ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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本編続きです。


これが今年最後の投稿となるでしょう。

ではどうぞ。


VS ロケット団①

 

─── 7の島 ───

 

レッド達5人はロケット団がアジトとして利用しているトレーナータワーの屋上へ到着した。 屋上には3つの半球状の物、ドームが正三角形の頂点のように配置されており、その中心に5人はいた。

 

 

「ここが…、7の島の最突端、トレーナータワー!!」

 

「もともとはトレーナーが腕を鍛えるため、ポケモンバトルを戦い抜きながら屋上まで如何に早く上るかを競った施設らしいが……。」

 

「アタシたちにはこの屋上がスタート地点ね。」

 

 

このトレーナータワーについての説明をグリーンとブルーから聞いたサトシは語る。

 

 

「なら、少しでも早くオーキド博士を助けられるかのタイムアタックって事か!」

 

「ピカ、ピカチュウ!」

 

「ああ!! それにロケット団も待ち伏せしてるだろうし、如何に早く敵を倒してオーキド博士を助けるタイムアタックのスタートだ!」

 

「もうこれ以上ナナシマが辛い戦いの舞台にならない様に、僕も全力で戦います。」

 

 

そうサトシ、レッド、イエローの3人の言葉と共に進もうとしたその時。

 

 

「どうした、グリーン?」

 

 

レッドが驚いているグリーンに気付き、質問するがグリーンはある方向を見ているだけで反応しない。

 

その理由はグリーンの口から出た言葉で理解する。

 

 

 

「おじいちゃん!!」

 

「「「「え!?」」」」

 

 

 

グリーンの方向にはドームがあり、その中に鎖で拘束されたオーキド博士がいたのだ。

 

グリーンはオーキド博士を見るや否や助ける為に駆け出す。

 

 

「待てよ、グリーン!!」

 

 

サトシは咄嗟に駆け出したグリーンを見て追いかける。

 

オーキ博士の事もそうだが、此処で単独で動くのは危険だと思ったからだ。

 

そして案の定。

 

 

「いや、違う!!」

 

「立体映像!!」

 

 

レッドとイエローはそのオーキド博士の正体に気付く。

 

グリーンが近づいた瞬間オーキド博士の姿が揺れて消え、ドームから左右に分かれて機械のアームが2本出て来る。

 

 

「くぅ!」

 

 

そして“ガッ”とグリーンの胴体を掴み、サトシにも迫って来る。

 

 

「! ピカチュウ、“アイアンテール”!! ネギガナイト、“ぶんまわす”!!」

 

「ピカ! チュウ、ピカ!!」

 

「キャモ!」

 

 

近くにいたサトシが咄嗟にピカチュウとネギガナイトに指示をし、グリーンを拘束している機械と迫ってきている機械を攻撃。 グリーンをどうにか救出する。

 

 

「きゃあああ!!」

 

「うっく!!!」

 

「うわあああ!!」

 

 

そう安堵していると後ろから声が聞こえ、振り返る。

 

 

「レッド!! ブルー!! イエロー!!」

 

 

振り返った時、3人の後ろから先程の機械の腕が伸びて掴んでいるのが見えた。

 

まるで分断する様に距離を離している様だ。

 

 

「ミュウ、“サイコカッター”!!」

 

「みゅ!」

 

 

サトシはミュウに“サイコカッター”を指示し、3人を捕らえた機械を破壊する。 そして分断する為なのか、屋上にあった下へ向かう穴の一つを見る。

 

 

「ミュウ! みんなを“サイコキネシス”でこの穴に!!」

 

 

サトシは分断させない為にレッド達4人をミュウの“サイコキネシス”で自分が降りようとしている穴へ運んでくる様に指示し、サトシとミュウが降りるとすぐにレッド達4人もその穴へ入り一階下へと到着する。

 

 

「ふう、みんな無事か?」

 

「ええ。」

 

「サンキュー、サトシ。」

 

 

サトシの言葉に全員が答える。

 

 

「──すまない。 オレのミスだ。 冷静に考えればおじいちゃんが屋上にいる筈がなかった。」

 

 

グリーンは自分の失態を全員に謝罪する。

 

オーキド博士の姿を見るや否や駆け出してしまった事でレッド達の注意が散漫となり、その隙を突かれた事で機械に拘束されてしまった。

 

サトシの対応のおかげで分断される事態は回避されたが、また分断される所だったのだ。

 

 

「いや、しょうがないさ。 目の前にオーキド博士がいたら冷静じゃあいられないよ。」

 

「ああ、ロケット団め!! 家族を思う気持ちを利用しやがって!」

 

 

サトシはそう励まし、レッドはこのような手段を行ったロケット団に怒りを露わにする。

 

 

「……いや、利用されるのが悪い。 ここはロケット団の基地なんだ。 オレのミスでこれ以上迷惑かける訳にはいかない。」

 

 

それでもグリーンは自分に厳しく評価する。 そして気合いを入れて周囲を警戒する。

 

 

「……分かった。まずはオーキド博士を探そう。 ルカリオ!! オーキド博士がどこにいるか“波動”で探してくれ!」

 

 

サトシはルカリオを繰り出し、オーキド博士の居場所を探る。

 

 

「──! バウ!!」

 

「あっちか!」

 

 

ルカリオがその場所を感知したのかついて来いと言わんばかりにこちらを見た後、走り出す。

 

5人はそのルカリオの後をついて行き、ある部屋の前へとたどり着く。

 

その部屋へ入るとそこには。

 

 

「おじいちゃん!!!」

 

 

鎖で両腕を拘束されているオーキド博士がいたのだ。

 

 

「お…、おグリーン。」

 

 

弱々しくオーキド博士はグリーンの名を呼ぶ。

 

 

「今、助ける!」

 

「グリーン冷静に!!!」

 

 

急いで助けようとしているグリーンにレッドはそう言う。

 

 

「わかってる!!」

 

 

グリーンはそう答え、ハッサムを繰り出す。

 

 

「ハッサム、手かせをはさみ切れ!!!」

 

 

グリーンの指示に従い、ハッサムはオーキド博士を拘束している手かせを破壊しようと行動するも

 

 

“バチィィン!!”

 

と手かせに触れることが出来ず弾かれてしまった。

 

 

『!?』

 

 

全員がその光景に驚く中、ある声が聞こえる。

 

 

「ムダデスヨ! コノ拘束システムハポケモンノ技デハ絶対ヤブレマセン。」

 

「誰だ!?」

 

「ダレデモナイ!!」

 

 

“ブオン”とオーキド博士の上で目玉のような物が起動する。

 

 

「ワタシハ『r』!!! コノトレーナータワーノ、マザーコンピューター!! イウナレバ、ト(・)レ(・)ー(・)ナ(・)ー(・)タ(・)ワ(・)ー(・)ソ(・)ノ(・)モ(・)ノ(・)!!」

 

 

そのコンピューター、『r』はそう自身の事を語る。

 

 

「タワーが意思を持ってる!?」

 

「敵は建物だと!? バカな……!!」

 

 

レッドとグリーンがその事実に驚愕する。 その時、

 

 

「『バ(・)カ(・)』ト(・)カ(・)イ(・)ウ(・)ナ(・)!(・)!(・)」

 

「え?」

 

 

コンピューター『r』はいきなり怒り出し、“ジャキ”と機械が動き、そこから電撃が放たれる。

 

 

「うわあああ!! なんだコイツ! いきなり怒ったぞ?」

 

「もしかしてさっきのグリーンさんの『バカ』って言葉に怒ったんじゃないでしょうか!?」

 

「そ、そういう意味で言った訳じゃないのに、」

 

「所詮機械だ。 こんな簡単な意味も理解出来ないバカなんだろう。」

 

「ダカラ『バカ』トカイウナ!!」

 

 

更に電撃を強力にし、攻撃して来る。 

 

 

「ルカリオ、“はどうだん”! ミュウ、“サイコキネシス”!」

 

 

サトシはその攻撃の最中隙を見つけ、オーキド博士の手かせを攻撃するが、やはり『r』の防御は破れない。

 

 

「バカナヤツラダ! ポケモンノワザハキカナインデスヨ! タトエミュウノワザデモネ!!」

 

 

『r』は更に鉄球やチップソーなどの凶悪な武器などが付いた機械をうごかし、襲って来る。

 

 

「コノタワーノ中ニイルカギリ、アラユル所カラ武器ガトビダスカラネ! ポケモンヨリズーット、コワイ攻撃ノカズカズガ!!」

 

「! ミュウ!!」

 

 

サトシの指示でミュウはバリアーを展開させて5人を守る。

 

 

「オマエタチガオーキド博士を助ケ出ス確率ハ100%ナイデスヨ!!!」

 

 

『r』は誇らしげに或いは嘲笑しながらそう語る。

 

 

「……………。 ポケモンの技は通用しないだと? オレ達がおじいちゃんを助け出す確率は100%ないだと? 本気で言っているのか?」

 

 

グリーンがそう『r』に問う。

 

 

「エエ! ワタシノ頭脳ガスベテノ状況ヲ計算シ、ワリ出シタカンペキナ答エデスカラ!!」

 

「すべての状況を計算したって言うのなら当然知っているよな。 オレの持っているポケモンが、どんなポケモンなのか。」

 

 

グリーンの問いに『r』は答える。

 

 

「モチロン知ッテマスヨ。 リザードン、カイリキー、ハッサム、サイドン、ゴルダック、ポリゴンノ6体。 モットモ脅威ナポリゴンノ対策ハ完璧デ……アヒ!!!」

 

 

その時、『r』の様子が変わる。

 

 

「ナニコレ! ポリゴン対策ハ完璧ノハズ。 デスガ想定以上ニハヤク強イ!!  モウココマデ侵入サレテ!?」

 

 

そして『r』は侵入してきたポケモンの正体を見る。

 

 

「バーチャルポケモン!! ポ(・)リ(・)ゴ(・)ン(・)2(・)。 コンピューターくうかんヲユク電脳戦士!!」

 

 

そう、『r』に入り込んだポケモンはポリゴンではなく、進化したポリゴン2だったのだ。

 

 

「アヒアヒ!」

 

「「カムラの実」を使ったから、フフ、速かったな!!」

 

 

カムラの実とは使用するとポケモンのすばやさが上がるきのみであり、そのおかげで『r』が想定していた以上のスピードで行動することが出来たのだ。

 

 

「外がダメなら内から。 中枢めがけて放て!! “でんじほう”!!!」

 

 

ポリゴン2が『r』の中枢に向けて“でんじほう”を放ち、

 

 

「ムキーッ!!」

 

 

その攻撃により、『r』はそう断末魔の様な叫びをした後、『r』の姿がポリゴン2の姿に変わる。

 

 

「よし! 次はおじいちゃんの拘束システムを解除だ!!」

 

 

グリーンの指示にポリゴン2は“コクッ”と頷き、オーキド博士を拘束している手かせを解除する。

 

 

「博士!」

 

「オーキド博士、大丈夫ですか!?」

 

「ピカチュウ?」

 

 

5人がそうオーキド博士に近寄り、声を掛ける。

 

 

「ああ、大丈夫じゃ。 ありがとうみんな。」

 

 

オーキド博士はボロボロな状態ではあるが大丈夫だと言う。

 

 

「良かった。」

 

「オーキド博士を無事に助け出せましたね。」

 

 

そう5人が安堵している時、ルカリオとピカチュウが気付く。

 

 

「ピカ? ピカピ!!」

 

「バウ!!」

 

「! みんな、何かが来る!!」

 

 

ピカチュウとルカリオが先に気付き、それに気付いたサトシがそう警戒する様に言う。

 

 

「! 再会の感激に浸るのは、まだ早い様だな。」

 

 

次に気付いたグリーンが部屋の外に現れた多くの気配にそう告げる。

 

5人が部屋の外を見るとそこには────

 

 

 

「こいつらは……、デオキシス…、…なのか?」

 

 

多(・)く(・)の(・)デ(・)オ(・)キ(・)シ(・)ス(・)がそこにいたのだ。

 

そのデオキシスを見たサトシは悟る。

 

 

「! これはデ(・)オ(・)キ(・)シ(・)ス(・)の(・)分(・)身(・)だ(・)!!」

 

「「「「!」」」」

 

 

サトシのその言葉にレッド達4人はシーギャロップ号でサトシが話していたデオキシスの分身体だと悟る。

 

デオキシスの分身体達は一気にこちらに襲って来る。

 

 

「来るぞ!」

 

「ピッくん、ぷりり! 博士を守って!!」

 

 

ブルーは即座にピッくんとぷりりに博士を守るように指示をし、レッド達と共にデオキシスの分身体へと向かっていく。

 

 

「フッシー!」

 

「リザードン!」

 

「カメちゃん!!」

 

「チュチュ!」

 

「ピカチュウ!」

 

 

レッド達5人はそのまま多くのデオキシスの分身達と戦闘する。

 

 

 

─── シーギャロップ号 ───

 

一方、

 

 

「カイリュー、“りゅうのはどう”。」

 

「パルシェン、“トゲキャノン”!!」

 

 

 

トレーナータワーの外側ではキワメとカンナの2人が

 

 

 

「アーボック、“どくばり”!」

 

「マタドガス、“ジャイロボール”!」

 

 

突如として襲ってきたアポロ達4人と戦っていたのだ。

 

 

「ぬう、人数差もそうじゃが、中々の強敵。 レッド達の援護も出来んわ。」

 

「話には聞いていたけど、三獣士以外に此処まで強い幹部がいたなんて。」

 

 

「フフフ、四天王カンナ。 あなたが此処に来たことは驚きました。 ですが、結果は変わりません。 あのトレーナータワーがあの子供達の墓標となるのです。」

 

カンナ、キワメが目の前の4人の猛攻に凌ぐのが精一杯な状況。

 

これではレッド達の加勢など不可能だ。

 

 

2人はアポロ達と戦闘を続けるのだった。

 

 

 

 

 

─── トレーナータワー ───

 

「キリがないわ!!」

 

 

ブルーはデオキシスの分身体と戦っていく中でどんなに倒しても現れるデオキシスの分身体達にそう言う。

 

「ああ! サトシの言う通り、この分身体が一番厄介だ。」

 

「このままじゃ、いつか体力が無くなります。 デオキシス本体はどこに──。」

 

 

その時、その声が聞こえる。

 

 

 

 

 

 

「ほう、既にこの『デオキシスディバイド』についてサトシは知っていたか。 この力は私の手持ちとなったことで覚醒した新しい能力の筈だったのだがな。」

 

「─その声は!?」

 

「まさか!」

 

 

 

レッドとサトシはその人物の声を聞き、こんなにも早く会ったことに驚きつつその人物に敵意を向ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Raid  On the City, (町々を襲いつくせ) Knock out, (撃ちのめせ) Evil Tusks(悪の牙たちよ)」

 

 

 

その人物サカキとミュウツーが現れたのだ。

 

 

「きたか、4人のポケモン図鑑所有者達、そしてサトシ。破壊の牙ロケット団、我が本拠地へようこそ。」

 

「「サカキ!!」」

 

 

レッドとサトシは目の前の敵の名を叫ぶ。

 

 

「また会ったなレッド、そしてやはり生きていたかサトシ。」

 

 

サカキはそう2人を見ると同時にサトシの近くにいるポケモンを見る。

 

 

「更に、思わぬスペシャルゲストも来たようだな、まさかミュウを仲間にしているとは。」

 

 

ミュウはミュウツーをそして機械で覆われているミュウツーもミュウを見る。 そして、

 

 

“バチィィ!”

 

 

とミュウとミュウツーは自身の周囲にサイコパワーを発生させ、互いの力をぶつけ合う。

 

 

「我々ロケット団がミュウを手に入れようとしたのはミュウツーを作り出す為だった。 ミュウの遺伝子データが不足で巨石のエネルギーを取り込む事で完成したが、」

 

 

最初は互角かと思われた押し合いは徐々にミュウツーが押して行き、ミュウのサイコパワーが競り負けつつある。

 

 

「ミュウツーが完成した今、もはやミュウは不要。 ミュウツーはミュウの遺伝子から戦闘用に生み出したポケモン。 一度は意識を持った事で逃げ出してしまったが、今はこのM2バインでミュウツーの意識と力は完全にコントロールしているのだ。」

 

「意識をコントロールだって!?」

 

 

サトシはサカキのその言葉に怒りを露わにする。

 

 

「ああ。ミュウツーは完全な戦闘用に作(・)っ(・)た(・)ポ(・)ケ(・)モ(・)ン(・)。 意識を持たせたから失敗した以上、今度はその意識すら奪う! ミュウツーとデオキシス。 この2体は今やこのサカキだけのもの!!」

 

 

「〰︎〰︎〰︎! サカキ!!」

 

 

サトシはそのサカキの言葉に怒り、ピカチュウと共にサカキへと向かい“アイアンテール”で攻撃するも、デオキシスディバイドによって防がれる。

 

 

サトシは下がりながら“チラ”とミュウを一瞬見て、

 

 

「ピカチュウ、“10万ボルト”!!」

 

「ピカ、チュウ!!」

 

 

ピカチュウの“10万ボルト”がサカキに向かう───のでは無く。

 

 

「! 何?」

 

 

サカキは急にピカチュウの電撃が直前に不自然に上へ移動し、

 

 

「〰︎〰︎ッ!」

 

 

ミュウを押していたミュウツーに電撃が命中する。

 

 

「! まさか、ミュウの“サイコキネシス”でピカチュウの電撃をミュウツーに誘導したのか!?」

 

 

ミュウは常にミュウツーに押されていて、展開しているサイコパワーが消え、正にミュウツーが攻撃しようとしたその時ミュウは咄嗟にピカチュウの“10万ボルト”をミュウツーへ誘導したことで攻撃したのだ。

 

 

「ミュウ! “サイコキネシス”!」

 

 

サトシの指示通りにミュウツーをミュウは攻撃し、ミュウツーは吹き飛ばされる。

 

 

「……流石というべきだな。 やはり危険だなサトシ、そしてミュウ。」

 

 

その言葉と共にサカキはあるボタンを押す。 それと同時にサトシ、ピカチュウ、そしてミュウの後ろにしたから筒のようなものが出てきたと同時。

 

“ジャッ”

 

と何かが飛び出しサトシ達に迫って来る。

 

 

「! しま──」

 

 

サトシは両手首をピカチュウとミュウはお腹辺りを掴まれその筒の中へ引き摺り込まれてそのまま拘束されてしまう。

 

 

「サトシ!」

 

 

サトシがサカキとの戦いに集中できるように周辺のデオキシスディバイドを相手にしていたレッド達はその光景を見て状況の劣勢を悟る。

 

 

「元々はミュウの捕獲用に作っていた装置を人間でも拘束できるように改造したもの。 これで身動きは取れまい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

─── ???? ───

 

 

ある場所にて7の島のトレーナータワーへ向かおうとする軍団があった。

 

 

彼らはギンガ団の下っ端たち。 彼らは現在トレーナータワーにいるサトシという平行世界からきた人間を確保する事を目的としていた。

 

 

その時、

 

 

「残念だけど、ここから先は行かせないよ。」

 

「あの子達の戦いの邪魔はさせません。」

 

 

その言葉と同時にムウマージを連れた人物マツバとヘラクロスを連れたツクシがギンガ団下っ端たちに立ち塞がる。

 

 

 

 

その情報はギンガ団の幹部達にも伝達される。

 

 

「何? ジョウトのジムリーダーマツバとツクシが下っ端を攻撃しているだと?」

 

 

サターンはその情報に驚愕する。

 

 

「……オレたちの目的がわかっていたというのか? 一体どうやって。」

 

 

その時、マーズが何かに気付く。

 

 

「上から何かが近づいて来る?」

 

「アレは、ロボットか?」

 

 

ジュピターの言葉に応える様に巨大なニャース型メカが遥か上空から降り立つ。

 

流石のギンガ団も上空から巨大メカが降りて来るなど想定することはほぼ不可能。 故に『彼ら』にその隙を突かれたのだ。

 

 

「なんだこのロボットは!?」

 

 

サターンがそう言うと、それに応える様に彼らが言う。

 

 

「『なんだこのロボットは!?』 と聞かれたら、」

 

「答えてやるのが世の情け、」

 

 

そう、いつもの口上を言いながら彼らは現れた。

 

 

「世界の破壊を防ぐため、」

 

「世界の平和を守るため、」

 

「愛と真実と悪を貫く、」

 

「ラブリーチャーミーな敵役。」

 

 

 

「ムサシ。」

 

「コジロウ。」

 

 

 

「銀河をかけるロケット団の2人には、」

 

「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ。」

 

「ニャーんてにゃ」

 

「ソーナンス!!」

 

 

そう彼らサトシの世界のロケット団がニャース型巨大メカに乗ってギンガ団の前に立ち塞がったのだ。

 

 

その口上が終わると同時だった。

 

 

メカの胸の扉が開き、その中から7人の人物。

 

 

『カントーのジムリーダー』達が現れたのだ。

 

 

 

 

 




以上、いかがでしょうか?


少しでも納得して頂いたら幸いです。


では、また次回。
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