ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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お久しぶりです。リアルの予定が落ち着いたので投稿します。
最新話です。


今回はオリジナル展開の戦いとなります。
理解の程をお願い致します。



VS タケシ

ポケモンセンターの騒動を終え、イエローは友達コラッタが進化したラッタと再会。レッドはジムリーダーのタケシに挑む。

 

 

ーーー ニビジム前 ーーー

 

「よし、もうすぐジム戦だ。」

「レッドさん、応援してます。」

「ああ、頑張れよ。」

「ピカ。」

 

レッドたちはジムリーダータケシと戦う予定時間になり、ジムリーダーと戦うためニビジムの前にいた。するとジムの扉が開き、中から昨日ポケモンセンターで見かけたジムトレーナーが現れた。

 

「お待たせしました。観戦者は入ってすぐ右へ向かってください。挑戦者の方はついて来てください。」

「「「はい。」」」

 

サトシとイエローは右に進むと上へ続くハシゴがあり、のぼる。

レッドはジムトレーナーの後について行く。

 

「本来はあの部屋にあるリングで戦うのですが、1番広くポケモンの世話をするのに適していたため、普段タケシさんが練習場として使用しているこの岩と地面のフィールドにて戦って貰います。」

 

案内されたフィールドはゴツゴツした岩と地面で出来ており、岩ポケモンの修行に適した場所となっていた。上には狭いが観戦スペースがあり、サトシとイエローはそこにいた。

 

「観戦者は普段我々ジムトレーナーがタケシさんの指導を受けているスペースにて観戦してもらっていますのでかなり狭いですが問題ありませんか?」

「はい。大丈夫です。」

「そうですかよかった。ではタケシさんが来る前に試合の説明をさせて頂きます。」

 

ジムトレーナーは今回の試合の説明を行う。

 

「今回タケシさん、挑戦者共に2対2のバトルとなります。ポケモン交換は挑戦者のみが行うこととします。以上、何か質問はありますか?」

「ありません。」

 

レッドは試合の説明を聞き、問題ないと伝えると、奥からジムリーダーのタケシが現れた。

 

「やあ、来たな。 確かレッドと言ったか、君とバトルをするのを楽しみにしていたよ。」

「オレもだ。」

 

タケシはレッドと戦うことを楽しみにしていた。なぜなら、

 

「君と先ほどバトルしたグリーンは一昨日でかなり手練のロケット団員を倒しているからね。こちらもその実力も含めて楽しみにしてたんだよ。この形式のバトルにしたのもジムリーダーではなく、ポケモントレーナーとしてバトルしたかったからさ。」

 

レッドたちが倒したロケット団員の実力は調べて行くうちにこのニビジムのジムトレーナーの実力より強いことがわかり、それほどの実力者ということで少し楽しみにしていたのだ。

しかし、レッドは先ほどタケシが言った人物名に驚いた。

 

「グリーン!? もう戦ったのか! その試合はどっちが勝ったんだ?」

 

グリーンは既にタケシと戦っていたことに驚きその試合結果を聞く。

 

「グリーンとの試合はオレの負けさ(・・・・・・)、いいバトルだったよ。」

「!?」

 

レッドはグリーンが既にタケシとのバトルに勝利し、グレーバッチを手に入れていたことに驚き、対抗心を燃やす。

 

「そっか、なら絶対に勝つぜ!」

「そうはいかん、オレはつよくて かたい いしの おとこ! 負けるつもりはない!!」

 

そう言いレッドとタケシはお互いにボールを取り出す。

 

「いけ、イシツブテ!!」

「いけ、ピカ!!」

 

レッドのグレーバッチを賭けたバトルが始まった。

 

 

ーーー 過去のポケモンセンター ーーー

 

『ニビジム戦でピカを出すのか?』

『ああ』

 

レッドがニビジムのバトルで“ピカ“と戦うと聞いてサトシはなぜか聞く。ピカの覚えている技の中にはサトシのピカチュウのようなはがねタイプの技は覚えていないからだ。

 

『オレはピカと一緒に強くなるって約束したから、今回のバトルで勝ちたいんだ。』

『ピカ。』

 

ピカはレッドの言葉に同意する。

 

『そっか、ピカもそのつもりだし、頑張れよ。』

『ああ、なあピカ。』

『ピ?』

 

レッドが話しかけたことにピカは疑問で返す。

 

『ピカは今まで1人で戦ってきた。でも今回は違う、今回はオレも一緒に戦うんだ。だからオレを信じて欲しい。必ずピカを勝たせるよ。』

『ピカ。』

 

ーーーー ニビジム ーーー

 

「ピカチュウだと?」

 

タケシは自身が岩タイプのポケモン専門のジムリーダーであることはこのカントー地方では有名だ。故にレッドがでんきタイプのポケモンを出してきたことに驚いていた。

 

「レッド、まさかだとは思うがポケモンの「知ってるさ。」!」

「ピカチュウが岩タイプ、ましてやじめんタイプも混ざってるイシツブテに苦手ってことはわかってるよ。」

「ならなぜ?」

 

タケシはピカチュウを繰り出した理由を聞くとレッドは答える。

 

「オレはピカと一緒に勝つって約束したから。それだけだよ。」

「…そうか、いい答えだ。 だがそれとバトルは別問題だ。行くぞ!

イシツブテ、いわおとし!」

「ピカ、 かわせ!」

 

イシツブテの繰り出した“いわおとし“をピカは早いスピードでかわして行く。

 

「ピカ、でんきショック!!」

「ピカ!」

 

レッドはピカにでんきタイプの攻撃を指示し、イシツブテに当たる。

 

「ラッシャイ!!」

「何!?」

 

タケシはイシツブテがでんきタイプの攻撃を喰らい、ダメージを受けている(・・・・・・・・・・・)ことに驚く。

 

「まさか効くとは、それほどそのピカチュウの電撃が強力ということか。」

 

サトシはそんなピカの電撃を見て、かつての自分を思い出す。タケシに試合で負け、訓練した後のピカチュウの電撃は効果が無いはずのイシツブテを電撃で倒したのだ。今まさにピカがやったことはそれだ。

 

「今だ、でんこうせっか!」

 

ピカはでんこうせっかを繰り出し、イシツブテにダメージを与える。

 

「やるな、イシツブテ、たいあたり!」

「ラッシャイ!」

 

イシツブテのたいあたりはピカに命中し、体格が小さいこともあり飛ばされる。

 

「ピカ!」

「続いて、いわおとし!!」

 

タケシは追撃に“いわおとし“を繰り出し、起き上がろうとしているピカに命中する。

 

「トドメだ、たいあたり!!」

 

タケシはそのまま“たいあたり“でトドメを刺そうとする。

 

「ピカ、目の前の岩にでんこうせっか!!」

「ピカ!」

 

レッドはピカにいわおとしで目の前にある岩に対して“でんこうせっか“を繰り出すと岩はイシツブテに向かって跳んでいく(・・・・・・・・・・・・)

 

「な、かわせ!」

 

イシツブテは間一髪それをかわす。だが、

 

「ピカ、でんこうせっかで取り付け!」

 

その隙をレッドとピカは逃がさない。

 

「ピカ」

「ラッシャイ!?」

 

イシツブテは取り付いたピカを振り落とそうと暴れる。

 

「ピカ、でんきショック!!」

「ピカ!!」

 

ピカはイシツブテに取り付いた状態で“でんきショック“を繰り出す。

イシツブテはピカの電撃に苦しんだ後、その場で倒れた。

 

「イシツブテ。 …戻れ。」

 

タケシはイシツブテの状態を見て、戦闘不能であることを見抜きボールへ戻す。この試合、最初にポケモンを倒されたのはタケシであった。

 

 

 

 

ーーー 観客席 ーーー

 

「これがポケモンバトル、あの時とは違ってポケモンもトレーナーも楽しそう。」

「そうだろう。イエロー。バトルは楽しいんだ。」

 

イエローはあのポケモンセンターでのバトルと違い、ポケモンもトレーナーも楽しそうにして戦っている光景を見て驚いていた。

イエローはレッドを応援こそしていたが、初めてのバトルがロケット団とのバトルであったため、ポケモンバトルは辛いものという認識であった。しかし、このポケモンバトルは人とトレーナーも楽しく行なっていることでその認識が変わっていく。そこでイエローはポケモンバトルが好きと言ったサトシに質問する。

 

「サトシさんはどうしてポケモンバトルが好きなんですか?」

 

イエローはポケモンバトルが好きな理由をサトシに聞く。

 

「簡単さ、ポケモンと友達になれるからだよ。

「………」

 

イエローはサトシの言葉に驚いていた。バトルでポケモンと友達になる意味がわからないからだ。そんなイエローにサトシは話す。

 

「レッドのバトルを見てるとわかるよ。」

「ピカ。」

 

ーーー バトルフィールド ーーー

 

「まさか、ピカチュウでイシツブテが倒されるとは、だが次はどうかな? いけ、イワーク!!」

「イワー」

 

タケシは自身の切り札、『イワーク』を繰り出す。レッドはピカの様子を見て、ある決断をする。

 

「ピカ、一旦下がって欲しい。」

「ピカ!?」

 

ピカは驚いていたが、レッドは続ける。

 

「今のピカはさっきのバトルで疲れてる。これじゃ、イワークに勝つのは厳しいと思う。」

「ピカ…。」

 

レッドはさらに説得する。

 

「ピカ、このまま戦いたいと考えているけど、オレはさっき約束通り、ピカを勝たせた。 次はピカがオレを“勝たせて“欲しい。だからオレを信じてボールに一旦戻って欲しい。」

「…ピカチュウ!」

 

ピカはわかったとレッドに従う。

 

「よし、戻れピカ!! そして、いけニョロ!!」

 

レッドはピカをボールに戻し、ニョロを繰り出す。

 

「ニョロゾか、相手にとって不足はないな。」

 

タケシはレッドが繰り出したポケモンが水タイプのニョロゾであることに警戒する。

 

「よし、ニョロ、みずでっぽう!!」

 

レッドはさっそく効果抜群の“みずでっぽう“で攻撃をしようとニョロに指示するが、

 

「イワーク、地面に思いっきり たたきつける!!」

 

タケシはイワークに地面を全力で“たたきつける“を指示し、フィールドが揺れる。ニョロとレッドはその揺れで体制を崩し、ニョロのみずでっぽうを外してしまう。

 

「な!? 地面を揺らして、攻撃を逸らした!?」

 

レッドはタケシのイワークが攻撃を逸らした行動に驚く。

ちなみにこの方法は常に使用している観客が多いリングでは観客が危険なため、絶対に使わない戦法だ。この状況だからこそできる戦法なのだ。

 

「イワーク、いわおとし!!」

 

タケシはそんなニョロに追撃するため、イワークにいわおとしを指示する。

 

「ニョロ、かわしてみずでっぽう!!」

 

何とか立ち上がり、ギリギリ回避して“みずでっぽう“を繰り出す。

 

「イワー!?」

「イワーク!!」

 

繰り出した“みずでっぽう“がイワークに命中し、大きなダメージを受ける。イワークはいわタイプとじめんタイプの2つのタイプを持ち、みずタイプの攻撃は効果抜群だ。

 

「よし、ニョロ! もう一度…」

 

レッドが再び、“みずでっぽう“を指示しようとする前にタケシとイワークは行動した。

 

「イワーク! たたきつけるで岩を叩け(・・・・)!!」

 

イワークは自身の“いわおとし“で地面にある岩をニョロに向かってたたきつける。その際、岩は粉砕して細かい石となり、さながら散弾銃で発射されたかのようにニョロへ向かう。

 

「ニョロ!? 大丈夫か!?」

 

ニョロは岩に命中し、倒れるがすぐに立ち上がり返事をする。それを確認したタケシは追撃を行う。

 

「イワーク、ロケットずつき!!」

 

イワークはそんなニョロに対して攻撃をする。

 

「ニョロ! かわせ。」

 

ニョロはその攻撃に対して、かわすと思ったが

 

「今だ!しめつけろ!」

 

急に止まった(・・・・・・)イワークはニョロをしめつける。巨体でのしめつけるはとても強く、ニョロは苦しそうにしている。

そう、タケシはニョロならば、回避すると読んでフェイントのロケットずつきを仕掛けたのだ。

 

「ニョロ! クソ、どうすれば…ッ!」

 

現在、ニョロはイワークにしめつけられている。このままではたたきつけるをされてしまうだろう。ふと、レッドは気づく、今イワークは巨体でしめつけている。つまり攻撃を避けることができないと考え、レッドはニョロに攻撃を指示する。

 

「ニョロ、頼む。 顔に向かってみずでっぽうだ!!」

 

ニョロは渾身の力で“みずでっぽう“をイワークの顔を目掛けて繰り出す。しめつけている体への攻撃ではダメージは与えられてもすぐにたたきつけられてしまう。顔に攻撃すれば、しめつけるを解くのではないかと考えたからだ。しかし、

 

「な!?」

「フッ。」

 

イワークがニョロを傾け、攻撃が上に行き、“みずでっぽう“が噴水のようになる。イワークはただシャワーを全身に浴びるかの様に濡れただけだった。

 

「イワーク。 そのままたたきつけろ!!」

 

イワークはしめつけたまま、ニョロを渾身の力で地面にたたきつける。

 

「ニョロ!!」

 

たたきつけた振動で倒れそうになるのを耐えながら、レッドはニョロを見ると既に戦闘不能の状態だった。

 

「ニョロ、お疲れ様。 休んでくれ。」

 

これでレッドとタケシの残りは一体ずつとなった。

 

 

ーーー 観客席 ーーー

 

「これで、レッドとタケシはお互いに一体ずつ、ピカとイワークか。

がんばれ、レッド!」

「ピカチュウ!」

「レッドさん! 頑張って!」

 

サトシとイエローはレッドを応援する。

 

「(レッドの残りはでんきタイプのピカ、タケシはイワークか。タイプ相性的にレッドが不利だけど、)」

 

サトシはそんなことを考えながら、イワークを見る。

 

「(まだ、勝負はわからない。)」

 

 

ーーー バトルフィールド ーーー

 

「レッド、君がやった戦法を使わせてもらったよ。」

「やっぱりか。」

 

先ほどイワークが岩を飛ばした戦法はレッドがピカでイシツブテにやった戦法だ。しかし、ピカと違いイワークは巨体でその効果は別格ではあったが。

レッドは再び、ピカを繰り出す。

 

「ピカ、いけ!」

「ピカ。」

 

レッドはさっそく指示を出す。

 

「ピカ! でんきショック!!」

 

レッドは電撃でイワークを攻撃する。タケシは先ほどイシツブテにダメージを受けていたことを知っていたのでそれを防ぐ。

 

「イワーク、たたきつけて岩を飛ばせ!」

 

飛ばされた岩が攻撃への壁の代わりになりつつ、ニョロの時の様にピカに向かってくる。

 

「ピカ! 右にかわせ!」

「ピッ。」

 

レッドは岩の弾幕が薄い右に避けることを指示する。

それが功を奏したのか、完全に回避することができた。

 

「(どうする? 遠くにいてもさっきの方法で攻撃されるし、近付ければ“たたきつける“や“しめつける“で攻撃される。)」

 

仮に遠くからピカの“でんきショック“当たってもダメージはあるだろうが、戦闘不能にはならないだろう。

 

「(どうすれば…。)」

 

レッドはそう考えながらイワークを見る。

 

「(ッ! いや、これならいける(・・・・・・・)。でも遠くからじゃ、さっきみたいになるから。)」

 

レッドは何か思いついたのか、ピカに指示をする。

 

「ピカ! でんこうせっかでイワークに近付け!!」

「ピッカ!」

 

ピカはでんこうせっかでイワークに近づく、しかしそれを許すタケシとイワークではない。

 

「イワーク。 いわおとし!!」

 

タケシはイワークのいわおとしでピカを攻撃する。

 

「ピッ、ピッ、ピッ。」

 

ピカはそれをかわしながら、イワークに近づく。

 

「よし、ピカ! でんき…、」

「イワーク! しめつける!!」

 

ピカに“でんきショック“を指示しようとするが、その前にイワークの“しめつける“で拘束する。

 

「ピッ、カ…。」

「ピカ!!」

 

イワークの“しめつける“攻撃に捕まり、苦しむピカ。

それをみたタケシは勝利を確信する。確かにピカの電撃は強力だ。だが、今しめつけている最中にピカの電撃でダメージを喰らっても、戦闘不能にはならないだろう。その前に地面にたたきつけてこちらの勝利だ。タケシはイワークにたたきつける指示をしようとする。

 

「ピカ! でんきショック!!」

「ピカ!」

 

タケシの予想どおり、レッドはピカに電撃を指示する。だが、ひとつだけ想定外の事があった。それは、

 

「イワー!?」

「な、イワーク!?」

 

ピカの電撃が、想像以上にイワークに効いていることだ(・・・・・・・・・・・・・)

あまりのダメージにイワークはピカを離してしまう。

 

「よし、ピカ。でんきショックだ!!」

「ピッカ!!」

 

ピカはイワークに電撃を浴びせ、イワークはついに倒れる。

 

 

ーーー 観戦席 ーーー

 

「よし、やった!!」

「レッドさんが勝った!!」

「ピカチュウ!」

 

サトシとイエロー、そしてピカチュウはレッドが勝ったことに喜ぶ。

そしてサトシは呟く。

 

「レッド、やっぱ気づいてたか。」

 

 

ーーー バトルフィールド ーーー

 

 

「な、なぜ? そのピカチュウの電撃が強力でもイシツブテの時とは威力が違う。手加減していたのか?」

 

タケシはイワークが受けたダメージがイシツブテの時よりダメージが大きいことにピカが手加減していたのかと質問する。

 

「いや、ピカは全力だったよ。威力も変わってない。」

 

しかし、レッドは威力などは全く変わっていないことを告げる。

 

「なに? ッ!! まさか!!」

 

タケシは自身のイワークを見て、イワークの全身の体が濡れていること(・・・・・・・)を思い出す。

 

「そうかあの時、ニョロゾが上にみずでっぽうをした時、イワークの全身が濡れてしまった事が原因か!?」

 

そう、みずでっぽうを上に逸らした時、イワークは全身に水を浴びたのだ(・・・・・・・・・・)。水は電気を通す。全身が濡れていたため電気が通り易かったのだろう。その結果、ピカの電撃は強力にイワークに伝わったのだ。

 

「…あの時、 ピカチュウを下げてニョロゾにしたのはこのためだったのか。」

 

タケシはレッドがこれを狙って、ピカを下がらせニョロを出したと考えていた。タイプ相性の良さからニョロで倒せればよし、倒せなくても全身が水で濡れればピカの電気で攻撃といい作戦と、しかしレッドは全くそんなことは考えていなかった。

 

「ううん。ピカが疲れていたから休ませてあげたかっただけだよ。」

 

レッドはただ、ピカを休憩させたかっただけで、今回のは偶然だという。

 

「…はっはっはっ。 なるほどそうか!」

 

タケシはレッドはただピカを思っていただけと分かり、笑った。

 

「レッド。 どうやらオレはきみをみくびっていた様だ。

オレに勝った証、“グレーバッチ“をきみとポケモンたちに渡そう!」

 

レッドはタケシから、グレーバッチを受け取る。

 

「よっしゃ!! ピカ、ニョロありがとう。」

 

レッドはボールの中にいるニョロと今目の前にいるピカに感謝を伝える。

 

「ピカ。」

 

ピカは自慢そうにレッドに答え、ニョロはボールを少し揺らすことで答える。

 

 

ーーー 観客席 ーーー

 

「ピカ、レッドさんと仲良くなってる。」

 

イエローはピカがレッドと仲良くなっていることに喜んでいた。 初めて会った時は誰にも心を開かなかったピカ、ニビジム戦前でもレッドのポケモンになったが、距離を感じていた。しかし今ではレッドと共に喜んでるのだから。

 

「ああ、ピカはレッドとポケモンバトルをして、友達になったんだよ。」

「そっか、ポケモンバトルってすごいですね!」

「だろ?」

 

 

 

ーーー ニビジム前 ーーー

 

ジム戦後、レッドはタケシと別れ、サトシとイエローに合流する。

 

「レッドさん。ジム戦勝利、おめでとうございます!」

「やったな! レッド。」

「ピカチュウ!」

「みんな、ありがとう。」

 

サトシ、イエロー、ピカチュウはレッドにジム戦の勝利をお祝いし、レッドは感謝を言う。

 

「レッドさんはこれからどうするんですか?」

「オレはまたポケモン図鑑を完成させる旅に行くよ。今日はポケモンセンターで泊まって、明日出発するつもりだ。」

「俺も」

 

レッドとサトシはポケモン図鑑完成のため、明日旅に出ると言う。

 

「イエローは?」

「僕はチュチュとラッちゃんの治療が終わったら、叔父さんの所に戻ってそのあと旅に出たいと思います。」

 

イエローはチュチュとラッちゃんの治療が終わり次第、叔父のところに行くという。

 

「そっか、じゃあ明日でお別れか。」

「寂しくなるな。」

「ピカ。」

 

レッドとサトシは明日イエローと別れてしまうと寂しさを感じる。

 

「あの、レッドさん、サトシさん。 もし、旅の途中で会ったらその時は僕も一緒に旅をしてもいいですか?」

 

イエローはもし、旅の途中でレッドたちに会ったら共に旅をしてもいいか聞く。

 

「「もちろん!!」」

 

レッドたちはそう答えた。 その後、三人はポケモンセンターへ向かった。




いかがでしたでしょうか?
イワークはサトシがいるのに原作のやられ方ではちょっとまずいと思い、この様な展開にしました。

満足して頂ければ幸いです。
ではまたの機会に
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