ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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ナナシマ編開幕です。


ナナシマ編
ナナシマ編 プロローグ


 

 

 

 

─── マサラタウン ───

 

マサラタウンのある場所で一体のポケモンの周りを複数の人が囲っている。

 

 

「くっそ、また弾かれた。」

 

 

ある人物はそのポケモン、『ニドリーノ』にボールを投げるもそのボールはニドリーノに弾かれてしまったのだ。

 

 

「よし、今度はオイラの番だぞ。」

 

「あんたに捕まえられんの?」

 

 

その女の子の言葉に男は“カチン”と来る。

 

 

「バカにするなよ! このニドリーノはオイラが捕まえて、育てるんだからな!」

 

 

少年がボールを取り出して“えーい”と投げるも、“ポーン”と弾かれる。

 

 

「むぐ…、失敗…。」

 

 

少年が悔しがっていると後ろから声が聞こえる。

 

 

「ハハハ、いきなりボールを投げるからだよ。」

 

 

声の人物は少年にアドバイスする。

 

 

「まず戦わせてから、──おっ、なんだ。 強そうなゲンガー持ってるじゃないか! 出して戦ってみな、ほらほら。」

 

「え? あ、ハ、ハイ。」

 

 

少年がアドバイスの通りにゲンガーを繰り出してニドリーノと戦闘する。

 

 

「お! なかなかいい戦い!」

 

「……今度はお前かレッド。 急ぐぞ、早くしろ。」

 

 

声の人物、『レッド』に声を掛ける男、グリーンがそう言うと、

 

レッドは“わるい、わるい。”と言いながらその場から去る。

 

 

「…やっぱりレッドなのか? 3ヶ月振りにあったけど、雰囲気が変わったな。 一瞬誰かわからなかった。」

 

 

その少年は先程あったレッドを見て、そう言うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、お前たちは。 おじいちゃんから呼ばれているのに好き勝手に寄り道をして、一度ゴールドの家に集まったのは正解だったな。」

 

「「「ごめんなさい。」」」

 

「ピカチュウ。」

 

 

グリーンが呆れる様に言った言葉にレッド、イエロー、サトシ、ピカチュウは謝罪する。

 

 

 

 

3人はゴールドと共にジョウトを旅していたのだが、ゴールドの母親の古い友人が病気になり、そのお見舞いと整理で数日家を空ける事となったのでしばらくは4人はゴールドの家で過ごしていたのだが、オーキド博士からレッドとイエロー、サトシの3人に研究所に来て欲しいと連絡があった。

 

 

ゴールドは付いて行きたかったが、流石に家を空ける訳にはいかず、渋々と留守番することになったのだ。

 

 

 

「久しぶりにマサラタウンに来て、あの光景を見てたらさ。 ポケモン図鑑を貰う前のオレを思い出して、つい助けたくなったんだ。」

 

「…フ、 早く行くぞ。」

 

 

グリーンの言葉に3人は頷く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─── オーキド研究所 ───

 

 

レッド、イエロー、サトシ、グリーンの4人がオーキド研究所前に到着すると、4人を呼ぶ声がした。

 

 

「4人共、久しぶり!」

 

 

4人が後ろを振り向くと、何かを頼まれて買いに行っていたのか荷物をカメちゃんに持たせて共に来ていたブルーがいた。

 

 

「ブルー!」

 

「ブルーさん。お久しぶりです。」

 

 

レッドとイエローは数週間振りに会ったブルーとの再開を喜ぶ。

 

 

「? 何か買い物をしてたのか?」

 

「ええ。 今、サトシの世界のロケット団やシルバーも()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

「理由?」

 

 

ブルーの言葉にグリーンはその理由が気になり、聞く。

 

 

「ええ。 ある機械の修理の為の部品を受け取りに行ってたの。 ……サトシ、あなたを()()()()()()()()()。」

 

「「「「!?」」」」

 

 

ブルーの言葉に4人は驚きを隠せなかった。

 

 

「サトシさんの世界に戻す為の機械ですか!?」

 

「でも、たしか。 ウルトラホールって奴を作る必要があるんじゃ──。」

 

 

レッドは以前サトシから聞いた『ウルトラホール』を通ってこの世界に来たと聞いていたので、疑問に思う。

 

この世界にはまだ『ウルトラホール』という現象事態最近分かったことなのにもう、開く事ができる様になったのかと。

 

 

「……この機械はサトシの世界のロケット団達が()()()()()()()()()()()。」

 

「! ロケット団が……。」

 

 

サトシはその言葉を聞いて驚きを隠せなかった。

 

 

「ええ。 私がオーキド研究所に呼ばれたのは私の技術を買われたからよ。」

 

「……そういえばお前は役に立つ機械を自作していたな。」

 

 

 

グリーンの言葉にブルーは頷く。

 

 

「ええ。 修理するのに協力して欲しいって頼まれたの。 設計図はロケット団が持っていたし、その機械もようやく修理完了まで後少しって所まで行ってるわ。」

 

 

その言葉を聞いてレッドは喜びながらサトシの肩に手を置く。

 

 

「よかったな、サトシ! その機械が完成すれば元の世界に帰れるぜ。」

 

「……ああ。 そうだな。」

 

 

しかし、その情報を聞いたサトシは何処か複雑な感情で答える。

 

 

「……サトシさん?」

 

「どうしたんだ?」

 

 

2人はそんなサトシに言葉をかけるも、サトシは“何でもない”と言う。

 

 

「とりあえず、オーキド博士の所へ行こうぜ! きっと待ってるからさ。」

 

 

 

サトシはそう言いながら前を歩き、研究所へと入っていくのだった。

 

 

 

 

 

 

研究所に入るとオーキド博士がそこにいた。

 

 

「おお。 みんな良く来たのう。 ……まさか全員同じタイミングで来るとは思わなかったが。」

 

「此処に来る途中で会ったんです。」

 

 

オーキドが全員が同じタイミングで来たことに驚いていた事にサトシは説明する。

 

 

「それでオーキド博士。 オレ達を呼んだのはどうしてですか?」

 

「サトシさんを元の世界に返す事ができる機械の事ですか?」

 

 

レッドとイエローは自分達5人を呼んだ理由をオーキド博士に聞く。

 

 

「……ふむ。 それも理由の一つだが、みんなを呼んだ理由はこれじゃ。」

 

 

そう言いながらオーキド博士はある封筒を5人に渡す。

 

 

「これは?」

 

「……『クチバ船舶協会』?」

 

 

グリーンはその封筒に書かれた文字を読む。

 

 

「クチバ? あの港街か。」

 

「あれ? でもクチバシティはワタルの攻撃でまだ復興中じゃあ?」

 

 

レッドはクチバシティに関する封筒であったことに驚き、イエローは以前ワタルの攻撃で復興の最中であったと認識していた為、質問する。

 

 

「少しずつ復旧してきた事で()()()()への船が運行を再開したのじゃ。 だからこそ、今が好機じゃと思った。」

 

「……どういう事?」

 

 

オーキド博士の言葉にブルーは疑問を抱き、オーキドは呼んだ理由を話す。

 

 

「お主らを呼んだのは他でもない。 サトシの『スマホロトム』の居場所が分かったからじゃ。」

 

「「「「「!?」」」」」

 

 

オーキド博士の言葉に5人は驚く。 それと同時にグリーンは察する。

 

 

「……その場所へ行けるのがこのチケットという事か。」

 

「そうじゃ。 お主らに渡したそのチケットは『ナナシマ』という場所へ向かう為のチケット。 当然じゃがロケット団もいると思われる。」

 

「………もしかしたら巨石もあるかもしれないって事か。」

 

 

オーキド博士の言葉にサトシは気付く。

 

サトシは巨石を探して破壊する為に旅をしている。 当然『ナナシマ』という場所にある可能性があるのなら必ず向かうだろう。

 

そして当然、そんなサトシの力になりたいと考えているレッドやイエローもそこに向かうだろうと。

 

 

「……助かりますけど、どうしてグリーンとブルーの分まで?」

 

 

サトシの言葉にオーキド博士は答える。

 

 

「何を言っているじゃ。 皆、今までロケット団や四天王、そしてポケモン協会と巨石を悪用している奴らと戦ってきた仲間じゃ。 一応2人の分も用意しようと思ってのう。 ……協会で戦ったあの3人は確かに優秀じゃが、まだ若いしの。」

 

 

オーキド博士はゴールド、クリス、シルバーの3人の分を用意しなかったのはまだ若い故に用意しなかったという。

 

 

「……そうね。 サトシ、今更仲間外れは嫌よ。」

 

「ああ。 巨石の危険性は理解している。 それがある可能性があるならオレも付き合うさ。」

 

「……サンキュー2人共。」

 

 

サトシはグリーンとブルーに感謝を伝える。

 

 

「サトシもすまんのう。 もう少しで元の世界に帰る事ができた筈なのにまた巻き込んでしまって。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「──────」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトシとピカチュウはオーキド博士の言葉に()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてオーキドは何かを思い出した様に4人に話す。

 

 

「おっと、そうじゃった。 レッド、グリーン、ブルー、イエロー。 君達が持っているポケモン図鑑を一度渡してくれないかのう?」

 

「え?」

 

「どうしてですか?」

 

 

レッドとイエローはその言葉にオーキドは答える。

 

 

「お主らのポケモン図鑑にある今までの戦闘データやポケモンのデータを確認をしたいのじゃ。 しばらく預かって確認したらお主らに返そう。」

 

「…ああ。分かった。」

 

「そういう事なら。」

 

 

グリーンとブルーはその言葉に頷き、4人がポケモン図鑑をオーキドに渡そうとした────その時。

 

 

 

 

「? サトシ?」

 

 

4人とオーキド博士を遮るようにサトシとピカチュウが立つ。

 

 

 

「…どうした、サトシ。」

 

「いきなりポケモン図鑑を渡すのを遮ってどうしたの?」

 

 

グリーンとブルーは急にそんな行動をしたサトシを不思議に思っていたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の言葉に全員が驚愕する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前、オーキド博士じゃないな。 誰だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──え?」

 

 

 

その言葉に全員がサトシの言葉を理解するのに時間が掛かった。

 

 

だが、あのサトシの怒り様と対しての彼、『オーキド博士』の動揺から認識する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前の『オーキド博士』が全くの別人が変装している姿の可能性があるのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何のことじゃ? ワシはオーキドじゃよ。 お主らにポケモン図鑑を渡した──。」

 

「オーキド博士なら! ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!」

 

「──サトシ、それはどういう意味?」

 

 

レッドはサトシが言った言葉に疑問を持つ。

 

 

「……オーキド博士とウツギ博士、そしてマツバさんやミナキさんの4人には話しているんだ。 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。 そんな俺にオーキド博士は力になってくれた。 それを知っているオーキド博士がそんな事は絶対に言うもんか!!」

 

「ピカチュウ!!」

 

 

その言葉に4人は“ハッ”と気付く。

 

 

以前ゴールド達との話であった筈だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

つまり、仮面の男が確実に持っているという情報があるのに

 

 

 

 

 

 

『もう少しで元の世界に帰る』等という言葉は絶対にありえないのだ!!

 

 

 

 

その言葉を聞いた『オーキド博士』は目を丸くして驚愕し、

 

 

 

「──はあ。」

 

 

 

降参したのか、()()()()()()()()。 いや、元に戻ったというべきか。

 

 

「なるほど、そういう事かよ。 失敗したぜ。 此処でウルトラホールを発生させる機械を作ってるって情報を得たからてっきり帰る為にやってるかと思ったぜ。」

 

 

その瞬間、研究所の電源は消えたと同時に『オーキド博士』は何かを落とし、それが地面に落ちると煙が辺りを包む。

 

 

「! 煙玉か!」

 

 

グリーンは状況からあの『オーキド博士』が逃げようとしている事に気付くが、特に行動はしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その必要が一切無いからだ。

 

 

 

 

 

「ルカリオ、“はどうだん”!!」

 

 

サトシが繰り出したルカリオの“はどうだん”が『オーキド博士』に正確に命中する。

 

 

「うぎゃあ!?」

 

「“エレキネット”!!」

 

 

 

その声の方にピカチュウの“エレキネット”を放ち、煙が晴れると“エレキネット”で拘束されている『オーキド博士』がいた。

 

よく見ると顔に()()()()()()()()()()()()()

 

 

「変装マスク! なんてレベルが高い変装。」

 

 

姿だけでなく、声もオーキド博士そっくりだった。 相当高いレベルの変装だ。

 

 

 

「──おじいちゃんは。」

 

 

 

突然の事で後回しになっていたが、事態が落ち着いた事である疑問が浮上する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前、オーキド博士はどこにいる!!」

 

 

 

レッドは変装マスクを剥がしながらそう叫ぶが、その人物はただ笑っているだけ。

 

そしてその姿を見たサトシは驚愕する。

 

 

 

 

「お前、ワカバタウンでゴールドを怪我させた『ロケット団の幹部』か!?」

 

「「「「!?」」」」

 

 

 

サトシの言葉に4人は目の前にいる人物がロケット団である事を理解する。

 

 

 

そう、この男はサトシが1人でジョウト地方を旅していた際にその基地やワカバタウンでゴールドのエーたろうが巨石に呑まれるきっかけを作ったロケット団幹部『ラムダ』だったのだ。

 

 

 

「──ロケット団だと? おじいちゃんをどこにやった!!」

 

 

グリーンがラムダの胸ぐら掴んでそう叫ぶと笑いながら話す。

 

 

「へへ、あのじいさんはオレ達が預かってるぜ。」

 

「…何!?」

 

 

その言葉に5人は驚愕する。

 

オーキド博士は現在ロケット団が誘拐したというのだ。

 

 

「貴様。」

 

 

グリーンが力の限り胸ぐらを掴んでいる手の握る力を強くする。

 

 

「……さっきもらったチケット。 それでわたしたちを『ナナシマ』に誘き出そうとしていたわね? その理由は何?」

 

 

ブルーが先程受け取ったチケットで『ナナシマ』に5人を誘き出そうしていた理由を聞く。

 

 

「……決まってるだろう? 『ナナシマ』に誘き出してお前らを()()()()()()()。」

 

「…捕らえる? 僕たちをですか?」

 

 

イエローは『倒す』等ではなく、『捕らえる』という事に驚く。

 

 

 

「ああ。 ()()()()()()()()()()()。 お前らをナナシマに誘き出せってな。」

 

「──サカキだって!?」

 

 

ロケット団のボス『サカキ』。 ロケット団のボスであり、カントー最強のジムリーダー。 

 

 

そしてサトシと互角に渡り合った屈指の実力者だ。

 

 

「言っとくが、他の奴らに話すのはなしだ。 その動きがあったら殺しはしねえが、5体満足とはいかねえぜ?」

 

「貴様!!」

 

「グリーン、落ち着いて。 今彼をどうにかしても状況は変わらないわ。」

 

 

グリーンはその言葉に怒るがブルーの言葉に冷静になり、グリーンは投げるようにラムダの胸ぐらから離す。

 

 

 

「(ニヤ。)」

 

 

それをラムダは狙っていた。

 

 

 

その瞬間、

 

 

「! ピカピ!」

 

「バウ!」

 

「!? みんな気をつけろ、何かが来る!!」

 

 

何かが高速で5人を通り過ぎてラムダを連れて行く。

 

 

「な、何だ!?」

 

「は、早い!」

 

 

レッドとイエローはその速さに驚き、

 

 

「──(あの姿はもしかして?)」

 

 

その速さに驚きつつも、『絆現象』に近いその力でルカリオが感じた波動の形を共有してその姿が見えたサトシはその事実に驚愕する。

 

故にすぐに黒い丸い影のような物が現れてラムダと『それ』が吸い込まれるように姿が消えても何かをすることができなかった。

 

 

「!? あいつが消えた!?」

 

「一体何処に?」

 

 

グリーンとブルーは突然姿が消えたこの状況に驚愕するしかない。

 

 

「何なんだ、さっきのやつは。 全く見えなかった。」

 

 

レッドはそう驚きつつ周りを見るも、やはり何処にもいない。

 

そんな中、今も───いや、むしろもっと驚愕しているサトシに気付きレッドは聞く。

 

 

「どうした、サトシ?」

 

 

レッドの質問にサトシは“ハッ”とし。 4人に話す。

 

 

「……みんな。 今のポケモン、ルカリオの波動で姿が見えたんだ。」

 

「何?」

 

 

サトシの言葉にグリーンは驚く。 全く見えなかったポケモンをサトシは見たというのだ。

 

 

「どんなポケモンだったんですか?」

 

 

イエローは全く見えなかったのでサトシに質問するが、サトシは信じられないのを見たという感情を隠しきれていない。

 

 

「……そのポケモンを知っているの?」

 

「…ああ。 俺の見間違いじゃなければアイツは相当厄介だよ。 最悪の場合、1か月前に戦った()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!」

 

「「「「な!?」」」」

 

 

 

そのサトシの言葉に4人が驚愕する。

 

 

1ヶ月前にサトシ、ダイゴ、ヒガナ、そしてホウエン四天王が協力して抑えていたレックウザと同等又はそれ以上のポケモンだと言うからだ。

 

 

「そのポケモンって一体。」

 

 

レッドの言葉にサトシは頷き言葉にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『デオキシス』。 宇宙からやって来たポケモンだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─── ロケット団基地 ───

 

 

「申し訳ありません、サカキ様。 レッド達図鑑所有者からのポケモン図鑑の奪取、失敗しました。 如何なる処分も受ける所存です。」

 

 

アポロは頭を下げて、ロケット団のボスサカキにそう報告する。

 

 

「構わん。 相手は世界チャンピオンのサトシとレッド達図鑑所有者達だ。 それに本来の目的であるナナシマへの誘導と、()()()()()()()()()()()()()()()()()問題ないだろう。 前回は手に入れる事が出来なかったからな。」

 

「はい。」

 

 

サトシと4人の図鑑所有者をナナシマへ誘い込むという目的は彼らの性格を考えれば達成したも同然、ポケモン図鑑の回収は以前はハヤトの妨害でポケモン図鑑を入手する事が出来なかったが、今回は四つの『旧式のポケモン図鑑』を入手できた。

 

それに5人から情報が漏れない様、オーキド博士を人質とした事で他のジムリーダー達に情報が行く事はないだろう。

 

 

「奴らを迎え撃つ準備を開始してくれ、アポロ。」

 

「はっ!」

 

 

サカキの指示に従い、戦いの準備をアポロは始める。

 

 

「……マチスやナツメは他のジムリーダー達の目を向かせる為に動かす事は出来ない。 お前たちにも動いてもらうぞ。 サキ、チャクラ、オウカ。」

 

「「「はっ!」」」

 

 

サカキの指示に従って3人もまた戦いの準備を始めるのだった。

 

 

 




以上、いかがでしょうか?

次回はクチバシティで遂にナナシマへ向かいます。
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