る規定はない。じゃから、実力主義という言葉では言い表せぬほど殺伐としておる。

 ましてあやつらは実力的にはともかく、立場的には一般兵より下のSSSじゃ。二度の失敗は文字通り命取りとなりかねん。失点を挽回しようと必死こくのも、無理はないことじゃ」

 

「……もし俺たちが勝ったら、ユウマさんはどうなるんでしょうか?」

 

「悪くすれば処刑。よくても記憶を消された上で、身一つで寒空にほっぽり出されることになろうな。記憶処理の人員が足りておらんから、フリーメイガスとしては欲しい人材なのじゃが……」

 

「あの人たちを、こっちの陣営に引き入れることってできませんか」

 

「――え? そ、それは、わしらとしては構わんが……おぬしに負担がかかるぞ。

 次の襲撃は確実にあの二人だけでなく、その上役が出て来る。そいつらもバディなので最低でも四人相手じゃ。それを退けた上で、あの二人の身柄を確保するのが絶対条件となる。

 おぬしでもさすがに難しかろう? というか律季は、なんでそんなにあやつらを気にかけておるんじゃ?」

 

 それは自分でもわからない。

 でも、今は同じ学校にいるし、一緒にご飯を食べたことだってある。あの人たちがうちの先輩になったここ数日間は、不快なものではなかった。敵味方で立場が分かれているだけで、そこまで悪い人たちではない気もするのだ。

 ユウマさんは自分の夢を、教国で出世するでも多くの敵を倒すでもなく、『漫画家になりたい』と語った。あの言葉には血が通っていた。ユウマさんは今の境遇を、必ずしも望んでいないのではないか。

 

「勝たなきゃいけないのは当然です。でも、勝ったせいであの二人が処刑されるのは心苦しいです。できることならなんとかしてあげたいんです。

 学校のみんなも守れるか怪しいのに、そんなこと考えてる場合じゃないかもしれませんがね」

 

「……よい。そういうところがおぬしの強みじゃ。

 強さとは暴力の大小ではなく、とれる選択肢の多さを言う。その点律季は最強じゃ。『敵を救う』選択など、おぬし以外の誰にもとれまいよ。

 ――おぬしにはあの『新技』もある。努力と人事を尽くした以上、自信を持って臨むがよかろう」

 

「し、師匠……!」

 

「先生じゃ」

 

 そんなやりとりをしてる間もスパルタ式柔軟は続く。

 「がんばれがんばれーっ♡ ファイトじゃーっ♡」「こんなのも耐えられんのか? 律季ってばざっこいのぅ……♡」などと先生が励ましてくれなかったら、二・三回は心が折れていただろう。

 

「よし、終了じゃ。ほれお水」

 

「――あっ、はい。ありがとうございま……って」

 

「なんじゃ? ……あ」

 

 レイン先生が差し出したシンプルな銀色の水筒に、口をつける寸前で止まった。

 普通に受け取ってしまったが、これはさっきまで普通に彼女が使っていたものだ。……つまり。

 

「……間接キスか? 乳首をツンツンしあった間柄で、いまさらなにを気にすることがある」

 

「先生も照れてるじゃないですか」

 

「……まあ、な。なんやかやでわしも女の子じゃし、キスはちょっと特別っていうか……」

 

 軽く唇をとんがらせてぼそぼそ言うレイン先生。めっちゃ可愛い。

 ついでに思いっきりお口が強調されてしまって余計に意識してしまう。……この水筒に、あれがさっきまで……。

 

「初対面の時、あんだけ顔面チューチューしてきたくせに」

 

「あの時は唇と唇では触れとらんじゃろうが」

 

「あ、一応意識してたんですね」

 

「やかましゃあ!? いいから飲まんか!!」

 

「……はい。じゃあ。いただきます」

 

「……それもなんか変態っぽいの」

 

 飲み口を傾けたまま、三秒ぐらい逡巡して――グイッと口をつけた。

 カラカラに喉が渇いていたはずだったが勢いよく飲めない。間接キスの現場を見守るレイン先生の、落ち着かなそうな表情ばかり気になる。

 

「……おい、わしの顔をガン見するな。恥ずかしいわ」

 

(? なんか、ちょっと様子がおかしいな……?)

 

 いつもはガンガン攻めてきてペースを握ってくるのに、こんなしおらしい感じは初めてだ。

 意外とマジでキスを意識すると恥ずかしいのかもしれない。……そんなウブさがあるなら、なんで普段あんな積極的なのか。

 

「……じゃ、そろそろ『いつもの』をするか♡」

 

 ――あ、戻った。

 『いつもの』とはいつものである。ことあるごとに始まる、スキンシップのお時間だ。

 

「ぶっちゃけ戦闘のアドバイスをするより、ご褒美あげるのがわしの役じゃしの……♡ そのためにこんなエロコスプレまでしたんじゃから♡」

 

「体操着ですよね!?」

 

「こんなの着なくても普通に動けるわ。というかわしインストラクター役じゃし。

 ……市販の体操着に、わしの乳とケツが入るわけなかろう? 律季に興奮してもらうために、わざわざ特注したんじゃよっ♡」

 

「えぇっ……!?♥」

 

「さ、今日はどうする? 体操服の中に頭をもぐりこませて、汗ばんだ谷間やおへそをペロペロするのと……お股に鼻が触れちゃうギリギリまで顔を突っ込んで、ほかほかの太ももでギッチギチに挟まれるのと……どっちが、いい?」

 

「――り、両方じゃダメですか?」

 

「ダーメ♡ 一個だけじゃ♡ ほらほら早く決めんと、せっかくのほかほか女教師が冷めてしまうぞー♡ 汗でパツパツにくっついたブルマに、顔うずめたくないのかー……?♡」

 

 その言葉で意思が固まってしまった。

 ベンチに座って俺を見下ろす彼女。ぶっとくてむちむちの太ももの隙間から、チラチラと青い布地を覗かせ――「ぐいっ♡ ぐいっ♡」とブルマを何度も引き上げて誘う。

 思わず生唾を飲み込んだ。おっぱいも捨てがたいけど、我慢できない。俺は美脚の間へ吸い込まれるように、ひざで彼女のところへ寄った。

 

「おっ♡ 今日はボトムスの気分か……♡ よいぞ♡ 23歳女教師の食い込みブルマ、間近で堪能するがよい……♡

 ――それ、むぎゅ~っ♡」

 

「~~~~♥♥」

 

 お尻だけで浅く座ったレイン先生が、俺の顔を股間の奥深くまで招き入れて、ゆっくりと圧力を強めながら太ももで挟み込んだ。

 言うほど汗はかいていないのにほんのりといい匂いがする。たまらず両手で足にしがみつき、太もものお肉にグリグリと顔をこすりつけた。

 

「……気に入ったか? なら今度、黒ストッキングバージョンでしてやるぞ♡ 今回はブルマと生足でいっぱい楽しんでくれ……♡」

 

「せ……先生っ、もうちょっと入っていいですか……っ」

 

「だーめっ♡ それ以上深くなるとお股に触れてしまうではないか♡ そこまでは律季でもアウトじゃぞ♡」

 

「……くっ!!」

 

「おっ♡」

 

 ――ぎゅっちぃ~~~~~~♡♡♡

 どさくさに紛れて顔を前に出そうとした時、太ももがさらに圧迫する力を増した。頬骨が痛くなるほどむちむちお肉が縦横無尽に動き回る。頭を出そうとしても上から手で押さえられてしまった。

 

「交通違反は、むぎゅむぎゅ地獄の刑に処~すっ♡」

 

「あああああああああああ……っ♥♥」

 

「どうじゃ? 女の下半身に弄ばれるの、クセになっちゃいそうじゃろ♡ 思えばおっぱいばっかりで、こっちの方は触らせたことなかったからの……♡

 ――あ、そうじゃ♡ いいこと思いついたぞ♡」

 

 レイン先生がなにやらスマホをいじる。すると俺のポケットの中から着信音がした。

 ――ビデオ通話だ。すぐ頭上にあるレイン先生の、嗜虐的な笑みが映っている。

 

「それを、通話を切らずにわしの股下あたりに置いてみよ」

 

「は? こ、こうですか? ――!!??」

 

「……どうじゃ? 絶景じゃろ……?

 わしの顔とブルマを同時に見比べて……反応をリアルタイムで見ながら、太ももで遊べるぞ……っ♡」

 

 薄暗がりになったレイン先生のお股が、バックライトで下から照らされている。ピチピチサイズのブルマの向こう側にある、下着のラインまでくっきりと浮かび上がっていた。

 

 布地が極端に狭い、超ハイレグのパンツを履いている。

 

 

 

「う……おっ♥」

 

 

「どうじゃ? わしの……赤ちゃん産むところ、よく見えるか……?♡」

 

 

 

 「赤ちゃん産むところ」――男の獣性を最高に煽る殺し文句。

 成熟したオトナの女性がそれを自ら口に出すのは、破壊力が段違いだ。

 

 白い太ももと青いブルマが三角形をつくっている。このむこう側に「それ」がある。レイン先生が男の目の前に、自らの「それ」を差し出している――そう意識した瞬間「つぅ~~~~……っ♥」と、鼻から何かが垂れた。

 

「あ♡ 律季、鼻血出てる……♡ ――んぅぅっ!?」

 

「はぁ……! はぁ……! 先生……っ」

 

 ――太ももに舌を這わせて、ブルマの中に指を無理やり突っ込んだ。

 ものすごく微小な甘酸っぱい味と、指先にしゅりしゅりした高級な布の感触がする。

 

「こ、こらっ! 誰が直に触っていいとっ……!」

 

「パンツ……っ♥ レイン先生のパンツ触ってる……! お尻見たい……っ♥」

 

「うわわわっ!? ブ、ブルマずりさがって……!! ――ひゃぁんっ!♡」

 

 いつもいつも男子を誘惑していた太ももとお尻が、息のかかる距離にある。その事実に理性がストップしていた。

 ブルマの中へ侵入させた手で、もにもにでぴっちぴちの生尻をなでまわし、揉みしだく。同時に、股間に触ってしまうギリギリの内股をペロペロと好き勝手に味わった。スマホの中で先生が乱れ、可愛い嬌声が下の映像と上の本人の両方から聞こえる。

 

「ぬぅぅッ……♡ お尻まさぐられるぅっ♡ 気持ちいいからやめんかぁっ♡」

 

「……すぅ~~~~~っ♥」

 

「ぎにゃあああぁぁぁ!? ま、股の匂い嗅ぐなぁぁぁっ!!」

 

「――ゴフッ!?」

 

 パニックになったレイン先生が、俺の横腹をかかとで蹴りつけた。

 なんの防御もしてなかったのでクソ痛い。悶絶して崩れ落ちた。

 

「わっ! やっちゃった……だ、大丈夫か律季!? 出血しとるのか!?」

 

「いえ、これはもとから出してた鼻血です……逆にありがとうございます」

 

「なにがじゃ!?」

 

 いかんいかん、完全にケモノになっていた。一発で嫌われてもおかしくないほど最低だったのに、逆に蹴ってしまったのを謝ってくるレイン先生が優しい。これで許してくれるなら安いし、なんならレイン先生のキックなんて普通にご褒美だ。戦いにダメージが響くわけでもないし。

 

「……んもう、やりすぎじゃぞ♡ ここまでしていいとは言っておらぬであろう♡

 大好きな律季が相手とはいえ、股を嗅がれるのはさすがに恥ずかしいぞ……♡」

 

「す、すみません……! 調子に乗りました!」

 

「そうじゃ、律季は悪い子じゃ♡ このこのっ♡」

 

 正座した俺の膝を、レイン先生が「てしっ♡ てしっ♡」と靴下で踏みつける。

 ――うわ、なんだこれめっちゃ幸せになる。一日一回やってほしい。

 

「しかしおぬしは、毎回そのパターンばっかりじゃの……。何しても最後に謝っときゃ許してもらえると思っとるんじゃろ……♡ そうやって申し訳なさそうな顔をしながらも、視線はわしのお股しか見とらんし♡

 ――じゃが、今回ばっかりはタダでは許さんぞっ♡ 太ももをペロペロするだけでは飽き足らず、ブルマとパンツの中に手を入れて尻を揉み、あげく股の匂いをくんくんするとは……さすがにこの狼藉は捨ておけぬ♡ しっかりとお仕置きを受けてもらうぞっ♡」

 

「――え……っ♥」

 

「……なぜ目をキラキラさせる」

 

 期待するに決まっている。

 「お仕置きする」と言った瞬間レイン先生がベンチを立って、くいっとブルマを上にあげて穿きなおしたのだ。いいことが起こるに決まっている。

 

 

 

「さあ、太もも天国はもう終わり♡ ここからは……デカ尻地獄じゃっ♡」

 

 

 

 ――ぐむむゥゥ~~~~~~~ッ♡♡♡♡

 

 

 

「~~~~~~~~~~ッ!!??♥♥♥♥」

 

 

 

 予想通り、最高の展開になった。

 レイン先生が杖を振って俺をマットにあおむけで寝かせてから、くるっと体を翻し――豊満なお尻をこちらに向けて、俺の顔面にまたがってきた。

 えぐいTバックのラインがくっきり浮かんだ青いドームが視界を埋め尽くし、真っ暗になる。蒸れた感触とすばらしい汗の香りが、顔どころか喉まで麻痺させた。

 

「わしのお尻の匂いが嗅ぎたかったようじゃからの……♡ お望み通り、それ以外吸えないようにしてやる♡ 隙間はケツの割れ目だけ♡ 1ccも外の空気が入らない、密閉フェロモン空間……♡

 ――ああでも言っとくけど、そこを舐めたら殺すからの? 律季でもそれはアウトじゃ」

 

 低いトーンで脅される。先生はその間もお尻をグリグリと振って、より深く俺の顔面に尻たぶをめり込ませてきた。

 視界が真っ暗だし顔中お肉で押しつぶされて、今自分の口がどこに当たっているかわからない。息をしようともがいたら大変なところに口をつけてしまう恐れがある。

 

「な、なんでこれがOKで、お尻揉むのはダメなんですか……っ♥」

 

「そりゃー、生尻はこの後にとっておきたいからじゃ。今パンツ見たり尻を直触りしたりを解禁すると、後々にあげるご褒美がなくなってしまうじゃろ?」

 

「!! ――と、ということは……次の戦いに勝った後なら、いいってことですかっ♥」

 

「うむ♡ 律季がそれをご所望なら……構わんぞ♡ 次のご褒美は、『わしのパンツを見る権利』にしようではないか♡ もちろん炎夏の下着もセットで解禁じゃぞ……♡」

 

 なぜか本人の合意なしで、勝手に炎夏さんのパンツまで保証している。 

 でもまあ、あの人はなんだかんだで事後承諾してしまうだろうなあ。もちろん本気で嫌がったらやめるけど、今まで本気で嫌がったためしがない……。

 

「じゃから、こんな所で終われんぞ♡ わしのパンツを見ずには死にきれまい♡

 今わしがブルマの下に履いているのは、その日おぬしに見せるために用意した勝負パンツ……♡ わかっていると思うが、超Tバックのエロ下着になっておりますぞ♡ 

 ……がんばれよ♡ 勝たなきゃ見れないぞ……♡ わしのパンツ見たいじゃろ?♡」

 

 ――もんにううううう~~~~~っ♡♡

 俺の性欲を煽りながら、ゆっくりとレイン先生が俺の腹におっぱいをくっつける。俺の顔は磁石のようにレイン先生のお尻から離れず、彼女にひっぱられてわずかに頭が上がった。

 

「3かける23は69……♡ 九九にはないからこれで覚えよ♡」

 

「――!! レ、レイン先生……そこはちょっと」

 

 あることに気づいた。

 お尻が俺の顔についていて、おっぱいが俺の腹にある。必然的にレイン先生の顔は俺の腰のあたりにくる。――今の体勢は非常にやばい。

 

「――むふふっ♡ せっかく体をやわらかくしてやったのに、ここはガッチガチではないか……♡」

 

(……あ、とっくにバレてたなこれ……)

 

「どれ。手足のついでに、鼻の下もたくさん伸ばしてやるとするか……♡

 ――23歳ブルマケツの……ヒップアタックぅ~♡」

 

 ――むんにぃっ♡ しゅりしゅりしゅり……♡

 

「んぅぅ……!!」

 

「楽しいじゃろ~♡ パツパツのケツをぐりぐりされて、パンツのラインが遠慮なく顔になすりつけられるっ♡ 今のうちに下着の形覚えておくんじゃぞ……♡

 レインはどんなパンツ穿いてるのかな~っ♡ こんな色かなぁ♡ こんな柄かなぁ♡ ……とか、いっぱい考えて悶々とするがいい♡ ――その期待を越えるパンツを、わしはいまつけとるぞ……♡」

 

 お尻を押し付けながら、レイン先生は俺の手をとって体操服おっぱいを掴ませる。腹筋の上に乳肉をのせて、円を描いてこねていく。

 手を勝手に動かされるたび、おっぱい快楽がしつこく腹を襲ってくる。上半身が女体に包まれて、頭に血が上りっぱなしだ。

 

「んぅっ♡ 律季の鼻、イイとこに入り込むのぅ……っ♡ ――ふおっ♡ おっぱい握るなぁっ♡」

 

「んぐっ♥ い、息が……っ♥」

 

「まずい、いつのまにかだいぶ追いつめられとるっ……♡♡ 顔をお股に突っ込むだけで、女をこれほど感じさせるとはなんと罪な男っ♡ でもやめられぬ……♡ 律季の顔面でお尻すりすりするの楽しいっ♡ 

 ――すまぬ律季♡ おぬしの顔の上で粗相するっ♡ お尻でイっちゃう……っ♡」

 

「――え、遠慮なく……ッ」

 

「んっおぉぉぉぉぉ~~~~~~~~ッッッ♡♡♡♡」

 

 ブルマを履いたお尻が軽く浮いて、小刻みに震えた。

 中からじわりと湿り気が増し、フェロモンが一気に発散される。甘酸っぱい汗の香りと――それ以外の、何か濃厚な匂いが鼻に入った。

 

「ほーっ♡ ほーっ♡ ――では、休憩をはさんでもう一セットじゃ♡」

 

「えぇっ……♥! わ、わかりました……♥!」

 

 俺の顔面を椅子にして体重を預けながら、レイン先生はそう宣告した。

 ……えっ、まさかこのまま座りっぱなし? 先生しか休憩になってないけど……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――二十分後。

 

 

 

「すまんのう、律季♡ せっかくのかっこいい顔を、わしのヒップでつぶしてしまって……♡ ――もっとも♡ 顔面にこれだけくっきり、年上女の尻型を残しておるのは、モテ男の証と言えなくもないがの♡

 しかしこのまま人前に出るのはさすがに恥ずかしかろう♡ 顔についた痕、くまなくおっぱい消しゴムするがよいー……♡」

 

 

 むぎゅ~~♡♡ ごしごし♡♡ すりすりすりすり♡♡

 

 レイン先生のお尻に延々と乗っかられて、薄ピンクの痕がついた顔に――今は、体操服越しおっぱいがこすり付けられている。いや、俺がこすりつけているのだ。

 レイン先生はマットにあおむけで寝転がって、無抵抗で体操服爆乳をさらしている。俺はそんな彼女に体中でのしかかって、性欲のままおっぱいにほおずりしていた。

 

「くくく♡ 23歳保健教諭のキツキツ体操服コスプレ、そんなにいいのか……? よいのじゃぞ♡ 裾からめくって、ナマチチを解放してしまっても……♡ やわらかさでわかるじゃろ? 今日のわし、ノーブラ……っ♡♡」

 

 それはもうさっきから分かっている。

 極薄の布地を透かして、肌の色と――乳首を隠すニップレスがばっちり見えているから。金色をした下品な星型がバカみたいにエロい。

 

「はぁっはぁっ♥ し、しませんっ♥ 今回はこれがいいですっ……♥」

 

「ほう♡ さすがに、ナマおっぱいをすでに拝んだだけはあるのう♡ 着衣のままで楽しむ余裕があるとは……♡ 依然のおぬしなら乳首見たさで頭がいっぱいになって、服を着せたまま楽しむ発想なんてなかったはずじゃからの♡

 着せるも自由♡ 脱がすも自由♡ おぬし専用の着せ替え女教師……♡ ――ああでも、今の律季は……おっぱいよりパンツの方が見たいかの?」

 

「!! 見ていいんですかっ!?」

 

「だからダメじゃってば♡ お尻解禁まではあと一勝利必要……パンツを見るのは次勝つまで禁止じゃ♡♡」

 

 今更だけど、いつからそういうシステムになったんだっけ? なんで勝つたびにエッチなこと一個ずつ解禁みたいなことになってんだ……? いやまあ、ヤらせてくれるなら断る理由はないんだけど。

 不審を感じなくもないが、そんなことを考えるより目の前の雌に溺れたい。乳をまさぐったり、にやにやする可愛い顔を堪能する方が圧倒的に楽しい。レイン先生は怪しい人だが、無条件でエロい事をさせてくれるから全部許容できる。

 

「他の生徒がチラチラ見てるケツを、隠れてタイトスカートごしになでなでして……♡ 今日はどんな下着はいてるのかなーって思ったら……すぐにスカートめくって確かめる♡ おっぱい見放題、パンツ見放題、お尻触り放題の高校生活……手に入れてみせよ♡♡」

 

「が、がんばります……っ♥」

 

「ふふっ♡ しかし律季が強すぎて、わしも困ってしまうのう♡ この調子で勝ちを重ねられてはどんどんNGがなくなってしまうではないか♡ ブラジャーに続いてスカートまで脱がされては……あとはもう、パンツを脱ぐしか……♡」

 

「――えぇっ!? そ、それって……!?」

 

「……だからさすがにそれはムリじゃ♡ パンツを脱いでしまったらもう……本当に、いくところまでいくしかなくなってしまうからの♡ かわりと言ってはなんじゃが――次の次勝ったご褒美は、『わしの家に住む権利』なんてどうじゃ?」

 

「!!!!????」

 

「持ち家じゃのうて賃貸じゃけど、けっこういい所に住んでおるぞ……♡ 一人暮らしでスペースを持て余しておったから、おぬし専用の部屋ぐらい用意できるはずじゃ♡

 このわしと同棲生活を送って……内縁の夫婦になる♡ 悪い話ではあるまい……?」

 

 返事はできなかった。なぜなら足と腕で同時にホールドされ、顔中が谷間に深く押し付けられたからだ。

 ――つ、次の次だと? そういえばこの人ヒモがどうとか、前からそんな事を言っていたような……あれも本気だったのか? いやあの時点では冗談だったとしても、これはかなり現実味を帯びている。

 悪い話どころじゃない。人生のゴール地点といってもいいぐらいだ。

 

「う、うおおおおおお……ッ!!」

 

「きゃぁっ♡ 急にパワーみなぎったぁー♡」

 

 興奮のあまり全身に力が巡った。

 もちろん本当にそんなことになるなら、炎夏さんとも相談せねばならないが――とにかく。

 

 

 

「その調子でファイトじゃぞー♡ かっこいいとこみてみたいーっ♡」

 

 

 

 ――むぎゅ~っ♡ たぷたぷたぷたぷぅ~っ♡

  

 こんなところで負けてられない。次の戦いには死んでも勝つ。

 体操服おっぱいに顔中をゆさぶられながら、俺はそう決意していた。

 

 

 

 

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