水鏡律季と爆乳魔女 ~ハングリー・フォー・バスト~   作:黄緑信号

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 ブラジャー姿のレイン先生が、腋見せポーズをとって誘惑する。
 カーテンを閉め切った保健室のベッド。ここにいるのは、先生と俺と、天道先輩だけだ。三人だけの空間に、濃密な雌の気配が充満している。






「さあ、律季♡ おぬし自らの手で、このジャマな下着をしゅるりと外し……っ♡
 ――年上の雌のナマ爆乳を、思うがままに揉みしだくのじゃ♡♡♡♡♡」





 ――ああ、俺……この高校に入って、本当によかった……!!!!








6. おしえてレイン先生!(♡)

 

 

 

 今朝の目覚めは思いのほかよかった。

 夢の中で一晩中歩きどおしだったにも関わらず疲れはない。むしろ普段より調子がいいぐらいだった。ということは、やっぱり楽しい夢を見ただけなのかと思ったが――どうやら、違うらしい。

 

 

『昨日ラインくれてたんだね。仕事に備えて早く寝たから気づかなかった』

 

 

 

(『すまぬ』のスタンプ)

 

 

 

『あと、昼休みになったら保健室に来て。レイン先生から話があるみたい。そこでいろいろ伝える』

 

 

 

(『待ってるぞ!』のスタンプ)

 

 

 

 朝イチに天道先輩からこんなメッセージが入っていたのだ。重要な連絡より昨日送ったお詫びへの返信を優先してくれてるのが優しい。

 ――聞きたいことは山ほどあったが、とりあえず素直に待つことにした。もちろん授業なんかろくに聴こえない。昼休みのチャイムが鳴った瞬間、飯も食わずに保健室に直行した。

 

「……あれ……いないぞ?」

 

「……」(ピターッ)

 

「――って、何してんですか!」

 

「さすが律季。もうバレてしまうとはの」

 

「誰でも分かるでしょ」

 

 保健室に入ると、天道先輩はともかく、いつも椅子に座っているはずのレイン先生もいなかったので困惑したが――気づいた瞬間、びっくりした。

 レイン先生がすぐ横の壁に張り付いてこっちを見ている。いくらぴったり壁にくっついたところで、白衣に包まれたおっぱいが突き出しまくっているので意味が無かった。

 

「――あ、水鏡くん。もう来てたんだ」

 

「あっこら炎夏。早いぞ来るのが。もう一回隠れようと思っておったのに」

 

「??? なんの話?」

 

「なんでもありません。ほら、さっさと来てください先生」

 

「ふえーん……」

 

 泣きまねをしながら後ろ手にドアの鍵を閉めて、素直にベッドに腰掛ける先生。

 枕元から何かを取り出す。――木箱? それを差し出して、彼女は得意げに言った。

 

「ともかく、おめでとう律季。魔法使いになったそうじゃな……フリーメイガスを代表して、おぬしを歓迎するぞ」

 

「あ、はい……ありがとうございます」

 

「……おい。なんでそこをさらっと流すんじゃ。わしと炎夏がどういう関係かとか気にならんのか」

 

「フリーメイガスでの天道先輩の上司でしょ?」

 

「うわ、当たり。なんでわかったの」

 

 『フリーメイガス』とやらの魔法使いでなければ、天道先輩は相談相手に選ばない。

 夢の中にいなかったことから、彼女は非戦闘員であること、先輩に指示を出す側の立場であることが察せる。

 

「はー、なるほどね……」

 

「むう……びっくりするところが見たかったのじゃが。まあ分かっているならいい。受け取れ」

 

「なんです?」

 

「おぬしの魔法の杖じゃ」

 

「マジっすか! 専用のやつですか!?」

 

「もちろん専用よ。杖は機関の魔法使いの身分証で、一人一本は必ず持ってるの」

 

「これからは肌身離さず持っておけ。魔法使いにとってそれは体の一部じゃ」

 

「もちろんです! 絶対なくしません!」

 

「なんでそんなテンション高いの……?」

 

 ワクワクしないわけがない。まさしくファンタジー漫画だの映画だのに出て来るまんまの『魔法の杖』が、俺の手の中にあるのだ。

 しかもグッズじゃない本物――握ってみると、かすかに熱を帯びていた。

 

「正直、私の方もいろいろ聞きたいことがあるんだけど……水鏡くん、誰にも何も言われなかったの?」

 

「なにがです?」

 

「髪の毛のことよ。一時的に変色しただけと思ってたのに、夢から出てもオレンジ色のままなんて……しかも髪型まで変わってるし。

 ――あとその額の傷はなに? ゆうべ出て来たアレは、なんだったのよ」

 

「……?」

 

 天道先輩が何を言っているか分からない。

 ――俺の髪はもともとオレンジ色だった(・・・・・・・・・・・・)ではないか。寝ぐせだってちゃんと直したし、クラスメイトにも何も言われなかった。

 

「……ウソでしょ? 水鏡くん自身はともかく、他の人まで……?」

 

「ふうむ。わしも夢の中の話は聞いたが、分からないことが多すぎるからの。もしかして律季おぬし、昨晩の記憶がないのか?」

 

「実は……そうなんです。天道先輩となに話したかはちゃんと覚えてるんですけど、どうやって魔法使いになったかとか、いろんなところが抜けてるっていうか……」

 

「そ、そうなの? ……いやでも、それにしたって昨日と今日で髪の色が変わってるのはおかしいじゃない。自分でもおかしいって思うでしょ?」

 

「――???」

 

「なんでそこポカーンとすんのよ。アホ毛までハテナになってるじゃない」

 

「ま、構わんではないか。ヘアスタイルなんてもんは似合っていればそれでよい。……心なしかこっちの方が前よりしっくりくるしの♡ かっこいいではないか~♡」

 

「レイン先生もそっち側ですか!? ――ま、まぁ、もうそれはいいです。それよりレイン先生にも聞かなきゃいけないことが……!」

 

「あ、多分俺と一緒です」

 

 二人で同じタイミングで挙手した。「申してみよ」とレイン先生はモノクルを光らせる。

 

「――先生はなんで、水鏡くんと私をくっつけようとしてるんですか? 意味が全く分かりません」

 

「そりゃあもちろん、わしも教師じゃからな……教え子には幸せになって欲しいものじゃ。他の変な男ではなく、律季のようなかっこいい男の子と好き合ってくれれば、わしも安心できるんじゃ」

 

「な、なんなんですかそれ!?」

 

「……その真偽はともかくとして、魔法使いとしての目的もあるでしょう? 天道先輩に近づけることで、俺の魔法の才能を開こうとした……ってことではないんですか?」

 

「ああ、それもあった。初めて会った時から、律季に魔法の才能があることはわかっていたからの。魔法使いは魔法使いと影響し合うゆえ、近くにいるだけで感応して能力が現れるケースがあるのじゃ。

 今回律季が夢に入ったのはわしも予想外の偶然で、結果的には最短の近道になったが……こんな危ない橋を渡らずとも、来月あたりには魔法使いとして覚醒できていたはずじゃ。わしと炎夏、二人の魔女と接触していたわけじゃからの」

 

 なるほど、妙に距離感が近かったのは、そういう理由もあったわけか――そう納得しかけたが、やっぱりおかしい。

 近くにいるだけで魔法の才能が開花するのなら、文字通りの『接触』は必要ない。耳元でささやくは、おっぱいを押し付けるは、谷間の匂いをかがせるは……そんなスキンシップは、必要ないはずだ。

 

「わしが律季に期待していたのは、炎夏の『彼氏』と『バディ』の二つの役割。炎夏は強力な魔法使いだが、その分狙われやすいしバディも見つかりにくい。一人でこの町を守るのは重荷じゃからの……炎夏を支えてやれる者をわしはずっと捜しておったのだ。

 ――その点律季は魔法の才覚があって、さらに男としても最高。あらゆる意味で炎夏のパートナーにふさわしい」

 

(おおむね考えてたのと一緒だな。……俺の事をいい男って言い張るのは、いつものからかいだろうけど)

 

「私が聞きたいのは、なんで自分の身体で釣ってまでそんなことするのかってことです。

 水鏡くん本人が私の事を好きなら、なおさらレイン先生が体張る理由ないですよね?」

 

「……ふむ。わからんか?」

 

「わかりません」

 

 俺も同じだ。そこだけは未だにわからない……いくら考えても、全くもってだ。

 俺が天道先輩のバディになった今、これ以上恋愛の手助けをしてもレイン先生にはなんの利益もないのだ。自分の体まで差し出すならなおさら――

 

 

 

「……ならば教えてやろう。わしが律季に胸を触らせる理由は……」

 

 

 

 ――むっぎゅぅぅぅ~~~~~~~~~っ♡♡♡♡

 

 

 

「ええっ!?」

 

「んぐっ!? むぅぅぅぅ……!」

 

「――わしが、律季のことを愛しているからじゃ♡」

 

 レイン先生がいきなり立ち上がって、俺を抱きしめた。

 顔面いっぱいに広がるのは――白衣越しの、彼女の爆乳の感触。春に一回だけ経験した天国が、再び目の前に現れた。

 

「おぬしら二人とも誤解しとるが、律季に胸を触らせるの、わしはぜ~んぜんイヤじゃないぞ♡ わし個人としては、律季にカラダを許すのに理由などいらんのじゃ♡ だって、好きなんじゃもん♡ 好きな男ならどこを触られたって別にかまわぬ♡

 ――ぶっちゃけおぬしに律季がフラれても、傷心につけこむ形でモノにできるから、むしろ好都合だと思っとったんじゃがの~。ま、セフレでも別に構わんか」

 

「セッ……!」

 

「わしは慎ましい女なのじゃ。もっとも、カラダはぜんぜん慎ましくないがな~♡」

 

「やかましいわい!」

 

「――しかし今回は個人としてではなく、フリーメイガスの魔女として律季に胸を触らせておる。

 これは、律季の能力の実験じゃ。ただの逆セクハラではない。趣味と実益を兼ねた逆セクハラじゃ」

 

「――じ、実験?」

 

「律季はおぬしの胸を触って、炎魔力を得たんじゃろ。それが他の女でも発動するのか確かめる」

 

「な、なるほど――って、だったら顔を押し付けても意味ないんじゃ?」

 

「……あ、そうか。手で触らせんとダメじゃな」

 

(天然!?)

 

「――きゅう……」

 

 今までの話が全然聞こえなかった。息をするのが精いっぱいだった。

 丸一分ぐらい只管やわらかくてあったかいものに擦り付けられ続けて、顔の感覚がすっかりなくなっている。

 

「よかったのー、律季♡ 結局ただただいい思いをしただけではないか♡ それとも気づかないフリしたほうがよかったかの?」

 

「……し、正直に言うと……イエスです」

 

「ホントに正直ね」

 

「――でも、こんなもんではないぞ♡ おぬしには今からもっと、もーっと、もぉ~っと♡ すっごくいい思いをしてもらうからのー……っ♡」

 

「――え……?」

 

「……えーっと……炎夏って夢の中は、基本的に魔装(ペルソナ)形態じゃよな? ほら、あのアホみたいな巫女コス」

 

「アホみたいなは余計です!」

 

「うーむ……であれば、服越しではダメじゃな」

 

「?」

 

「律季、立てるなら源形(アーキタイプ)を出してくれ」

 

「あーき……?」

 

「アレじゃ。炎夏の……なんとかランスと同じヤツ」

 

「ゾーネンランゼ・ヒンメルヴェークです!」

 

「聞いてもピンとこんわ。そういうとこばかり凝りおって」

 

 レイン先生も『聖槍』の名前は覚えてないらしい。

 そこがこだわりポイントなのか、天道先輩が若干ムキになっていた。

 

「じゃあ――在れ、『生本能の拳(リビドーナックル)』!」

 

「――ッ、きゃぁーっ♡ 律季、かっこいいのじゃ~っ♡♡♡」(パチパチパチ♡)

 

(っ……うれしい! 嘘でも気持ちいい……!!)

 

「もう、なにデレデレしてんのよ」

 

 レイン先生に変身を褒めてもらうのは死ぬほど気持ちよかったが、俺の源形(アーキタイプ)は天道先輩の『聖槍』に比べるとかなり地味である。

 武器はメリケンつき指ぬきグローブ、服も黒マント一枚のみ。制服姿の上に一枚黒い布を羽織って、手袋をはめ、フードをかぶっただけの状態だ。文化祭のチャチなコスプレと変わらない。

 

「そしたらわしも『変身』するかの♡ ――えいっ♡」

 

「なぁっ!!??」

 

 白衣と、その下に着ているシャツを、スポーンと乱暴に脱ぎ捨てるレイン先生。

 ――黒のレースの、巨大なブラジャーが露になった。

 

(うっわ!? す、すっごぉ……私からしても迫力ある!)

 

「なななな、なに脱いでんですか!? 誰か来たら……」

 

「来んよ。そのためにカギをかけたんじゃ。それと――まだ脱ぐと言ったら、どうする?」

 

「ま、まだって――まさか」

 

「まさかもなにも、残りはこれしかなかろう。律季のためにわざわざ買った……勝負ブラじゃ~♡ 

 ――ブラジャーじゃー♡ って言うのは語呂悪いから、ブラじゃー……って、言ったぁ~♡」

 

 ――あー、もうダメだ。かわいすぎる。死ぬほどエロいけどかわいいが先に来る。

 いつものウザ絡みをブラ一丁でされると、もう破壊力が半端ない。

 

「な、なんでそこまで……恥ずかしくないんですかっ!?」

 

「炎夏の魔装は乳がほぼ隠れておらん。パイタッチするなら必然的に肌に直接触ることになる。

 状況を完全再現するなら、わしもブラを外さねばいかんじゃろうが。しっかり生乳を揉んでもらわんとなぁ……♡

 ――って、おろろ?」

 

「……な、なにか……?」

 

「困ったのう……乳がデカすぎるせいで、ブラの留め具が壊れてしまっておる♡ わしの力ではどうにもならん♡ 

 ――わしのかわりにブラを外してくれる親切な男の人♡ どこかにおらんかのう~♡」

 

 あまりのことに閉口する俺に、レイン先生は「ああ♡ なんて事じゃ♡ 腕がからまってしまった~~♡♡」などと小芝居をしながら、腋を見せつけるポーズをとった。

 心臓の音が自分の耳で聞こえ、充血で視界が赤く染まる。 ――本能が『旨そう』と言っている。

 

「わしのナマ乳、見たくないのか~? 重みでブラを破壊してしまう、八つも年上の女のデカパイ♡ さわりたくないのか~?」

 

(……八つ……? やっ、八つって……!? それだけしか違わないのか!? 

 ――レイン先生ってこの色気で……にっ、二十三歳……ッ!!)

 

「……どうなのよ水鏡くん? 見たいの? さわりたいの?」

 

「……はい。さわりたいです。レイン先生のおっぱい、揉ませてください……」

 

 光に寄せられる虫のように俺はいそいそとベッドにあがる。もう逃げ道はないし――俺も、止まれない。

 レイン先生の奇麗な背中に、ブラのホックがあった。

 

「こ、壊れてないんですけど……これ」

 

「ふむ、そうか? ……だったらわしの前に来て、手だけ背中に回して外すのが良いかもしれんの♡ ブラが外れておっぱいがこぼれ出る瞬間♡ 正面から特等席で見たいじゃろ……?♡

 ――なんなら、無理やりはぎとってもらっても構わんし♡」

 

「……」

 

 もう言葉もなかった。

 ただ眼下に広がるレイン先生の爆乳をガン見しながら、震える手をブラのホックにかける。

 

 

 

「さあ、律季♡ おぬし自らの手で、このジャマな下着をしゅるりと外し……っ♡

 ――年上の雌のナマ爆乳を、思うがままに揉みしだくのじゃ♡♡♡♡♡」

 

 

 

 ――カチッ♡ 

 ――ばっるぅぅぅぅぅん!!

 

 

 

 

 

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