本作は、作者のネタと、ノリと、行き当たりばったりで制作された作品です
どうか皆様、生暖かい目で見守ってください
プロローグ
……灼熱
ー アタリイチメンヒノウミデ、ニゲバハナイ ー
……悲鳴
ー ダレカノダンマツマガ、ワタシノシコウヲソメアゲル ー
……鮮血
ー シカイガアザヤカナアカニソマリ、タイセツナダレカノチガフキアガル ー
……崩壊
ー クズレルヨウニタオレ、ワタシノカラダカラチカラガヌケオチル ー
……暗転
ー ナニカオオキナショウゲキニ、ワタシノイシキガカリトラレル ー
……喪失
ー メヲサマスト、クズレオチタワタシノイエ、ダレモイナクナッタワタシノマワリ、ワタシノキオクハキロクトカワリ、タダフカイキョウフニオビエルヒビ ー
ボクは何もかも失い、
ー全テガ灼ケ落チー
両親の亡骸を探し続けて、
ー黒ク燦然ト照リツケルアノ月ニー
慟哭したあの日は……
ー私ノ記憶ガ始マル場所……ー
《 コ レ ガ ワ タ シ ノ ゲ ン フ ウ ケ イ 》
時は二十一世紀も末が近しい西暦2095年……
魔法という力が御伽噺から、現実の物と成ってから、既に100年近くもの年月が過ぎようとしている。
ちなみに、魔法が始めて公式の記録に現れたのが、1999年の核を用いたテロを防いだ時とされている。
当時は魔法ではなく、超能力として研究されていたが、いつしか''魔法''という名称に変化し、定着していった。
そして、魔法は科学の用に項目化され、科学的研究対象となった。
……がしかし、裏社会ではそうではなかった。
『魔術』
代を重ね、血を繋ぎ、原初の一へと到達する……そんな、哲学にも等しい魔力の行使方であり、様々な事件の裏に潜む存在だった。
しかし、魔術が世に広まる事はなかった、その在り方ゆえに……
魔術師と魔法師……どちらも代と血筋が物を言う両者の決定的な違い、それは『目指すべき場所』に有る。
魔法師が求める物が未来への可能性ならば、魔術師が求める先は過去の追究だ。
彼等が目指す場所の名は諸説存在する……
あるいは「絶対なる一」、あるいは「初源の一」、あるいは「無限の知識」、あるいは「アカシックレコード」
枝分かれし、広がった末端から、始まりの原点へ回帰しようと力をつける……
しかし、そんな彼等の願いに対し、相対的な魔術の力は、人々に知られ認識が広がれば広がる程に弱まった……
故の『一般への秘匿』……
結果、魔法技術が蔓延した事により、魔術は衰退していった……
密かに闇へ紛れた、僅かな者達を残して……
そんな、魔術が廃れ、魔法師が一般的となった現代に、再び魔術は紡がれる。
乱れ舞うは鋼の刃……無限の剣は蘇る……
始めよう……これは、新たる運命 ー Fate ー を奏でる交響詩なのだから……