ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記 作:KAZ1421
リアルが忙しく、投稿が遅れました。
今月は一週間に1〜2話を目安にします。
ご理解の程よろしくお願いします。
グレン島に到着したサトシ、レッド、イエローはロケット団と戦っていたカツラと出会う。カツラがかつてブイやチュチュ達に生体実験をした人物である事に驚きと怒りを示すも、カツラがロケット団を抜けた理由を聞く。その時、ロケット団は伝説のポケモン『ファイヤー』が襲いかかる。戦闘中、同じく『サンダー』も襲いかかり、空を飛べるサトシのみが戦っている状態だったが、かつてサカキから貰った石がプテラの化石である事が判明。カツラの研究所でプテラを再生させ、レッドも空の戦いに参戦したことで形成逆転。ファイヤーとサンダーを撃退し、ロケット団は撤退。4人が集まったその瞬間、四天王のワタルとシバが襲いかかる。
ーーー グレン島周辺 ーーー
時は遡り、ワタルがグレン島に向かっていた時。グレン島上空で起こっていて戦いが見える距離まで接近した時、ワタルは驚愕する。
『あれは? ! まさか『りゅうせいぐん』か!? カンナとキクコからの報告でまさかと思ったが、使いこなす奴がいるとは!!』
サトシのカイリューが放つ技にワタルは驚愕していた。『りゅうせいぐん』はドラゴンタイプ最強の技。自身は『げきりん』を覚えるのに苦労したのだが、それ以上の技を使いこなすサトシに驚いていた。
『“りゅうせいぐん”? ワタル、お前の反応を見るにドラゴンタイプの技の中でも相当な物のようだな?』
『…ああ、“りゅうせいぐん”はドラゴンタイプ最強の技、オレは
その言葉にシバは驚く。
『! ドラゴン使いのお前が使えない技とは、なるほど。つまり、』
『…ああ、認めたくは無いが、あのカイリューはオレと同等、もしくはそれ以上という事だ。』
そう言うワタルにシバは疑問を持つ。
『? りゅうせいぐんは最強の技なのだろう? それを覚えていないにも関わらず『同等』とはつまり、その技に劣るが負けない技があるという事か?』
『…まだ使いこなせていないが、オレのカイリューは『げきりん』という技を覚えている。それならばりゅうせいぐんにも対抗出来るだろう。』
“それに”とワタルは言う。
『りゅうせいぐんは放つと大きく消耗する技だ。 連続は出せん。サトシの実力は想像以上だ。この隙は逃がさん。』
『…仕掛けると?』
シバの言葉にワタルは頷く。
『シバ、お前はレッドとイエロー、カツラを抑えろ。ここでサトシを倒せれば良いが、仮に駄目だったとしてもここで奴の強さを探る。』
『…わかった。』
その言葉にシバは同意すると2人は仕掛ける。
『カイリュー、“はかいこうせん”!』
『サワムラー、“メガトンキック”!』
ーーー グレン島 ーーー
サトシは先程、カイリューの“ドラゴンクロー”で防いだ“はかいこうせん”を放った空の上にいる人物の名前を言う。
「……ワタルさん。どうしてここに?」
サトシの疑問にワタルは言う。
「…そこのロケット団の科学者に用があったのだがな。まさかお前等がいるとはな、サトシ、イエロー、レッド。」
そう話すワタルにサトシ、イエロー、レッドは警戒しながらも問いかける。
「カツラさんに用って、何が目的なんですか!」
「答えるつもりは無い。それにサトシ、お前を倒すならば今が好機と思ってな。」
「どういう意味だ!」
レッドはワタルの言葉にそう問いただすと、ワタルは
「サトシ、お前のカイリューが放った“りゅうせいぐん”、見事だった。まさかドラゴンタイプ最強の技をここまで使いこなすトレーナーがいたとはな。だが、その技はその代償として使用したポケモンは
「「「!」」」
その言葉に3人はサトシとカイリューを見るとサトシは真剣にワタルを見ており、カイリューは確かに消耗していることが分かる。
「お前と共に空を飛べるポケモンはそのカイリューだけという事も分かっている。つまりそのカイリューとそこのプテラを倒せばお前達は空を飛ぶ手段を失うという事もな。」
「…ワタル、それほどサトシさんを倒そうとしているなんて、どうして?」
イエローの疑問にワタルは
「…簡単だ。オレはサトシ、お前という存在を
「! ピカチュウ、それを利用しろ!」
繰り出されたプテラのげんしのちからによって発生した岩でピカチュウは自慢の機動力で上へと登って行く。
「何!?」
「“10万ボルト”!」
「ピカ、チュウ!」
ワタルは自身の技を利用されて上まで登ってきた事に驚きつつもピカチュウの攻撃を回避する。
「く!? カイリュー! “はかいこうせん”!」
ワタルは回避後、すぐに“はかいこうせん”でピカチュウを攻撃する。
カイリューが放った“はかいこうせん”は自由自在に軌道を変えながら迫ってくる。
「! イエローが言ってた軌道を変える“はかいこうせん”! ゲンガー! “マジカルシャイン”!!」
ピカチュウに当たる寸前、プテラの“げんしのちから”で浮いた岩の中の影に潜んでいたゲンガーが出てきて、“はかいこいせん”を“マジカルシャイン”で防ぎ、ピカチュウを抱えて離れる。
「! 岩の影に、 !?カイリュー、“たたきつける”!」
「“ドラゴンクロー”!」
下から迫ってきたサトシのカイリューの攻撃を防ぐ。
「! “りゅうせいぐん”を放ったにも関わらずこの威力とスピード、そうか!”りゅうのまい“か!」
ワタルはサトシのカイリューが”りゅうのまい“で攻撃力とスピードを上げて迫って来た事を察する。
「ワタルさん! 俺を否定したいって、どういう事ですか!」
「当然だ! お前の世界のオレがお前に教えたというポケモンとの繋がり! オレはそれを否定する! だからお前を倒す!!」
ワタルの言葉にサトシは悲しそうにワタルを見つめる。
「どうして! どうして人間とポケモンの繋がりを否定するんですか!」
そう言い再び、サトシとワタルのカイリューはぶつかり合う。
一方、地上では。
「…シバ、どうしてサトシの邪魔をしなかったんだ?」
レッドはサトシが地上で”りゅうのまい“を行っても特に何も行動しなかった事に質問する。
「…オレが任せられたのはお前たちを倒す事だけだ。 それ以外はするつもりは無い。」
「…シバさん。 あなたはまだ四天王として戦っているんですか?」
ポケモンタワーでのサトシとの会話を聞いていたイエローはそうシバに質問する。
「言っただろう? 約束は守ると、今は間違っていると分かっているが、一度は四天王として活動する事を容認した
シバそう言いながら、ため息をする。
「(最もその手段についてもワタルは悩み始めているがな。)」
ワタルがサトシに対して異様に敵意を向けてる理由がそれだ。自身が考えた手段が間違いではないだろうかと、悩み続けているのだ。
「ワタルはこの戦いで自身の
その言葉を聞き、レッドとイエローは驚く。
「ワタルが悩んでいる?」
「(サトシさんの事でワタル自身が悩んでいるって事?)」
その言葉の意味を考える2人だったが、その隙を突きシバは攻撃を仕掛ける。
「サワムラー、“メガトンキック”!」
サワムラーのメガトンキックはプテラへと向かう。
「! ブーバー、“ほのおのパンチ”で守れ!!」
ブーバーの技がそのメガトンキックを防ぐ。
「2人共! この人物との関係は分からぬが、今は敵だ! 気を抜くな!」
「「!」」
カツラの言葉にレッドとイエローは“ハッ”とする。その瞬間、ブーバーは予想外の方向の攻撃を受ける。サワムラーの腕が伸びて攻撃をしたのだ。
「何!? 腕が伸びただと!?」
その攻撃を見たレッドは言う。
「! カツラさん! シバのサワムラーの両手両足は自由自在に伸び縮みが出来る! 気をつけて!!」
「!? バカな!」
カツラはレッドの言葉に驚愕する。科学者であるカツラはサワムラーの生体を知っている。だが、腕まで伸びるというのは聞いたことが無かったのだ。
「そうか、レッドはオレとサトシの戦いを見ていたんだったな。」
「…イエロー、やれるか?」
「はい。」
レッドはイエローと共に攻撃を繰り出す。
「ニョロ、“かわらわり”!」
「ドドすけ、“ドリルくちばし”!」
ニョロの格闘技、ドドすけのひこう技をサワムラーへ向ける。シバはサワムラーに指示をしながら、ニョロに対してボールを繰り出す。
「サワムラー、“かわらわり”!」
サワムラーの攻撃がドドすけに当たり、
「!? ニョロ!」
シバが新たに繰り出したポケモンによってニョロは戦闘不能となる。
「あのポケモンは?」
イエローがそのポケモンを図鑑で見るとその名前と先ほどの攻撃のカラクリを知る。
「『カポエラー』、! 覚えている技に“カウンター”がある!」
「そうか! カウンターでニョロを倒したのか!?」
そう、繰り出したカポエラーがニョロの攻撃をカウンターをしたのだ。一方でシバも疑問を持つ。
「? サワムラーの威力が弱い? カツラ、何をした?」
シバは先ほど放った“かわらわり”の威力が弱くなっている事に気付き、先ほどブーバーを攻撃した際に何をしたのかとカツラに問いかける。
「…ブーバーの特性、『ほのおのからだ』。物理攻撃を受ければ稀にやけど状態にする事が出来る特性だ。」
ブーバーを攻撃した際にその特性が発動。サワムラーをやけど状態にし、攻撃力を弱めた。そしてドドすけはひこうタイプのポケモン、この二つが重なりドドすけはサワムラーの攻撃を耐えたのだ。
「ブーバー、“かえんほうしゃ”!」
「ドドすけ、“みだれづき”!」
サワムラーにカツラとイエローはサワムラーに攻撃を仕掛ける。
「カポエラー、“トリプルキック”!」
カポエラーがみだれづきを防ぎつつ、ドドすけを攻撃し戦闘不能にし、
「サワムラー、“からげんき”!」
サワムラーの伸びる両手での攻撃で繰り出される“からげんき”がブーバーに命中し、ブーバーは倒れる。
「! からげんき、 やけど、まひ、どく状態の場合威力が上がる技!! しかも、伸び縮みが可能な両手両足で放たれるのならば、離れていてもほぼ意味がないか!」
カツラは対峙している人物の強さに戦慄しながらも考える。
「(あのサワムラーには接近戦しか無い、ならば!)」
カツラはサワムラーを倒す作戦を考え付く。
「レッド、あのカポエラーを抑えてくれ。 そうすれば、あのサワムラーは私とイエローで倒せる。」
「…分かった! ギャラ、“りゅうのいかり”! プテラ、“はかいこうせん”」
レッドはカポエラーに対して攻撃を繰り出す。
「カポエラー!」
シバがそう言うとカポエラーは地面掘り、地中へと姿を消す。
「! あなをほるか! ギャラ! しばらく休んでくれ!!」
レッドは先程までロケット団たちと戦闘した疲労を考え、ギャラをボールへ戻し、プテラで空を飛んで何処からでも見えるようにした後、
「フッシー! “つるのムチ”!!」
フッシーを繰り出し、地面につるを張り巡らせる。
「何処から来ても前後左右を見張って受け止めるぜ、」
その瞬間カポエラーが現れるが、
「フッシーのツルがな!!」
フッシーのつるのムチが直ぐにカポエラーを捕らえる。
「今だ!! ウインディ、“しんそく”!!」
その瞬間にカツラはしんそくでエビワラーを攻撃する。
「サワムラー、“からげんき”!」
「“ほのおのキバ”!」
サワムラーはからげんきをウインディに繰り出し命中するが、ウインディの“ほのおのキバ”で噛み付いてサワムラーから離れずにとりつく。
「イエロー君! 今だ!」
「はい! チュチュ、“10万ボルト”! ラッちゃん、“とっしん”!」
ウインディがサワムラーに取り憑いていた事で隙が生まれ、その隙にチュチュとラッちゃんの攻撃が命中。 やけどのダメージもあり、サワムラーは倒れる。
「…見事だ。お前たちがここまで成長していたとはな。連携は厄介だ。ならば先ずは分断させて貰おう。」
その瞬間、レッドの後ろの地面から
「!? イワーク! しまった!?」
「“たたきつける”!」
イワークはレッドとプテラを狙い攻撃する。
「ぐあ!?」
その攻撃でレッドとプテラはイワークが掘ってきた穴に落ち、
「“トリプルキック”!」
その事で動揺したフッシーも穴へ落とす。
「! レッドさん!!」
「ニョロボン!」
そんなイエローを阻むかの様にシバはニョロボンを繰り出す。
「この下はイワークが掘った穴、地下は迷路の様になっている。それに先ほどのカポエラー攻撃でフシギソウは戦闘不能、そして。」
イワークががんせきふうじで穴を塞ぐ。
「如何に空を飛ぶ手段があろうと先程のダメージと出口を岩で塞げば簡単には帰って来ないだろう。その間にこちらの仕事をしよう。」
その頃、上空ではサトシとワタルの戦いが続いていた。
「プテラ、“つばめがえし”!!」
「ピカチュウ、“アイアンテール”!!」
接近してくるプテラの攻撃をピカチュウは“アイアンテール”で防ぐ。そのままピカチュウは再びゲンガーの所へいく。
「ゲンガー、“シャドーボール” ピカチュウ、“10万ボルト”!」
ゲンガーとピカチュウの攻撃が繰り出され、プテラとハクリュー達に向かっていく。
「ちっ!」
その攻撃を回避してハクリュー達の切り札を使う。
「ハクリュー 雷鳴を呼べ! 風を呼べ!」
「! ゲンガー、下がれ!!」
辺りが雷雲と強力な風が現れ、
「“こうそくいどう”!」
「! “ぼうふう”!!」
ハクリューたちが雷と風と共に迫ってくるのを“ぼうふう”で対抗しつつ、
「…“ぼうふう”の反動で離れたのか。」
ぼうふうを放った反動で距離を稼ぐ。 その瞬間! 下から青い球体が一体のハクリューを攻撃する。
「! 今のはルカリオ“はどうだん”か! そうか、距離を取ったのはその為か!?」
ルカリオのはどうだんが命中し、ハクリューの連携が崩れる。そしてそれを見逃す程、
「“10万ボルト”!!」
サトシは甘くない。 その攻撃を受け、ハクリューは大きなダメージを受ける。
「! “はかいこうせん”!」
もう一体のハクリューのはかいこうせんがピカチュウに命中する。
「! ピカチュウ!!」
サトシは間一髪、ピカチュウを受け止める。
「カイリュー、“はかいこうせん”!」
その隙にカイリューの“はかいこうせん”が襲いかかる。
「! “ドラゴンクロー”!!」
その“はかいこうせん”にあえて近付き、“ドラゴンクロー”で防御する。
「…ワタルさん、あなたはどうしてそこまで人とポケモンの絆を認めないんですか?」
「しつこい奴だ。…そこまで知りたいか?」
ワタルは何度もサトシに疑問を投げかけられそう問いかける。
「当然です!」
「…簡単だ。 オレのカイリューは人間によって棲家を奪われたからだ」
「!」
ワタルはそう言い話す。 自身の過去を。
以上、如何でしょうか?
シバの手持ちはゲームを参考にしました。
次回、戦いも激しくなります。
ではまたの機会に