ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

27 / 137
今回の話はおつきみやまにてどのような戦闘が行われていたかです。
予定では2話構成となります。

お付き合いして頂ければ幸いです。





VS シバ

四天王のシバからバトルの果し状をもらったサトシはおつきみやまに向かい、約束の場所へ向かっていた。

 

「ええと、地図であった約束の場所はここかな?」

「ピカ。」

 

地図を見ながら、そう呟くサトシ。

 

「シバさん!! サトシです! 約束通りバトルをするために来ました!!」

「ピーカー!!」

 

サトシとピカチュウは近くにいるであろう、シバさんに大声で語りかける。すると、

 

「待ちかねたぞ!」

 

そう声が聞こえ、目の前の岩が動き始める。サトシはその岩をよく見るとポケモンである事が分かる。

 

「! イワークか!」

 

サトシは瞬時に下がり、起き上がった際に落ちて来た石などを避ける。

 

「その身のこなし、一目見た時から感じていたがやはり大した者だ。」

 

イワークの背に乗っていたシバはサトシの動きを見て只者では無いことを再認識する。一方でサトシはシバが持っている道具に疑問を抱く。

 

「(ヌンチャク? 以前あった時も確か持っていたけど、あの先にボールがあるってことは、あそこからポケモンを出していたってこと?)」

 

サトシは以前、逃げたロケット団を追う為にルカリオを繰り出し、追いかけた時、出口からいきなりエビワラーが襲って来たのでルカリオにバレットパンチを指示したのと、レッドたちのことが心配であった為、ヌンチャクの先のボールに気付かなかったのだ。

 

「不意打ちは好まん。最もそのピカチュウを常に肩に乗せている以上、不意打ちは通用しないと思うがな。オレのポケモンはこのボールの中。では、行くぞ!!」

 

その言葉を聞き、サトシも最初の一体のポケモンが入ったボールに手をかける。するとシバはヌンチャクを回し始め、その先をサトシに向ける。

 

「は!」

「! いけ!」

 

シバのポケモンの繰り出す間合いとスピードに驚きつつ、サトシはシバ繰り出したサワムラーの足での攻撃をネギガナイトの盾で防ぐ。

 

「!、そのポケモンは見たことないな。その姿、そしてネギの剣と盾という事はまさか、カモネギの進化した姿か!?」

 

シバは自身のヌンチャクの自由自在の間合いとスピードを防がれたことも驚いたが、それ以上に自身が見た事もないポケモンに驚く。しかし、そのポケモンの見た目と手に持っている武器から自身がまだ知らぬカモネギの進化した姿と予想する。

 

「はい。 でもカントーのカモネギじゃなくて、ガラル地方のカモネギですけど。」

「…どういうことだ?」

 

サトシはネギガナイトについて説明する。

 

「ポケモンにはリージョンフォルムっていうその地方でのみの姿とタイプをしたポケモンがいるんです。例えばカモネギはカントー地方やジョウト地方では細いネギを持ったノーマルタイプですけど、ガラル地方では太いネギを持った色も違う格闘タイプでそのカモネギはこのネギガナイトに進化するんです。」

「…ほう。」

 

シバはその説明に関心し、話の続きを聞く。

 

「他にも、ロコンはアローラ地方では白い姿でこおりタイプ、イシツブテは電気を宿していて、岩とでんきタイプのように地方でタイプと姿が違うんです。」

 

サトシはシバにリージョンフォルムについて説明する。

 

「そうか、ポケモンは住む環境に合わせて姿やタイプが違うというのか。面白い!」

 

シバはポケモンの神秘に驚きながらもバトルのために正々堂々と説明してくれたサトシにますますバトルへの意欲が高まる。

 

「サトシ、礼を言う。ならばこちらもそれに応えてこのサワムラーの一部の力を教えよう。このサワムラーのひざは変幻自在、どの様な間合いでも攻撃が可能! サワムラーとびひざげり!!」

 

サワムラーは手を地面に付くことで両足の足でとびひざげりをする。

 

「ネギガナイト! 連続切りで受け止めろ!!」

 

サトシはその攻撃を連続切りをする事で受け止めるが。

 

「! ネギガナイト! 防御だ!!」

 

サトシはサワムラーの足の動きに違和感を感じ、そう指示すると予想外の方向からの膝の攻撃を盾で防ぐ。

 

「! 説明したとは言え、このサワムラーの攻撃をみきるとは! やるな!!」

 

シバは自身のサワムラーの攻撃を初手で見抜いた事に驚くと同時にその実力を称賛する。

一方サトシもギリギリで防御に成功した事に安堵していた。

 

「(危なかった。今まで戦ったサワムラーとはまったく違う動きだったから、警戒してたおかげでどうにか凌いだ。やっぱりシバさんは強いな。)」

 

サトシはサワムラーの動きが今まで戦ったサワムラーの動きとは違うこととシバさんからの説明からその動きに警戒し、注意して見ていた。その結果、サトシの身体能力とネギガナイトの力のお陰で紙一重ではあったが防ぐことが出来たのだ。

 

「サワムラー! まわしげり!」

 

今度はサワムラーは片足を軸に足を伸ばして回し蹴りを仕掛ける。

 

「逸らしてかわせ!!」

 

ネギガナイトは剣と盾を使い、足を上に逸らしながら体を下に屈む事で回避する。

 

「よし! ネギガナイト、」

 

サトシが連続切りを指示しようした瞬間、シバが先に動く。

 

「サワムラー、メガトンパンチ!!」

 

なんと、サワムラーの腕が伸び(・・・・・)、ネギガナイトに向かって来たのだ。そして放たれたメガトンパンチがネギガナイトに命中する。

 

「キャモ!!」

「ネギガナイト!! 腕まで伸びるのか!?」

 

サトシはサワムラーが腕まで伸ばせることを知らなかった為、驚く。

 

「通常、サワムラーの腕は伸びたりはしないがオレは共に鍛えたことで腕も伸びることが可能となった。」

「つまり、両手両足すべてがどんな間合いでも攻撃可能ってことか! 凄え!!」

 

サトシはその言葉に素直に驚き、そしてそんなサワムラーとバトルしている事実に気合いが入る。

 

「よし、燃えてきたぜ! まだいけるよな? ネギガナイト!!」

「キャモ!」

 

そんなサトシ達を見て、シバもまた同意する。

 

「燃えてきたか。それはこちらも同じこと! サワムラーの攻撃を受けてなお、その気迫。今までそんな相手はいなかった!!」

 

シバもまた、これ程の実力者と戦えたことに喜びを感じていた。

 

「ネギガナイト! サワムラーに近付け!!」

 

サトシは離れていては不利と考え、サワムラーに近付けさせる。

 

「当然の選択か。 サワムラー! メガトン、」

「剣と盾を投げてぶんまわし!!」

 

シバがメガトンパンチで攻撃しようとした瞬間、ネギガナイトは両手の武具を剣、盾の順でサワムラー目掛けてぶんまわしながら投げる。

 

「な!? サワムラー、回し蹴り!!」

 

シバは驚きながらも指示する。サワムラーはその攻撃を防ぐ為に地面に両手を付き、まわしげりを繰り出す。剣、盾と順に弾き飛ばす。

しかし、同時に驚く事になる。剣を飛ばした方向がまるで分かっていたかのようにその方向にネギガナイト(・・・・・)がいたからだ。

 

「! なんだと!?」

「ぶんまわし!!」

 

その剣を掴んだ直ぐにサワムラーをぶんまわしで飛ばす。

 

「サワムラー!」

 

サワムラーはその攻撃を受けたが悪タイプの技である為、効果がいまひとつでダメージが少ない。その為、すぐに顔を上げる。

だが、この僅かな時間がサトシの目的だった。ネギガナイトはサワムラーを飛ばした後すぐに剣の先をサワムラーに向けて力を貯めていた(・・・・・・・)のだ。そしてサワムラーが顔を上げた瞬間、その攻撃が放たれる。

 

「スターアサルト!!」

 

スターアサルトのスピードに顔を上げたばかりのサワムラーでは対応が出来ず、その威力の技を喰らってしまう。その技を受けたサワムラーは倒れてしまう。

 

「…サワムラーが負けるとは。それにどうやって剣が飛ばされる方向を…! そうか、みきりか!!」

 

シバは格闘タイプ専門のポケモントレーナーであるが故にそのカラクリを理解した。先ほどサトシはネギガナイトは格闘タイプと説明した。ならばみきりを使用できるとしても不思議ではない。

ネギガナイトは剣と盾を飛ばした瞬間、みきりを使用して剣がまわしげりでどこに飛ばされるかどこで受け止めることが出来るかを見抜き、そこで剣を取り体勢が崩れたサワムラーを攻撃。その後直ぐにスターアサストが放てるように力を溜めてその後直ぐに放ったのだ。

 

「はい。ネギガナイトのみきりとスピードならできると信じて指示したんです。」

「……ハハハ。 いいぞ。これ程心を熱くするバトルは久しぶりだ!! 行くぞ!!」

 

シバは再びヌンチャクを回し始め次のポケモンを繰り出そうとする。

 

「(そうか、あのヌンチャクはポケモンをどの間合いでもそして素早く繰り出せるようにするための道具なのか。これがこの世界のバトル、

マツバさんとミナキさん(・・・・・・・・・・・)の言った通り、トレーナーも共にバトルしているんだ!!)」

 

 

ーーー エンジュシティ エンジュジム ーーー

 

焼けた塔で赤毛の少年を逃した後、何故か焼けた塔のある場所にいたスイクンたち(・・・・・)の力を借りた事でどうにか仮面の男を退けたサトシ。

焼けた塔を出た時にその戦いで発生した音やスイクン、エンテイ、ライコウなどの姿が目撃され、確認しに来た周囲の人達とマツバさんとミナキさんに遭遇、今回の騒動の参考人として捕まった為、自身の状況と正体を説明した。しかし平行世界などまったく信じられない情報であった為、なかなか信じて貰えなかったがたまたま近くにいたウツギ博士がサトシが説明の中にあったポケモン図鑑という言葉に反応してそれを見た事で嘘ではないと確信し、エンジュジムで保護されていた。そこで自身のポケモンバトルのルール等の違いにも驚く。

 

『え!? ポケモンバトル中にトレーナーが怪我したり、道具などでサポートしても失格にはならないんですか!!』

 

サトシの世界ではポケモンバトル中でトレーナーに攻撃をしてはいけない。道具などでサポートしてはいけないなどがあり、それを守らないとルール違反となり、失格となる。

(ポケモン図鑑、メガシンカやZ技、メガバンドなどの道具は問題なし。)

だがこの世界では多少怪我をしても、威力を上げる道具を使っても問題ない事に驚いていたのだ。

 

『ああ、もちろん道具の使用は大会によっては禁止のものはあるけど、トレーナーへの攻撃はタブーではあるがバトル最中で傷を与えても失格ではないんだ。戦いでポケモントレーナーも共にバトルをしているという事でね。』

『そうなんですか、なんていうかこの世界ではポケモンバトルが怖いスポーツとして認識されているような気がします。ポケモン達と仲良くなれるのに。』

 

サトシはこの世界ではポケモンバトルは危険な競技と認識されていると考え、その現状に残念がる。

 

『たしかにそんな風に考えている人はいるかもね。でもポケモンバトルは人気のスポーツではあるよ。とはいえ焼けた塔での話を聞くとそんなポケモンバトルはやったことがあるように見えるけどね。』

『あははは。まあ、色々とありましたから。』

 

ロケット団、マグマ団にアクア団、ギンガ団、プラズマ団そしてフレア団などなど多くの悪の組織と言える者達と戦った経験がある為、確かに経験はある。あまりしたくは無いが。

 

『そのバトルが通常のポケモンバトルでも起こる可能性があると認識するのが大事だ。これから君のその認識を改める為に一週間、ジムトレーナー達と一対多数で戦闘をして、トレーナーである君が一度も攻撃をされないように動きながらポケモンを指示して全員に勝って見て欲しい。それが完了したらオレとポケモンバトルをしよう。何、君の身体能力とポケモン達の強さなら直ぐに慣れるさ。』

 

その言葉を聞き、ミナキも口を出す。

 

『その時はオレとも頼む。スイクンに共に戦う事を認められた君の実力、ぜひともバトルをしたい。』

『はい。』

 

この経験のお陰でおつきみやまでのキョウとの戦闘で手裏剣や上からの岩も自身を含め、回避出来たのだ。

 

 

ーーー おつきみやま ーーー

 

サトシはかつてエンジュシティで過ごした過去を思い出しながらもシバのヌンチャクの動きを見逃さないよう、常に注意していた。そしてその時が来る。

 

「は!」

 

ヌンチャクの先のボールからエビワラーが繰り出される。

 

「ネギガナイト! 剣と盾で受け止めろ!!」

 

エビワラーのパンチに対してネギガナイトは話している間に拾った盾と剣で受け止める。

 

「れんぞくぎり!!」

 

そして出来た隙にれんぞくぎりを叩き込む。エビワラーは負けじと再び攻撃、防御、反撃を繰り返す。

 

「(よし、押してる。このまま行けば。)」

 

サトシがそう考えている時、変化が起こる。

なんと、ネギガナイトのネギの剣と盾が

凍り付いてしまったのだ(・・・・・・・・・・・・)

 

「!? これって、れいとうパンチか!! いつの間に!?」

「エビワラー!!」

 

動揺したその隙をエビワラーがパンチを繰り出そうとしている。

 

「ネギガナイト! みきり!!」

 

ネギガナイトはみきりで回避しようとした時、ピタッ!! と急に攻撃を止める。しかし、その事を予測していなかったネギガナイトがそのまま回避の動きをしてしまい、大きな隙となった。

 

「! フェイント!?」

「今だ!! 攻撃を叩き込め!!」

 

エビワラーの素早いパンチのラッシュがネギガナイトを襲い、ネギガナイトは倒れてしまう。戦闘不能だ。

 

「ネギガナイト!! よく頑張った。戻ってくれ。」

 

サトシはネギガナイトをボールに戻しながら、エビワラーの攻撃について語る。

 

「れいとうパンチを放っていたんですね、まったく気付きませんでした。」

「相手に技を放っているのを気付かせないのも技術の一つだ。」

 

シバはパンチのラッシュ時にもほのおのパンチ、かみなりパンチ、そしてれいとうパンチを一発一発繰り出していたのだ。

以前、ルカリオはパンチの危険性を波動で無意識に感じ、手首を狙って攻撃を逸らしていたのだ。

 

「なら、ピカチュウ!! 行くぜ!」

「ピカ!!」

 

サトシは肩に乗ったピカチュウを選ぶ。

 

「そのピカチュウか! 最初に見た時から只者ではないと感じていたが、その顔、そして気迫!! 相当な実力の様だな。」

 

シバは攻撃を仕掛ける。

 

「エビワラー、行け!!」

 

エビワラーがピカチュウ目掛けてパンチのラッシュをする。だが、ピカチュウはその全てを素早いスピードで回避して行く。

 

「エビワラーのパンチのスピードでも捕えきれんか、だが避けるだけでは倒すのは不可能だ! エビワラー!」

 

エビワラーはフェイントを混ぜながら攻撃をする、すると徐々にだが捕らえられそうになる。そしてパンチがピカチュウを捕らえた瞬間、サトシが指示する。

 

「ピカチュウ、でんこうせっかで離れろ!!」

 

ピカチュウはあえてエビワラーの後ろへでんこうせっかをする事で攻撃を避ける。

 

「! 早い!! なんてスピードだ!? だが、直線的な動きならば読みやすい。」

「ピカチュウ! …でんこうせっか!!」

 

ピカチュウはそう指示するサトシの目を見て悟り、でんこうせっかをする。

 

「エビワラー、迎え撃て!!」

 

エビワラーは自身に攻撃が来るであろうところを予測して攻撃を繰り出す。しかしピカチュウはでんこうせっかでエビワラーに攻撃したのではなく、エビワラーの足元を通り過ぎる。するとエビワラーは片足の膝(・・・・)を付く。

 

「な!」

「ピカチュウ、10万ボルト!!」

 

その隙に10万ボルトを繰り出し、ダメージを与える。そしてエビワラーは戦闘不能となった。

 

「一体何が、! エビワラーの足に何か叩き込まれた跡が!!」

 

倒れたエビワラーの足元を見ると、何かで叩き込まれた跡があった。

 

「まさか先ほどでんこうせっかで足元を通り過ぎた際、攻撃を足にしていたのか!?」

「でんこうせっかで通りながらアイアンテールで足を狙いました。」

 

サトシはでんこうせっかを指示する際、ピカチュウと目を合わせた。

ピカチュウはそれだけで(・・・・・)サトシの考えている事を理解し、実行したのだ。

 

「指示はしていなかった。 そうか、アイコンタクトのみでこの指示をしたのか!!」

「はい。」

 

シバはサトシとピカチュウの絆の深さに感服し、称賛する。

 

「素晴らしい。それほどお前たちの絆が深いということか、いいコンビじゃないか。」

 

そしてシバも自身の切り札を繰り出す事を決める。

 

「ならばこちらも切り札で行こう。カイリキー!!」

 

今回はヌンチャクではなく、自らボールを取り出し、カイリキーを繰り出す。するとサトシはそのカイリキーの違和感に気付く。

 

「? ベルト?」

 

そう、カイリキーにはゴーリキーが付けていたベルトがあったのだ。それを見てサトシは素直な感想を言う。

 

「そのベルト、なんかカイリキーにとって窮屈そうだ(・・・・・)。それじゃ思いっきり戦えないんじゃないんですか?」

「!? ほう、一瞬でこのベルトの本質を見抜くか。」

 

シバはカイリキーに付けていたベルトの意味を一瞬で理解したサトシに驚きつつ、ベルトについて説明する。

 

「本来は進化した際に剥がれ落ちるベルトをあえて(・・・)付けたままにしていた。このベルトは強すぎる力をセーブする為の物だが、それを一目で判断するその観察目、見事だ。それを知ったならばこちらもベルトを外そう!!」

 

 

 

 

 

サトシとシバがバトルしている場所から少し離れた岩の陰にレッドはいた。

 

「すごいバトルだ…。」

 

レッドはただそのバトルに魅了されていた。あのシバというトレーナーのヌンチャクでのボール捌きは凄く、今の自分や多分グリーンでも対応するのは難しいだろう。それに対してサトシはその動きに反応してネギガナイトを繰り出し、戦闘。最初にサワムラーというポケモンがネギガナイトに敗れ、そのネギガナイトはエビワラーに敗れる。そのエビワラーもまたピカチュウに……。

 

まさに一進一退の攻防。

 

今のレッドではまだ到達できない高みでのポケモンバトル。レッドはこのバトルに釘付けになっていた。

 

「あのカイリキーのベルトはそういう事だったのか。」

 

シバの説明に納得し、今ベルトが外れようとしたその瞬間。シバに異常が発生した。

 

「え?」

 

シバが急に苦しみ出し、倒れたのだ。

 

 

 

 

「ぐ、ああああ、」

「シバさん!? どうしたんです…!? これってまさか、」

「ピカチュウ?」

 

サトシは急に苦しみ出し、倒れたシバを心配する。その瞬間、その力を感知して、シバを苦しめている力の正体に気づいた。何故ならば自分も一度、このエネルギーで操られようとしていた(・・・・・・・・・・)からだ。

 

「(間違いない。これは巨石のメガシンカエネルギーだ!!)」

 

サトシがそう確信した時、後ろから声が聞こえた。

 

「あのシバがここまで押されるとはね、本当に強いわね。」

 

サトシはその声に聞き覚えがあった。振り返ると自身が知っている顔が2人いたのだ。

 

 

 

カンナさんとキクコさん(・・・・・・・・・・・)?」

 

 

 

そう、自身にとっても印象深い2人、カンナとキクコが後ろにいたのだ。




以上、いかがでしょうか?

前半は終了です。

バトルに納得して頂けましたでしょうか?

ではまたの機会に
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。