ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記 作:KAZ1421
なぜ、ポケスペの世界は原作と離れているのか。その答えをどうぞ。
サトシはコガネシティにあるロケット団のアジトにある。巨石を確保、破壊するため国際警察のハンサム、カントー•ジョウトチャンピオンのワタルと共にアジトに乗り込み、無事確保した。しかし、ロケット団の3人組(?)から、彼らの目的がアルフ遺跡でウルトラホールを作り、他の世界からその戦力を得ることが目的と知る。サトシはそれを食い止めるため、アルフの遺跡に向かうのだった。
ーーー ポケモンセンター ーーー
コガネシティのポケモンセンターでポケモンを回復させ、そこでサトシ、ワタル、ハンサムの3人はリベリオンの目的について話す。
「まさか、リベリオンの目的がウルトラホールで戦力を得るためだったとは。」
「うむ、こちらで入手した情報ではロケット団のボスが命令したとあった。それにあの運搬係が運んでいた先の施設には、ロケット団のボス“サカキ“直属の部下がいることがわかっていたが、リベリオンの目的がロケット団の乗っ取りならば、この情報はわざと流した情報の可能性がある。」
「…サカキの仕業にするためですか?」
サトシは情報を流した理由を推測すると2人は同意する。
「ああ、幹部2人にも聞いてみたが、とても驚いていたよ。おそらく、クラウン以外はすべて知らなかったのだろう。最も、彼自身も捨て駒だったようだ。」
「…つまり、巨石やクラウンも含め、この基地は囮か!! まんまとやられた!」
そう、この基地そのものがリベリオンの仕掛けた囮という罠だったのだ。しかも、基地にある証拠はすべて、サカキへ疑いが向くようにしていた。だが、ロケット団の3人組(?)はそれに気付き、サトシを通して伝えた事で徒労に終わったが。
「ハンサムさん、ワタルさん。ポケモンたちも回復しました。早速向かいましょう。今ならあいつらもウルトラホールを開く準備中の筈です。」
「ああ。だが良いのかい? サトシくんやワタルさんには苦労をかけることになるが。」
警察と共に突入するとなると準備がかかり、間に合ったとしても正午までギリギリでの突入になる。その場合、既にウルトラホールを開く準備はできているだろうし、直ぐに起動して実行するだろう。確かにカイリューを所持しているサトシとワタルであればすぐに攻めることは可能で敵も準備不足でウルトラホールが開かれることはないと考える。
「はい、大丈夫です。」
「オレも問題無い。すぐに向かいましょう。」
ハンサムは2人の返答に頷き、3人での突入を決めた。
ーーー アルフの遺跡 ーーー
午前2時 アルフの遺跡にいたリベリオンはある情報を見ていた。
「クラウンが捕まったか。」
リベリオンはクラウンを含む、コガネシティの基地にいた人員が
「これで、警察はサカキの所へガサ入れが入る。その混乱に乗じて戦力を確保。一気に力でロケット団をオレの物にするじゃん。」
クラウンには捕まることも込みで了承を得ている。情報が流れることはないだろう。
「準備はどんな感じじゃん。」
「後20分ほどで完了です。」
リベリオンは部下の報告に満足する。
「そうか、オレの計画通りなら正午には警察はサカキ直属の基地に突入するだろう。 いつでもできるようにしとけ。」
コガネシティには、サカキが指示していると誘導する偽りの証拠を用意している。ここには辿り着かないだろう。そう考えていた。
『報告!! コガネシティの基地を襲った、ワタルとサトシがアルフ遺跡上空に出現! 警戒を!』
「な、なぜ!? ここが!?」
ーーー アルフ遺跡入口前 ーーー
サトシとワタルそしてサトシのカイリューに乗っているハンサムは上空からロケット団がアルフ遺跡に複数いることを見て、カイリューで攻撃する。
「カイリュー、たつまき!!」
ワタルのカイリューのたつまきが放たれ、
「カイリュー、ぼうふう!!」
サトシのカイリューのぼうふうの風がそのたつまきを強化させて外にいたほとんどのロケット団とポケモンを襲い、倒れる。
「2人ともここは私に。」
「分かりました。行こう、サトシ君。」
「はい!」
ハンサムに入り口を任せてワタルとサトシは共にアルフ遺跡に突入する。
「ジャリボーイが行ったニャ。」
「追うのよ。」
「「ラジャー。」」
その後ろを先に待機していた、ロケット団の3人組(?)が追いかける。
ーーー アルフ遺跡 ーーー
「なぜここが分かったじゃん!?」
リベリオンはサトシとワタルがここに攻めてきたことに驚いている。
「リベリオン様、どうしますか?」
「…実験で確保したあれを出すじゃん。」
リベリオンは実験で確保した切り札を使うように指示する。
「あれをですか? いや、分かりました。」
「あと準備の段階を繰り上げろ。」
「! リベリオン様、それでは危険がある可能性が。」
研究者はリベリオンの言葉に危険があると意見する。確かに繰り上げることが出来るが、危険が伴うのだ。
「相手はあの、サトシとワタルじゃん!!
サトシとワタルは道中のロケット団の倒しながら進むと1人のロケット団員が立ち塞がる。そのロケット団員が持っているボールにサトシは驚く。
「ウルトラボール!? まさか!」
「いけ! “デンジュモク“!!」
ロケット団員がウルトラボールからデンジュモクを繰り出す。
「! 噂のUBか。サトシ君ここはオレに任せてリベリオンの所へ!」
「でも、」
「UBがいるということは既にウルトラホールを開けている可能性がある。早く!!」
ワタルさんに説得され、頷く。
「分かりました。気をつけて!」
「行かせるか! パワーウェイブ!!」
デンジュモクにサトシを攻撃させるが、
「サザンドラ、トライアタック!!」
ワタルのサザンドラがそれを防ぐ。
「く、行ってしまったか。 ワタル、キサマだけでも、エレキフィールド!!」
「サザンドラ、だいもんじ!!」
ワタルとUBの“デンジュモク“が戦闘している中、サトシは奥に進むと機械を操作している研究者らしき人物と、
「ちっ、もう来たか。」
リーダーらしき人物がいた。
「おまえがリベリオンか!! これ以上はさせないぜ!!」
「ピカチュウ!!」
リベリオンはイライラしながら話す。
「なぜここが分かったかはどうでもいいじゃん。 オレの計画の邪魔しやがって、殺す!! いけ、ストリンダー!!」
「いけ、ルカリオ!!」
リベリオンとサトシのバトルが始まった。
「ストリンダー、ばくおんぱ!!」
「ルカリオ、はどうだん!!」
ストリンダーの ばくおんぱ と はどうだん がぶつかり合い、相殺する。
「く、特性のパンクロックで威力を上げても相殺か、厄介じゃん。」
パンクロックはストリンダーの特性で音系の威力が上がる特性だ。それでも“はどうだん“と相殺したことにリベリオンはイライラする。
「ルカリオ、かげぶんしん!」
ルカリオはかげぶんしんをして複数になる。
「はどうだん!!」
かげぶんしんも含め、はどうだんを放つ。この中に本当の攻撃があるが、判断がつかない。そう考えリベリオンは指示する。
「ストリンダー、オーバードライブ!」
ストリンダーのオーバードライブで偽物の“はどうだん“とルカリオの偽物諸共破壊する。
「ストリンダー、ギアチェンジ!!」
ストリンダーのギアチェンジで素早さと攻撃をあげる。
「じごくづき!!」
素早くなったストリンダーがルカリオにじごくづきを放つが、
「ルカリオ、かわせ!」
ルカリオははどうポケモン。波動を読み、相手の動きを予測することが出来るので、その攻撃を回避する。
「ルカリオ、バレットパンチ!!」
ルカリオのバレットパンチがストリンダーに当たり、吹き飛ばさせる。
「はどうだん!!」
さらに追い込みではどうだんを当てる。
「な、くそ! よくもオレの邪魔を!!」
「ジャリボーイが押してる。」
「ああ、今のうちにあの機械に近づこう。」
そのバトルを遠くからみていたロケット団3人組(?)はチャンスと思い機械に近づく。
「よし、準備完了…な!? おまえら…」
「おっと、動くなよ。」
「あんた、この機械の作成者? その機械と設計図ぐらい持ってるわよね?」
「それをよこすニャ。」
「ソーナンス!」
一方でリベリオンはある機械を取り出すとストリンダーに取り付ける。
「これは試作品の一つ、強制ダイマックス装置だ!! いけストリンダー!!」
「な! ストリンダーが!?」
サトシは強制ダイマックス装置によってキョダイマックスしたストリンダーに驚く。
「なら」
同時に対抗するため、キーストーンが嵌め込んであるグローブをかざす。
「行くぜ、ルカリオ。オレたちの絆、メガシンカ!!」
ルカリオは姿を変え、メガルカリオとなった。
「ストリンダー、ダイナックル!!」
キョダイマックスしたストリンダーはダイナックルをする。
「ルカリオ、はどうだんで受け止めろ!!」
メガシンカしたルカリオのはどうだんの威力でダイナックルを受け止めたが、やはり耐えきれずダメージを受ける。
「バウ!!」
「ルカリオ! 大丈夫か!?」
それをみたリベリオンは攻撃を繰り出す。
「ストリンダー キョダイカンデン!!」
ストリンダーは両手に電撃の棒を持ち、振り下ろすと巨大な電撃がはどうだんを持つ、ルカリオに襲いかかる。
「はははははは、どうだ!! これでおじゃ…ん?」
しかし、ルカリオの持つ“はどうだん“が大きくなっていることに気づく。ふと、サトシを見るとルカリオと
「! なんだ!? あれは!」
「ルカリオ、巨大はどうだん!!」
サトシはルカリオと繋がり、巨大はどうだんを放ち、キョダイストリンダーに命中。ストリンダーは元に戻り、戦闘不能となった。
「サザンドラ、あくのはどう!!」
サザンドラのあくのはどうを受け、デンジュモクは倒れる。
「な、くそ。」
その時、ルカリオの巨大はどうだんの振動が伝わった。
「これは、サトシ君か!」
ワタルはサトシが戦っているのを知り、すぐに向かう。
「おのれ、なぜだ!!」
リベリオンはただそう喚く。一方でロケット団は機械と設計図を入手していた。
「さあ、今のうちに逃げるわよ。」
ムサシがそう言い、サトシやワタルに気づかれる前に逃げようとすると。
「なぜ私が貴方達に機械と設計図を渡したと思いますか?」
研究者がロケット団にそう問いかける。
「どういう意味よ。」
「渡しても問題無いからですよ。」
「何?」
コジロウがその言葉に疑問を持つと同時に研究者はリモコンを取り出す。
「リベリオン様!! 今、発動させます!!」
研究者がリモコンを押すと機械が作動する。すると、ウルトラホールが複数出現する。
「な、ウルトラホールが!?」
「ピカ!?」
サトシとピカチュウはウルトラホールが出現したことに驚く。
「は、ははは。 良いじゃんよくやったぜ。あとは…?」
リベリオンはそれに喜び、同じく巨石を利用した野生のポケモンとUBを操作する機械を取り出したが、ウルトラホールの様子がおかしい。
「まさか、暴走!?」
研究者は機械を無理矢理動かした事で巨石のエネルギーの操作が不能となり、暴走していると判断した。 全てのウルトラホールがまるでブラックホールのように周りを吸い込み始める。
ーーー ワカバタウン ーーー
「なんだありゃ?」
ワカバタウンにいる
「一体何が?」
ーーー スリバチ山 ーーー
「何? あの裂け目は?」
スリバチ山で修行をしていた
ーーー 焼けた塔 地下 ーーー
「なんだこれは。」
エンジュシティで仮面の男からの追跡に逃れるため、焼けた塔に潜んでいた。
「妙な気配があると思い来て見れば、ここにいたのかシルバー。」
「ッ! しまった!!」
シルバーは裂け目が近くに現れた事で仮面の男に見つかった不運を呪う。
「運が無かったな。まさかこんな裂け目が出てくるとは。さあ、虹色の羽と銀色の羽はキサマが持っているのか?それともブルーか?まあ、どちらでも結果は変わらん。」
シルバーは仮面の男と戦う決意をする。
ーーー タンバシティ ーーー
「師匠、これは一体?」
「…」
空の裂け目をみて
「グリーン、危険だ。下がれ。」
「…はい。」
ーーー コガネシティ ーーー
「何あれ?」
シルバーから連絡があり、エンジュシティに向かっていた
ーーー トキワシティ ーーー
「叔父さん、あれは何?」
「イエロー、危ないから家にいろ。」
ーーー マサラタウン ーーー
「なあ、ニョロ。 あの裂け目なんだと思う?」
ーーー アルフ遺跡 ーーー
「! 巨石が!」
機械の暴走によって発生したウルトラホールは近くにある予備の巨石をそれぞれ吸い込んでしまう。
「く、ケーシィ“テレポート“で私を入口へ!」
研究者は自身のポケモンでその部屋から逃げる。
「うわわわっ、」
しかし、ロケット団3人組(?)は逃げることができず、機械ごと、ウルトラホールに
「「「いやなかんじー」」」
「ソーナンス!」
一方サトシはルカリオをボールに戻して、ピカチュウを抱えてしがみついていた。
「う、大丈夫か、ピカチュウ。」
「ピカ。」
リベリオンはこの現象をみて自身の計画が失敗してことを悟る。
「くそ! サトシ、おまえが邪魔をしなければ!!」
この現象はリベリオンが準備を繰り上げたことが原因でもあるにも関わらず。サトシに逆恨みして自身のポケモンで攻撃する。
「ハッサム、てっていこうせん!!」
「ピカピッ!!」
その攻撃に対してピカチュウは咄嗟にサトシを庇い、そのままウルトラホールの方へ吸い込まれようとしている。
「ッ! ピカチュウ!!」
サトシは咄嗟にピカチュウの方へ走り、ピカチュウを抱えたまま、ウルトラホールへ吸い込まれてしまった。
その後、ウルトラホールは閉じた。
「ははは、ざまあ無いぜ!ガッ!?」
リベリオンはその後、ワタルのカイリューによって確保された。
「これは、一体何が。」
ワタルはサトシがいないことや周りが何かに吸い込まれたかのように綺麗であることに気付き、悟る。
「まさか、サトシ君はウルトラホールに!?」
ーーー アルフの遺跡入口前 ーーー
ケーシィのテレポートで逃げた研究者はそのまま外に出る。
「あとはこのままで逃げれば。」
「グレッグル、“どくづき“」
「ぎゃあ!?」
しかし、入り口付近で制圧していたハンサムによって確保される。
その後、サトシがウルトラホールで行方不明になったことを知る。
ーーー ??? ーーー
「キクコ、おまえが見つけたその裂け目から出て来た鉱石はどうだ?」
「ああ、このエネルギーならば、ルギアを操ることが出来るかもしれないね。」
四天王のワタルはキクコが見つけた鉱石を研究していくとこれがあれば四天王の計画が短縮出来る可能性があるとキクコから聞く。
「そうか、出来そうか?」
「実験が必要だが、可能だろう。少し時間を頂きたいが。」
「かまわん。頼んだぞ。オレたちの理想郷のために。」
ーーー ??? ーーー
「それは本当かアポロ?」
『はい、サカキ様。裂け目から出て来た鉱石は強いエネルギーを発しており、ジムバッジの代わりや生体実験などに利用できるかと。さっそく、ニビシティの実験施設へ複数送ります。それにジョウトは多くの裂け目が発見されており、その分鉱石はあるかと。その捜索のため、人員を増員したいのですが。』
「分かった。人員をジョウトに送ろう。」
その後、巨石での実験の結果か、トキワのもりのポケモンたちは急速に凶暴化したのだった。
その結果、ある野生のゴーリキーたちの暮らしに影響したり、あるポケモンがトキワシティに逃げて来た。
「君? お腹が空いたの?はい、あげる。」
コラッタはその女の子から食べ物をもらう。
「私はイエロー。よろしくね。」
ーーー タマムシシティ ーーー
「私たちが見つけた例の鉱石ですが、既にポケモン協会の研究チームに送っております。」
『そう、なら安心ね。』
『だが、ロケット団に渡っている可能性を考えると一刻も早く解析を済ませて欲しいな。』
エリカは謎の裂け目から発見された鉱石について相談していた。
「ええ、あの鉱石からは何か大きな力を感じました。ロケット団が利用していると考えると解析の結果がその対策になりそうですわね。」
ーーー ポケモン協会 ーーー
ポケモン協会では先日発生した複数の裂け目とそこから出て来た鉱石について議論していた。
「つまりこの鉱石にはポケモンを操る力があると?」
「ええ、これと裂け目の関係性は不明ですが、利用価値はあるかと。」
理事長はポケモン協会にいた、ある企業の研究者からその報告を聞き、考えていた。
「(それを利用すれば、
捕獲したポケモンのコントロール方法に光明を見出した理事長はある人物に鉱石の収集を任せるため、ある人物に連絡する。
「もしもし、お世話になっております。実は…。」
ーーー 焼けた塔、地下 ーーー
「グゥ!?」
「終わりだな、シルバー。」
シルバーは仮面の男に敗れ、地に伏していた。
「どうやら、虹色の羽と銀色の羽を持っていないところを見るとブルーが持っていたようだな。貴様をエサに誘き寄せよう。」
デリバードがシルバーを捕らえようとした瞬間、「いて!?」と裂け目の所から人の声がした。
「! 誰だ!?」
仮面の男が裂け目の方を見るとピカチュウを抱えた少年がいた。
「いてて、大丈夫か?ピカチュウ。」
「ピカチュウ。」
少年はこちらを見ると察したのか、声をかける。
「訳はわからないけど、その仮面のやつが悪い奴みたいだな。その子を放せ!」
仮面の男はこの少年がどこから現れたのか考え、ある結論に至る。
「小僧、
仮面の男とシルバーはその事実に驚愕する。
「どうやら、放す気はないみたいだな。なら!」
仮面の男は少年がこちらを攻撃しようとしていることが分かり、構える。
「ピカチュウ、でんこうせっか!!」
「ピカ!!」
少年がピカチュウにでんこうせっかを指示すると、距離が近いこともあって、デリバードの防御が間に合わず、喰らってしまう。
「な!? 速い!!」
仮面の男は少年を強敵と見て一時下がる。
「小僧、何者だ。」
その問いかけに少年は答える。
「俺はマサラタウンのサトシ。」
この世界での最初のポケモンバトルが始まる。
いかがでしたでしょうか。
サトシの最初のバトルの結果は本編で明らかになります。
まだ先の話ですが。
この世界はアニポケの巨石がポケスペ の世界に来たことが、原因でさまざまなことが起こっております。
ではまたの機会に。