ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記 作:KAZ1421
ハナダシティに到着したレッドたちはカスミの家に招待される。レッドはそこでジム戦に向けてサトシとバトルすることで修行をする。
ーーー ハナダシティ カスミの家 ーーー
ジム戦当日、レッドはさっそくとジムに向か…っていなかった。
「どうするのよ2人とも!! しばらくジムが使えないじゃない!!」
「「ごめんなさい。」」
「ピカチュウ。」
昨日、レッドとサトシは修行場としてポケモンジムのバトルフィールドを利用させてもらったのだが、やり過ぎた。
フィールドはボロボロ、壁には所々穴が空いていたりと目も当てられない状況(主にサトシの所為である。)これではしばらくポケモンジムは使えない。
「ハア〜、仕方ないわね。私が有利になっちゃうけどあそこでバトルするか。」
「あそこって?」
カスミの言葉にレッドは質問する。
「私が普段、水ポケモンの修行場として利用してる場所よ。元々はそこがジムの予定だったけど、プールの上に幾つか点々と浮島があるのみで、水の面積が広いから対等ではないってポケモン協会から指摘されて今のジムになったの。」
カスミはジム戦を行う場所について説明する。そしてレッドに質問する。
「一応聞くけど。数週間待ってジムの修理が終わった後に戦うってのも手だけど、「今すぐやろう!!」まあ、そうよね。」
レッドはすぐにジム戦を行いたいとのこと、理由は
「こうしている間にもグリーンの奴はオレの先に行っているんだ。ここに留まり続ける訳には行かないぜ。」
そうレッドは理由を話す。
「そう、確かポケモン図鑑完成のライバルだったわね。なら行きましょう。」
3人はカスミが普段修行に使っている場所へ向かう。
ーーー バトルフィールド ーーー
ジム戦を行う場所はカスミの言った通り、プールの上に幾つか点々と浮島があるのみで、水の面積が広い。
「ここか。確かに水タイプのポケモンが有利な場所だな。ピカチュウ。」
「ピカ。」
サトシは観戦席に座り、確かにカスミが言った通り、カスミに有利すぎる場所と思っていた。
「準備はいいかしら? レッド。」
「もちろんだ。」
カスミはレッドにバトルの準備はいいか聞き、レッドは答えた。
「そう、なら始めましょう。私はね、レッド。ポケモンを育てる時、あるポリシーを持ってるの。」
「ポリシー? どんな?」
「水タイプのポケモンで攻めて、攻めて、攻めまくることよ。」
カスミがそう言った時、審判の使用人は試合開始を伝える。
「では、バトルを開始してください!」
それを合図に2人はポケモンを繰り出す。
「行きなさい、ヒトちゃん!」
「ピカ、いけ!」
カスミはヒトデマンことヒトちゃん。レッドはピカチュウことピカを繰り出す。今、ブルーバッジをかけた戦いが始まる。
ーーー 観戦席 ーーー
「カスミはヒトデマン、レッドはピカか。」
サトシはカスミとレッドがバトル場に出したポケモンを見る。
「2対2のポケモンバトル。 頑張れよレッド。」
サトシはそうレッドを応援する。
ーーー バトルフィールド ーーー
「ピカ! 10万ボルト。」
「ピカ!」
ピカが10万ボルトでヒトちゃんに攻撃するが、
「ヒトちゃん、こうそくスピンでかわしなさい!」
攻撃が当たる寸前にこうそくスピンで
「な! サトシの時より早い!?」
そのスピードは進化前のヒトデマンでありながら、一昨日のサトシとの戦いより早く移動していた。
「レッド、あなたから教えてもらった。サトシのピカチュウの移動方法を参考にさせてもらったわ。」
そう、カスミが昨日サトシとバトルした際、速さをどのように上げるかを考え、昨日食事の際にレッドから聞いた、サトシのピカチュウがでんこうせっかを利用して高速で移動し、他の攻撃に繋げた戦法を参考にしたのだ。
「なら、当たるまでやるだけだ。 10万ボルト!」
ピカは狙いをつけて放つが、一切当たらない。
「無駄よ。確かに10万ボルトは威力高いけど、ためて放つまで5秒以上かかってる。それじゃ、ヒトちゃんには当たらないわよ。」
ピカは10万ボルトを覚えてばかりであり、まだ出すのに慣れていない。そのため、技を繰り出すのが遅いのだ。
「ヒトちゃん、みずでっぽう!」
みずでっぽうが“ピカ“に命中する。
「ピカ!!」
「そのまま翻弄しながらぶつかりなさい!!」
ヒトちゃんは高速スピンで移動しながら、様々な方向からピカにぶつかってくる。
「ピッ、ピカ! ピッカ!!」
「クソ、どうすれば。ッ! 10万ボルトがダメなら、ピカ!でんきショックだ!」
レッドは威力は低いが、貯めとスピードが速い“でんきショック”を全方位に繰り出す。ヒトちゃんはその攻撃に何発か当たる。
「よし、当たったぜ!!」
「なるほど、でんきショックなら当たるわね。でも、それじゃ倒しきれないわよ。 ”じこさいせい“!」
ヒトちゃんはじこさいせいで全快してしまう。
「そうか、じこさいせい!」
「ええ、忘れてたかしら? それに全方位に力を使っているようだし、威力も小さいみたいね。行くわよ、みずでっぽう!」
ヒトちゃんのみずでっぽうでピカは水中に落ちてしまう。
「ピカ! クソ、速いすぎる。ッ! (そうだ。アレなら)」
レッドはヒトちゃんを倒す方法を思い付く。
「ピカ!
するとピカが水中から
「な! みずタイプでもないのに、どうして!?」
「ピカ、でんきショック!!」
「ピカ!」
ピカは先程と同じく、全方位にでんきショックを放つ。ヒトちゃんはこうそくスピンで回避するもまた当たってしまう。
「何度やっても同じよ。 じこさいせい!」
ヒトちゃんのじこさいせいは2〜3秒で完了する。つまり、10万ボルトよりも速いのだ。でんきショックだけでは倒しきれないため、10万ボルトを当てる必要があるが、すぐに回避されてしまう。だから、
「今だ! ピカ!」
ヒトちゃんを抑えればいい。
「な!? ピカが2体!? そうか、みがわりね!!」
もう一体のピカが水中から飛び出して、ヒトちゃんを掴む。それに驚いたヒトちゃんは10万ボルトを貯めていたピカ本体に気付かなかった。
「ピカ、10万ボルト!!」
「ピカ!」
ピカの10万ボルトがヒトちゃんに命中し、ヒトちゃんは倒れる。
「ヒトデマン戦闘不能、ピカチュウの勝ちでございます。」
審判の使用人がバトルの結果を告げた。
ーーー 観客席 ーーー
「よし! まずは一勝だ!」
「ピッカ!!」
サトシとピカチュウはレッドが先手を取ったことを喜ぶ。
ーーー バトルフィールド ーーー
「みがわりを覚えていたのね。 あの時、水に入った時に使ったんでしょう?」
カスミはヒトちゃんをボールに戻しながら、レッドに聞く。
「ああ、昨日の修行中に覚えた技でウオノラゴンのみずでっぽうを弾いていたから。 みがわりが水中で足場になると思ったし、水中で後ろから近づけると思ったんだ。」
昨日のバトルで覚えた技を試していた時、みがわりがサトシのウオノラゴンのみずでっぽうを弾いていたので、水中で足場になり、ヒトちゃんの後ろに回れるのではないかと考えたのだ。
「やるじゃない。でもこれならどうかしら? 行きなさい、スタちゃん!!」
カスミはスターミーことスタちゃんを繰り出す。
「(スタちゃんか、ヒトちゃんと同じなら、こうそくスピンで素早く空中を移動する筈。クソ、せめて足場がもっとあれば。)」
レッドがそう考えている際、カスミもピカに関して考えていた。
「(まずはピカをどうにかしないと、水中に逃げてもあの威力の電撃が伝わってダメージを受ける。空中で動き回れば、全方位に打ってくるけど、その分、ダメージは少ないからピカさえ倒せば水中が使えるようになる。)」
カスミはスターミーに攻撃を指示する。
「スタちゃん、バブルこうせん!!」
スタちゃんは”バブルこうせん“を繰り出す。
「ピカ、みがわりの後ろに隠れろ!」
対してピカはみがわりの後ろに隠れる。するとみがわりはバブルこうせんを弾くことで、ピカはダメージを受けない。
「よし。今なら、10万ボルト!」
ピカは後ろに隠れた際に電気を貯めており、スタちゃんの攻撃直後を狙って放つ。相手がヒトちゃんならば今ので命中しただろう。だが、
「スタちゃん、かわしなさい!」
その進化系であるスタちゃんの反応速度と素早さは段違いだ。ギリギリではあったが、回避したのだ。
「速い!?」
「攻撃の瞬間を狙ったのね、さすが。 でも甘かったわね。スタちゃん、スピードスター!」
スタちゃんは高速スピンで素早く空中を動きながら、スピードスターを繰り出す。
「ああ、ピカの“みがわり“が!」
その攻撃を喰らって、みがわりが消えて障害物が完全に無くなる。
「スタちゃん、バブルこうせん!」
「ッ!、ピカ!!」
そしてその隙をカスミは見逃さない。スタちゃんのバブルこうせんを放ち、ピカは水中に落ちる。
「ピカ………。」
「どうやら、スタちゃんの勝ちみたいね。」
カスミは自身の勝利を言うが、レッドを見て、戦慄する。
「………(ニヤ)」
「っ!? スタちゃん!!」
レッドが笑っていたことに気付き、すぐに空中に逃げようとするが、
「ピカ、でんじは!!」
いつの間にか、後ろの
「後ろから!? どうして…ッ! アレは!」
ピカが水の上にいたカラクリを理解したカスミは驚愕する。
「みがわりをサーフボードがわりにして、なみのりを!?」
ピカのみがわりをサーフボードのように変化させて水の上から攻撃したのだ。あの時、水中に落ちたのは攻撃に当たったからではなく、自分から落ちたのだ。そして、水中で再び、みがわりを作り今に至る。
「へへ、これで水の上でも動けるぜ。10万ボルト!」
ピカは水の上を移動し、近づきながら10万ボルトを放つ。スタちゃんはかわすが、
「く、“まひ“でスピードが遅い!!」
先程のでんじはで“まひ状態“となり、以前とスピードが格段に落ちる。
「よし、でんきショック!」
ピカは今度はでんきショックを全方位ではなく、スタちゃんに向かって放つ。するとスタちゃんはまひ状態の為、攻撃が命中し、浮島に落ちる
「ピカ、10万ボルト!」
それをチャンスと思い、攻撃を、
「バブルこうせん!」
しようとするが、その前にバブルこうせんがピカに命中し、ピカは倒れる。
「ピカ!」
ピカはみがわりを2回使用している。みがわりは体力の1/4を消費して使う技だ。既に半分の体力を使っているので、既に一発でも喰らえば終わりな状態だったのだ。
「ピカチュウ、戦闘不能でございます。」
「ピカ、お疲れ様。 休んでくれ。」
審判のセリフを聞き、レッドはピカをボールに戻す。
「今のは危なかったわ。 まさか、みがわりの水を弾く性質を利用して、なみのりみたいなことをするなんて。」
「クソ、まひなら動けないと思ったのに。」
ーーー 観戦席 ーーー
「今の惜しかったな。」
「ピーカチュウ。」
サトシとピカチュウは先程のバトルを見て残念がる。
「お互いあと一体ずつ、頑張れよ。レッド!」
「ピーカ!」
ーーー バトルフィールド ーーー
レッドは最後のポケモンを繰り出す。
「フッシー! 頼むぜ!!」
「ダネ!」
レッドは最後のポケモンとして、フシギダネごとフッシーを選んだ。
「フシギダネ。 タイプ相性ではこっちが不利ね。」
そして、スタちゃんは未だにまひ状態のままだ。
「よし行くぞ、フッシー、“はっぱカッター”!」
フッシーは“はっぱカッター“をスタちゃんに向けて放つが、
「スタちゃん、水中に潜りなさい!!」
スタちゃんは水の中に入ることで回避する。まひ状態ではスピードも落ち、まひで動けないことになったとしても水中ならば危険は少ない。それに、
「ピカが倒れた事で、安心して水中に逃げられるわ。」
そう、今まではピカの存在があったため、水中に逃げられなかったのだ。しかし、もういない。つまり安心して水中に逃げる事が出来る。
「スタちゃん、じこさいせい!!」
スタちゃんは水中でじこさいせいをすることで安全に体力を回復する。
「くそ、フッシー、“つるのムチ“!」
はっぱカッターでは、水中に届かないので、つるのムチで攻撃する。まひ状態であることもあり、攻撃が届く。だが、
「その程度?効かないわ!」
届く瞬間、持ち前のパワーでつるのムチを跳ね除ける。
「スタちゃん、バブルこうせん!!」
スタちゃんはフッシーの後ろで顔を出し、バブルこうせんを当てる。
「フッシー!! くそ、はっぱカッター!」
レッドはすぐに、はっぱカッターで反撃するが、すぐに水中に逃げられる。
「また水中に、せめてつるのムチで動きを止められたら。」
しかし、つるのムチのパワーでは、スタちゃんを止めることが出来ない。
「どうすれば、ッ! そうだ。フッシー、つるのムチを水中に入れるんだ!」
レッドは再び、フッシーのつるのムチを水中に入れ、今度はつるのムチを何度も交差させて何かを作る。
「何をするつもりか知らないけど、させないわよ。 “スピードスター”」
フッシーの動きに警戒してつるのムチにスピードスターを撃って、断ち切ることで中断させる。その作ったものは水の底に落ちる。
「あ! 水の底に。」
「スタちゃん、バブルこうせん!!」
スタちゃんは再び水から顔を出し、攻撃しようとするが。
「! まひで!!」
顔を出した途端にまひで動けなくなってしまう。
「! 今だ。 はっぱカッター!!」
「ダネ!!」
そのチャンスに対して、フッシーのはっぱカッターがスタちゃんに命中する。
「く、スタちゃん。 水中でじこさいせい!!」
スタちゃんはすぐに水中に潜り、じこさいせいを行う。
「ッ! (ここだ!!)フッシー、つるのムチ!!」
レッドはフッシーにつるのムチを指示して水中にいるスタちゃんの方向に向かわせる。
「何度やっても同じよ! スタちゃん!!」
カスミは再び、スタちゃんのパワーで跳ね除けようとするが、
「!? 狙いは
そう、つるのムチはスタちゃんを通り過ぎ、水の底に向かっていき何かを掴む。
「今だ!! 思いっきり引っ張れ!!」
「ダッネ!!」
フッシーがそれを思いっきり引っ張ると、スタちゃんが引き上げられていた。
「な!?
そう、フッシーが水中で作っていたのはスタちゃんを引き上げるための網だった。それをつるのムチで引く事で、スタちゃんを巻き込み、引き上げたのだ。
「よし、やどりぎのタネだ!」
フッシーのやどりぎのタネがスタちゃんに命中し、体からツルが生え、網にさらに絡んでいく。これではスピードスターやこうそくスピンでは完全に切ることができない。しかも、やどりぎのタネの効果でフッシーは少しずつ回復していく。
「行くぜフッシー、“ソーラービーム”!!」
フッシーはソーラービームを撃つ体勢を取る。
「! させないわよ。 バブルこうせん!!」
スタちゃんの渾身のバブルこうせんがフッシーに命中する。命中してしまったフッシーは倒れそうになるが、やどりぎのタネの効果で回復していたのが功を奏し、耐えた。
「フッシー、いっけー!!」
“バシュウゥゥゥゥ“っと“ソーラービーム“が発射され、スタちゃんに命中する。攻撃を受けたスタちゃんはそのまま落ちて水の上を浮かんでいる。その状態は一目で戦闘不能だと分かる。
「スターミー戦闘不能、よってこのバトルはレッドさんの勝利でございます。」
「…や、やった!! フッシー、ありがとう!!」
「ダネ♪」
このバトルのレッドの勝利が決まった。
ーーー 観戦席 ーーー
「やった! レッドが勝ったぜ!」
「ピカチューウ!」
サトシとピカチュウはジム戦でレッドが勝ったとこに喜ぶ。
ーーー バトルフィールド ーーー
「まさか、つるのムチで網を作って、スタちゃんを捕らえるなんて、驚いたわよ。レッド。」
「おう、フッシー、オレの考えをよくわかってくれて助かったよ。」
「ダネ!」
フッシーはレッドに言われるまでも無く、レッドの考えを理解して実行したのだ。
「それほど互いを信頼し合っていたのね。うん。レッドとポケモンたちの絆に私は負けたのね。」
カスミは悔しそうにしながらそう言う。
「…しょうがない! わたしに勝った証拠にブルーバッジをあげる。」
「ありがとう、カスミ。 みんなやったぜ!」
レッドはフッシーとボールにいるポケモンたちにそう言う。
ーーー 訓練所前 ーーー
「やったな! レッド。おめでとう。」
「ピカ!」
「サトシが特訓に付き合ってくれたおかげだよ。 ありがとう。」
サトシがレッドにめでたいと伝えて、レッドはサトシおかげと感謝する。
「レッド、サトシ改めて礼を言うわ。いいバトルが出来たことやおつきみやまのこと、そしてギャラドスのこと。 本当にありがとう。」
カスミは今までのことを改めて感謝する。
「とりあえず、ポケモンは私の家で回復させるとして、2人はポケモン図鑑完成の旅を続けるの?」
「ああ、明日には近くの24〜25番道路で新しいポケモンをゲットしようと思うんだ。」
「そっか、ポケモン図鑑の完成頑張ってね。」
「おう。」
3人はその後、ポケモンを回復するためにカスミの家に向かう。
ーーー ??? ーーー
「…やはり変だね。サトシという子は」
「ええ、色々調べたけど分かったのは2ヶ月前に突然現れてジョウト地方のロケット団を壊滅させたこと、そしてキクコ、あなたの
キクコとカンナはサトシという人物について調べていたのだ。
「ちっ、オーキドと関わりがある奴が脅威になるかも知れないなんて、忌々しいね。」
キクコはかつて、オーキドとポケモンの研究の方針で争ったのだ。
オーキドはキクコたちの研究方針を拒絶し、研究チームを抜けた。キクコはそんなオーキドに裏切られた思いもあったが、研究チームに加入するか賭けて、ポケモンリーグの決勝でオーキドと激突。
結果はキクコの敗北でオーキドをチームに戻すことができず、研究は中断となった。
「そのウツギ博士に聞くのも手だけど、彼は確かここ最近はポケモン協会で2ヶ月前の事件で発見された
「ああ、この時期にポケモン協会に行くのは危険だね。かと言ってオーキドに会うのも癪だ。仕方ない、本人に直接聞くかね。フェフェフェ。」
キクコはサトシ本人に会うことを決める。
「あら、そんな危険なことしてもいいかしら?」
「何、どの道アタシたち四天王の同志になるかはいつか聞くんだ。それにこちらが有利の状況で会えば勧誘を断ってもそこで倒せばいい。ワタルにはアタシから言っておくさ。」
カンナはキクコの提案に同意する。しかし、一点問題があった。
「サトシを誘き寄せるにしても会いに向かうにしても、どうするの?」
そう、有利な状況にするには事前の準備が必要だが、問題は彼らがカントー中を旅していることだ。これでは中々有利な状況には出来ない。
「
「ッ! なるほど。でもシバはきっと怒るわよ。私たちに牙を向けるわ。」
カンナはシバにそのことが知れれば間違いなくこちらに敵対するだろうと考えキクコに話す。
「問題無いさ。だからこそ、シバに
「……気が進まないけど良いわ。やりましょう。」
2人はそう言い実行に移す。
ーーー ??? ーーー
「首尾はどうだ?」
ある人物が通信相手に状況を聞く。
『は、現在捜索中です。』
「そうか、今回の目的はカントーにあるであろう。あの
『『は。』』
その後その人物は通信を切る。
いかがでしたでしょうか?
ではまたの機会に
さてどうなるでしょうか。