ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記 作:KAZ1421
申し訳ありませんがいつもより短いです。
では、どうぞ。
サファリゾーンの事件も解決して、ニドキング達やアンズ達と別れ、グレンタウンへ向かうレッド、イエロー、サトシの3人。道中ある島を見つけ…。
ーーー 20番水路 ーーー
「うぉっと!? 大丈夫かイエロー?」
「は、はい! 大丈夫です。」
ギャラでなみのり中、大きな波で揺れたのでレッドはそうイエローに問うと問題ないと言う。
「サトシはいいな。カイリューに乗るだけで良いもんな。」
「あはは、2人も空を飛べるポケモンをゲット出来れば良いな。」
サトシはそう話していると、ふとある島を見つける。
「ん? レッド、イエロー。島が見えるぜ。」
「「島?」」
2人がその島を見るとイエローは気付く。
「あれって『ふたごじま』じゃないですか?」
「ふたごじま? なんだそれ。」
レッドの質問にイエローは答える。
「ふたごじまは見ての通り、二つの山がある島でそこには伝説のポケモン『フリーザー』がいるって伝説があるんです。叔父さんから聞きました。」
「フリーザー!? 会いたいな。」
「ピカチュウ!」
その言葉にサトシは会いたいと呟くと
「なら行こうぜ! オレもフリーザーに会ってみたいし。」
「よし! そうと決まれば行くぜ!」
そう言い3人はふたごじまへ向かっていく。
ーーー ふたごじま ーーー
「よし! ふたごじまに到着だ!」
レッドはそう言いながら周りを見る。
「ここがふたごじまか、フリーザーに会えるといいな。」
「はい。ポケモン図鑑にはフリーザーが飛ぶと雪になるらしいです。」
「となると、寒い場所にフリーザーがいるって事か! 探そうぜ!」
3人はそう話してふたごじまを捜索する事にする。
「……あいつらは。」
その3人を見ていた人物がいた。
「まずいな。フリーザーを奪われたりしたら、今すぐ報告に向かわなければ。」
その人物、ロケット団のハリーはそう言い去っていく。
3人がしばらく歩いていくが、フリーザーを見つけられない。
「いないな、フリーザー。」
「…やっぱり伝説なんでしょうか?」
「いや、まだ全部周った訳じゃない。もう少し探そうぜ。」
そう言いもうしばらく歩いていると、
「? なんか急に寒くなって来た。」
サトシは急に寒くなった事に気付く。
「もしかして、フリーザーが近くにいるのかな?」
そう言い探していると、
「! レッド、イエロー! アレ!」
サトシはある地点を指差す。
「! サトシ、もしかして?」
「あの氷の中にいる鳥がフリーザーですか?」
「ああ。見れるなんてな。」
3人は氷漬けになっているフリーザーを見つけたのだ。
「でもどうしてフリーザーが氷漬けになっているんだ?」
「わからないけど、助けよう。」
「はい。」
そう言い3人がポケモンを繰り出そうとしたその時、
「ピッ! ピカピ!!」
「! 2人とも、後ろだ!」
「「!?」」
ピカチュウの言葉にサトシは2人にそう言い、レッドとイエローが後ろを見ると、ベトベトンが襲ってくる。その攻撃をレッドとイエローは回避する。
「!? な、なんだ!?」
「なんでベトベトンが!?」
ベトベトンは再び襲って来る。
「ピカチュウ、“10万ボルト”!!」
「ピカ! ピカ、チュウ!」
サトシのピカチュウがベトベトンを攻撃する。ダメージを受けたベトベトンはそのまま距離を取る。
「フリーザーは渡さないぞ。サトシ、レッド、イエロー。」
『!?』
突如3人の名前を言う声がベトベトンの後ろから現れ、3人は驚く。
『ロケット団!?』
そう、ベトベトンの後ろから複数のロケット団員が現れる。
「フリーザーだと? お前たちの目的はフリーザーか!?」
「ああ。フリーザーは我らロケット団が頂く。邪魔はしないで貰おう。」
ロケット団の言葉にサトシは言う。
「フリーザーが凍っているのはお前たちのせいか!?」
「…フッフッ。まあ、ある意味俺たちのせいでもあるな。」
「…どういう意味だ?」
その言葉にロケット団は笑い、理由を言う。
「フリーザーは争いを好まん。敵を感じ取った時、自ら氷の中に入るのだ。」
「! そうか、この氷はフリーザー自身でやったのか!」
その言葉に3人は納得する。フリーザーは自分たちやロケット団が近付いているのを感じ、現在の状況になっていると。
「おまえたちがポケモンを繰り出そうとしているのを見て阻止しに来たのさ。そのフリーザーを捕獲しようとしているだろう?ならば見逃す訳には行かないな! ベトベトン、ヘドロばくだん!」
その他、複数のロケット団員達が3人に対して攻撃をする。
「! ギャラ、“ハイドロポンプ”!」
「ラッちゃん、“かみつく”!」
「カイリュー、“ぼうふう”!」
そんな攻撃に対して3人は反撃する。サトシは言わずもがな、レッドとイエローも強くなっている為、ロケット団員達の攻撃はすべて吹き飛ばられ、ほとんどが戦闘不能となる。
「!? ば、馬鹿な! これ程の力の差が…。クソ! 撤退だ!」
ハリーは複数でやれば良いと考えていた自身の甘さを理解し、撤退する。
「…よし。ロケット団を追い出したな。」
「はい。ロケット団の事です。きっとフリーザーに対して何か良くない事をしようとしていたに違いありません。」
「ああ。」
そんな話をしているとフリーザーの周りの氷が壊れる。
「! フリーザー。」
フリーザーは自分の意思で氷を解いたことを表していた。つまり、
「僕たちは敵じゃないと分かってくれたんですね。」
「…フリーザー、あの時攻撃しようとしてごめん。」
イエローとレッドがそう言うとフリーザーは頷き、隣の山へ向かっていく。
「…もしかしてフリーザーと友達になれたのかな?」
「きっとそうだよ!」
「それにフリーザーを見れてよかったぜ。」
「ピカチュウ。」
3人はその後、ふたごじまを離れ、グレンタウンへと向かう。
3人が去って数時間後、
「キョウ様。フリーザーはあちらにいます。」
「…そうか、ご苦労。お前たちは
「は。」
キョウはそのままフリーザーのいる場所へと向かう。
「…キョウ様は変わられたな。」
「ああ。以前は大勢で捕獲してサカキ様の命令を達成するのみと言っていたキョウ様はいない。まさか、フリーザーに
ハリーはそう言うとロケット団員は同意する。
「ええ。キョウ様は間違いなく
フリーザーは突然現れたそのトレーナーを見て悟る。氷に閉じこもっても無意味だと。
「フリーザー。貴様を捕獲しに来た。」
フリーザーは氷を壊して逃げようする。だが、
「
フリーザーはクロバットのくろいまなざしで逃げる事が出来なくなる。
「すまんが逃げられる訳には行かないのでな。“クロスポイズン”!」
クロバットはそのまま
フリーザーが反撃にふぶきをしようとするが、気付く。自身が毒状態となっている事に。
「気が付いたか? あの時、“クロスポイズン”のために近づいた際に“どくどく”も行っていた事に。」
フリーザーはクロバットを倒すべく、“ふぶき”を行う。だがクロバットは高く飛ぶ事でそれを回避する。
「クロバット、“そらをとぶ”!」
そのあとクロバットは上から攻撃する。
「! “リフレクター”か。」
その攻撃はリフレクターで防御していたのだ。
フリーザーがそのまま反撃としてふぶきをしようとしたその瞬間。
「モルフォン、“あやしいひかり”!」
モルフォンのあやしいひかりでフリーザーは混乱してしまう。
「!?」
「フ、驚いたか? “こうそくいどう”でモルフォンの素早さを最大にしたのだ。その早さにいつ、そこにいたか気付かなかっただろう?」
モルフォンの最大まで高めた素早さによって容易に近づき、フリーザーを混乱させたのだ。
「モルフォン、“ベノムショック”!」
モルフォンはベノムショックでフリーザーを攻撃、大きなダメージを喰らう。
「毒状態でのベノムショック。クク、さぞ痛かろう?」
ベノムショックという技は相手が毒状態であった時、攻撃力が
「!? そうか、抵抗が緩いと思っていたが、
フリーザーは既に正気に戻り、力を貯め終わっていた。フリーザーのゴットバードがモルフォンとクロバットへ向かう。その攻撃を喰らい、2体は大きなダメージを受ける。
「さすがは伝説のポケモン。たった一撃でこれ程のダメージとは。だが、残念だったな。
その時、フリーザーの背中が重くなり、あまりのその
「
小さくなるを解いたベトベトンがフリーザーの背中から攻撃。その攻撃を受けてフリーザーは地上へ落下する。
「事前にベトベトンを小さくしてモルフォンへ乗せた。あの時、あやしいひかりを浴びせる為に近づいた時には既にお前の背中にいたのだ。もう瀕死寸前だな。」
フリーザーはもうどく状態であることもあって瀕死寸前に追い込まれ、体が自由に効かない。
「フ、良い戦いだった。ではな。」
そう言いキョウはハイパーボールを繰り出してフリーザーへ投げる。ボールは数回動き、“カチッ”と音がした。
「キョウ様。1人でのフリーザー捕獲おめでとうございます。」
「ハリーか、任務ご苦労だったな。」
部下に労いの言葉を言うキョウにハリーは答える。
「いえ、伝説のポケモンとの1人での勝負で勝利するとは、さすがです。」
「よせ、今回は
最初のクロバットの素早さが早いのはモルフォンのおかげだった。こうそくいどうで最大にして『バトンタッチ』をクロバットへ使い、その素早さを上げていたのだ。その後は常に奇襲に近いことをし、相手に考えさせないことができたが故に一方的に倒している様に見えたのだ。
「真正面からでは勝ち目は少なかった。流石は伝説のポケモン。もっと昇陣せねば。」
そう言い、キョウはロケット団アジトへ向かう。
「…例え、事前準備が出来ていてもキョウ様程は出来ません。」
そう言いハリーもその後を着く。
ーーー グレンタウン ーーー
「…やはり、ロケット団が多くいるか。」
カツラはグレンタウンに到着後、周囲を見ると自身のジムやポケモン屋敷に多くのロケット団がいる事が分かる。
「…さて、どう攻略するか。」
カツラはどうすれば巨石を確保出来るか考えるのだった。
ーーー スオウ島 ーーー
「…良く戻ったな。」
「何とかね。」
ワタルの言葉にキクコは苛立ちながら答える。
「
「ああ。 あの3人のままならきっと勝っていたさ。だが、あのポケモンが現れた時、戦闘したが相当な威力だった。不利と考え、撤退するので必死だったよ。」
サキ、チャクラ、オウカとの戦闘で有利に戦闘を進めていたカンナとキクコだったが、突然形勢逆転される。原因はミュウツーと呼ばれる
「カンナは?」
「…今は安静にしているさ。問題は目覚めた時だね。」
キクコの言葉にワタルは言う。
「…そうか、ナナシマでの調査結果はどうだった?」
「思った通り、ロケット団はナナシマを新たな拠点にしようとしている事が分かったよ。目的等は不明だけどおそらく。」
「…基地の移転か?」
ワタルの言葉にキクコ頷く。
「ヤツらはミュウツーを“いでんしポケモン”と呼んでいた。そして事前に入手できたロケット団が人工的にポケモンを作っている情報からあのポケモンは…。」
「ロケット団によって人工的に作られたポケモンということか。」
ワタルはミュウツーについて考える。
「そのミュウツーと言うポケモンについて調べる必要があるな。以前、調査した際、ロケット団の科学者のうち1人はジムリーダーだったと分かっている。」
ワタルは言う。
「グレンタウン。」
その科学者がジムリーダーとして担当している町を
「そこのジムリーダー“カツラ”がその技術者もしくはその関係者だと思われる。今からオレとシバでグレンタウンに向かい、ミュウツーについて調査する。行くぞ、シバ。」
「…ああ。」
ワタルとシバはグレンタウンへ向かう。 レッド、イエロー、サトシの3人が向かっている島へ。
以上、いかがでしょうか?
本編次回はグレンタウンです。
…さて、ここから戦いが多くなります。その影響で更新が遅れる可能性がありますが、ご理解のほどよろしくお願いします。