がっこうぐらし! 難易度ナイトメアで真・全員生存RTA   作:ランディー55

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さんげんめ! 二日目夜~マニュアル開封

 “かれら”に情け容赦をしてはならない、こちらが殺られる。

 

 確かに鳳条の言っている事は理解出来るし正しい。

 昨日から唐突に出現した“かれら”は、誰がどう見ても人間ではない。

 ハッキリ言って、あれは人を喰らう腐り果てた死人だ、化物だ。

 

 …しかし、そんな“かれら”でもつい昨日まで普通の“人”だったんだ。

 そんな“かれら”に対して躊躇なくシャベルを振り下ろし、首に突き刺すと言う行為はやらなきゃいけないと分かっていても気が引ける。

 

 だが人間、どんな状況でも経験すれば大なり小なり慣れる物らしい。

 手の震えが収まらないが、中盤以降は“かれら”を殺すのに抵抗を感じた事は特になかった。

 …まあこんなの、慣れない方がいいに決まってるが。

 

 せめて他の皆には()()()()をさせないようにしよう、これからは可能な限り俺達だけで切り抜けよう。

 

 頭が潰れた、もしくは首が完全に切断された“かれら”を窓から投げ捨てながら、俺はそう鳳条に話した。

 彼は静かに頷いた。

 

 残った血を拭き取り手を洗うと、俺達は三階にいた全ての“かれら”を殺し階段を防火扉で塞いで安全を確保した事、そして教室のロッカーに隠れていた二人の事を放送室にいる皆に報告。

 皆はそのまま散らばったガラス等の掃除や使える部屋や物を探す為に放送室を出て行った。

 

 俺も着いて行こうとしたが、鳳条に体力的にも精神的にも消耗しているから今は大人しく休んどけと言った内容の事を言われたので、今は胡桃に見守られながら机等を纏めて取っ払った放送室で横になりぐったりと寝ている。

 

 そのまま暫く特に何も考えずにぼーっと天井を眺めていたが、ふとある一つの疑問が頭に過った。

 

「…なぁ胡桃、聞きたい事があるんだがいいか?」

 

「何ですか?」

 

「あいつ…鳳条についてだ」

 

 鳳条典雅。

 一見女の子にしか見えない整った顔立ちの凄く背が高い彼は、その顔には到底につかない凄く低い声でそう名乗った。 

 名は体を表すと言うのかその容赦は完璧と言っても差し支えないほど整っておりとても美しい、さながら精密に造られた人形のようだ。

 体型もスラッとした細身ではあるが…恐らく着痩せしており、服を脱げばそれはもう顔とのギャップが凄まじい筋骨隆々な体をしてるに違いない。

 普通の人間はいくら体格が優れていても“かれら”の頭にハンマーをネジ込み頭蓋骨を突き破って脳味噌を潰し、確実に息の根を止めるなんて事はどう考えても不可能だからな。

 

 そんな必要な事以外喋らない無口な彼が普段学校でどんな風に見られているのか、ただ単純に気になったから何となく聞いてみた。

 

「うーん…、女子からの人気が高いアイドルみたいな奴…ですかね?」

 

「アイドル?」

 

「そんなに詳しい訳じゃないけど、実際女子からの人気は目茶苦茶高かったです。

 よくクラスの女子が玉砕したーって話題になってましたよ、あの子でも駄目なのかーって」

 

 胡桃によると、鳳条は去年の秋初め頃に家の都合でここに引っ越してきたらしい。

 その容姿とミステリアスな雰囲気で、誰に対しても礼儀正しい謎が多い美人として人気を博し学校のアイドル的存在になったんだと。

 一部では黒色のイメージと転校してきた事、背が高く大きい所からの連想で“ワタリガラス”とか呼ばれているそうだ。

 

 そんな人気者の彼だが、学校内に友達がいるような所は目撃されておらず、丈槍と友達だったのは胡桃も初めて知ったそうだ。

 他の特徴として、勉強は得意でないのか成績は何とかギリギリ単位が取れているぐらいに悪いと言う。

 しかし単純に頭が悪い訳ではなく、これ以上目立ちたくないから実力を隠して本気を出してないだとか噂されているが…真相は謎だ。

 

「ま、要は世間一般で言う不思議ちゃん…いや不思議くんなのか…!」

 

 足を上げて振り下ろし、勢いで胴体を起こして立ち上がり立て掛けていたシャベルを持つ。

 

「先輩…? 大丈夫なんですか?」

 

「あぁ。これから鳳条と二人で二階から食料を取ってこなくちゃいけないからな、まだゆっくりする事は出来ない」

 

 胡桃に礼を言い部屋から出る。

 鳳条の下に行くと、鳳条と一緒に先生に全然怖くない説教をされた。

 

 今回は先生も着いていくと言っているが、戦闘は二人で十分だし後方で指揮を取る人間も必要だと言うと意外な事にすんなり納得してくれた。

 さっきは俺達だけに任せるのが心配で着いていこうとしていたが、今の結果を見て納得したようだ。

 …まあ…俺がやったのは鳳条の援護で、大半は鳳条がハンマーで文字通り瞬殺して対処したんだが…

 

 何はともあれ、先生の説得に成功した俺達は非常用のリュックを背負い、それぞれハンマーとシャベルを持ち鳳条と一緒に二階へと向かった。

 

 階段を下りながら深呼吸をする。

 

 “かれら”は死人だ、化物であり人間ではない。

 “かれら”に情け容赦をしてはならない、こちらが殺られる。

 

 そう何度も自分に言い聞かせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 誰もが目を奪われていく完璧で究極で最強で無敵のアイドルが行くRTA、はぁじまるよー!

 

 前回は三階を制圧、置いていっためぐねえに大して怖くない説教をされた所さんでしたね。

 今は二階食料探索に同行しようとするめぐねえを先輩と説得している所です。

 

 キャラによっては超簡単に説得出来ますが、毎度そう上手く行きませんので走者のスキルが試される場面でもあります。

 …しかしこ↑こ↓、主人公のスペック関係なく簡単に説得する裏技があります。

 あまり知られていませんが、こ↑こ↓は♂主人公と先輩がいる状態で少し理由付けをするとめぐねえも「ままえあろ(渋々)」となり説得がすんなり行くんですねぇ。

 

 ちなみにこ↑こ↓以外にも先輩がいると、大学に行った際にクロスボウを撃たれる事なく大学組との交流が上手く行きます。

 戦闘力もKRM姉貴と同等レベルに先輩は強く、デメリットもKRM姉貴覚醒が面倒になるぐらいなので先輩をちゃーんと助けて皆も先輩生存RTA…走ろう!(RTA提案おじさん)

 

 ではめぐねえの説得が終わったので、リュックを背負って下の世界(意味深)にイクゾー(デッデッデデデデ!)

 

「…何でこんなに多いんだ…?」

 

 先輩が食堂準備室からチラッと見える食堂にギチギチに詰まった“かれら”を見てドン引きしていてますね。

 わざわざ先輩にこれを見せているのは“かれら”の行動原理を察してもらい、いざと言う時に放送室から音声を流して下校させる為です。

 

 皆様はご存知でしょうが、“かれら”は生前の記憶に強く影響を受けます。

 朝は登校しますし、昼間は食堂ギチギチになりますし、夕方は下校します。

 放送を聞いた場合も同様で、律儀に帰ってくれます。

 

 まあこの難易度だと回数制限ががあって5回ぐらいで効力を失くすんですけどね(デデドン!)

 これで敵も強化されたランダム“あめのひ”で6ヶ月も生き残れとかマ?(絶望)

 

「…まあ何でもいい、今はこれを持って行くのが先決だ」

 

 良くないと思うんですけど(名推理)

 “かれら”がこ↑こ↓にわざわざいる理由があると思う…思わない?(反語)

 

「確かに、朝も登校でもしてるのかってぐらい多かったな…

 …なら今は昼飯でも探してるのか?」

 

 ヨシ!(現場猫)

 先輩が“かれら”を考察しています、イイゾォ~これ。

 この調子なら近々“かれら”の性質を理解してくれるでしょう。

 

「これなら野菜炒めが…

 …いや()()…いけるかしら?」

 

 使えそうな物を生徒会室から発見されたリュックに纏めて突うずるっ込んでやると、食材達が出口を求めてリュックの中をぐるぐるしている。

 暫くすると限界を迎え、りーさんの前にドバーっと出てきたんや。

 もう机中、野菜まみれや。

 

「あ、でもそうね…これだけじゃ…

 うーん、悪いんだけど…お肉頼める?」

 

 あ、いいっすよ(快諾)

 お昼御飯はチャーハンでも作るのかな?(名推理)

 

「はいチャーハンよ」

 

 チャーハンd…チャーハンだった(偽淫夢)

 りーさんとめぐねえ制作のチャーハンとかめっちゃ美味しそう(小並感)

 

 お昼御飯は生徒会室にあった保存米と下の世界(意味深)から持ってきた卵や野菜達を使ったチャーハンでしたね。

 今日の夜御飯も在庫があるので必然的にそうなりそうです。

 

 しかし10人もいるとなると食料不足が心配ですね。

 普通であればめぐねえ、ゆきちゃん、りーさん、KRM姉貴、主人公の5人ですが、今回はその倍いますから当然食料の消費も倍になっています。

 今回二人がシャトルランして持ってきた物と三階にある非常食ではもって2週間程度ですね、少なくなったらその都度補給する事になりそうです。

 もっと食堂からいっぱいいっぱい持って来る事は可能ですが、三階にある冷蔵庫じゃ狭いので管理しきれませんので。

 

「しかしここ思ったより広いな、これならここを寝室にしてもいいんじゃないか?」

 

 現在いるのはいつもの生徒会室の隣にある空部屋です、扉で生徒会室とも繋がっていますね。

 TENGA君と先輩のシャトルラン中に部屋を人海戦術で整理整頓をしてくれたので、今はいい感じの部屋になっています。

 元々使われてなかったのか、“かれら”もおらず窓ガラスも割れてないので“あめのひ”でも安心です。

 チョーカーさんも言っている通り、床に最初からカーペットが敷いてあるのでこ↑こ↓を寝室にしてもよさそうですね。

 

 さて、画面では改めて作戦会議をしていますね。

 救助を待つか、自分から駐屯地まで行くかの二択を議論していますが、こ↑こ↓は救助を待つにします。

 どうせ警察や駐屯地行っても“かれら”まみれで無駄ですからね(無慈悲)

 それにそもそもそこまで大人数で行く手段がないので。

 

「そうね…ここは設備もある、無理に出歩く必要もないから暫くは学校暮らしになりそうね…」

 

「………む!」

 

「どうしたの? 丈槍さん?」

 

「良いこと思い付いたよ、これからは学校で暮らすんでしょ? 折角なんだからさ、部活作ろうよ!」

 

「…部活?」

 

「そうだね…顧問はめぐねえで、“学園生活部”とかどう!?」

 

 お、学園生活部の創部イベントですね。

 これが起きた所で特段メリットがある訳ではないですが、これが発生する時の皆の反応でSAN値が安定しているかどうかがわかる指標になりますので、現在の状況を知るのにはうってつけです。

 

 今回は平穏無事でしたので、皆のSAN値は極めて安定していますね。

 イイゾォ~これ。

 

 そのまま何事もなく三階の整理整頓と日常イベントで時間が過ぎ去り夕方になりましたので、後は明日やるとしてシャワーを浴びて寝袋に…ってTENGA君どうしたんですか?

 

「…いや、俺の服と同じサイズがないんよな…」

 

「あーそっかぁ、てんくんおっきいもんね」

 

 あちゃー、TENGA君にぴったりな寝間着のサイズがありません。

 まあ身長が2mもあるから仕方ないね♂、視聴覚室から剥ぎ取った黒いカーテンにでもくるまってましょうか――と言ってる隙にミシン使ってカーテンで自作の服作りましたねこの人…(困惑)

 しかも当たり前のように高レベ裁縫スキルを持ち合わせてます。

 これでも氷山の一角とか本当に何隠してるんですかねTENGA君…(恐怖)

 

 では寝間着問題も解決出来ましたのでシャワー室へと向かいましょう、今回はめぐねえの慈悲(激ウマギャグ)で♂二人が先に入れる事になりました。

 

 シャワールームに男二人、何も起きないはずがなく…

 

「……何か…スポーツとかしてるのか?」

 

「特にはやってないですけど…少し運動はしてます」

 

「…少し?」

 

 ヒュー! 見ろよTENGA君の筋肉を! まるでギリシャ彫刻みてぇだ!

 

 腹筋バキバキで腕もムッキムキ、無駄が一切なく引き締まっています。

 そりゃこんな体してたら“かれら”の頭ぐらい余裕で叩き潰でますし蹴りで首の骨へし折れますよね。

 

 そしてTENGA君の☆O☆TIN☆TIN☆がもう少しで見え…見え…

 …駄目みたいですね(諦め)

 

 さて、皆もシャワーを浴びたので、後は学園生活部室でいつも通り寝袋に入って雑魚寝するだけですね。

 ゆきちゃんが一緒に寝ると言ってTENGA君に抱きついてますが、おっきい寝袋があったので問題ではありません。

 二人で一緒に寝ましょう。

 

 ではお休みなさーい。

 

 ……ん? どうして真夜中に起きる必要があるんですか?

 

「ほっ鳳条さん…!?」

 

 あ、ふーん…(察し)

 また君かぁ(チャート)壊れるなぁ…

 

「これはあのっその…トイレに行こうと思って…」

 

 トイレに行くだけならシャベルなんて持って行く必要ないと思うんですけど(名推理)

 

「はぅ…」

 

 KAWAII(小並感)

 

 はい、現在発生しているのはめぐねえが夜中にコッショリ抜け出して下の世界(意味深)にあの悪名高きマニュアルを取りに行くイベントですね。

 夜は“かれら”も少ないのでめぐねえ一人でも一応大丈夫ではありますが、運が悪いと翌日に“かれら”になっています(5敗)ので、基本的には引き留めるのですが……

 

「緊急避難マニュアル…?」

 

「ええ、今更ながら思い出して…」

 

 今回は珍しく、マニュアルの事を正直に話してくれました。

 

 普通ならこ↑こ↓はめぐねえが念のためとマニュアルを隠し、覚醒めぐねえ等の状況でもなければ基本隠蔽される物ですが…何で大人しく話してくれたんでしょうかね?

 主人公の好感度が高いと普通に話してくれるんですが、今回の主人公であるTENGA君とめぐねえに深い関係性はないですし…

 

 ――まあいいや!(能天気)

 話してくれたんだからとにかくヨシ!(現場猫)

 

 丁度いいです、食料はまだ大丈夫ですがその他日用品が色々と欲しいので地下シェルターを解放する為に二人でマニュアルを見に行きましょう。

 

 じゃあ二人とも寝間着姿だけど職員室までイクゾー(デッデッデデデデ!(カーン))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 緊急避難マニュアル、そんな物をここに来た時に渡されたのを思い出した。

 内容は悪用されると困るからと言われたので私も知らず「非常事態になったら取りに来て」とだけ校長先生は言っていた。

 私もあくまでも非常事態に使う代物だしと深く気にした事もなかったが…

 

 …非常事態…、今が…そうよね?

 

 何が書かれているか分からないが、校長先生の言う通りなら悪用されるほどの事があるはずだ。

 …もしかしたらこの騒動の事が書かれているかもしれない。

 だとしたら生徒達に見せても混乱を招くから、まず私が確認して問題がなさそうなら皆にも見せよう。

 しかし…その為には私一人でマニュアルがある職員室まで行かなくてはならない。

 

 夜中に起きて私一人でこっそり下まで行こう、これなら誰にも――

 

「…先生?」

 

「ひゃいっ!? ほっ鳳条さん…!?」

 

 …バレた、よりによって一番見られたくない相手に。

 

「こんな時間に何してるんですか?」

 

「これはあのっその…トイレに行こうと思って…」

 

「トイレ行く為にシャベルは必要ないでしょう」

 

「はぅ…」

 

 完全論破、全くもってその通りだ。

 しかもそのまま二階に行こうとしていた事も見抜かれた。

 何とか言い訳しようにも何も思い付かず、結果素直に答えて呆れられた。

 

「はぁ…私に言ってくれれば必要な物は取ってきますよ?

 昼にも言いましたが、後方で指揮をして場を纏める人間は絶対に必要なんです」

 

 それは分かっている、もう実感した。

 実際後ろで指揮役をする人間も必要だし、“かれら”と戦うのは鳳条さんと葛城さんで必要十分と言うのは結果を見れば分かる。

 ここに私が加わっても足手まといにしかならない事も重々承知だ。

 

「先生はわざわざ最前線で“かれら”と戦う必要はないんですから、私と葛城さんに――」

 

「いやその…、今は…そう言う事じゃなくて…」

 

「…と言うと?」

 

「えっと…あの……」

 

「…一人で抱え込んでも良いことはありません、楽に話して下さいよ」

 

 顔を上げると、そこには窓から差し込む月光に照らされ、妖しい雰囲気を醸し出す優しい笑顔をしている鳳条さんがいた。

 何をやっても、何を言っても全て受け止めてくれそうな笑顔だ。

 

 彼の見たことのない表情に私はドキッとする。

 普段真顔の美人の笑顔がこんなにも魅力的だとは思いもしなかった。

 

「…その…実は――」

 

 最終的にその笑顔に負けた私は、洗いざらい全てを話した。

 それを聞いた鳳条さんは「確認した方がいいですね」と言い立て掛けてあるハンマーを手に取った。

 

 自分で言うのもアレだけど、夜で周りが暗い中行くのは危険だろう。

 昼に確認した方がいいのではかと思ったが、鳳条さんによると何故か夜は“かれら”が少ないから今行こうとの事。

 実際昨日小学校にいた時も、夜にはもほとんどいなかったと。

 皆家で寝ているのだろうか。

 

 準備を終えると、二人で部屋を出て二階にある職員室まで行った。

 道中の二階の廊下には“かれら”がいなかった事もあり、何事もなく無事にたどり着いた。

 …が、職員室には教師の“かれら”がいた。

 

 …全員…見覚えがある…

 

「…少し待ってて下さい、直ぐに“かれら”を()()()()来ます」

 

「……はい」

 

 大人しく鳳条さんに従って待つ。

 ここで着いていっても彼の足を引っ張るだけだ。

 

「うっ…」

 

 部屋の中からナニカを潰す音が聞こえる、夜で周りが静かな分なおさらだ。

 聞いてるだけで吐きそうだ。

 

 やがてその音も終わり、鳳条さんが出て来た。

 職員室を覗くと“かれら”はいなくなっていた。

 …窓から投げ捨てられたんだろう、血の跡がある。

 

 鳳条さんが手を洗い終えて帰ってくると、職員室の電気をつけた。

 もし“かれら”が入って来たら大変なので鍵も閉めておく。

 

「それで…マニュアルは何処に?」

 

「マニュアル自体はそこにあるのだけど…鍵を何処に閉まったのか忘れて…

 私の机にあるのは確実だから、少し待っててもらっていい?」

 

 彼は頷きハンマーを壁に立て掛けると、一ついいですかと尋ねて壁に飾られている額縁の中身に指を指した。

 

「すごい今更何ですけど…()()、何でここに飾られてるんですか?」

 

 鳳条さんが指を指したのは、木材縁の赤い背景の額縁に入れられた銃だった。

 銃の名前が書かれたプレートが額縁に取り付けられており[TKB-072-1]と書かれている。

 この銃は校長先生曰くオークションで落札した[無可動実銃]と言う物らしい。

 本物の銃だけど、銃として使えないように加工されているから持っていても違法ではないのだとか。

 

 …そしてここに来た時からずっと思っていたのだが…これの読み方って乳首オナ――

 ……止めておこう、今そんな下らない事を言っている場合じゃない。

 

 と言うか生徒の前で何を考えているんだ私は…

 猥談は友達とお酒を飲みながらするものなんだから…

 

「まあ…鳳条さんなら分かると思うわ」

 

「は、はぁ…成る程…

 …あの、これ取り出してもいいですか?」

 

「別に…いいと思うけど…、この状況だし…

 と言うか鳳条さん以外じゃ何も分からないだろうし何とも…」

 

「…分かりました、ありがとうございます」

 

 礼を言い、彼は額縁に手を伸ばした。

 

 私もするべき事をする為自分の机に向かってマニュアルが入っている棚の鍵を探す。

 後ろからガチャガチャと金属音が聞こえる中記憶を頼りに机を漁っていると、引き出しの底にテープで張り付けた鍵を見つけた。

 

 そうだ、失くさないようにここに張り付けておいたんだった。

 

 鳳条さんに鍵が見つかった事を報告し、マニュアルを棚から取り出した。

 マニュアルの表紙には開封条件が書かれているが、今そんな事は気にしてられない。

 無視して封を開け、机の上にマニュアルを広げて二人で内容を確認した。

 

 その内容は…私の予想を遥かに越える物だった。

 

「生物…兵器…!?」

 

「この学校の施設が整っているのも、最初から織り込み済みだから…か」

 

 確かに、前からこの学校は何処かおかしいと思っていた。

 やたら物が揃っている売店、異常なまでの発電施設、サバイバル術や薬の製造方法が書かれた専門的な本が置いてある図書室…

 オマケにシャワー室まであるし、服等の日用品まで置いてあった。

 

 しかも見取り図によると、この学校には地下室まであるらしい。

 …核シェルターとして機能する、本格的なレベルの代物が…

 

 いくら学校が災害時の避難所を想定していると言ってもこれはおかしい。

 ではどうしてここまでの物があるのか。

 

 …それは…全てこの時の為、巡ヶ丘市開発に関わった大地主の製薬企業「ランダル・コーポレーション」がこの町に建設した研究所から生物兵器が漏洩した場合を想定していたからだったんだ。

 

「そんな…こんな…こんなの…!」

 

「…これ、皆に見せますか…?」

 

「…いえ、こ…こんなのを見せても…皆を不安にさせるだけだわ…」

 

「…大丈夫ですか…?」

 

「え!? えぇ、別にそんなっ…心配されるような事――おぁ!?」

 

「先生!?」

 

 どう処理すればいいのか分からない焦燥感や不安感等、色々いりまじった感情を無理矢理誤魔化し、マニュアルを元の棚に戻そうと棚の所まで急ぎ足で向かったその時、何かに躓いて派手に転けた。

 

「いてて……ん?」

 

 足元を見てみると、私の躓いた部分のタイルが床下物入れの蓋のように外れていた。

 調べるとそこにはスペースがあり、中には暗い緑色の長方形のかなり重い缶詰が二つ入っていた。

 缶詰には数字と文字らしき物が書かれている…が、全く意味が分からない。

 非常食ではなさそうだ。

 

「…5.45×39mm弾…」

 

 それを見た鳳条さんがポツリと呟いた。

 

 彼によると、缶詰の中身はは額縁に飾られていた銃が使用する弾なのだそう。

 しかし額縁の銃は使えないようになっているから、この弾だけあっても役に立たない。

 

 ……普通なら、そうだ。

 何と鳳条さんによると、銃には何の加工もされておらずちゃんと使える状態になっているそう。

 しかもそれだけではなく、他整備道具類も額縁に隠されてたそうだ。

 

 まさか当たり前に飾られていた物がちゃんと使える本物だなんて…考えた事もなかった。

 

 だが鳳条さんはそれも当然でしょうと言った。

 自信無さげに真実を言うより自信満々に嘘を言った方が人は信じると言う、それに日本で普通銃は持てないから尚更。

 だから私含め今まで大して何とも思われていなかったんだろう、彼はそう続けてマニュアルを拾った。

 そしてマニュアルをペラペラとページを捲りながら「しかし…」と話を切り替える。

 

「先生の言う通り、皆にこれを正直に見せても余計な混乱を招きますね…

 でもかといって見せないのも…」

 

「……暫く様子を見ましょう。

 マニュアルにも避難所が記載されているから、いつか救助は来る。

 その時にはこんな物はもう不要になってるわ。

 救助された後、どのみち真実を知るだろうけど…

 

 ……今知るよりはマシでしょう……

 

 …だから…これを皆に見せるのは…、……もしもの場合…よ…」

 

「………はい」

 

 いい気はしないが、現状これが最善策だ。

 事実こんな物を皆に見せても不安を煽るだけで、何のメリットもない。

 

 しかし難しい事に、マニュアルに記述されている地下室には色々役立つ物が置いてあるそうだ。

 これを無視するのはあまりにも勿体ない。

 だが地下室から一気に持ってくるとなると隠されていたエレベーターを使う事になり皆にバレてしまうし、小分けにして持ってきてもそもそも何処から持ってきたのか怪しまれる。

 

 暫く悩んだが、鳳条さんに今すぐ決める必要はないと諭され今日はここまでにした。

 

「じゃあ、これは元の場所に戻しておくわ

 変に隠しても見つかるでしょうし…」

 

「…っ!?」

 

「…?」

 

 マニュアルを落とさないように鳳条さんから受けとる為、彼の手に私の手を被せる形でマニュアルを持ったのだが、その時彼の体が一瞬ビクッと跳び跳ねた。

 静電気かと思ったが、私は何も感じなかったし鳳条さんの反応が明らかにおかしいから絶対違う。

 

 本人は何でもないと言っているが、彼の表情は何もない人間の表情ではない。

 少しではるが彼の表情はナニカに怯えるように歪んでいるのだ。

 

「何もない人間の反応じゃないじゃない…

 鳳条さんも言ったでしょ? 一人で抱え込んでも良いことはないわ、楽に話して?」

 

「……………」

 

 彼は暫く悩んだ末、口を開いた。

 出てきた物は、予想だにしなかった物だった。

 

「その…、私…女性が怖くて…」

 

「…怖い?」

 

「まあ…、世間一般で言う…“女性恐怖症”…ですかね…」

 

「え…、えぇ…!?」

 

 驚愕と困惑の感情が同時に来る。

 

 彼によると気づいたらこうなっていて、自分のすぐ側に女性がいるのが堪らなく怖いらしい。

 るーちゃんみたいな小さい子はまだ苦手ぐらいで大丈夫なんだけど、同年代の普通の女子とかになってくると駄目なようだ。

 

 原因は絶対にあるはずなのだが、本人はよく分からないとしか答えない。

 本当に分からない可能性もあるが…もしかしたら答えたくないだけかもしれない。

 だが何であれこう言うのは無理に聞き出す物ではない、彼が自然と話してくれるような環境を作ろう。

 

 しかし葛城さん以外女の子しかいない中でこれは困った。

 本人は現状でも大丈夫だと言っているがそんな訳ない、顔に出ていないだけで絶対に無理をしている。

 実質的に彼が安心出来る相手は、例外的な丈槍さんと葛城さんだけだ。

 

 そしてこの事は親友の丈槍さんと友達の柚村さんは知っているそうだが、他の皆は当然知らない。

 皆に伝えるにしても、下手にやると人間関係に溝を作ってしまう…

 この状況で仲良く出来ないのは致命的だ。

 

 となると…方法は一つ。

 

「――鳳条さん、私と練習しない?」

 

「練…習…ですか?」

 

 彼は女性が苦手、なら練習して克服すればいい。

 本人も女性恐怖症を治したいと思っているのだから丁度いい機会だ。

 

 場所はこれから夜に私と二人で職員室で行おう、これなら誰にも見つからないし邪魔もない。

 

 なに、そう特別な事をする訳ではない。

 静かに日常会話でもして、慣らしていけばいい。

 

「別に…私一人にそこまでしなくても…」

 

「私は教師です。この状況であっても生徒を守り、問題を解決する義務があります。

 貴方もその一人なのよ? 一人で無理に解決しようとしないで、大人に頼ってもいいの」

 

 出来るだけ優しく、表情も意識して話し、鳳条さんの大きい手を握る。

 さっきより反応は小さかった。

 この調子だ。

 

「それに、これから一緒に生活する人の事は詳しく理解したい。

 私も鳳条さんの事が知りたいわ」

 

 そもそもの話、彼には謎が多い。

 趣味も嗜好も家の事も。

 テストの成績もそう、わざとギリギリを狙っている。

 

 これから学校で一つ屋根の下で生活する仲間の事は彼も含めて理解しておきたいのだ。

 謎だらけだと、何をどうしていいかも分からない。

 

「…分かりました…」

 

 大きく深呼吸をした後、彼は少し感情を込めた声でそう答えた。

 一応納得してくれたようでよかった。

 

 その後、上に戻る為に銃とその備品を纏める鳳条さんに、まだ時間に余裕があるので練習がてら他にも何かありそうな職員室と校長室を二人で探索しようと提案してみた所了承してくれ、ここの探索の後に校長室に行く事になった。

 

「…TKB…072-1…」

 

 二人で職員室を探索する中、意味もなくふと呟く。

 

「…どうかしました?」

 

「い、いえなんでも…」

 

 TKB-072-1。

 これを鳳条さんは「ティーケービー・ぜろ、なな、にい、いち」と呼んでいるが…

 やっぱりこの銃の読み方って…乳首オナ――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 るーちゃんの時点で最悪のパターンも考えてたけど、女性恐怖症とかウッソだろお前…!?

 しかもステータスを見る限りTENGA君のはかなり深刻な物ですね…

 今思い返せばゆきちゃんがTENGA君と一緒に行動していたのも、ゆきちゃんが気を配ってたからなんですね。

 

 現状持ち前の精神力でどうにかなってますが、このままだと疲弊するのは確実です。

 そう簡単に治る物でもありませんが、めぐねえのカウンセリングで少しでもマシになるのを祈りましょう。

 こればっかりは私ではどうしようもありませんので。

 

 しかし逆に考えればこ↑こ↓でTENGA君の弱点が明らかになりました。

 TENGA君がずっと黙っていた場合の事を考えると、今明らかになる方が断然いいです。

 

 そしてTENGA君の女性恐怖症暴露に持っていかれてますが、まさかのこの序盤にアサルトライフルが手に入りました。

 名前もこれまた凄く[TKB-072-1]と言います。

 乳首感じるんでしたよね?

 

 見た目は金属の本体に暗い茶色の木製のストックとグリップにハンドガード、四角いトリガーガードに黒い強化プラスチックマガジンと、いかにもソ連スタイルなアサルトライフルですね。

 実際元はソ連の試作アサルトライフルらしいです(wikiガン見)

 

 さて、あれこれ話していたら職員室探索を切り上げる時間になりました。

 目ぼしい物は日用品を除き、5.45×39mm弾仕様のダブルドラムマガジン以外特にありませんでしたね。

 

 0721君には素でついてきたマガジン一つしかなかったのでこれは有難いです。

 まあ、そもそも0721君に出番がないのでこれは実質必要ありませんが(無慈悲)

 

 次は校長室に行きましょう。

 

 あ、そうだ(唐突)

 本難易度では校長室に確定で[OTs-38]と言う消音銃とその弾が大量に置いてあります。

 これは高難易度に際しての救済措置で、丁寧に取り扱い説明書まで同梱してあり銃もレーザーサイトが標準装備なので素人でも扱える物になっています。

 今丁度TENGA君が持ってる物ですね。

 

「…これにも如月か…」

 

「あの…鳳条さん、さっきも言ってたけど「如月銃工業」って何なの?」

 

「ランダル傘下の猟銃関係の会社です。

 このグリップ…持ち手部分のこれが会社のロゴです。

 TKB-072-1にも同じようにストック…肩を当てる部分の底にありました」

 

「…想定…してたんでしょうね…」

 

「…でなければこんなの作らないでしょう」

 

「…そうね…。

 で、その…TKB-お――…072-1は五月蝿いから使えないって言ってたけど、これはどうなの? 説明書通りならかなり便利なハズだけど…」

 

「これはかなり処か…超便利ですね」

 

 運用としては、“かれら”をよろめかせてその隙に近付いて鈍器で止めを刺すと言った使い方が基本的です。

 銃なのに鈍器のサブウェポンの扱いのOTs-38君ですが、TENGA君なら的確なヘッドショットで“かれら”を一撃で倒せるので今回は大型ハンマーに並ぶメインウェポンとして大活躍してもらいましょう。

 

 ただしTKB-072-1、テメーは駄目だ。

 

「後何か…ないかしら?」

 

「…これですかね」

 

「あ、それがあったわね。

 銃の事を見るに、多分これも本物何でしょうけど…ケースの鍵がないわね…」

 

 ファ!? 日本刀!? このゲームのシャベル先輩に並ぶ最強クラスの近接武器じゃないですか!

 …日本刀に並ぶシャベルって何なんですかね?(哲学)

 

 しかしクォレワ何としても手に入れたいですね…

 でもTENGA君の力業で無理矢理強化ガラスケースを叩き割ると何処に破片が飛ぶか分からないですし…

 

 ――あ、そうだ(天啓)

 

「ほ、鳳条さん!?」

 

「大丈夫です、静かにします」

 

「いくら何で――も…?」

 

「ふぅ…、この手に限る」

 

「え、えぇ…」

 

 鍵がないなら、錠を破壊すればいいじゃない(MA姉貴感)

 

 はい、ピンポイントで錠の部分だけハンマーで破壊しました。

 中身は勿論、強化ガラスケースも無傷です。

 

 肝心の日本刀ですが、[村雨]でした。

 これはゲームに登場する中では最強の性能を誇る物ですね。

 日本刀としての切れ味は勿論耐久力も高く、刀を握れば露を発生させ“かれら”を切った時に血液等を洗い流し、決して錆びず切れ味を保つ最強の刀です。

 

 ただし、抜刀するには高水準の剣術スキルが必要になります。

 剣術スキルのないキャラが抜刀された状態で持っても普通の刀としての能力しかありません。

 

 TENGA君は高レベ剣術スキルを……持ってますね、はい(予定調和)

 

 ちなみにですが、普通の刀はちゃーんと手入れしないと錆びるので気を付けましょう(1敗)

 

「鳳条さん、こんなのが出てきたのだけど…」

 

 ん? めぐねえがおっきいケースを持ってきましたね。

 箱からして中身は銃ですね、早速開けて確認してみましょう。

 

「…ほぉ、これは…」

 

 所で…このリボルバーを見てくれ、こいつをどう思う?

 

「凄く…大きいわね…」

 

 ウホッ! いいマグナムリボルバー…

 

 中に入っていたのは世界最強の拳銃[S&W M500]でした。

 グリズリーだろうが一撃で葬り去る威力を持つ拳銃ですね。

 

 0721君同様出番はないでしょうが、持っていて損はないので持っていきましょう。

 

「これぐらい…かしらね?」

 

 他には何もななさそうなので、こ↑こ↓で切り上げて上に戻りましょうか。

 今回の探索の結果は、日用品多数と[TKB-072-1]、[OTs-38]、[S&W M500]、[村雨]が手に入りました。

 

 真実を知り、強力な武器を入手した所で今回はここまで。

 ご視聴、ありがとうございました。

 

 

 …そういえば…マニュアルを見たのにTENGA君のSAN値は減ってませんね…?

 


 

 以下別に見なくてもいい銃解説。

 これいる?(疑問)

 

[S&W M36]

 最初はチーフスペシャルと呼ばれていた警察用の小さいリボルバー拳銃、後に会社が命名規則を変更し今の[S&W M36]の名になった。

 今でもM36系統はちょっとヤバい所に行く時の()()()として人気があるそう。

 日本も敗戦後の警察がアメリカのお下がりを使っており、そして何と言っても淫夢ほんへに登場する快挙を果たしている(風評被害)

 

 作中に登場する個体は新品の淫夢ほんへと同じ仕様の設定。

 何で小学校の校長先生は新品で持ってたんやろなぁ(すっとぼけ)

 

[S&W M500]

 あのデザートイーグルを越える(市販されている中では)世界最強の拳銃、マジでグリズリーだろうが一撃で仕留める威力を持つ。

 しかし威力が高い分反動も強く「射手の健康は保証出来ない」とまで言れれたほど。

 熊等の大型動物にバッタリ会ったハンターが緊急時に使用するのにば丁度いいらしいが、普段護身用でも持ち歩く物ではないので基本的には高価な大人のオモチャ。

 

 作中の個体は10インチの銃身を持つハンターモデルと呼ばれる仕様(バイオに出てきたアレ)

 全長46cm、重量2.3kgと破格の大きさ。

 

[OTs-38]

 ロシアの消音弾を仕様するリボルバー、レーザーサイトが銃本体と一体化している。

 消音銃と言うだけでお腹いっぱいだが、アンダーバレルを採用しているので銃口は下の穴であり、上はレーザーサイトなのも地味に変態度が高い。

 消音弾の原理は、薬莢内部にあるピストンが火薬の燃焼による圧力で前進し弾丸を押し出した後停止し、燃焼ガスは薬莢内部に閉じ込められると言った物で、通常の銃のようにガスが出ず音が出ない仕組みとなっている。

 動画を見てもカチカチという銃本体の音と、発射時の猫のくしゃみのようなプシッ(迫真)と言った音ぐらいしかしていないので相当静か。

 威力は同弾薬(要出典)を使用する[PSS]と言うオートマチック拳銃がマカロフと同じぐらいの威力らしいので、こいつもそれぐらいの威力だと思われる(要出典)

 

 作中の個体はオリジナルではなくランダル傘下の架空企業「如月銃工業」が生産した設定で、グリップに如月社のロゴが入っている。

 なんで猟銃の会社がこんなの生産してるんやろなぁ(すっとぼけ)

 

[TKB-072-1]

 ストックに謎の穴が空いているソ連の試作アサルトライフル。

 命中率関係を調べる為の実験用アサルトライフル[TKB-072]の性能に目を付けた上層部の要望にあわせて内部構造をシンプルにする等の改良を施し軍用向けにした物。

 詳しい性能は謎だが、AEK-971で有名なBARSと言う反動吸収システムを搭載しフルオートは毎分1100発を誇るらしい(要出典)

 なお根本が複雑だったり部品が壊れやすい等の理由で対抗馬のAK-74に破れた模様。

 

 作中の個体はOTs-38と同じくオリジナルではなく「如月銃工業」製。

 ストックの底に如月のロゴがあり、セレクターが漢字で表記されている等所々アレンジが入っている。

 

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