がっこうぐらし! 難易度ナイトメアで真・全員生存RTA 作:ランディー55
いや本当、申し訳ないです…
ついに主人公の謎が明かされる(願望)RTA、はぁじまぁるよー!
前回はショッピングモールで狂戦士君と激闘を繰り広げましたね。
今はTENGA君の馬鹿力で壊れた村雨をポイ捨てして無事学校に帰ってきた所さんです。
よく分かりませんが上からりーさんが荷物は後でいいからさっさと上がってこい(意訳)と言っているので“かれら”を排除しつつパパパっと上がりましょうか。
と言ってもTENGA君は色々とボドボド(オンドゥル)なので先にシャワーを浴びていきましょう。
「ったく“奴等”…分かっとったが由紀がおってもお構い無しかいな…
しかし何でバーサーカーを操ってまで…」
女の子みたいな顔に細マッチョの体がセクシー…エロイ! TENGA君はちゃーんと男の子なんだなって(性癖展開)
そしてTENGA君の☆O☆TIN☆TIN☆が今度こそ見え…! 見え…!! …ないみたいですね(諦め)
「はいタオル」
「ん、ありがと」
「……突っ込まないんだね?」
「予想はしてた」
何故かいるアルビノちゃんからタオルと服を貰いました。
渡す物があるとか言ってた気がしますが、それでいるんでしょうか?
アルビノちゃん曰くいつもの部屋で皆が待ってるらしいのでTENGA君もパパパっと体拭いて皆の所にいきましょう。
「全員…揃ったな。じゃ、話させてもらう」
さて、これからはホワイトボードの前に立つTENGA君の関係者と推測される女の人がTENGA君の正体について話すと思うんですが…正直、お話が長いとタァイムに影響してRTA的によろしくありませんので、こ↑こ↓の会話はスキップしたいと思います。
ですが完全にスキップしてしまうと重要な情報まで纏めて飛ばしてしまいますので、こ↑こ↓は私の秘技「
仮に飛ばしてしまっても後でログを見ればいいですからね。
じゃオラオラ来いよオラァ!
「…と、言う事だ」
えー…今日は、TENGA君の種明かしの日だったはずなんですけど…
情報は…何一つ…得られませんでした(ガチャ)
何一つ得る事できなかったでスゥゥゥゥゥゥ…
はい、話の内容は現在の世界状況の解説とバイトイベントだけで、TENGA君とTENGA君のお兄さんはランダルの凄い戦力ぐらいにしか触れられませんでした。
狂戦士君との関係も気になりますが、バーサーカーのバの字も出てきませんでした。
しかし、二人が学園生活部とは敵対関係ではないと明確になったのは地味ながらも大きいですね。
しかもTENGA君はイレギュラーが発生した際の切り札として待機しつつ学園生活部のバイトを手伝うのが仕事だそうなので、TENGA君がいる限り死者はまず出ませんし、タァイムに影響するイベントはTENGA君の謎パゥワーを駆使すれば実質存在しないと言ってもいいです。
クォレワ勝ったも同然だな! ガハハ!
あ、念のため解説しておきますと、バイトイベントとはランダルからの依頼をこなし報酬として物資をもらう、文字通りバイトをするイベントです。
基本メリットしかないので、本RTAでも”えんそく“が終わった後ランダルビルまで行ってフラグを立てる予定だったんですが、今回は運良く省けましたね。
反対意見もなく、ギスギスした雰囲気になってないものグッドです。
「じゃあ…私は帰るわ。典雅、放送室のパソコンとか通信機の接続よろしく。
鉄砲は二階に置いてる。頼まれたの持ってきただけで私はよくわからんからそっちで確認して。
…あ、
んー…もうない…な。じゃ、なんかあったら呼んで」
「ん」
あ、そうだ(唐突)
この青髪ポニテでスモモの髪飾りを着けており、いかにも寝不足といった表情をした研究者みたいな格好をしている女の人ですが、この人はTENGA君の育ての親らしいです。
厳密には偽名らしいですが、名前は“
名前だけだとなんとなく響きが悪いので、これからは丁寧丁寧丁寧に金玉さんと呼びましょうか。
では一旦解散したので、TENGA君は金玉さんに言われた通りに放送室で通信機の接続をし――ました(ました工法)
そして当然の如くパソコンや通信機の高レベスキル持ちが判明しましたが、TENGA君ではいつもの事なのでわざわざリアクションする意味はないですね(遠い目)
次はTENGA君とTENGA君のお兄さん二人の仕事道具(意味深)の確認です、二階に纏めてあるらしいのでさっさと行きましょうか。
「あ、終わったんだね。待ってたよ」
「…二階どうなっとる」
「皆が上でやってる時に僕が安全にしておいたよ。
死体は燃やしておいたけど血とかはそのままだから」
「ん…助かる」
「しかし何で今までなにもしてなかったのさ」
「夜しか使う機会ないし、色々置いてる図書室を見られると厄介そうやったんや。
つか、そもそもここまでヒデェ事になる何ざ俺も聞いてねぇ」
「…なるほど」
「で…渡すモンって?」
「ジャジャーン!」
「…脇差?」
「
本来は僕のお母さんが使う物だったらしいんだけど、君達に渡してくる様に言われたんだ。
多分最初から君達に用意してて自分で使う気分はなかったんじゃないかな?」
「……あんのアバズレが」
「言葉の割に表情が嬉しそうだね?」
「うっせ」
先に部屋でスタンバってたアルビノちゃんにTENGA君&TENGA君のお兄さん専用の脇差「叢雲」を貰いました、渡したがってた物はこれだったようですね。
全長は60cmぐらいで2M近くある村雨より短いです、村雨は長すぎて室内での近接戦には使いにくかったのでクォレワありがたいですね。
でも色々と大丈夫なんですか? お二人敵対関係では?(素朴な疑問)
「…で、まだおるんか?」
「僕がいたら駄目?」
「いやべつに。仮にも
「俺の?」
「……何でもない」
「えぇー?」
って言った側からアルビノちゃんの名前が判明しましたね。
そして同時にプロフィールが一部解禁されました。
えぇと…フルネームは「
一体どんな部隊なんだろうなぁ…(すっとぼけ)
あ、全然関係ない話ですけど、TENGA君って学校では“レイヴン”って愛称で呼ばれてたらいっすよ(白目)
肝心の二人の関係性は…黒塗りですね。
昼の様子を見るに敵対関係はまず間違いないと思うんですが…、今のTENGA君の反応を見るに結構ヤバめのドロドロした昼ドラ的展開がありそうですねクォレワ…(名推理)
「ま、いいや。それよりこのガンケースの中身見せてよ。これ何?」
「そんなおもろいモンは入っとらんぞ」
さて、現状これ以上歌音ちゃんの事は分からないので、TENGA君の仕事道具(意味深)を確認し――え、何これは(ドン引き)
「ASh-12.7、RSh-12、KS-23…ね。殺意の塊って感じだ」
全部このゲーム最強クラスの銃器なんですが!?
しかも2セットあるって事は、何かあった時はこれ持ってお兄さんと二人でカチコミに行くんですよね…(恐怖)
「確かに生物兵器相手にはいいだろうけど、普段使いには強すぎるんじゃない?」
「流石にそこはMk23とMCX、後叢雲使う。いくらなんでももったいない」
「あそうそう、Mk23で思い出した。はい」
「…あ?」
「サプレッサーとLAM着けたままでも腰にぶら下げられるホルスター探してきた、流石に不便でしょ」
「別にそこまでせんでえぇて…」
「いらない?」
「…いる」
お? かのんちゃんからさらにMk23のホルスターを貰いましたね。
いままではOTs-38がメインだったのであまり気にした事はありませんでしたが、金玉さんにOTs-38が没収されてしまい、消去法でMk23がメインになったのでこれもありがたいです。
確かにフル装備は強いですが、かのんちゃんの言う通り一般的な“かれら”相手に使うには色々過剰でもったいないので、これから普段は叢雲とMk23で戦いましょう。
では試しに装備してどんな感じか確かめてみましょうか。
Mk23は右腰に、叢雲は左腰に…っと。
「…普段は…こんな感じか」
右手にMk23、左手に逆手持ちで叢雲を構えるTENGA君カッコいい…カッコよくない?(小並感)
「でもなんでMk23が学校に置いてあったんだろうね? もっといいのはいくらでもあるのに」
「俺が頼んどいた。前の壊れてん」
「えぇ…、君もうかれこれ10個ぐらい潰してない?」
「しゃーないやろ、取っ組み合ったりしたら歪んだりするやん」
「普通そんな力出ないと思うんだけど…」
「俺も相手も普通やないからな」
…って試着して遊んでいたらいつのまにか日が沈んで晩御飯の時間になりました。
TENGA君のお兄さんが呼びに来てくれましたが、これからTENGA君は二階のお掃除をしなければならないので選択肢は断るを選んで会話はスキップしてしましょう。
「ん、どないした?」
「晩飯食うから歌音も連れて一緒にこいってよ」
「え、僕も? 僕はそろそろ帰らないといけないんだけど…」
「俺らはいらん、飯の無駄や。二階の掃除もせなアカンしお前だけ食ぅてこい」
「いやどない説明すんねん…、まさか馬鹿正直に永久機関があるとか言わんよな?」
「流石にないわ。まぁ…専用の栄養食があるとでも言っといて」
「あい。で、呼び出されたからちょっと行ってくる。バイク借りるぞ」
「ん。帰りは?」
「多分夜の2時ぐらい」
これからお仕事(意味深)なのかTENGA君のお兄さんが着替え――ん?
腰が細い…細くない? それにお尻もおっきくてTENGA君みたいに筋肉もありません。
まるで女の子みたいだぁ(直喩)
――あ、そうだ(回想)
狂戦士君とかですっかり忘れていましたが、TENGA君のお兄さんのプロフィールはまだ確認してませんでしたね。
忘れないうちに確認しておきましょうか。
ええと…名前は「鳳条彩葉」、TENGA君の双子の“妹”らしいです。
お前女の子かよぉ!?(驚愕)
確かに肩幅こそゴツめですが、よく見れば体のラインは完全に女の子です。
今まではラインが分かりにくいスーツを着ていた上、胸がつるぺたで髪も短いので男の子に見えていたようですね。
顔だけならTENGA君と瓜二つなのに、人間って髪型一つでここまで印象変わるんですね…(感心)
詳しいステータスはTENGA君同様ドラマツルギーが働いていて大半が黒塗りですが、昼の様子を見るにTENGA君に追随する化物なのは間違いなさそうです。
「じゃあ、僕も帰るよ」
「気ぃ付けろよ、二人共」
かのんちゃんは駐屯地に、いろは…いやIROHAちゃんはお仕事に行っちゃいましたね(桃太郎感)
TENGA君はイレギュラー発生時の切り札として温存されていますが、IROHAちゃんは普通にお仕事があるので学校にいる事はあまりないそうです。
かのんちゃんは…んにゃぴ、ちょっと所か全く分かんないです…ハイ…
「……掃除するか」
さてこれからはお掃除の時間ですが、このままだとミニゲームと大した事ない会話を飛ばすだけの絵面になって視聴者兄貴姉貴達が暇すると思うのでぇ…
(ずずずっずぞぞぞぞ~)
ぷはー 今日もいい天気☆
この事態は最初から想定されていた。
先にマニュアルで知っていたとはいえ、ハッキリ言われると改めてショックだ。
しかし最初から想定していたのだから、解決法も最初から用意されている。
専用のワクチンを使い、“かれら”の源である菌を殺せば“かれら”も必然的にいなくなるそうだ。
人間が“かれら”になる理由はこの巡ヶ丘の沼から発見された新種の菌が原因だそうで、過去にも今と似たような出来事を発生させていたそう。
そしてこの菌には対になる別の菌が存在していおり、それをベースにワクチンを開発すれば理論上は“かれら”を葬る事が可能なのだと。
しかしそう簡単にワクチンが作れる訳もなく、最低でも6ヶ月は必要とする上、6ヶ月を過ぎた場合は核ミサイルでこの町を無理矢理浄化すると言う事になっているそうだ。
「なのでここで食い止めなければ……我々は皆纏めて死ぬ。そうならない為にもここにいる皆には手伝って欲しい。
…勝手な事を言っているのは重々承知だ、その上で頼む」
ホワイトボードの前に立つ青い髪の女性、キムオクさんは頭を下げてそう言った。
私の隣にいる鳳条さんが珍しい物でも見たかのような表情をする中、皆は互いの顔を見合せ、最終的に私を見つめた。
判断をして欲しいのだろう。
神山先生と顔を見合せる。
私達に意見の相違はなさそうだ。
「……手伝います。どの道、それ以外何も出来ないんでしょう?」
「…そう言ってくれると有難いよ」
言いくるめられていると言ったらそれまでだが、かと言って反発しても意味がない。
正直感情的には反発したいし、生徒達を危険に去らすような事もしたくないが…そんな事を言っていられるほど甘い状況じゃないんだ。
菌の力は凄まじく、まだ二週間ちょっとしか経っていないのに世界中がこの有り様だそう。
つまり今この町から逃げた所で何も変わらない、それどころか核ミサイルでもろとも消し飛ばされるかもしない。
それなら少々危険でも代わりに生活が保証される方がいい。
「なら私からは以上だ。何かあったら典雅と彩葉に聞け。
で…典雅、ちょっと来い。あ、放送室ちょっと借りるぞ」
キムオクさんはそう言うと鳳条さんと一緒に部屋を出ていった。
それをまるで眠たそうにする猫のような様子で眺めていた鳳条彩葉さんが口を開く。
「それで…私らは何しよか」
「荷揚げ…ですかね…?」
「あぁ、それやミキちゃん。じゃあ下は私が――」
「僕も手伝おうか? ただ待ってても暇だし」
「…お前どっから出てきた…」
「配達待ちだよ、終わるまで下の階でちょっとね。邪魔するのも悪いと思って」
異常なまでに肌と髪が白いツインテールの背の高い女性が扉からひょこっと顔を出している。
赤い目には光がなく、死んだ魚のような目…いや、表情は笑っているが目は笑っていない…のも少し違う。
何だろう、全てを見通しているような…と言えばいいのだろうか?
ともかくただ者ではない雰囲気を感じる。
「え…貴女は…?」
「ただのしがない自衛隊員で、典雅くんの関係者。それだけ。
君たちとは関わる事はないし僕の事は別に気にしなくていいよ」
「…まぁええわ、なら手伝え。典雅はちょっと時間掛かるやろから。
じゃあ私とコイツは一階で車からエレベーターまで荷物運ぶから、上はそっちでどないかして」
そうして無理矢理推し進められて始まった荷揚げは二人のおかげですぐに終わり、荷物の整理整頓をする段階になった。
鳳条彩葉さんもやると言ったが、力仕事を終えた後なので休むように言うと部室のソファーにその大きな体を寝かせ、大きなため息を吐いた。
「あの…鳳条彩葉さん」
「ん?」
「あのツインテールの人はどうしたんですか?」
「あぁ、アイツなら二階で典雅と色々しとる。
本人も言っとったけどアイツはセンセーらとは関係ないから気にせんでええよ。
…っつか関わらん方がええ、深くは言えんが。ま…私らも人の事言えんがね」
「それはつまり…鳳条さんもと言う事ですか…?」
「ま、せやね。詳しく聞いた訳やないけど、夜随分とお熱らしいのも止めた方がええで」
「え!? そ、それは…その…」
「悪い事言わんからアイツにあんまし近づくな、必要以上に関わらんのが身のためやで」
「で、でも…」
「私は言ったからな」
「………」
…飄々とした、掴み所のない猫みたいな人だ。
そんな思考を片隅に荷物の整理整頓をしていると、いつの間にか日が沈んで晩御飯の時間になっていた。
鳳条彩葉さんに鳳条さんとツインテールの人を呼んでくる様に伝えると、「私は用事があるからいい」と言ってそそくさと部屋を出ていった。
暫くすると全体的に黒い服に着替え銃を背負った鳳条彩葉さんがエレベーターで戻ってきた。
そして「二階の掃除するし、専用の栄養食があるからいらんって。後歌音は帰ったってよ」と言いまた逃げるようにエレベーターのボタンを押して下に降りていってしまった。
外からバイクのエンジン音が聞こえる、鳳条さんのバイクだ。
次第にそれは遠ざかり、最後は闇夜に飲まれて聞こえなくなった。
「…佐倉先生? どうかしました?」
「いえ…鳳条彩葉さんにはどう接すればいいのかって少し…」
「あー…確かに彼女、かなり気難しそうですよね。
直樹さんと祠堂さんによると、ショッピングモールにいた時はかなり明るい感じだったそうなんですけど…」
「演技…だったんでしょうか。余計な不安を与えない為の」
「恐らく…と言うか確実にそうでしょう。
でもあのまま孤立するような立ち振舞いを放っておく訳にもいきません、出来る限りの事はしましょう」
「…そうですね。いくら特殊部隊と言え、彼女もまだ子供ですからね。
――神山先生、一ついいですか?」
「はい?」
「晩御飯をちょっと外します、おかわりが必要なら私の分もあげてください。
私は少し…二階で鳳条さんと話をして来ます」
「え? は、はい、分かりました」
重い防火扉を開け、静かな階段を降りていると気の抜けた低音の鼻歌が聞こえて来た。
それと同時にモップを床に擦ったり、バケツの金属音や水のチャパチャパした音も聞こえる。
ギャップを感じつつ二階の防火扉を開けると、そこに彼はいた。
「おーあい、すけーありー…。そーあい、すきゃーありー…。
なーうあい、すけーあ――って先生? どうされたんです?」
「少し…お話がしたくて」
「話? 必要な事はたまが全部話したはずですが…何か不備がありましたか?」
「いえそうではなくて。鳳条さん、貴方の事について聞きたいんです」
「私…ですか? 別にいいですけど…立場が立場なので話せるような事は殆どありませんよ?」
「いやそうじゃなくて…私は「鳳条典雅」と言う人が知りたいんです。
…最初からそう言うべきでしたね、ごめんなさい」
「つまり…私の素性が知りたいと言う事ですか?」
「敬語ももういいの、素の貴方が知りたい。
今までの民間人を保護する特殊部隊としての面ではなくて、素の貴方が見たい」
「……これでええんか?」
「…! はい!」
「でも何でいきなりそないな事を?」
「お昼に鳳条彩葉さんに言われたんです、鳳条さんとは深く関わるなって。
でも…そんな急に関わるなって言われても…
だから、いてもたってもと言うか…夜まで待てなかったと言うか…
とにかく今ここで行かないと駄目だって思ったの、鳳条さんが何処かに行っちゃうような気がして…」
「あぁ…。それ多分、彩葉が俺と他の女が関わってる所見たないだけやで」
「え?」
「どーせそれっぽく言ってただけやろ? アイツいっつもそーやねん…別に何処にも行かんってのにや…はぁ。
でも何で俺の事そんな気にすんの? 自分で言うのもアレやけど、俺は全部の元凶のランダル側やで?」
「…私は大人である以上に教師、子供達を護り導かなければなりません。
私にはその権利と義務がります。
それは無論、貴方も彩葉さんも例外ではありません」
「…めぐねえはめぐねえやね」
「めぐねえじゃっ…って?」
「ハハハッ! 敬語ええっつったんそっちやからな、好きにやらせてもらうで。
ま要は俺も生徒って事やろ? 嬉しい事言ってくれるやん。
じゃ今までの無しやな、もうあんな事する意味ない」
「今まで? まさか…夜の?」
「んぁ。立場としてはセンセーがトップやからね、操れりゃ楽になるからあんな事してた。
ついでに言うとあの酒もツマミも俺がひっそり食おうって思ってた」
「え、えぇ…。じゃあ…女性恐怖症も嘘だったの?」
「いやそれはマジ。やからセンセーにはめっちゃ感謝してる、ありがとな」
「ん…!?」
鳳条さんの大きな手で頭を撫でられる。
しかし今までとは違いかなり乱雑だ。
顔も子供を宥める親のような笑顔ではなく、単純で純粋な無邪気さを感じる。
鳳条さんのこんな顔…初めて見た。
「もう…!」
「ちょうどえぇ位置に頭があるのが悪い。
あ、そーいやセンセー晩飯は?」
「長くなりそうだから私の分もあげていいって言って降りてきたから…もうないと思う」
「時間も時間やし、食い終わった所かもう寝てるやろなぁ…
ほなこれ終わったら作ったるわ、彩葉も歌音おらんから暇やし。センセーは待っとって」
「私も手伝います、人じゃ広すぎるわ」
「じゃ御言葉に甘えて…あい」
鳳条さんはそう言って私にモップを押し付けると一人トイレの中に消えて行った、おそらく新しくモップを取りに行ったのだろう。
今までの鳳条さんとは打って変わり、気さくで明るい様子に内心驚きつつも私は床にこびりついた血をモップで擦った。
[ASh-12.7/ShAK-12]
FSBの要求によって制作された単純な威力だけなら世界最強のアサルトライフル。
スナイパーライフルに使われる[338ラプアマグナム]をベースに開発された[12.7×55mm弾]を使用する。
世界最強と言っても対テロ部隊が使う事を想定している為、防弾チョッキは貫通しつつ過度な貫通力で民間人や人質へ二次被害が及ばないような仕組みになっている。
正式採用こそされているのだが、今まで目撃された事や特殊部隊が使ったと言った情報が一切ない為運用状況については謎が多い。
名前についても謎が多く、今は[ShAK-12]と呼ばれているらしいのだが、このShAK-12が[ASh-12.7]を中心とする複合体名としている資料もある。どう言う事なの…(レ)
作中の個体はホロサイトにレーザーサイト、ライトにフォアグリップとゴテゴテに盛られている。
[RSh-12]
上記のShAK-12と同じ弾を使う5発装填のカクカクしたデザインのリボルバー。見た目がカッコいい(小並感)
2014年の銃器展示会でお披露目されたが、10年経った今でも追加情報がなく採用されたかどうかも不明。
素人目に見ても色々と無理があるので恐らく没になったと思われる。
他にもこれをベースに設計された民間用のリボルバーライフル[MTs-569]が開発されているが、発売されるのかは不明。
作中の個体は標準仕様。
[KS-23]
ソ連で開発された刑務所暴動鎮圧用のクソデカショットガン、その名の通り通常の12ゲージ(18mm)よりも巨大な専用の23mm弾を使う。
この大口径を生かして低致死性ゴム弾(40m以内で当たると死)や催涙弾といった当初の目的である暴動鎮圧用弾のみならず、普通の散弾や自動車のエンジンを破壊する対車両弾、7階の高さまでふっ飛ぶ鍵縄弾等が存在する。
ちなみにソ連では20mm以上は砲で未満はカービンになるのだが、KS-23の正式名称は「特殊作戦用23mmカービン」と言い、本体も弾も特殊機材として採用されているので分類上では銃ですらない。
ガバガバじゃないか…(困惑)
作中の個体はKS-23M「ドロースト」。
ノーマルKS-23を小型化した物。