ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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続きです。




クチバシティ

ロケット団との戦いをどうにか切り抜けたレッド、サトシ、イエローの3人。ロケット団に追われていたイーブイをレッドがゲットしてそのままクチバシティへ向かう。

 

 

 

 

ーーー ???? ーーー

 

 

その光景を見て自分はここにいるべきではないと判断した。

自分を受け入れてくれたポケモンは傷付き、今は倒れている。

 

 

 

その光景を見て自分はここにいるべきではないと判断した。

人間は自分を見ると何故か攻撃して来るので反撃をするが威力が強すぎた事でポケモンたちは倒れた。

 

 

 

 

その光景を見て自分はここにいるべきではないと判断した。

ポケモンたちは今はもう自分を恐れて今は近づこうともしない。

 

 

 

ここからとにかく離れることにする。この何もかも破壊された光景を後にして。

 

 

 

ーーー クチバシティ ポケモンセンター ーーー

 

「ポケモンたちは回復しましたよ。」

「「「ありがとうございます。」」」

 

レッドとイエロー、サトシの3人はロケット団との戦いで傷ついたポケモンたちをポケモンセンターで回復させていた。現在、クチバシティでは以前のサントアンヌ号での事件や四天王の襲撃によって警察などの厳重な警戒体勢をしていた事が分かり、クチバシティに向かえば良かったと後悔したが、それは別の話。

 

「さてと、どうする? 2人とも。」

「そうだな。」

 

3人は現在どうするか悩んでいた、何故なら。

 

ダイゴさんは留守でしたし(・・・・・・・・・・・)、どうしましょう。」

 

クチバシティに到着する前、ダイゴと以前あった屋敷に行ったのだが現在ダイゴは留守にしている事がわかったのだ。そして現在に至る。

 

「とりあえず、屋敷の使用人には力を貸して欲しいとは言っているからオーキド研究所にいつかは来ると思うけど。どうしようかな?」

「…とりあえず、今回の件をオーキド博士に相談しようぜ。」

 

3人はそのままパソコンに向かい、オーキド博士に連絡をしてイーブイとの件をオーキド博士に報告する。

 

『…そうか、話してしまったか。』

「「「ごめんなさい。」」」

 

オーキド博士に経緯を話し、3人は謝罪する。

 

『いや、お前たちが無事で何よりじゃ。ヤマブキシティの動向はジムリーダーのエリカが現在も監視しているとは言え、常に出来るという訳ではないからの。それに最近物騒(・・)になっていてな』

「物騒ですか?」

 

イエローは何かあったのか気になる。ロケット団や四天王、そして仮面の男と事態が混沌としているにも関わらず『物騒』と言ったのだ。当然気になる。

 

『実はサイクリングロードが謎のポケモン(・・・・・・)によって破壊されたんじゃ。』

「サイクリングロードが…。」

 

その言葉にサトシは驚く。レッドとイエローはまだサイクリングロードが何か知らなかった為、『?』が頭に浮かんでいたが、

 

「そこがどんな場所かは分からないけど、どんなポケモンなんだ?」

『それが分からないんじゃ。映像や写真などがあればサトシのポケモン図鑑で分かるのだが。』

「そうですか。そのポケモンは?」

『現在調査中じゃ。レッドたちも注意するんじゃぞ。』

「「「はい。」」」

 

その返事を聞き、オーキドは頷く。

 

『うむ。ワシも注意する。サトシのポケモン図鑑を持っている以上、狙われる可能性があるからのう。』

 

 

その後、通話を閉じる。

 

「オーキド博士、大丈夫でしょうか?」

「…その為にダイゴさんにオーキド研究所に行くように伝えるように頼んだから大丈夫さ。」

「ああ。」

 

ダイゴにオーキド研究所に行くように伝言を頼んだのはその為だ。オーキド研究所にあるサトシのポケモン図鑑を狙ってやってくる可能性があったからだ。

 

「とりあえず、ポケモンセンターから出ようか。」

 

レッドの言葉に2人は頷く。

 

 

 

 

 

ーーー クチバシティ ーーー

 

 

 

ポケモンセンターから出た3人はどうするか考える。

 

「さてと、ここでやる事はもう無さそうだしタマムシシティに戻るか。」

 

そうサトシが言うと、

 

「あ! 待って2人とも。そういえばギャラ以外は海を見るのは初めてだったんだ。みんなに近くで海を見せていいか?」

 

その言葉を聞き、サトシとイエローは答える。

 

「「もちろん。」」

 

 

 

 

 

 

 

3人はクチバシティの海の近くに来る。

 

「みんな、出てこい!!」

「よし、俺も!」

「なら僕も。(前はロケット団や四天王でゆっくり出来なかったからね。)」

 

レッドに続いてサトシとイエローは自身のポケモンをすべて繰り出す。

 

「ほら、どうだ?初めて見る海は?」

 

レッドは海を見てワクワクしているニョロやフッシーに声をかける。そして、

 

「大丈夫だよ。ブイ。今此処にはオレたちしかいないから。」

 

外に出たブイはすぐにレッドの近くに行き、震えていた。

 

「まだ、俺たち以外に近づこうとしないな。」

「でも仕方ないですよ。」

 

そんな会話をしていると後ろから声が聞こえる。

 

「おお! イエローくんではないか! 久しぶりじゃの。」

 

イエローに話しかける老人が現れた。

 

「! 会長さん! お久しぶりです。」

 

そう、話しかけてきた人物はポケモン大好きクラブ会長だったのだ。

 

「イエロー、この人は?」

「えーと、ポケモン大好きクラブって言う所の会長なんです。」

 

イエローは2人に会長の事を説明する。

 

「そっか、はじめまして。オレはレッドです。」

「俺はサトシ。こっちは相棒のピカチュウ。」

「ピカ!」

 

レッドとサトシが自己紹介をすると会長は2人に近づく。

 

「おお!? なんと素晴らしいポケモン達じゃ!! 近くでみせてくれ!!」

「えーと、ブイ以外は良いですよ。」

 

レッドはそう言うと会長はブイ以外のポケモンたちを見て行く。

 

「何と素晴らしいポケモンたちだ。よし!決めた!!イエロー君と同じく君たちを名誉会員に任命しよう!!」

「「あ、ありがとうございます?」」

 

2人は勝手に決められた事に驚きながらも感謝を言う。

 

「会長さんはどうして此処に来たんですか?」

 

イエローは会長が此処に来た理由を聞く。

 

「何、ただの散歩じゃよ。お主たちこそ何故此処に?」

「俺たち、用事を済ませて海を見に来たんです。」

 

サトシは此処に来た理由を話す。

 

「そうか、サントアンヌ号も無い今、名物となるものは無いこの町にわざわざ来るとはありがたい。そうじゃ、せっかくだからこのクチバシティの『伝説』を話そう。」

「伝説ですか?」

 

そう質問するイエローに会長は話す。

 

「“つきのいし”というのを知っているか?」

「うん。オレ持ってるよ。」

 

そう言いレッドはバッグからつきのいしを取り出す。

 

「何!? 見せてくれ!! …これが“つきのいし”。こんな珍しい物を持っているとは羨ましい。」

「あはは…。それでつきのいしがどうかしたの?」

 

レッドは会長に質問すると会長は正気になり、話しを続ける。

 

「“つきのいし”は特定のポケモンを進化させる事ができる石なんじゃが、他にもある事は知っているか?」

「はい。 ほのおのいし、みずのいし、かみなりのいし、リーフのいしの事ですね?」

 

サトシの言葉に会長は頷く。

 

「いしは一度使うと消えてしまう。それは知っているかね?」

 

その言葉に3人は頷く。

 

「ところが、一度使っても消えない進化の石(・・・・・・・・・・・・・)が存在するといわれているんじゃ。」

「そんな石が!?」

 

その言葉に3人は驚く。

 

「『クチバの伝説』とはな、それらの石の4種類がクチバ湾の奥底に沈んでいるという言い伝えなんじゃよ!!」

「へぇー。そんな石があるのか。見てみたいな。」

 

そう言うサトシに会長は言う。

 

「しかし、あくまでも言い伝えじゃ。皆、あるわけないと笑っている。わしもただの噂だと思っているよ。さて良い散歩じゃった。この町から出て行く前に是非ともポケモン大好きクラブに来て欲しい。色々と話がしたいからな。」

「はい、ではまた!」

 

そう言い、会長は去って行く。するとサトシは。

 

「なあ? 2人とも。その石探してみないか?」

「「え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー ある海の上 ーーー

 

「よし、これで最後か。」

 

船の上に乗っている彼、“ヒデノリ”は網を設置した最後のポイントに到着して引き上げようとしていた。

 

「!? これは、大物だぜ!!」

 

船で網を引いているから分かる。この引きと重さは今まで釣った事がない大物だと。するとその姿が現れる。

 

「こりゃ、デケェコイキングだ!!見たことが無い。」

 

そのコイキングを見て喜んでいるとコイキングの上の部分がまるで機械の様に開く(・・・・・・・・)

 

「な、なんだ!?」

 

 

 

 

するとその中から人が複数出てくる。

 

 

 

 

 

「酷い目に合った。」

「一時はどうなるかと思ったぜ。」

「助かったニャ。」

「ソ〜ナンス。」

 

ヒデノリはそれを見て驚愕する。

 

 

「だ、誰だお前ら!?」

 

 

 

ーーー クチバシティ クチバ湾 ーーー

 

 

サトシの提案でクチバ湾に沈んでいると言い伝えられている進化の石を探すことになった3人。方法はまず、ギャラのなみのりで海の上に行き、ピーすけを釣り竿の先に待機させ、糸の先にオムすけのボールを取り付け、探す方法だ。しかし、問題が2点。

 

 

「ごめんな…イエロー。オレ、なみのりは初めてで…おえっぷ。」

「大丈夫ですか?レッドさん。」

「ごめんな、レッド。もう少しゆっくりすればよかったな。」

 

一つはギャラでなみのりをしようとしたのだが、レッドとイエローはなみのりのコツが掴めず、何度か挑戦しても失敗する。そこでラプラスやジュゴンと言ったポケモンでなみのりの経験があるサトシが試してみると直ぐにコツを掴み、レッドとイエローを乗せたのだが、船とは違う感覚にレッドは気分を悪くしたのだ。ちなみにイエローは叔父のヒデノリの船に幼い頃から乗っていたので激しい揺れでも大丈夫だった。

 

「はあ、なみのりがこんな難しいなんて。(サトシの説明じゃ、訳分かんないし。)」

 

レッドはサトシに教えて貰おうとしたが、擬音ばかりで不明だったので後で練習しようと決意する。そして二つ目は、

 

「それに、どうする?この状況(・・・・)。」

「「うん。」」

 

現在3人はピンチと言っても言い状況だ。何故なら。

 

 

 

 

「「「メノクラゲがこんなにいるなんて!!」」」

 

 

 

 

 

3人は現在、メノクラゲの大群に囲まれていた。メノクラゲたちは3人をギロリっと見つめている。

 

「ひぇ〜。」

「ここに立ち入るなって言う事かな?」

 

レッドとイエローはそんなメノクラゲたちの気迫から近付くなと解釈したが、

 

「…それにしては必死な目をしてる。何か伝えたい事があるのか?」

「ピカ?」

 

サトシはメノクラゲの目を見て何か自分たちに伝えたい事があると感じ質問する。

 

「…確かに、気迫で怒っているって思っていましたけど、」

「言われて見ればそんな気もする。何かあったのか?」

 

2人も目をみると気迫は拒絶というより、必死に伝えようとも(・・・・・・・・)感じる。その時、ピーすけの糸に動きがあった。

 

「!? ピーすけ!!糸を伸ばして!! 下で何かあったんだ!!」

 

イエローの言葉にレッドとサトシは下を見ると、

 

「! ドククラゲだ!!」

「この群れのボスか!?」

 

ドククラゲがオムすけのボールを引き寄せようとしていたのだ。

 

「ギャラ! 今すぐ…。」

「待って2人とも、ギャラがいるのにここまでやるのはやっぱりおかしい。」

「「! そういえば。」」

 

ギャラドスは凶悪ポケモンと呼ばれる程危険なポケモンだ。その怒りは町を破壊するとも言われている。同じ水ポケモンのドククラゲがギャラと戦闘するかも知れない行動をするとは思えなかった。ましてや親玉、そういう危険に関しては敏感のはずなのだ。つまり、

 

 

「あのドククラゲは俺たちに敵対する気は無い(・・・・・・・・)?」

「多分、」

「でも何で?」

 

レッドの言葉にサトシは肯定してイエローは疑問に思い考える。

 

「もしかして僕たちを何処かに連れて行きたいのかな?」

「だとしたら、引っ張っているのは案内しようとしているのか!」

 

イエローの考えにサトシはドククラゲの行動の意味を理解する。

 

「なら、ギャラ! ドククラゲの後を追ってくれ!」

 

レッドはギャラに指示してドククラゲの後について行く。すると

 

「! レッド、イエロー。 あれ!!」

 

サトシの指さす所を見るとメノクラゲが岩に挟まって動けなくなっているのが分かる。

 

「!そうか。ドククラゲとメノクラゲたちは、」

「オレたちに仲間を助けて欲しくて集まっていたのか。」

 

3人はそこでドククラゲたちの目的が分かる。

 

「でもあの岩、でかいぜ。」

「ああ。あれじゃゴンのかいりきでも無理だな。」

「僕のゴロすけは水の中では少ししか行動はできません。」

 

その岩は大きく助け出すのは困難だと分かる。

 

「それにしてもあの岩、まるで此処に落とされた見たいだな(・・・・・・・・・・・)。周りの岩と見た目が違う。」

「…もしかして、あの時の(・・・・)?」

 

その言葉を聞き、イエローは心当たりがあった。

 

「? あの時って?」

 

レッドの質問にサトシを一瞬見て言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…多分その岩はワタルのせいだと思います(・・・・・・・・・・)。」

 

「…どうして?」

 

その言葉にサトシは衝撃を受けた様に質問する。

 

「あの時、ワタルはハクリューのはかいこうせんで街を破壊したんです。…あの岩の一部がコンクリートになっていますから。」

 

よく見ると岩は、セメントやコンクリートで出来ている岩だったのだ。

この岩の近くで遊んでいたメノクラゲがその岩に挟まって動けなくなったのだ。

 

「……。」

「…サトシ。」

 

その言葉を聞いてサトシはただ沈黙していた。サトシにとってワタルという人物はそれほど大きい存在だと、改めて2人は思う。

 

「…2人とも、メノクラゲを助けよう。」

「はい。」

「もちろん。」

 

 

 

 

 

 

ーーー ワカバタウン ウツギ研究所ーーー

 

 

現在、ワカバタウンのウツギ研究所にて3人の人影があった。

 

 

「ありがとうございます。ウツギ博士。…この巨石がそこまで危険だったなんて。確かにコレは存在してはいけませんね。」

「ああ。ポケモン協会には既に話している内容だけど、まさかそれでも利用するなんて。」

 

現在、ダイゴはウツギ研究所で巨石について説明を受けていた。危険性はゴールドから聞いたのだが、まさか世界が崩壊する原因とも言える程とは思わなかったのだ。

 

「…ウツギ博士、どうして巨石やサトシさん(・・・・・)のこと教えてくれなかったんだ?」

 

ゴールドはただ、危険な物という認識しかなかったが、ウツギ博士の話を聞いて質問する。

 

「…ゴールド君。君はまだ幼い。君には危険性だけを証言してもらって欲しかったんだ。こんな危険に巻き込みたく無かった。」

「もう十分巻き込まれてるッスよ。それにポケモン協会の無能さもな。」

 

本来ならゴールドには話さないつもりだったが、隠れて聞いてしまった為、仕方ないと話した。そんなゴールドの言葉にダイゴは言う。

 

「…君みたいな子供にここまで云われるとは、ごめん。僕は情けない」

「大丈夫ッス。でもオレの証言が無意味だったのはムカつくぜ。」

 

ゴールドはエーたろうの様な事を止めてくれると信じて証言したのだが、無意味であった事にイラついていた。

 

「…レックウザの件もある。ウツギ博士、確かもう1人巨石の危険性の証言者(・・・)に相応しい子が居ましたよね?」

 

 

その言葉にウツギ博士は言う。

 

 

クリス君(・・・・)の事かい? まさか?」

「ええ。」

 

ダイゴは自身の考えを言う。

 

 

「ポケモン協会や父さんを言葉で止めるには巨石の危険性を示す証拠と複数の証言が必要です。彼女の力も借りたいんです。」

 

 

 

 

ーーー クチバシティ クチバ湾 ーーー

 

「よし! みんな良いか!」

 

サトシの言葉にレッド、イエロー、そしてドククラゲやメノクラゲは答える。

 

「よし! 引っ張れ!!」

 

作戦はこうだ。岩にフッシーのつるのムチやピーすけの糸を取り付け、多くのポケモンたちが引っ張る様にする。引っ張るのはギャラやメノクラゲとカイリュー、ゲンガーと言ったメンバーだ。海の一部を凍らせて、ゴンやゴロすけ、ルカリオなども氷の上から引っ張る。水の下から岩を持ち上げるのはウオノラゴンやドククラゲ、と言ったメンバーでメノクラゲの救出はサトシとレッド、そしてすぐに傷を治せる様、イエローも海に潜る。

 

サトシの言葉にポケモンたちは引っ張り出す。下からウオノラゴンやドククラゲが持ち上げる様に力を入れると少しずつ持ち上がって行く。

 

「(今だ!)」

 

その隙にサトシとレッドがメノクラゲを岩から取り出す。

 

「(よし!  イエロー!)」

「(はい!)」

 

レッドの視線と表情でイエローは伝わり、すぐに力でメノクラゲの傷を癒す。すると弱っていたメノクラゲが元気になる。

 

「「「(やったー!!)」」」

 

3人はお互いに顔を合わせて喜び、直ぐに海面へ上がる。

 

 

 

「「「ぷはー!」」」

 

3人は呼吸を整え、救出したことを喜び、

 

 

「2人とも! やったな!」

「おう!」

「はい!」

 

 

3人は拳を合わせた。

 

 

メノクラゲはすっかり良くなり、楽しそうに泳いでいる。

 

「良かった。もう大丈夫そうだな。」

「はい。助けられて良かったです。」

 

レッドとイエローがそう話していると、

 

「ピカピ!!」

「? ピカチュウ? どうしたんだ?」

 

ギャラに乗ったピカチュウが何かを伝えようとしている事に気付く。サトシはしばらく聞いていると、

 

「…!? 海底に空気があったのか!?」

「「え!!」」

 

そんな3人の反応にピカチュウは頷く。

 

 

 

ーーー 海底トンネル ーーー

 

「うわあ!」

「すごい。」

「きれいだな。」

 

3人はその光景を見て悟った。

 

「ここはドククラゲやメノクラゲたちの住処や遊び場なんだ。」

 

海底の空気がある所から見ると多くのメノクラゲやドククラゲたちが周りにたくさんいたのだ。

 

「そっか、君はここで遊んでいたら岩に挟まったんだね?」

 

近くにいる助けたメノクラゲにイエローは言う。

 

「そうだ! みんなも出てこいよ。いい景色だぜ。」

「確かに、みんなにも見せましょう。」

 

レッドとイエロー、サトシは流石に一度にすべてのポケモンは出せないので順番に繰り出し、光景を見せていた。ピカやチュチュ、そして

 

「ブイ、どうだ?きれいだろう?」

「ブイ♪」

 

ブイもその光景を見て喜び、駆け回っているとある石に触れる。すると姿が変わる。

 

「! シャワーズになった!? この石って、」

 

レッドはその光景を見て察する。

 

「サトシ、イエロー! 進化の石があったぜ!!」

「え!?」

「ほんとか!?」

 

レッドの言葉に2人は近くそこには進化の石が四つあった。

 

「もしかしてこれが!」

「クチバの伝説の進化の石!」

「ああ。本当にあったんだ!!」

 

するとサトシはあることに気付く。

 

「? おかしいな? ブイがリーフの石に触れても進化しない(・・・・・)。」

 

そう、先程からブイは石に何度も触れて姿が変わっているのだがリーフィアに進化しないのだ。

 

「確か、リーフィアに進化する筈なんだよな?」

「ああ。でも進化しないんだ。」

「これって僕たちの世界のイーブイはリーフの石じゃ進化しないって事でしょうか?」

 

3人はその光景に世界が違う事で進化するしないがある事に驚く。

 

「わからないけど、オーキド博士に聞いてみようぜ。」

「はい。それに会長さんに見つけたことを伝えましょう。」

「ああ。ドククラゲも持っていって良いって言ってるからな。」

 

3人はドククラゲたちの反応から、持っていっても良いと判断して、進化の石を持って帰って、会長に見せる事にする。

 

ドククラゲたちと別れ、クチバシティへ戻る。

 

 

 

 

 

ーーー ポケモン大好きクラブ ーーー

 

「何じゃと!? 伝説の進化の石を見つけたじゃと!?」

「「「はい」」」

 

ポケモン協会の会長に3人は伝説の進化の石を見せる。

 

「すまんが、貸してくれんか?」

 

会長は進化の石を借りて、自身のガーディにほのおのいしを使うと進化するが、いしはそのまま残る。

 

「ほ、本当じゃ!? 信じられん。伝説は本当だったのか。」

 

会長はその石を見て悔しそうにする。

 

「(ぬう〜。存在してとは、手に入れたかった!!)」

 

会長はそう考えながらも石をレッドに返す。

 

「この石はお主らが見つけた物じゃ。大切にな。」

「はい。」

 

その後ブイはレッドたち以外に恐怖を抱いていたので、されなかったが、他のポケモンたちは大好きクラブの人たちに揉みくちゃにされた後、ポケモンセンターへ向かう。

 

 

ーーー クチバシティ ポケモンセンター ーーー

 

『そうか、リーフィアに進化しなかったか。』

「はい。俺の世界のイーブイはリーフの石で進化したんですが。」

「ブイは進化しなかったんだ。」

 

その言葉を聞き、オーキドは自身の考えを言う。

 

『もしかたら、進化の条件が違う、或いは進化する為のエネルギーが無いのかも知れん。』

「? どういう事ですか?」

 

イエローの疑問にオーキド博士は答える。

 

『サトシの世界のイーブイと比べて草タイプに進化する為の力が少ないのでリーフの石でも進化しないのかも知れん。その場合、自然豊かな場所で使うと進化するかも知れん。』

「例えば、トキワの森とかですか?」

『うむ。まったく、本当にポケモンは奥が深いわい。それに消えない進化の石があった事も驚いた。それをどうするつもりじゃ?』

 

オーキド博士の質問にレッドは答える。

 

「実は…。」

 

その言葉を聞き、オーキド博士は驚くが、納得する。

 

『確かに使えそうじゃが、良いのか?』

「はい。ブイはオレたちの力になりたいって言ってます。」

「僕たちはブイの決意を見て決めたんです。」

 

それを聞き、オーキド博士は理解する。

 

『そうか、分かった。これからタマムシシティへ行くのか?』

「はい。」

 

それを聞き、オーキド博士はお願いをする。

 

『その前にクチバシティにある『ディグダの穴』のポケモンたちを捕獲してくれんか? さっきの話を聞いて図鑑とポケモンに違いがあるか詳細を調べたいんじゃ。』

「分かりました。」

 

そう会話をした後、通話を切る。

 

 

ーーー ディグダの穴前 ーーー

 

3人がディグダの穴に入ろうとしたその瞬間、

 

「!? レッド! イエロー!」

 

サトシはレッドとイエローの前に立つ。

 

「どうし…? あの人は?」

「誰でしょうか?」

 

サトシとピカチュウが敵意を向けている人物を見て2人は何処か既視感を覚えるが分からなかった。

 

「おや、怖がらせてしまったか。」

 

その人物が姿を現す。

 

「…あんたは誰だ。どうして此処にいるんだ。」

「…ピカ。」

 

サトシとピカチュウはその人物を知っている(・・・・・・・・)が、世界が違うため質問する。

 

 

 

 

 

 

「私はサカキ(・・・)。このディグダの穴で化石を見つけようとしているだけの研究者さ。」

 

目の前にはサカキがいたのだ。




いかがでしょうか?

次回はディグダの穴です。









彼との最初の接触。どうなるでしょうか?
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