ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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本編続きです。





以下、報告。












ついにポケモンレジェンズZA 発売!!



完全に自分の都合で申し訳ありませんが、一週間ぐらい新作に集中したいので更新は再来週の金曜日にさせてください。



ゲームで出て来たメガシンカポケモンもこの作品で出せれたら良いな。


宇宙からの訪問者

 

オーキド博士がロケット団に捕らわれてしまい、救うためにナナシマ行きの船、『シーギャロップ号』に乗ったレッド達。

 

ロケット団はナナシマの総攻撃を開始。

 

 

レッドとイエローは5の島。 グリーンとブルーは6の島。 

 

そしてサトシとマサキは7の島へ向かいそれぞれ戦闘する。

 

 

しかし、7の島にてサトシを狙ってアポロ達4人が襲い、5の島ではデオキシスがレッドとイエローの前に姿を現す。

 

 

そして6の島ではブルーの両親がグリーンとブルーの前に現れたのだ。

 

 

 

─── 5の島 ───

 

 

「レッドさん?」

 

 

突然言葉が止まったレッドにイエローは疑問に思う。

 

 

「……なんだ? この感じ。いや、もしかして『コレ』が?」

 

《レッド、何を言っている? どうしたんだ!》

 

 

電話越しでグリーンも察したのかレッドを心配する声が聞こえる。

 

だが、レッドには2人の言葉を聞く余裕が無かった。

 

 

「でもこの感じ、どこかで? そうか、()()()()()()()()!」 

 

 

レッドはかつてこの感覚に似た現象を体験した事がある。

 

そう、あの日、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

その時とは違うのは感覚だ。

 

サトシの時は身体が少しざわつく程度だったが今回のは違う。

 

 

体の奥が“ドクン”として、全身の血が逆流して口から心臓が飛び出しそうな感覚だ。

 

 

「でもあの時と違って『コレ』は──」

 

 

サトシの時と比較し、言葉とするならば、『血の流れの速さ』が違うと言うべきか。

 

サトシの時は優しい動き。 だが、今は全身の血が激しく動いている。 そんな感覚だ。

 

 

「今、意味が分かった……、オレたち……自身が…、()()()()()()()!!」

 

「──ッ!」

 

レッドのその言葉を聞き、イエローは周囲を警戒する。

 

もしこの感覚がサトシの時と同じならば、間違いなく()()()()()

 

 

「来る!! オレという存在に引き寄せられ、今、『()()()()()』が此処に現れた!!」

 

 

その言葉と同時だった。

 

()()()()()()()()()()()()でデオキシスが現れ、攻撃して来たのだ。

 

 

「クッ!?」

 

「うわっ!?」

 

 

レッドとイエローはどうにか回避するも、その攻撃でレッドが持っていたグリーンと繋がっているポケギアが壊れて、フッシーがチャクラを拘束していたツルも解けてしまった。

 

 

「キターッ!! 来た来た来たーッ!!」

 

 

現れたデオキシスに逃げながらチャクラは興奮する。

 

 

「こいつが、デオキシス!!」

 

「あの姿──半透明ですけど、確か『ノーマルフォルム』!!」

 

 

レッドとイエローがデオキシスを警戒していると、デオキシスの姿が変わる。

 

 

「! あの姿は攻撃に特化した姿、『アタックフォルム』!!」

 

 

シーギャロップ号でサトシから聞いたデオキシスのフォルムチェンジに驚くも、チャンスだと思う。

 

 

「ディフェンスフォルムじゃなくてアタックフォルムなら、攻撃を当てる事ができる筈! ピカ、“10万ボルト”!!」

 

「チュチュ、“10万ボルト”!!」

 

 

レッドとイエローはピカとチュチュに指示をしてデオキシスの胸の水晶の様な部分を狙って攻撃する。

 

ポケモン図鑑でデオキシスの弱点が胸の水晶だと知っていたので、2人はすぐに攻撃を放つ。

 

 

「……。」

 

 

その電撃を見たデオキシスは攻撃が当たる直前に姿を素早く変え、ピカとチュチュの攻撃をバリアーのようなもので防ぐ。

 

 

「変化が早い!」

 

「あの姿は確か、『ディフェンスフォルム』!」

 

 

レッドはデオキシスのフォルムチェンジのすばやさに驚愕し、イエローは話に聞いたディフェンスフォルムになったのを見て、攻撃は通じないと悟る。

 

サトシから聞いた話では、ディフェンスフォルム時のデオキシスはレックウザの“はかいこうせん”をも防ぐ事が出来る頑丈さを持っているとのこと。

 

今のレッド達にはそれを超える技はない。

 

 

「随分とデオキシスに詳しいじゃーん。 サトシからの情報か?」

 

 

チャクラはレッドとイエローがデオキシスについてやけに詳しい事に驚きつつ、その理由を悟る。

 

そんなチャクラを見ると、()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「それって、()()()()()()!?」

 

 

チャクラが持っていた図鑑はアップデートする前のポケモン図鑑に形が似ていたのだ。

 

 

「る〰︎〰︎る る〰︎〰︎〰︎る♬ もっともっと観察するじゃ〰︎〰︎ん♬」

 

 

そう煽るように歌いながら、ポケモン図鑑の様な機械をデオキシスに向けていた。

 

それに対してイエローは一言言おうとするが、その隙が無かった。

 

 

「! また姿を。」

 

 

デオキシスは再び、半透明なノーマルフォルムとなって此方を見ているからだ。

 

 

「──イエロー、オレは正面と上空から攻める。 イエローは後ろや横から攻めて欲しい。」

 

「……レッドさん?」

 

 

レッドはイエローに自身の考えを話す。

 

 

「サトシが前に言った、『どんなに考えても対応されちゃうから真正面からぶつかるしかない』って言葉の通り、デオキシスにはどんな手段もそれに有効な姿に変わって対応する。  なら、複数で全方位からの攻撃なら、対応し難いんじゃないか?」

 

「……確かにそうかも知れませんけど、上手く行くでしょうか?」

 

 

その言葉にレッドは自身の考えを言う。

 

 

「……あのデオキシス、『アタックフォルム』と『ディフェンスフォルム』はハッキリ見えるのに『ノーマルフォルム』は半透明な状態。それに『スピードフォルム』には()()()()()()()()()()。 もしかしたら、『スピードフォルム』には“変化出来ないんじゃないか”?」

 

「もし、それが正しいなら今のデオキシスには複数で全方位からの攻撃を避けるのが厳しいって考えですね?」

 

 

イエローの言葉にレッドは頷く。

 

デオキシスの恐ろしい点は『フォルムチェンジ』なのは間違いない。

 

だが、その『フォルムチェンジ』がまだ3形態しか変化出来ず、そのうちの一つが半透明な状態で不安定ならば、ここがチャンスという事だ。

 

 

「分かりました! 周囲は任せてください!! ピーすけ! オムすけ! チュチュ! 行くよ!」

 

「行くぞ!! フッシー!! ピカ!! プテ!!」

 

 

レッドはプテ、ピカと共に上空へ行き、上空からピカが“10万ボルト”、正面からレッドがフッシー指示をして“パワーウィップ”。

 

イエローはレッドが担当している別の方向からそれぞれ“かふんだんご”、“ハイドロポンプ”、“10万ボルト”を繰り出す。

 

 

その攻撃にデオキシスは動く。

 

最初は上空にいるレッドとプテ、ピカを攻撃しようと腕の触手を伸ばしていたが、イエローの攻撃もあり断念し回避に専念する。

 

『スピードフォルム』でもないのに拘わらず、その素早さで攻撃を回避していく。

 

 

「! 速い!!」

 

 

イエローは自分達の攻撃が避けられるその光景に戦慄する。

 

そんな中、レッドは何処か不思議な感覚があった。

 

 

(なんだ? デオキシスの動きは早い。 攻撃を当てるのも殆ど無理の筈なのに、)

 

 

レッドはそう感じる理由は分からないが確信していた。

 

 

「プテ! あの方向に“はかいこうせん”!」

 

 

『そこ』に攻撃を放てば、()()()()()!!

 

レッドは感覚の通りに撃つとデオキシスは正に攻撃を避け、プテが放った場所へ到着する!

 

 

「!?」

 

 

デオキシスはイエロー達の攻撃を避けた先に“はかいこうせん”が来た事に驚くも、ギリギリで『ディフェンスフォルム』となり、バリアーのようなものを展開。 攻撃を防ぐ。

 

 

「(よし!) 今だ!!」

 

 

だが、この防ぐこの瞬間を待っていた。

 

デオキシスは攻撃を防ぐ為に『ディフェンスフォルム』となり、バリアーを展開させて攻撃を受ける。

 

 

 

そして攻撃を受けるという事は()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そのチャンスにレッドは一種の賭けに出る。

 

 

「ニョロ! “かわらわり”!!」

 

 

デオキシスが展開しているバリアーのような物が、かつてのヤマブキシティ周囲にあった物と『同等の物ではないか?』という賭けだ。

 

デオキシスは“エスパー”タイプのポケモンでもある。 故に以前ナツメのバリヤードの様な同等の特異性を持ったバリアーの可能性をレッドは考えた。

 

 

当然だが、その強度はヤマブキシティの時とは桁違いだろう。

 

しかし、それ以外が同じと想定した場合、ニョロの持つ“かわらわり”ならば『ディフェンスフォルム』時のバリアーを破れると行動したのだ。

 

その賭けの結果は───。

 

 

 

 

「よし!! 成功だ!!」

 

 

ニョロの“かわらわり”でデオキシスのバリアーは破壊された。

 

その光景にデオキシスは驚き、すぐに離れようとする。 だが、

 

 

「ピカ! “かみなり”!!」

 

 

事前にニョロの“あまごい”で雷雲を呼び、隙が出来たデオキシスの胸に“かみなり”が命中。

 

 

そのダメージを受けてデオキシスは“ガクガク”と痙攣する。

 

 

「よし! デオキシスの胸の水晶体に命中したぞ!!」

 

「フォルムチェンジもする事が出来なくなったみたいです。」

 

 

有利な状況となっている事にレッドとイエローは喜ぶ。

 

 

「! ピカピ!」

 

「「!?」」

 

 

だが、ピカが最初に気付く。

 

 

デオキシスの傷がすでに回復している事を!!

 

 

「おお! “じこさいせい”じゃん! 回復していく!!」

 

 

そうチャクラは興奮しながら言う。

 

そしてそのまま、デオキシスの正面に巨大なエネルギーが集まっていく。

 

 

「! イエロー!!」

 

「! はい!!」

 

 

それを見たレッドとイエローはキワメさんの所で学んだ技を放つ事を決める一方で、チャクラは興奮しながらデオキシスの技を語る。

 

 

 

「おお!! 威力140!!! これは出るじゃん!! 最強の必殺技……!! “サイコブースト”が!!!」

 

 

その言葉と同時、デオキシスの“サイコブースト”が放たれ、

 

 

「“ハードプラント”!! “ボルテッカー”!!」

 

「“ボルテッカー”!!」

 

 

レッドとイエローのポケモン達の3つの究極技が放たれ、衝突し合った。

 

 

 

 

 

 

 

─── 7の島 ───

 

 

「!!」

 

 

戦いの最中、サトシはある光が島から出ている事に気付く。

 

 

「(あの方向、5の島!? それにこの感じ、レッド達に何かが?)」

 

 

サトシはそう不安になっている事で生まれた隙を

 

 

「よそ見をしている余裕がありますか?」

 

 

見逃すロケット団達ではない。

 

アポロのヘルガーの“かえんほうしゃ”がピカチュウとサトシに放たれる。

 

 

「ピッカ!」

 

「うっ!」

 

 

サトシとピカチュウはどうにか回避する。

 

 

「ピカチュウ、“でんこうせっか”! ネギガナイト、“ぶんまわす”!」

 

 

ピカチュウとネギガナイトの攻撃がヘルガーに命中する。

 

 

「さすが、平行世界とはいえ、世界の頂点に立つトレーナー。 この人数で攻めても、ここまで苦戦するとは思いませんでした。」

 

 

アポロ、アテナ、ラムダ、ランスの4人がサトシとそのポケモンを攻めても未だに倒す事が出来ないのはポケモンの強さもそうだが、サトシというトレーナーの能力の高さも大きい。

 

 

「故に、事前にサキに『しかけ』を頼んで正解でした。」

 

「……しかけ?」

 

 

アポロの言葉にサトシは疑問に思う。

 

 

その瞬間、自身の立っている地面が、“ズズズズズズ”と揺れる。

 

 

「!? これは?」

 

「このナナシマには古代遺跡があります。」

 

 

ナナシマには7つの石室がある。 オリフの石室、アヌザの石室、コトーの石室、アレボカの石室、ユゴの石室、ナザンの石室、イレスの石室。

 

 

その封印がロケット団達によって解かれたのだ。

 

 

その解かれた石室から多くの黒いポケモンが出てくる。

 

そのポケモン達が7の島にいるサトシとポケモン達を襲う。

 

 

「! アンノーン!?」

 

 

石室から出来たポケモンはアンノーンだったのだ。

 

その数を見て、サトシは咄嗟に指示をする。

 

 

「カイリュー、“ぼうふう”! ゲンガー、“マジカルシャイン”!! ピカチュウ、“エレキネット”!!」

 

 

カイリュー、ゲンガー、ピカチュウの技で徐々に多くのアンノーンを倒していく。

 

 

「あれだけ戦いながらもあれほどの動きを。」

 

「忌々しいガキですわ、本当に。」

 

 

 

 

ランス、アテナの2人はその戦闘を忌々しく見る。

 

 

「だが、これで終わりだぜ。」

 

 

そうラムダは巻き込まれない様に離れながらこの戦いの勝利を確信する。

 

 

その瞬間、アポロが密かに繰り出したマルマインがサトシとピカチュウの近くに現れたからだ。

 

 

「なっ…!」

 

「“だいばくはつ”。」

 

 

そのままマルマインはアンノーン達を巻き込みながらも、サトシとピカチュウの近くで“だいばくはつ”を引き起こすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─── 6の島 ───

 

 

ブルーは突然現れた2人に驚愕するしかなかった。

 

 

「──パパ? ママ?」

 

「ああ……、やっぱりブルーなのね。」

 

「まさか、このナナシマにいたなんて。」

 

 

それはなんと、連絡がつかなかったブルーの両親だったからだ。

 

 

「なに? ブルーの家族か!? (こんな時に。)」

 

 

グリーンはブルーが家族と会えた事自体は喜ばしい事だと思うが、今レッド達やサトシ達が危なく、ナナシマの人々に追われているこの時に再会するという、最悪に思わず舌打ちを仕掛けるが止める。

 

 

「──どうして、このナナシマに?」

 

「ブルー、あなたの手掛かりがないか色んな地方を渡り歩いていたの。」

 

「それでこのナナシマにいて、ロケット団からの放送でこのナナシマにいる事が分かったんだよ。」

 

 

そう言いながら、ブルーの両親はこちらに近づいてくる。

 

 

 

その時!

 

 

 

「ここにいたぞ!! ナナシマが襲われている元凶の子供共(ガキども)だ!!」

 

 

ブルーの両親の跡をついて来ていた住民たちなのか、この砂浜に来ており、グリーンとブルーを見てそう叫ぶ。

 

 

「! マズイ、ブルー! ここはすぐに離れるぞ!!」

 

「ッ!」

 

 

グリーンの言葉にブルーは両親の所へ向かいたい思いを止めて、

 

 

「……ごめん。」

 

 

そう一言の後、その場から逃げ出す。 ここでブルーの両親に近づいたり、仲良くした光景を見せれば、両親も攻撃の対処になる。

 

故に甘えたい気持ちを抑えてグリーンと共にこの場から離れ、海を渡って逃げようとするのだが、

 

 

「逃がすかよ!!」

 

 

既に包囲していたのか、海への道は既に塞がっていた。

 

 

「! クソ!」

 

 

ナナシマの住民を傷付けることは出来ない。しかし、向こうは何の躊躇いも無くこちらに向かってくる。 

 

 

その時!!

 

 

「あ、あわわ!」

 

「おおおおお!!」

 

 

目の前にいた2人の男性が海の方を見て慌てていた。 

 

 

なぜなら、シーギャロップ号がすごいスピードで迫ってきたからだ。

 

 

「ぶ、ぶつかる──!!」

 

 

シーギャロップ号から避ける為に海の近くにいた住民はその場から離れる。

 

 

「つかまれぇい!!」

 

 

そのシーギャロップ号の船の上にはキワメがおり、彼女はロープを2人に向けて投げる。

 

2人はその投げ込まれたロープを掴む。

 

 

「あ、逃がすかよ!!」

 

 

それを見た住民たちは逃がすまいと手を伸ばし、グリーンの足を掴む。

 

 

「グリーン!!」

 

「しまった!」

 

 

ブルーはそれを見て叫び、グリーンも掴まれてしまった事で状況は最悪だと考え、

 

 

「こうなったら──。」

 

 

仕方なく、ボールへ手をかけたその時!

 

 

「ごえっ!!」

 

 

後ろからブルーの両親がその掴んでいる人物に対して身体をぶつける。

 

 

「──ッ!」

 

 

ブルーは咄嗟に『パパ、ママ』と叫ぼうとする言葉を止める。

 

ここでそう言ってしまえばブルーの家族という事で住民からもロケット団からも狙われてしまうからだ。

 

 

「グリーンと言ったか、ブルーを頼む!!」

 

「──! ああ。」

 

 

ブルーの父親の言葉にグリーンはそう返し、グリーンとブルーはどうにか6の島を脱出するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




以上いかがでしょうか?


前書きでもありましたが、来週は番外編、本編共に更新しません。



完全に私事で大変申し訳ありません。
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