ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記 作:KAZ1421
次回から更新が遅れます。では、
『最強のポケモントレーナー』を目指すレッド、『元の世界』に帰るため、手がかりを探すサトシ。2人はそれぞれの目標を胸に、オーキド博士から受け取った“ポケモン図鑑“を完成させる旅に出る。
ーーー トキワシティ ーーー
「なあ、サトシ早く行こうぜ。」
「もうちょい待ってくれ、あとキズぐすりと食料だけなんだ。」
オーキド博士から“ポケモン図鑑“をもらったレッドはその勢いのまま旅に出ようとするが、サトシが食料やキズぐすり等を買いたいと頼まれ、フレンドリィショップにいる2人。
サトシもすぐに旅に行きたかったが、“かつての仲間“から準備は劣ってはいけない。 という言葉を思い出し、準備をしているのだ。
「早く買って…、うん?」
ふと、サトシに買い物を急がせていると、レッドは売られている“モンスターボール“に目が止まる。そして気付く。
「あー! そういえば、捕獲用のモンスターボール、あんまり待っていなかった!!」
レッドはすべての種類のポケモンを捕まえるのに必要な“モンスターボール“が少ないことを思い出したのだ。レッドはすぐに買おうとするが、
「レッド、待たせてごめんな、行こうぜ。」
「ピッカー。」
そのタイミングでサトシの買い物が終わっていた。レッドは今までサトシに“急がせた“のに自分が準備できていなかったことに焦ってしまった。
「あのー、サトシもうちょっと待ってくれる?」
「「?」」
サトシとピカチュウは丁寧に話すレッドを見て疑問に思うが、
「はっはーん。」
「ピーカー。」
すぐに察し、その後、今まで言われたことのお返しと、今度はサトシがレッドに買い物を急がせた。
ーーー トキワのもり ーーー
買い物を終え、旅の準備を済ませた2人は“トキワのもり“の前にいた。
「ここが“トキワのもり“か」
レッドはオーキド博士に言われた言葉を思い出す。
ーーー トキワジム(過去) ーーー
『レッドよ! そのポケモン図鑑にすべてのポケモンのデータを書き入れるには…、この近辺だけでは足りん。』
『とりあえず、この町の北側にある“トキワのもり“へ行ってみてはどうかの? 見たことないポケモンにも出会えるはずじゃ。』
そうオーキド博士はレッドにアドバイスをかける。
『サトシ、きみはわしの研究所に来る際、そこを通ったはずじゃろ。 レッドの案内を頼む。』
『はい。』
オーキド博士はサトシに案内を頼み、それを承諾する。
『それに、あそこには今、…、いや、なんでもない。』
『『?』』
“わっはっは“と笑うオーキド博士にレッドとサトシは疑問を持ったが話そうとしないと察し、旅に出た。
ーーー トキワのもり ーーー
「サトシ、オレ初めての場所だから案内よろしくな。」
「おう、任せておけ。」
レッドはサトシに案内を頼み、サトシはそれに応える。だが、
「ピカッチュウ…。」
サトシの肩にいるピカチュウはまるで“終わった“と言うように不安を漏らす。
なぜピカチュウは不安なのか、それは…
「ごめんレッド。 道に迷ったみたい。」
「ええええ!?」
そう、サトシはよく道に迷うのだ。
「ピーカチュウ。」
ピカチュウは“やっぱりね“と言わんばかりに鳴いたのだった。
“トキワのもり“に1人の少年のトレーナーが佇んでいた。
「……………。」
彼の名は“グリーン“彼はあるポケモンを狙ってこの“トキワのもり“に来たのだ。
「ッ! いけっ、ヒトカゲ!!」
“ガサ“と後ろの茂みから音が聞こえ、手持ちのヒトカゲに攻撃を指示する。 ヒトカゲの攻撃は茂みにいたポケモンに命中し、そのポケモンは倒れる。
(チッ…、 『モルフォン』か…。)
倒れたポケモンを確認し、目的のポケモンではないことに残念がる。
「もう持ってるぜ。」
そう言いながら、“
そう彼もレッドと同じく“ポケモン図鑑“の完成の為に旅をしていたのだ。
(早く出てこい。『ガルーラ』。)
グリーンの目的は図鑑に載っていない“親子ポケモン“ガルーラであった。
彼はこのあたりに生息していると聞き、ガルーラを捕獲しようとしているのだ。すると“ズンズンズン“と何か大きいポケモンが
「フッ やっと来たか。」
そう言葉にし、音が鳴る方向を見る。
「待ってたぜ! ガルー…ラ…?」
そこには確かにガルーラがいた。いたが、二点おかしなことがあった。
一つ目はガルーラが
「「そこの人、早く逃げて!!」」
二つ目はそう言いながらガルーラたちに追われている。肩にピカチュウを乗せた少年と赤い服を着た少年がこちらに向かって走っていることだった。
「な、なんだ!!?」
「カゲ!!?」
時は遡り、サトシとレッドは道に迷ってしまい、途方に暮れていた。
「サトシ、案内できてないじゃん。」
「おかしいな、あの道が近道だと思ったのに。」
文句をいうレッドに対して、サトシはどこで道を間違えたか考える。
「ピッ!?、ピカピ!!」
するとピカチュウが何かに気付き、サトシに伝える。
「どうした? ピカチュウ…! この音。」
「これ、何かがバトルしてる音だ。」
よく耳を澄ますと何かがバトルしてる音が遠くから聞こえる。
2人はその音を頼りに歩いていくと、2体のポケモンが戦っているのが見えた。
「あれは」
「ガルーラとニドキングだ。」
サトシたちが見たのはガルーラに襲いかかる。《ニドキング》の姿だった。
「ッ! サトシあいつ。」
「ああ、あのガルーラ、
ガルーラはどうやら自身の子供を庇っていて反撃が出来ていないようだ。それを見てとても怒っているのがいた。
「ビーカー!!」
そうピカチュウだ。 サトシのピカチュウは“ピチュー“の頃ガルーラに助けられ、一緒に育った過去がある。そのため、ガルーラを襲っているニドキングにとても怒っているのだ。
「レッド、ガルーラを助けよう。」
「ああ」
サトシがガルーラを助けに行こうとレッドに言うとレッドも同意し、2人はガルーラを助けにいく。
ガルーラはニドキングに襲われていた。最近この“トキワのもり“はどういう訳か、凶暴なポケモンが多くなっており、このニドキングも最近“トキワのもり“に現れた凶悪なポケモンであった。
最初は攻撃し合っていたが、子供がニドキングの毒に掛かってしまい子供を庇っている。このままではまずいと思ったガルーラは危険だが攻撃し隙が出来次第逃げようとした時、
「ピカチュウ、『アイアンテール』!!」
「チュウ、ピカ!」
急に現れたピカチュウの“アイアンテール“をニドキングが喰らうと
「ニョロ、みずでっぽう!!」
「ニョロ!!」
同じく現れたニョロゾの“みずでっぽう“を喰らい、ニドキングはたまらず逃げ出した。
「大丈夫か、ガルーラ?」
「子供は大丈夫か?」
2人の人間はこちらを心配しているのがわかると助かったことがわかり、今までのダメージから気を失いそうになるが、この人間たちが味方とわからないので警戒していた。
サトシとレッドはガルーラがこちらを警戒しているのがわかり、説得をする。
「ガルーラ、俺たちおまえの子供を助けたいんだ。」
「オレたちに見せてくれないか?」
サトシとレッドは信じて、子供の様子を見せてほしいと説得する。
「ピーカー。」
「ニョロ。」
ピカチュウとニョロもガルーラを説得する。それを見たガルーラは完全に味方だと納得したのか、“毒“を受けて瀕死の子ガルーラを見せる。
「大変だ。 ちょっと待ってろ。今治してやるからな。」
サトシはバッグから“どくけし“と“きずぐすり“、包帯を取り出し、拙いながらも子ガルーラを治療する。
「へぇー、すごいなサトシ。」
サトシのポケモンを治す手際にレッドは感心する。
サトシが子ガルーラに包帯を巻き終わると、
「よし、次はガルーラも」
次はガルーラも同様に治療していく。きずぐすりで少し染みていたが、あとは包帯を巻く状態になった時、ふとガルーラを見ると。
「ガルーラ、安心して寝てるぜ。」
「ああ」
「ピーカ。」
サトシたちが完全に味方だと認識し、安心したのか先ほどまでの疲れが来て眠っていたのだ。
「よし、あとは包帯を巻いて…、」
サトシが包帯を巻こうとした時、“ズン“と音がしてニドキングがまた来たのかとサトシとレッドは警戒していると、
「ガルーラたちだ!!」
「こいつの仲間か。」
そうガルーラの群れが現れたのだ。
「レッド、これで安心だな。」
「おう、よか…、(“ドン!!) え?」
ガルーラの仲間が来たことに安心したレッドたちだったが、一体のガルーラが“メガトンパンチ“をして“ニョロ“が吹き飛ばされてしまったのだ。
「ニョロ!!」
レッドはニョロに近づき、様子を見ると気絶しているのがわかり、ボールにしまう。
「なあ、レッド…もしかして、」
「ああ、そのまさかだ。」
「ピーカ。」
2人と1匹は“その可能性“を考える。
「グルァァァァ!!」
「「
「ピーカチュー!!」
ガルーラたちから見たら、倒れる仲間のガルーラの近くにいたレッドとサトシが襲って、気絶しているように見えていたのだ。
「レッド、逃げよう!!」
「ああ!!」
「ピカ!!」
襲い掛かってくる、数十体のガルーラの群れから2人は全力で逃げる。
逃げていく先に自分たちと同じ年の少年が見え、逃げるように声を出す。
「「そこの人、早く逃げて!!」」
少年は自分たちを見て驚いている。
「な、なんだ!!?」
「カゲ!!?」
さて、ついにレッドたちはグリーンと会いました。
ガルーラの大群と共にですがww。
ではまたの機会に。