ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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お世話になります。

続きです。


シオンタウン〜タマムシシティ

ポケモンタワーでの戦闘を終えたイエローとグリーンは戦闘中にキクコが見せた鉱石やサトシの正体についてレッドとサトシに質問する。

しかし、どうやらオーキド博士からなるべく話さない様にと言及されていたようで、ポケモンセンターでオーキド博士に連絡する。するとオーキド博士はタマムシシティにいるジムリーダーのエリカのジムで話すと言い、レッド、サトシ、イエロー、グリーンはタマムシシティへと向かっていたのだが、

 

 

ーーー  ヤマブキシティ前  ーーー

 

 

 

現在サトシはタマムシシティ方面からの入り口で話をしていた

 

「どうしても通してくれませんか?」

「ピカ。」

「駄目だ。さっさと帰りな。」

 

サトシはヤマブキシティに入れるかどうか、ガードマンに質問したが、やはり通してくれない。

 

「どうして通してくれないですか?」

「とにかく駄目だ!! まったく、昨日の女の子(・・・・・・)と同じような事を言って、とにかく帰れ!!」

 

サトシはそのまま、レッドたちの所へ向かう。

 

「どうでしたか?」

ここも駄目だった(・・・・・・・・・)。やっぱり通れないや。」

「なら、グリーンの言う通りタマムシシティに行こうぜ。」

「ああ。 ごめんなみんな。」

 

サトシは待ってくれていたレッドたちに謝罪する。

 

「気にするな。ヤマブキシティで巨石の力を感じたんだろう(・・・・・・・・・・・)?」

 

 

そう、タマムシシティに向かうその時、サトシはヤマブキシティから巨石の力を感じ取ったのだ。

 

 

 

「ああ、それも複数の力を感じる。多分、此処にロケット団か四天王の基地があると思う。」

 

それも複数の力を感じ取ったサトシは此処にロケット団か四天王がいると考え、その場所を見に行こうとしたのだが、グリーンは一度タマムシシティのエリカと合流してから行くべきと提案。一方でサトシは巨石の危険性を知っている為、せめて何処にあるか確認するためにヤマブキシティに入ろうとするも全て立ち入り禁止となっていた。

 

「お前たちが巨石の危険性を知っているからなのは分かるが、先ずはそれも含めてタマムシシティで説明をして欲しい。それに何も考えずに突っ込むのは得策じゃない。」

「…ああ。分かった。」

 

 

グリーンの話に同意してサトシたちはタマムシシティに向かう。

 

 

 

 

ーーー タマムシシティ前 ーーー

 

タマムシシティに近づいたその瞬間、サトシは気付く。

 

「!? これって!!」

「? サトシどうし…!! まさか?」

 

レッドはサトシの反応に察する。

 

「ああ。 巨石の力だ。それもヤマブキシティよりも強い力を感じる(・・・・・・・・・・・・・・・)!!」

「「「!?」」」

 

その言葉に3人は驚き、そのエネルギーがある場所へと向かうサトシの後を追う。

 

 

ーーー タマムシシティ ゲームセンター前 ーーー

 

「なあ、サトシ。此処にあるのか?」

「ああ。 この建物の下(・・・・・・)にあるぜ。」

「此処って、ゲームセンターじゃないですか?」

 

サトシが言う建物はイエローの言う通り、ゲームセンターだったのだ。

 

「…下と言う事は地下か? しかもジムリーダーのいるこの町に?」

「でも、ニビシティの時もありましたし、意外とロケット団のアジトはカントー中にあるんでしょうか?」

「そういえばそうだなぁ。にしてもこれじゃあ、カントーの色んな町にロケット団の基地があるって事か。」

 

レッドの言葉に同意しながらグリーンは話す。

 

「ああ、その様だな。だが今はエリカの所へ向かおう。此処の事はジムリーダー達に話した後で協力を得られれば心強い。」

 

その様に話していると、中から人が現れる。

 

「此処には情報が無かったか。 一体四天王は何処を根城にしているのかしら?」

 

彼女を見て、イエローは驚く。

 

ブ、ブルーさん(・・・・・・・)!?」

「!? イエロー! まずい!? タッちゃん!!」

 

ブルーはイエローと接触するのは四天王の根城を居場所を掴んでからと考えていたのだ。理由はカメちゃんとポケモン図鑑の件だ。今出会えば当然警察に突き出されるだろう。それだけなら良いが、あの男(・・・)にも自身の居場所を知られてしまう可能性がある。それは避けたい。ブルーはタッツーのタッちゃんでえんまくを繰り出し、逃げ出す。

 

「ゲホッ、ゲホッ。 今のは?」

「ブルーと言ったか、前にイエローが言った。」

「はい。オーキド研究所からポケモン図鑑とゼニガメを盗んだ人です。最もそれは四天王と戦うための様ですが。」

「だけど、ポケモンを盗んでいい理由にはならない! 追おう!」

 

レッドの言葉に3人は頷き、ブルーを追う。

 

 

 

 

 

 

 

「…様、ブルーがこのタマムシシティにいました。厄介な事にサトシもこの町にいます。

…え? こちらへ向かうと? 分かりました。別行動しているあの2人にも連絡を…。」

 

それを遠くで見ていた2人の人物に気付かぬまま。

 

 

 

ーーー 7番道路 ーーー

 

イエローたちから逃げる為、タマムシシティから出たブルーはプリンに乗り、逃げていた。

 

「よし、ここまでくれば良いわね。」

 

ブルーはイエローのドードーや他の人のポケモンが未知の為、タマムシシティで撒いてから7番道路へと向かった。その為、安心していると、

 

「見つけたぜ! ブルーだったか?」

 

なんと、ウオノラゴンに乗った少年が目の前に来たのだ。

 

「! どうして此処が…!? もしかしてあなた。」

 

するとサトシの後ろからドドすけに乗ったレッドとイエロー、ピジョンに乗ったグリーンの3人が追ってくる。

 

「ブルーと言ったか。 おじいちゃんから盗んだ物を返すんだ。」

「やっぱ、すごいな。 ルカリオは。」

「はい。見失ったと思いました。」

 

追いかける際、サトシはブルーを見失わないよう、ルカリオを繰り出しブルーを追っていたのだ。ルカリオの波動でブルーが外へ出た事を知り、サトシはルカリオをボールへ戻し、ウオノラゴン、イエローはドドすけを繰り出し、レッドと共に、グリーンはピジョンに乗り追いついたのだ。ブルーはピジョンを見ないようにして話す。

 

「あーら。こんなか弱い女の子に対して複数で追ってくるなんてね。

(さて、どうやって逃げようかしら?)」

 

その言葉にグリーンは返す。

 

「か弱い? クチバシティでは四天王のワタルと戦ったと聞いているが?」

「…あの時はホウエン地方のチャンピオン、ダイゴだったかしら?彼の力を借りたのよ。」

「!? ダイゴさんがカントーに!? 本当なのか?」

 

サトシの言葉にイエローは頷く。

 

「はい。ダイゴさんのお陰で僕たちは助かりました。」

「そっか、ダイゴさんが此処に。」

 

その話をした事で意識がブルーから逸れてしまい。ブルーはポケモンを繰り出す。

 

「(今!) うたう!!」

 

ブルーはプリンのうたうで全員を眠らせようとする。

 

「! まずい!!」

 

その攻撃を見てサトシとピカチュウ、イエロー、レッドは耳を塞ぐが、ウオノラゴンとドドすけは眠ってしまう。

 

「タッちゃん! えんまく!!」

 

ブルーはそのまま、えんまくで姿を眩ます。

 

「よし、今の内…!? これってまさか、ふきとばし!?」

 

その時、ピジョンのふきとばしがえんまくを吹き飛ばす。

 

「リザード、かえんほうしゃ!!」

 

かえんほうしゃを喰らい、プリンは倒れ、同時に繰り出していたストライクの鎌をブルーに向ける

 

「ッ! どうして眠らなかったの?」

「ひこうタイプのポケモン相手にはスピードが足りなかったな。歌声は聞こえていなかったぜ。」

 

ピジョンのスピードはプリンの歌声よりも素早かったのだ。そのため歌声が届く事なく攻撃を繰り出す事ができたのだ。ブルーがなるべく見ないようにしたことが隙になった。

 

「フゥー、危なかった。サンキュー、グリーン。」

「油断し過ぎだ。例え逃げ道を封じても油断するな。」

 

グリーンはレッド達にそう言う。

 

「すみませんグリーンさん。 …ブルーさん。お久しぶりです。クチバシティ以来ですね。」

 

イエローはブルーにそう話す。

 

「…ええ。そうね。」

「どうしてあの時、すぐにクチバシティを去ったんですか?」

 

イエローはクチバシティから離れた理由を聞く。

 

「他の四天王も来るかも知れないし、何より私は悪いことしたからね。」

 

その言葉を聞き、イエローは前から気になっていた事を聞く。

 

「…ポケモン図鑑を奪ったのは四天王と。いえ、ブルーさんを誘拐した悪い人と戦う為ですか(・・・・・・・・・・・・・・・)?」

 

それを聞き、ブルーは観念したように言う。

 

「…トキワの力ね。ええ、そうよ。アイツは強い。一度ワタルと戦ったからこそわかる。 アイツはワタルやダイゴよりも強いわ(・・・・・・・・・・・・・・)。間違いなくね。」

 

その言葉を聞き、4人は驚く。四天王のワタルは四天王の中で最強のドラゴン使いであり、他地方とはいえチャンピオンと互角以上に渡り合った。そのワタルよりも強いと言うのだ。

 

「…何故四天王と戦おうとしたんだ?」

 

グリーンはその人物と四天王の関係性が分からず質問する。

 

「理由は2つ、一つは巨大な鳥ポケモンを操ろうとしている事。かつて私を連れ去ったポケモンの可能性があったの。なら、アイツと繋がりがあったんじゃないかと思ったのよ。」

「なるほど、もう一つは?」

 

レッドは納得してもう一つの質問をする。

 

「2か月前、いえもう少しで3ヶ月かしら? その時にアイツを撃退したトレーナー(・・・・・・・・・・・)を四天王が狙っているという情報を手に入れたのよ。」

「え!?」

 

その言葉に驚く。ワタルよりも強いと言われたその人物を撃退したトレーナーがいると言うのだ。当然驚く。

 

「その人は一体?」

「…その前に確認させて貰っても良いかしら。 ピカチュウを連れているあなたに。」

「え? 俺?」

 

ブルーがサトシに質問をしたいと問いかける。

 

「あなたの名前は『サトシ』でしょう?」

「! どうして俺の名前を?」

 

サトシは初めて会ったブルーが自分の名前を知っていた事に驚く。

そしてブルーは知っている理由を話す。

 

「撃退したトレーナーはサトシ、 あなたのことよ(・・・・・・)。」

「「「な!?」」」

 

その言葉を聞き、3人は驚きながらサトシを見る。

 

「お、俺が?」

「ピカ?」

 

一方でサトシも身に覚えが無かった為、疑問に思う。

 

「ええ、覚えているでしょう? 焼けた塔(・・・・)で戦った奴の事。」

 

サトシはその言葉にある人物を思い出す。

 

「! あの時の仮面の男!! あいつがブルーを誘拐した奴だったのか(・・・・・・・・・・・・・)!?」

 

サトシは焼けた塔で戦った仮面の男がブルーを誘拐した犯人だった事に驚き、ブルーはそんな反応をしたサトシに頷く。

 

「ええ、あいつから逃げた後にあなたと接触したかったんだけど、ある事情(・・・・)であなたの名前ぐらいしか分からなかった。様々な所から調べたけど、情報が隠蔽されていたみたいでまったく分からなかった。その時、四天王がその人物の事を調べていた事が分かって、その前に接触しようとしたんだけど、既に交戦した後で行方不明になったみたいで。」

 

事情とはシルバーのことだ。あの日シルバーは仮面の男にやられ、意識が朦朧としていたため、名前しか知らなかったのだ。シルバーの事は伝えない様にサトシを探していた理由を話す。その言葉を聞き、グリーンは察する。

 

「そうか、それで四天王はその誘拐犯の部下か同盟関係だと思ったんだな?」

「ええ。 でもどうやら勘違いだったみたい。でも彼らの計画が実行されればどこかに居る私のパパやママにもその牙を向ける。そう考えて私はどんな手段でも止めると思っていたの。」

 

その言葉を聞いた4人は彼女の状況を理解する。だが、

 

「それでもポケモン図鑑とポケモンを盗むのは駄目だ。」

 

サトシはそう彼女に言う。

 

「…ごめんなさい。どうしても止めたかったの。それにアイツは常に私を狙ってる。他の人も巻き込んでしまうから」

「…安心してください。サトシさんだけじゃありません。レッドさんやグリーンさんも強いです。それにオーキド博士はまだ警察に通報はしていません。ブルーさんと話をしたいって言ってました。」

「…そう。」

 

イエローの言葉にそう呟く。そこでレッドは気になった事を聞く。

 

「なあ、サトシ。その誘拐した仮面の男って一体?」

 

サトシがその質問に答えようとしたその瞬間、ブルーの後ろにあるポケモンが現れる!

 

「! 危ない!!」

 

他はすべてサトシを見ていた為、サトシのみが気付き、ポケモンの前へと行く。すると、そのポケモンとサトシとピカチュウは姿を消してしまう(・・・・・・・・・)

 

「サ、サトシ!?」

 

レッドたちは突然起こった事に驚いていると、声が聞こえた。

 

「失敗した。 ブルーだけをネイティオでテレポートさせる筈がサトシに邪魔されたよ。」

「仕方ないわ。スイクンたちの力を借りたとはいえ、あの人に勝ったトレーナーだもの。それに目的である分断はできたから問題ないでしょう。」

 

その2人を見てブルーは驚く。

 

「! この声はまさか! イツキ、カリン!?」

 

そう、仮面を付けた、仮面の男の部下の2人が来たのだ。

 

「こうして顔を見るのは初めてだね。でもアタイには分かるよ。マサラタウンのブルー(・・・・・・・・・)!!」

「! 仮面をつけた2人! それにマサラタウンって知っているって事はこいつらまさか!」

「ああ、誘拐犯の仲間か。」

 

レッドとグリーンはイエローからブルーがマサラタウンから誘拐されたと聞いており、それを知っている事と仮面を付けていたことでレッドたちはこの2人が誘拐犯の仲間である事を察する。

 

「クチバシティの事を聞いた時は驚いたわよ。あなた誘拐されたことで鳥ポケモンがトラウマで見るだけでも動けなかったのにプリン以外で空を飛んだそうじゃないか。あの人が負けた事を聞いて多少はトラウマが無くなったみたいだね?」

「! (そうか、ピジョンを見なかったのはそういうことだったのか。)」

 

グリーンは2人の言葉にブルーがピジョンを見ようともしなかった理由を理解する。

 

「…どうしてあなたたちがここに?」

「別件でこの町に来たのだけど、その時ブルー、アンタを見つけたってシャムとカーツから連絡が来てね。でも捕えるにしても厄介な事に警戒対象のサトシもこの町にいたからテレポートであなたと分断しようとしたんだけど、失敗したってこと。」

「さあブルー、キミがあの人から奪った例の物(・・・)を渡して貰おうか?あの人怒ってたよ。お陰で計画が伸びたって。」

「…断るわ。」

 

その言葉を聞き2人はポケモンを繰り出す。

 

「そう、仕方ないわね。 ブラッキー、だましうち!!」

「ナッシー、たまごバクダン!!」

 

それを見たブルーがポケモンを繰り出す前にレッドたちはポケモンを繰り出す。

 

「フッシー、はっぱカッター!」

「リザード、リフレクター!」

「チュチュ、でんきショック!」

 

ナッシーのたまごバクダンをフッシーとチュチュで、だましうちをリフレクターで防御する。

 

「あら? 邪魔するつもりかしら?」

「当たり前だ! お前たちみたいな悪い奴らにブルーを渡すもんか!!」

「はい。それにブルーさんはクチバシティの時に僕と戦ってくれました。そんな人に悪事をするあなたたちは許せません。」

「…こいつはこれからおじいちゃんの所へ連れて行くんだ。邪魔はさせない。」

 

そんな3人の言い分を聞き、2人はこう返す。

 

「バカだなあ、コイツら。邪魔しなければ命は助かったかもしれないのに。」

「ええ、ブルーも含めて始末しようかね。」

 

イツキとカリンとのバトルが始まる。

 

 

 

 

 




以上、いかがでしたでしょうか?

次回はイツキ、カリン戦です。

では、またの機会に
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