ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

37 / 137
タマムシシティ周辺での仮面の男との戦いも佳境。

では続きをどうぞ


仮面の男との戦い②

仮面の男との戦いでピンチになったレッド達を助ける為、ジムリーダー達が駆けつける。 だが、仮面の男は想像以上の実力を持っていた。再びブルーの元へ向かうその時、ミュウの力を借りてテレポートをしたサトシが現れる。以前、サトシがトキワの森でミュウを助けたことがあった縁で力を貸してくれたのだ。仮面の男と対峙するサトシはルカリオをメガシンカさせる。

 

 

ーーー 7番道路 ーーー

 

 

「何だ、その進化は?」

 

仮面の男、そしてレッド達はその現象を見て困惑していた。

 

メガシンカ(・・・・・)?」

 

レッドはルカリオが進化した様な変化をした事を見て、驚く。

 

「なんだ? あの変化は。」

「…すごい力を感じます。」

 

グリーンとイエローはその変化を見た感想を言うが、最も驚いているのはブルーだった。

 

「あんな進化、知らない。 何あれは?」

 

ブルーは仮面の男の所で修行した際、ポケモンの進化に関して調べており、その経験でポケモンが進化するかどうか判断することができる様になった。しかし、そんなブルーでも全く知らない進化を見て困惑していたのだ。

 

「! ルカリオ! はどうだん!!」

 

ルカリオはレッド達の方向へ(・・・・・・・)はどうだんを放つ。するといつの間にか後ろにいたイツキのルージュラに命中し、戦闘不能となった。

 

「!? なんだよ! あの速さと威力は!?」

「それにアタイ達が後ろにいる事をすぐに気付くなんて!!」

 

イツキとカリンはルージュラが一撃で戦闘不能になったことに驚く。レッド達のいずれかを人質にしてサトシを倒そうとしたのだ。謎の変化をしたルカリオを警戒しての行動だったが、ルカリオとサトシには通じなかった。しかも能力が向上しているのか、はどうだんの動きが見切れなかったのだ。これでは防御も困難だ。

 

「奴のポケモンを一撃で!?」

 

グリーンはメガシンカしたルカリオの攻撃でイツキのポケモンを直ぐに倒した光景を見て、驚愕する。今まで戦闘していたトレーナーのポケモンが一瞬でやられたのだ。当然である。

 

「ネギガナイト、ゲンガー、レッド達を頼む。」

 

サトシはネギガナイトとゲンガーにレッド達を守って欲しいと頼み、イツキとカリンの方へ向かう。

 

「! まずいね。仕方ない、此処は撤退するか。」

 

2人はそのまま、この場から撤退して行く。それを見たサトシはもう襲って来ないと判断して、仮面の男へと向く。

 

 

「仮面の男、おまえが何を企んでいるのか分からないけど、俺の仲間や友達を傷付けるなら、絶対に許さない! ピカチュウ、10万ボルト、ルカリオ、はどうだん!!」

 

サトシはピカチュウとルカリオの攻撃を仮面の男が乗っているデリバードへと放つ。

 

「ちっ!」

 

仮面の男は氷の壁で防ごうとするが、はどうだんを喰らった氷にヒビが入り、その壁にピカチュウの電撃が当たった事で壁が破壊される。

 

「! なんだと!?」

 

仮面の男は瞬時にピカチュウの電撃を回避したが、自身の防御を破ぶられた事に驚愕する。

 

「こおりのつぶて!!」

「バレットパンチ!!」

 

デリバードのこおりのつぶてをバレットパンチで対抗して行く。しかしすべて防ぐ事は出来ず、少しダメージを喰らう。その後仮面の男は周囲にある氷の人形、4体もの人形をサトシへと向かわせる。

 

「! ピカチュウ、アイアンテール!! ルカリオ、はどうだん!!」

 

メガシンカしたルカリオのはどうだんは2体の人形を破壊する。一方、なんとピカチュウのアイアンテールはでんこうせっかを使用せずに破壊しているのだ(・・・・・・・・)

 

「そうか、ミュウのてだすけか(・・・・・)!?」

 

仮面の男はそのカラクリを理解する。先程の氷の壁を壊した電撃も人形を破壊しているアイアンテールもミュウのてだすけによって威力を上げた結果だったのだ。

 

「ミュウ! サイコキネシス!!」

 

壊れた人形をミュウのサイコキネシスが操作して仮面の男へと飛ばす。しかも、

 

「くっ! 貴様、氷を逆手にとって!?」

 

氷の人形が粉々となったことで、再生している最中にサイコキネシスで飛ばした事で一つ一つが大きくなりつつある氷が仮面の男に襲いかかる。

 

「ルカリオ! かげぶんしん、ピカチュウと一緒に氷を使って近づくんだ!!」

 

かげぶんしんをした複数のルカリオとピカチュウがミュウが操作している氷の上を走り、仮面の男へと近づく。

 

「はどうだん!! 10万ボルト!!」

 

ピカチュウの10万ボルトとかげぶんしんのルカリオも含めてはどうだんが仮面の男へと向かって行く。仮面の男はミュウの攻撃を交わしていた為、氷の盾を作成する暇はなく、10万ボルトは回避するが、はどうだんがデリバードへと命中する。

 

「ぐお!? おのれ!! ふぶき!!」

 

全方位にふぶきを繰り出し、氷を吹き飛ばす。しかし全方位に力を出した為、

 

「10万ボルト! はどうだん!!」

 

一点集中で繰り出した攻撃を押し切れず、迫ってくる。

 

「ク!」

 

仮面の男は自身の両手を使い(・・・・・・・・)、その攻撃を防ぐ。するとその両手が壊れ、すぐに再生を始める(・・・・・・・・)

 

「両手が再生した!? そうか、あの体は氷の人形なのか!!」

 

それを見たグリーンは仮面の男の体のカラクリを理解する。これならば、体型を誤魔化すことが可能であり、例え細身の体でもガタイの良い体型に見せることが出来る。仮に姿を見られても調査は困難だろう。

 

「本当に邪魔な小僧だ!!」

 

すると仮面の男の腕が伸び、ルカリオとピカチュウを攻撃する。

 

「ッ! …ルカリオ!ピカチュウ! 大丈夫か?」

 

サトシの言葉にルカリオとピカチュウは頷く。

 

「…ルカリオのはどうでわかった。その体から2つのはどうを感じる(・・・・・・・・・・)。その氷の人形は中にいるポケモンの力だな!!」

「…流石だ。 見破ったのか。」

 

そう、氷の人形はウリムーの力で形成したものだ。今現在もジムリーダー達を攻撃している氷の人形はウリムーの力によるものだ。現在も人形はジムリーダー達と戦闘している状態だ。

 

「何のポケモンなのかは知らないけど、サトシと戦いながらもジムリーダー達と戦っている。なんて奴だ。」

 

レッドは仮面の男の実力に戦慄するが。今はジムリーダー達に力を向けており、サトシにすべての力を向けられないこの状況は好ましい。

 

「よし、行くぞみんな!! りゅうせいぐん!!」

 

すると、サトシはカイリューをボールから繰り出し、カイリューはエネルギーを上空に放出し、隕石を呼び出す。

そのカイリューのりゅうせいぐんが仮面の男へと向かって降り注ぐ。

 

「あれは! おつきみやまの時にやった攻撃!」

 

レッドはその攻撃を見て、おつきみやまで使われた攻撃である事に気付く。

 

「隕石って事は、あの跡はサトシさんがやったのか!!」

 

イエローは以前、おつきみやまで見た隕石が落ちた様な跡はサトシのカイリューによってできた跡だと気付く。

 

「! ふぶき!!」

 

デリバードのふぶきとりゅうせいぐんがぶつかり合い、相殺する。それと同時に仮面の男は氷の人形をサトシに向かって放つ。

 

「ピカチュウ、ルカリオ、破壊しろ! アイアンテール、はどうだん!!」

 

再びミュウのてだすけをもらったピカチュウとルカリオの攻撃で人形を破壊して行く。その時、空に上がったカイリューの背中から何かが落ちて来る。

 

「!? あのポケモンは!?」

 

サトシはそのポケモン、ネギガナイトとカイリューに技を指示する。

 

「スターアサルト!! ぼうふう!!」

 

ネギガナイトのスターアサルトが上から落ちながら迫ってくる。さらにカイリューのぼうふうでそのスピードを上げて行く。

 

「こおりのつぶて!!」

 

デリバードと仮面の男はその攻撃を回避出来ないと考え、デリバードのこおりのつぶてと自身の両手と共にその攻撃を受け止める。だが、落ちた際の落下とぼうふうのスピードもあって、完全に受け止められずに多少のダメージを喰らう。

 

「!、邪魔だ!!」

 

仮面の男はカイリューとネギガナイトにデリバードとウリムーのふぶきを放ち、カイリューとネギガナイトは地面に落ちる。

 

「! 戻れ! まだだ!!」

 

2体をボールに戻して今度は先程のネギガナイトとカイリューの合体攻撃を喰らい、地面に近づいたことで攻撃範囲となり、デリバードの影からゲンガーが出て来る!!

 

「おにび!!」

 

ゲンガーのおにびがデリバードに命中してやけど状態となる。

 

「!? やけど状態になったか! こおりのつぶて!!」

 

仮面の男はふぶきがのろわれボディで封じられる事を警戒してデリバードのこおりのつぶてでゲンガーを攻撃した後、自身の乗っている氷の人形でゲンガーを倒す。

 

「…やっぱり強いな、あいつ。」

 

サトシは仮面の男の強さに驚きながらも少し笑いながら言葉にする。

 

「ピカピ!! ピカ!」

「! ピカチュウ…、分かった!!」

 

サトシはピカチュウの言葉に同意する。

 

「行くぞ! ピカチュウ!!」

「ピカ!」

 

サトシは帽子をピカチュウへ投げ、帽子をピカチュウがかぶる。

 

「!? させると思うか!!ふぶき!!」

 

仮面の男はそんな行動でエンジュシティで放った1000万ボルトであることを察して攻撃を放つ。

 

「ピカ!!」

 

ピカチュウはその攻撃を受け、吹き飛ばされる。

 

「1000万ボルトだったか? あの技は危険だ!! ずつき!!」

 

デリバードは追撃でずつきをピカチュウに喰らわせる。ピカチュウはそのまま転がって行く。

 

「ピカチュウさせ倒せば、あの技は出せ…! なんだ? それは(・・・)。」

 

仮面の男がサトシの方を見ると、ルカリオと同じ格好をしており、ルカリオははどうだんを出しているのが見えたのだが、はどうだんに驚いていた。

 

「…サンキュー、ピカチュウ。 

おかげでこれが出来たよ(・・・・・・・)。」

 

ピカチュウは自分を囮にルカリオの切り札を使って欲しいと提案したのだ。

 

「…ピ、カ。」

 

ピカチュウは倒れたままサトシにあとは任せたと言う様に手を出してそのまま倒れる。

 

「なんだ!! それは!?」

 

仮面の男はその光景を見て驚愕する。何故ならルカリオのはどうだんが大きく、さらに大きくなっており、町一つを破壊するのは容易ではないかと思う程の巨大さとパワーに仮面の男は戦慄する!!

 

 

「何? あれは。」

「…まるで、僕やワタルの様にポケモンの能力が引き出されているみたいだ。」

 

ブルーはその光景に驚き、イエローは自身の力の様にサトシから力をもらって力が増加していると感覚で悟った。

 

「行くぜ! 仮面の男!! ルカリオ! 超巨大はどうだん!!」

 

巨大なはどうだんが仮面の男へと迫って来る。

 

「! ふぶき!!」

 

デリバードとウリムーはすべての力をそのはどうだんへと向けてふぶきを放つ。2つの技が衝突する。

 

 

 

 

 

仮面の男が力をすべてふぶきに使った事で氷の人形が停止し、ジムリーダー達は間一髪すべてのポケモンが戦闘不能にならなかった。仮面の男の元へ向かおうとしていたのだが、

 

「なんて威力のぶつかり合い。」

 

カスミは青い球体と風のぶつかり合いを見てそう言葉にする。他のジムリーダーも同じ感想だろう。近づく事すら容易ではない程の暴風が7番道路を襲っていた。

 

 

 

 

 

「なんて威力!」

 

グリーンはその技のぶつかり合いを見て呟く。

 

「どっちも互角だ。だけどこのまま何もしない訳にはいかない。イエロー、頼みがある。」

 

レッドがイエローに話しかけようとした時、

 

「大丈夫です。 皆さん。ポケモンを回復しました!!」

 

イエローは既にそれぞれ1匹ずつ回復させていたのだ。

 

「ありがとう、イエロー。」

「はい。ブルーさん、行けますか?」

 

イエローはブルーに話しかける。

 

「ええ、私も覚悟を決めるわ。」

 

 

 

 

 

 

「行け!!」

「バウ!!」

 

サトシはルカリオにそう言いはどうだんを押し出す。既にミュウのサイコキネシスもはどうだんにかけて威力を上げている。

 

「クッ!? これ程とは!」

 

仮面の男は再び押し返す。互いに押して押し返すの繰り返し、いつ終わるか分からないと思ったその時、仮面の男のデリバードに攻撃が入る。

 

「! きさまら!!」

 

後ろを見るとレッドのフッシーのソーラービーム、グリーンのリザードのかえんほうしゃ、ブルーのカメちゃんのハイドロポンプ、イエローのチュチュのでんきショックがデリバードに攻撃をしていた。

 

「! 今だ!!」

 

その攻撃を受けた隙を狙い、サトシとルカリオははどうだんの威力を上げる。

 

「!? しまった!!」

 

急いでふぶきで押し返そうとするが、押し返せない。

 

「お、おのれえええ!!」

 

その攻撃は仮面の男とデリバードに向かう。そして爆発音が鳴り響く。

 

 

 

ーーー ???? ーーー

 

あるポケモンがその戦闘で発生したそのポケモンのエネルギーに反応して起き上がる。そのポケモンは目覚めたその時から周りにいた人間とポケモン達に攻撃を受け、怪我を負う。

 

何故? 自分がそんな理不尽な目に遭うのか。何故、人間やポケモン達は自身を攻撃するのか訳がわからなかった。ポケモンは自身の命を守るため、周りの人間とポケモンを攻撃し始める。

 

 

 

ーーー 7 番道路 ーーー

 

「やったか?」

 

レッドははどうだんを受けた仮面の男を倒したどうか煙の中を確認する。すると、

 

「! アレを喰らってもまだ立っているのか!!」

 

グリーンが仮面の男のデリバードがその攻撃を喰らって相当なダメージを負っているのは見えたがまだ倒れていないのに驚愕する。

 

「ハア、ハア、これ程追い込まれるとは。」

 

仮面の男はなんとか耐えながらそう言っていると、ルカリオが迫って来た! 

 

「! こなゆき!!」

「きしかいせい!!」

 

ルカリオがこなゆきを喰らいながらきしかいせいを繰り出す。

 

ウリムーに向かって!!

 

その攻撃を喰らい、仮面の男は吹き飛ばされる。

 

「グオオオ!!」

 

その攻撃を喰らい、ウリムーはもはや自身の氷の人形を維持するのに精一杯の状態となった。デリバードもやけどのダメージが無視できない程に追い込まれている。

 

「おのれ。」

 

仮面の男が6匹目のポケモンを出すことを決めたその時、

 

「これは一体!」

「なんやこれ? いったい何があったんや?」

「! アレはあの時の仮面の男か!!」

 

オーキド博士とマサキ、ミナキが7番道路へ来たのだ。

 

「!! (ユキナリか!!)」

 

仮面の男、ヤナギは6匹目のラプラスのヒョウガを繰り出すことをやめ、撤退を選ぶ。ここでヒョウガを繰り出せばユキナリに自身の正体が間違いなくバレるからだ。

 

「…一度ならず、二度までも。 サトシ、この屈辱は忘れん!!」

 

仮面の男はデリバードに指示してそのまま7番道路から逃げ出した。

仮面の男が逃げた事で7番道路で起こった戦闘は終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

「…あいつが逃げた? って事は。」

「ああ、捕える事は出来なかったが、オレたちの勝ちの様だな。」

 

ブルーが信じられないように話した言葉にグリーンは同意する。その言葉を聞きブルーはその場にへたり込む。

 

「…は、はは。 そっか、あいつに勝ったんだ。」

「…ブルーさん。」

「…。」

 

イエローとレッドは涙を浮かべながらそういうブルーを見て何も言えなかった。戦ったから分かる。あんな化け物のトレーナーに常に追われる恐怖を誘拐されてからずっとしていたのだから。

 

 

「あれがブルーを誘拐した仮面の男。」

「あんなに強いなんて。」

「ええ、驚きましたわ。」

「…。」

 

ジムリーダー達は仮面の男との実力差が大きい事を自覚して、まだ強くならなければと決意をする。そんなジムリーダーの所へオーキド達が向かう。

 

心の友(マツバ)!! 無事か?」

「一体何があったんじゃ?」

「! ミナキ。それにオーキド博士。実は、」

 

マツバは仮面の男とレッド達が戦闘をしていた事で助ける為に来たのだが、全く歯が立たなかったことを話す。

 

「…ジムリーダー4人がかりでも歯が立たなかったとは、仮面の男はそれほど強かったのか。」

「ああ、同時にスイクン達の力やサトシ君の強さを再認識したよ。これではホウオウにはまだまだだな。」

 

エンジュシティでの戦闘で仮面の男と互角に渡り合ったサトシとスイクン、ライコウ、エンテイの力の大きさを知り、虹色のポケモンへ辿り着くにはまだまだ未熟だと認識する。

 

「そうか、仮面の男はサトシ君が?」

「ああ、正確にはサトシ君とミュウ、そして彼らのおかげさ。」

 

マツバがサトシとミュウ、そしてレッド、グリーン、イエロー、ブルーの方へ指を指す。

 

「ブルー…。」

 

オーキド博士はミュウよりもブルーに目が行き、彼らの元へ向かう。

 

 

 

 

 

「レッド、サトシ! 大丈夫か!」

 

マサキが2人の元へ向かう。

 

「! マサキ! 久しぶり! ああ、大丈夫だよ。」

「ああ、ピカチュウも怪我はしたけど問題ないよ。」

「ピカチュウ!」

 

サトシとレッドが問題ないと答える。

 

「ほんま心配したで? 2人が行方不明になったって聞いた時もそして今も。」

 

レッドとサトシは以前、オニドリルに連れ去られたマサキを救出し、転送装置で元の体に戻した時からマサキとは友人となったのだ。

(あの時はすぐにサトシがカイリューを繰り出し救出し、オニドリルはレッドが捕獲した。)

 

「そのポケモンは、ミュウか? 初めて見たわ。」

 

マサキがミュウを見るとミュウはサトシの背中に隠れる。

 

「大丈夫だよ、ミュウ。マサキは何もしないって。」

「…みゅ?」

 

ミュウはサトシに大丈夫と言われ、再びひょこっと顔を出す。

 

「…野生のはずなのにすごくサトシさんに懐いていますね。」

「ああ。」

 

そんな会話をしているとオーキド博士がやって来る。

 

「! オーキド博士。」

「…おじいちゃん。」

 

レッドとグリーンがオーキド博士に気付く。

 

「ようやく直接会えたのう。レッド、グリーン、イエロー、サトシ。 そして、」

 

オーキド博士はもう一人の方へ向く。

 

「…初めまして、になるかのう。 ブルー。」

「…ええ。」

 

オーキド博士とブルーが今、初めてあったのだ。オーキド博士が話そうとしたその時、

 

「エリカ様!! 大変です!! タマムシシティのゲームコーナーが

原因不明の爆発で破壊されました(・・・・・・・・・・・・・)!!」

 

ジムトレーナーの報告にエリカは驚く。

 

「!? どういうことです!?」

 

ちなみにそのジムトレーナーが来るのを見てミュウは再び何処かへと行ってしまう。

(オーキドは少し残念がる。)

 

ーーー タマムシシティ ロケット団アジト跡 ーーー

 

「私は…何という事を。」

 

彼、カツラは今、目の前にある光景を見てこれまでの自身の事を振り返る。彼は自身の好奇心からジムリーダーという地位すら捨てる覚悟でロケット団の科学者として様々な実験を行なって来た。その技術でギャラドスやイーブイ、ピカチュウやコラッタなど様々なポケモンを生体実験にして来た。そして今、ミュウの遺伝子と鉱石の力で作成された人工の戦闘用ポケモン、ミュウツーの完成間近だったのだが、少し前に謎の侵入者が現れてその捜索を部下に任せた所、7番道路での戦闘を確認。さらにミュウも現れ、その捕獲のための準備をしていた際、ハプニングが起こる。

 

ミュウのサイコパワーに反応してミュウツーが目覚めたのだ。カツラとロケット団はすぐにそれを捕獲しようと戦闘するも敗北。その後ミュウツーはアジトであるゲームコーナーを破壊して何処かへと消えていった。そして現在、カツラはその破壊された跡を見て自身のこれまでの行動に後悔をしていた。自身が実験してきたポケモンはどういう訳かイエローという少女が仲良く共に戦っているのを見たのも後悔の理由の一つだ。

 

「…行かなければ、ミュウツーを止めなければ!!」

 

カツラは自身の過ちでこれ以上犠牲を出さない為にもミュウツーを追いかける事を決め、ギャロップに乗り旅に出る。例え、ポケモン協会やロケット団から裏切り者と蔑まれても成し遂げる為に。

 




以上、いかがでしょうか?

ウバメの森での仮面の男の力はGSボールが完成した事で得られたものだと認識しているので、まだあそこまでは強くはありません。 それでもめちゃくちゃ強いですが。

ではまたの機会に
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。