7つ星最強は様々な星を抱えた少女を助けるそうです。 作:駄雀
他の作品の2次創作も書いてるので投稿はゆっくりになると思いますが、お気に入り登録していただけると頑張れます。
世の中には嘘で溢れている。
嘘によって七つ星となった篠原緋呂斗は英明学園の一ノ瀬学長のおかげ(せい)でこれから七つ星として生活を続けなければならなくなったが、それさえも彩園寺更紗の独白によって無用の物だったと思い知らされた。踏んだり蹴ったりだった、1日を終えて下宿に戻ろうとした。しかし、いざその下宿に辿り着くと、、、
目の前には豪邸があった。
「すいませーん」
俺は豪邸の大きな扉をゆっくりと開きながら中を覗き込む。そこには白髪ショートの美少女と黒髪ポニーテールの少女がいた。
「おかえりなさいませご主人様」
白髪の少女がお辞儀をした横で黒髪の少女がお辞儀をしている女子の後ろに隠れている。そんなメイド服の美少女が顔を上げた瞬間、顔がこわばり、手がピクッと動いた後流れるように柱の影に移動していった。それに寄り添って黒髪の少女も移動していった。
「失礼ですが、お名前を伺っても?」
そういう少女に見惚れているだけとはいかなくなり、俺も緊張感を持ちながら答える。
「篠原緋呂斗ですけど」
俺の答えを聞いた彼女は柱から正面に移動しあらためてお辞儀する。
「ご主人様になるお方から隠れるという愚行をどうかお許し下さい。」
そういう彼女に気になったことを尋ねる。
「隠れたのはなんでなんですか?」
「敬語はおやめ下さい。篠原様が男性だと聞かされていなかったので、、、」
「今日からご主人様のサポートをさせて頂く姫路白雪と申します。」
そう言って白髪の少女、姫路白雪はお辞儀をする。
「さぁ、怜も」
「同じく、サポートをする西村怜デス。メイドではないので、ご主人様とは呼ばないデスが篠原さんと呼ばせていただきマス」
そう言ってさっきから姫路の影をずっとついてまわっていた。黒髪の少女、怜が自己紹介をする。
姫路の絶品の夕食を3人で食べたのちオフラインでの作戦会議を始める。
「私たち『カンパニー』がこれから、ご主人様のサポートをさせて頂きます。」
姫路によるイカサマによる、補助の申し出を受けたのち、怜からの話が始まった。
「私はカンパニーとは関係ありませんが、ちょっとしたサポートができマス。彩園寺家の星奪りゲームにおいて色付き星〈ユニークスター〉があるのは知ってると思いマス」
「あぁ、彩園寺からの赤色の星を俺は持ってるしな」
「えぇ、あのなんでも嘘をつけるヤツデス。ほかにも星奪りゲームにおいて特殊な星はいくつかありマス。それが冥星、彗星デス。」
聞いたことのない二種類の星を聞いた俺は鸚鵡返しに聞き返してしまう。
「冥星?それに彗星ってなんだ?」
「冥星は負の色付き星と言うのが正式名称デス。冥星は持っていると持ち主に負の効果をもたらしますが、余り知られていないデス。ただ噂としてなら知ってる人もいると思いマス。それ以上に知られていないのが、彗星デス。これは彩園寺家は関係ないデス。」
「関係ないってどういうことだ?怜?」
「下の名前呼び、、、まぁいいデス。いい質問デス。篠原さん、彗星は西村家の管理する星デス」
「管理する?そんなことがあるのか?」
唐突に星を管理している、という爆弾発言をぶち込んできた怜、西村怜に驚の表情出してしまう、
「西村家は彩園寺家の分家ですので、ちょっとだけ色々できるのデス。彗星の効果ですが、持ち主の運を上げまくりマス。正確には運が絡む不確定要素において必ず勝てるようにしマス。」
「それってかなり強いんじゃないのか?」
それは一種のチートだ。必ず勝てるゲームなど存在しない以上、運が絡むことが一つでもある。それを必ず優位に進めるならば論理で大きな失敗をしない限り負けることはまずない。
そんなありがたい星があるのに無名なのは考えられない。そんなことがあるとするならば、、、
「気付きましたか?篠原さん、頭は回りそうデスね。彗星という名の通り、すぐ移動します。正確には、基本私の端末にあります。そして次に移動する人は決まっているのデスがゲームする1分前に普通の星と入れ替わって、ゲーム終了後すぐ普通の星と入れ替わりマス。」
「ゲーム中に星を確認することはまずないからわからないのか。しかし噂くらいにはなるんじゃないか?」
「それは私から説明させていただきます。ご主人様」
姫路がタブレットを手に説明をかわる。
「彗星を手に勝たれた方は直ぐ上の星の方に運の要素が大きく絡むゲームを仕掛けます。しかし、多くの場合アビリティの差によって惨敗されます。」
「そして、いっときの豪運として終わります。曰く一生分の運を使っただけと」
「そういう訳デス。」
「でその話とサポートなんの関係があるんだ?まさか、彗星がずっと?」
俺はまさかの可能性を口にする。彗星が手元にあれば防衛戦は全戦全勝も容易だろう。イカサマのサポートも含めれば必勝間違いなしだ。
「それがデスねー、チョット困ったことになってまして、、、」
「どうした?怜、彗星が迷子にでもなっちまったか?」
「逆です。私の元にある冥星が来てしまいまして、彗星が入れ替わらなくなってしまいました。」
一度話に出てきた冥星、それが話に再び戻ってきた。
「この冥星デス、《隔世の僧》星の変化が起こらない、ただしゲームに負け星が取られることはある、と言うものデス」
最悪だ。冥星は負の効果をもたらすとは聞いていたが、あまりにも効果が大きすぎる。星奪りゲームのデメリットだけを濃縮したものだ。しかも星の変化が起こらないから彗星が入れ替わることもないそうだ。
「ん?でもお前が彗星を持っているなら?」
「その通りです。ご主人様、怜はこれまでのゲーム五戦五勝しています。一年生の入学時に手にしていた、三つ星から変わっておらず、手に入れた星はゼロですが、奪られた星も同様にゼロなのです。」
そう、西村怜は一年生として期待されていた新人だったため、注目されていたが、冥星により星の変化がないと分かると奪おうとする人のみが増えていったが圧倒的な強さのみが明らかになると冥星の効果がより悔やまれていた。
「デスデス、私の期待度ダダ下がりデス。」
「今、西村家に相談して彗星をもう一つ作ってもらってマスが、出来るのは早くておそらく半年後?一年後?デス。まぁ取り敢えず時間がかかりマス。」
「お願いしたいのは冥星を取り除いて欲しいのデス。」
「まぁついででいいのデスが、だからー」
怜が伸ばして答えるようにこちらを見る、なんとなく予想が付いているが、一応乗っておく
「だから?」
「今は何もできないデス。」
想像通りだった。しかし、彼女もまた天才だ。作戦会議に役立ってくれると、、、思う。
「さて、ご主人様。明日の朝早速ゲームで勝ちましょう。」
姫路によって早速ゲームの打ち合わせが開始される。俺の最強としての学園生活が始まる。
読んでいただきありがとうございます。
アニメから見て原作読んで書いてます。もし設定ミスあれば教えていただけると助かります。
感想お待ちしています。