魔法科高校の剣製師   作:ハサウェイ

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今回は真由美会長が物思いに耽る話です

ついでに、とんでもビックリする位短いです

では、2.5話始まります


2.5話 真由美の帰り道

《side 真由美》

 

帰りの道すがら、私は何気なく二人の一年生を思い浮かべた。

 

「司波 達也くんと、衛宮 蓮華さん……」

 

実際に会って、どちらも稀有な存在だ……と言うのが私の感想だった。

 

司波くんは、入試七教科平均が百点満点中九十六点。

魔法理論と魔法工学に至っては、小論文を含め満点という前代未聞の高得点だ。

 

彼は「ペーパーテストの成績、情報システム中の話」と言ったが、私はそうは思わない。

 

それは、彼女 - 衛宮さんにも共通して言えるだろう(ただし、彼女の場合は実技でだが……)。

 

とある教師曰わく実技試験項目にある、対象への干渉強度の評価が突出していたのだ……他に追随を許さない程に……

事実、非常識な数値が結果には記載されていた。

この数値が本当なら、空間を自分の色に染め上げる事も出来るのでは……と思えてくる位だ。

 

しかし、その他は平均以下(というより下から数えた方が早い)なのだが、それを抜きにしても彼女は優秀な人材だと思う。

 

 

身体技能も、全国中学弓道大会・女子個人の部優勝というから申し分無い。

それこそ、「衛宮の射には魔が宿る」とまで言われ位の実力者なのだ。

 

だけど、衛宮さんには暗い過去が有る……

 

実家の力を借りて調べた内容に、その¨事件¨は有った。

多分……いいえ、確実にその事が彼女を蝕んでいる……今日の反応を見て、私はそう確信した。

 

そこまで考えて、ふと彼女の姿が頭に浮かんだ。

 

それにしても……あんなに綺麗になるなんて、ちょっとお姉さん感激かも……

 

十年程前 - それこそ、衛宮さんは覚えて無いようだけど……その時見た衛宮さんは、彼女のお父様の後ろに隠れて恥ずかしがっていた少女だったのに……

 

今では凛とした佇まいに、澄んだ瞳、白磁のような肌で、どことなく儚げな雰囲気は異性を惹きつける魅力がある。

 

それに、引き締まった、それでいて出るところの出た綺麗な体形……

 

うん……なんか嫉妬しちゃうなぁ……

若干(そう若干です、大事なことなので二度言います)子供体型な事は私も気にしてるけど、あそこまでモデル体形だと羨ましく思うのが女性の性よね……

そうだ、そのうち買い物でも誘おうかしら……?

あの子、司波くんと違って弄りがいありそうだし、事故を装ってちょっとした悪戯してみようかしら?

もちろん、摩利も誘ってね……

 

 

そんな脇道に逸れた思考をそのままに、今日も変わらぬ空を見上げた。

茜色に染まる空は近代的な街並みに溶けていき、夜の帳が降りてくる……

 

そんな平穏は、以外にも壊れやすい……と私達が知るのは少し先の話になる……




てな感じで、ようやく原作主人公の名前が出てきました(色々反省中……実は出てくる予定が作者の阿呆が……←色々察して下さい)

次回以降では、原作キャラも出てきますのでお楽しみに!!
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