ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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外伝編の続きです。

急な仕事で4月中に更新が出来ませんでした。
申し訳ありません。

では、どうぞ。


外伝④

ウバメの森で仮面の男と対峙するゴールド、クリス、シルバーの3人。彼らの奮闘によって、セレビィとのバトルを阻止された仮面の男は3人を始末しようとする。シルバーは仮面の男の強さを再認識し、撤退を2人に言い、3人は撤退する。しかし、仮面の男を追跡を振り切れない。3人のポケモンが全て戦闘不能となったその時、ゴールドと共にヒワダタウンにいたダイゴとその町のジムリーダーのツクシが姿を見せる。

 

 

ーーー ウバメの森 ーーー

 

シルバーは突然現れたその人物に驚く。

 

「ダイゴだと? ホウエン地方のチャンピオン。 何故此処に?」

 

シルバーはクチバシティでの出来事をブルーから聞いていた為、ダイゴがカントー又はジョウトにいる事はわかっていたが、その人物が此処に来た事に驚いていた。

 

「…無事かい、君たち?まさか、こんな事になっているなんてね。全く、ゴールド、君が向かう場所は常に何かが起こるね。呪われているんじゃないか?」

「好きでトラブルに巻き込まれているんじゃ無いっすよ。 それよりダイゴ。あの仮面の男はとんでもなく強い! 特に氷での攻撃が得意だ!!」

 

その言葉を聞き、ダイゴはかつてウツギ博士から聞いた仮面の男と判断する。

 

「…なるほど、ウツギ博士から聞いたサトシと戦ったっていう奴か。確かにこの迫力、相当な実力者だね。(下手したら、ワタルより強いかもな。)」

「…何故貴様が此処にいる?」

 

仮面の男の言葉にダイゴは話す。

 

「元々、ある目的でゴールドと共にヒワダタウンに居てね。そうしたらゴールドの『トゲたろう』が傷だらけの人物とポケモンを連れて来て驚いたよ。その光景を見て、ジムリーダーのツクシさんと一緒にこのウバメの森に来たんだ。」

「ゴールドだったね? 君があの人をヒワダタウンに連れて行くようにあのポケモンに頼んだおかげで僕達はウバメの森の異変に気付いた。ありがとう。」

 

ダイゴの言葉に続き、ツクシはゴールドに感謝を言う。

 

「…へへ。でもダイゴが来るのは賭けだったさ。後は…頼むわ。」

 

そう言い、ゴールドはその場に座り込む。

 

「…そうか、ゴールド。貴様、最初からダイゴが来る事を見込んで逃げていたのか。」

 

仮面の男はゴールドが逃げながらも、何処か勝つ気があった理由を悟る。

 

「(…目的を邪魔されて始末しようと追いかけたのが仇になったか。奴と戦うとなるとこちらも無傷ではない。此処は…撤退か。)」

 

今回、ウバメの森に赴いた理由はセレビィが来る時期だったからだ。もちろん虹色の羽や銀色の羽が無ければ時の狭間には行けないが、一応バトルは出来る。その際、今回入手した巨石のエネルギーでセレビィを操り、捕獲しようと考えての事だったのだがここまで邪魔が入り、会う事が出来ない現状では此処に留まる必要がない。

 

「…これ以上危険な事は無意味か、デリバード、“ふぶき”!!」

「! アーマルド、“ロックブラスト”! ボスゴドラ、“ストーンエッジ”!」

 

デリバードの攻撃を“ロックブラスト”と“ストーンエッジ”で形成した壁で防御する。

 

「“アイアンテール”!」

 

その後すぐに、ボスゴドラの“アイアンテール”で岩を破壊しながら跳ばし、仮面の男の方へ向かう。

 

「ちっ!」

 

仮面の男はすぐに上空へ向かおうとするも、跳んできた岩から身を守る為、氷の壁を形成して防ぐ。

 

「ツクシさん! 3人を頼みます!! メタグロス! “こうそくいどう”!」

 

ダイゴはすぐにメタグロスを繰り出し、乗った後に“こうそくいどう”で素早さをあげて接近する。

 

「! ええい!」

「“コメットパンチ”!!」

 

メタグロスの攻撃を再び、氷の盾で防ごうとするも、メタグロスのパワーと“こうそくいどう”で上がったスピードで氷の盾が壊れる。

 

「ヌゥ!?」

 

仮面の男は自身の両手でガードして難を逃れる。

 

ダイゴが“こうそくいどう”を覚えたのはクチバシティでの教訓だ。あの時は“まもる”で攻撃を防御した。しかし、その結果、ワタルの“はかいこうせん”に対して攻撃に移る事が難しく、ジリ貧となってしまった。しかし、“こうそくいどう”ですばやさを高めれば例え自由自在の“はかいこうせん”でも回避しつつ攻撃に移れると考え、覚えた技だ。その成果が出た。

 

「おのれ。」

 

先程の攻撃で地面にいるポケモン達の射程距離内に留まらざるを得ない仮面の男はそう呟き、ダイゴと戦闘をする。

 

 

 

ーーー ウバメの森 地上 ーーー

 

「あの仮面の男、相当な実力者だ。それにあの見た目、エンジュシティで暴れていたトレーナーの1人か。」

 

ツクシは仮面の男の特徴からテレビで放送された2名の人物の1人だと分かった。

 

(ちなみにサトシに関してはまだ少年“10歳未満の少年”であると嘘の証言がマツバとウツギ博士により伝わり、メディアは詳細を公開しなかった。謂わゆる『少年法』という物である。)

 

「君たち、動けるかい?」

「は、はい。 ありがとうございます。」

 

ツクシはゴールド達にそう言うとゴールドとシルバーは頷き、クリスは返事をする。

 

「そうか、良かった。 あの仮面の男は相当な実力だ。僕と一緒にヒワダタウンへ行こう。」

「! あのダイゴさんでしたっけ? あの人の援護に行かないのですか?」

 

クリスの質問にツクシは言う。

 

「君たちは知らないみたいだけど、今のウバメの森の野生のポケモン達はあの仮面の男のせいで人間に対して非常に敏感だ。此処に来るまでに何度か襲われた。」

 

2人の到着より、トゲたろうの到着が速かったのはそれが理由だ。今ゴールド達は手持ちのポケモンがいない。その為、3人だけでは野生のポケモン達に襲われれば危険だ。

 

「彼はホウエン地方のチャンピオンだ。僕よりも強い。むしろ此処に君たちがいると彼の足手纏いになってしまう。さあ、早く。」

 

そうツクシは3人に言う。

 

「…ああ。悔しいが、その通りだ。分かったぜ…。」

 

ダイゴの実力を知っているゴールドは自身の実力不足に怒りながらその言葉に同意する。

 

「…ゴールド、お前のポケモンを返そう。 通信交換だ。」

「…ああ。」

 

シルバーは『ニョたろう』をゴールドは『キングドラ』交換して元の親へと戻す。

その後、3人はツクシの案内でヒワダタウンへと向かう。

 

 

 

「“ラスターカノン”!」

 

メタグロスの攻撃が放たれ、仮面の男とデリバードはその攻撃を回避する。

 

「“ふぶき”!」

 

仮面の男のふぶきをギリギリで回避する。これも“こうそくいどう”で素早さを上げた事で出来た事だ。

 

「(あのデリバード、強い!! しかも今アーマルドとボスゴドラを攻撃している氷での人形も相当な戦闘力だ。)」

 

ダイゴは目の前の仮面の男の実力に戦慄していた。一方で仮面の男もその厄介さに苛ついていた。

 

「(下のポケモンたちは空ならば特に問題無い。だが、あのメタグロス、“こうそくいどう”のせいか相当な速さだ。サトシのピカチュウと同等、いや、パワーを考えればそれ以上に厄介か!)」

 

これ以上の戦闘は避けたい。だが隙を作る仕込みは既に行っている。

 

「フフフ、さすがは他地方とはいえチャンピオン。相当な実力だ。だが良いのか?私ばかりに気を取られて?」

「…あの3人はツクシさんに任せている。問題は…! そうか、お前!」

 

ダイゴはそこである可能性を思い付く。

 

「彼らの所に氷の人形を放ったのか(・・・・・・・・)!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヘラクロス、“メガホーン”!」

 

そう言い、ヘラクロスは目の前の地面に攻撃をして、その威力を見たポケモン達は逃げていく。

 

「よし、問題ないね。さあ、行こう。」

 

ツクシはそう3人に言う。

 

「(流石はジムリーダーという事か。 相当な実力だ。)」

 

シルバーはツクシの実力にそう考えていた一方でゴールドはクリスにここまで来た経緯を説明していた。

 

「…ママが言ったわたしに会いたい人ってダイゴさんのことだったのね。」

「ああ。オレたちが巻き込まれた巨石の事件での証人としてポケモン協会に行って、巨石を使うのを阻止するためだとよ。」

 

ゴールドはクリスに会いに来た目的を話す。巨石関連での事件に巻き込まれたゴールドとクリスは巨石の恐ろしさを身を持って体験している。その為、そんな巨石の恐ろしさを知りながら使おうとするポケモン協会に呆れていた。

 

「…分かったわ。そんな状況ならわたしも力になれるかも。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー 過去のスリバチ山 ーーー

 

 

『…あの子の気持ちを分かってあげられなかったからこんな事に…』

 

クリスはサトシからあの子の状況を聞き、自身の行いを恥じていた。

 

『クリスのせいじゃない。悪いのはロケット団だよ。クリスはただ、あの子を助けようとしたんだろう?』

 

サトシはそう言い、クリスに話しかける。クリスはただ頷く。

 

『なら力を貸して欲しい。一緒にあの子を助けよう。』

 

 

 

 

ーーー ウバメの森 ーーー

 

「もう、あんな思いはしたくないから。」

「…何があったか知らねえけど、オレもあの巨石での被害はもうごめんだ。」

 

そう話していると後ろから野生のポケモン達を倒しながら何かが近づいて来るのを感じた。

 

「! 何かが来る!?」

 

ゴールドがそう言うと同時に氷の人形(・・・・・)が現れる。

 

「! なんだありゃ!?」

「! あれは、アイツの切り札のひとつ! 本気を出した時に行う技だ!!」

 

シルバーはブルーから聞いた仮面の男の情報を話す。それと同時に氷の人形は襲いかかる。

 

「ヘラクロス、“とっしん”!」

 

ヘラクロスの“とっしん”が氷の人形に命中する。ダメージを受けて欠損するが、構わずヘラクロスを攻撃し、その攻撃で吹き飛ばされる。

 

「! 強い…!? ダメージが再生している!?」

 

再度氷の人形を見ると破壊された箇所が再生されていた。

 

「なら、再生する暇を与えなければ! ストライク、“れんぞくぎり”!」

 

ツクシは新たにストライクを繰り出し、繰り出される度に威力が上がる技を繰り出す。“れんぞくぎり”によって徐々に人形の形が砕かれていく。

 

「ここまで砕けば再生はしないだろう。」

「…さすがはジムリーダーね。」

 

クリスがそう感心しているとシルバーが叫ぶ。

 

「まだだ!! あの攻撃は例えバラバラになろうと、すぐに再生するぞ!!」

「「「!?」」」

 

その言葉に3人が先程粉々となった氷の人形を見ると、足が再生しているのが分かる。

 

「しまった! うわぁ!?」

 

足のみの人形の攻撃でツクシはポケモン諸共、蹴り飛ばされてしまう。

そのままその人形は再生しながら足でクリスを攻撃する。

 

「! クリス!!」

 

その攻撃からゴールドは庇い、ダメージを受ける。

 

「ぐあっ!」

「! ゴールド!」

 

蹴られ、地面に倒れたゴールドに再生が完了した人形がそのまま止めを刺そうとする。

 

「(! ここからでは間に合わない!)」

 

シルバーはこの距離では何かしらの行動をしても間に合わないと分かりつつもゴールドの所へ向かう。

 

「やめてぇ!」

 

クリスは次に起こる光景を想像し、否定するように叫ぶ。しかし、現実は無情であり、氷の人形がゴールドを……

 

 

始末する事は無かった(・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

突如、強力な電撃が氷の人形を襲い。その攻撃によって人形は動けなくなる。

 

 

 

「! なんだ?」

「電撃? 一体誰が?」

 

シルバーとクリスがその攻撃が来た方向を見るとあるポケモンがいた。

 

「アレは、もしかして!」

「…なるほど。」

 

クリスは驚きでシルバーは此処にいる理由に納得する。そして、顔をあげたゴールドがそのポケモンの見てその名を言う。

 

 

「……ライコウ。」

 

そのポケモンは焼けた塔で目覚めた3体のポケモンの1体、『ライコウ』だった。その姿を見てゴールドは意識を失う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「! あの電撃はまさか、『ライコウ』か!?」

 

仮面の男は先程の電撃の攻撃がライコウである事を見抜き、同時に自身の攻撃が失敗した事を知る。

 

「…全く、クチバシティではスイクン、此処ではライコウに助けられるとはね。でも好都合! メタグロス、“サイコキネシス”!!」

 

メタグロスの“サイコキネシス”でデリバードは再びダメージを受ける。

 

「ッ! “ふぶき”!!」

 

仮面の男はデリバードとウリムー(・・・・)の“ふぶき”でメタグロスとエアームドに攻撃する。

 

「ク! ユレイドル、“パワーウェイプ”!」

 

地面で“根をはる”で回復しながら“パワーウェイプ”でデリバードを捕える。

 

「“氷のつぶて”! “こなゆき”!」

「“メテオビーム”!」

 

“メテオビーム”がデリバードに命中すると同時にデリバードとウリムーの攻撃が命中し、ユレイドルは倒れる。

 

「! 根ごと凍るとは、戻れ!」

「…流石はチャンピオン。相当な実力だ。だがもう終わりだな。」

 

その言葉に「どういう意味だ?」と質問しようとしたその瞬間、仮面の男の後ろからあるトレーナーが現れる。

 

「マスク・オブ・アイス様。連絡通り、お迎えに来ました。」

「良く来たな、イツキ。」

 

そうそれは仮面の男の部下のイツキだった。

 

「! あれは、ネイティオか!」

 

そこでダイゴはネイティオの“テレポート”で逃げる事が目的と知る。

 

「させるか! コメットパン…」

「“さきどり(・・・・)”」

 

しかし、攻撃の前に攻撃を喰らう。

 

「! 早い!?」

 

ダイゴはその早さに驚愕する。しかし、すぐに悟る。何故ならば周りを見れば明らかだからだ。

 

「これってトリックルーム(・・・・・・・)か!?」

 

メタグロスはこうそくいどうで素早さをあげている。故に遅くなったのだ。トリックルームはスピードが遅ければ遅い程、速く、速ければ速いほど、遅くなるという効果がある技だ故に攻撃が素早かったのだ。そして“さきどり”は先に行動が出来れば、相手が放とうとした攻撃技の威力の1.5倍の威力の攻撃を与える技。メタグロスは相当なダメージだ。

 

「あの小僧共を仕留められなかったのは残念だが、仕方ない。引くぞ。」

 

仮面の男がそう言うと同時にテレポートによって撤退する。

 

「…引いたか、それにしてもあの実力。あの子たちの攻撃のダメージが無ければ有利に戦えなかった。」

 

ダイゴのボスゴドラやアーマルドなど戦闘不能となったポケモンが多く、もしダメージ無しの状態であったならばここまで戦闘になっていなかっただろう。

 

「全く、カントー、ジョウトに来てから僕の未熟さを痛感する事ばかりだ。もっと鍛えなければな。」

 

そう言い、ダイゴはエアームドをボールに戻し、ヒワダタウンに向かう。

 

 

 

 

ーーー ヒワダタウン ーーー

 

 

「…うーん、?ここは?」

 

 

ゴールドが目を覚ますとそこは見覚えのある家の天井だった。

ゴールドは体を起こすと同時に部屋に入って来る人物と目が合う。

 

「! お兄ちゃん!目が覚めたんだね! 良かった。」

「お嬢ちゃん? って事はここは」

 

ゴールドは此処がガンテツの家である事に気付く。

 

「うん! 気絶している間にお姉ちゃん達がお兄ちゃんを運んでくれたの。」

「お姉ちゃん?ってもしかして…。」

 

そう言うと同時に扉からクリスがやって来た。

 

「ゴールド! 目が覚めたのね。良かった。」

「よ! クリス、おはよう。」

 

心配そうに言うクリスにゴールドはそう返す。

 

「うん。おはよう。……ゴールド、ごめん。私が油断したばかりに。」

「気にすんな。体が勝手に動いただけだ。さてと、あれ?」

 

ゴールドが立ち上がろうとすると少しよろけてしまい、倒れそうになるも、クリスがそんなゴールドを支える。

 

「無理しないで。この数日間(・・・)寝てたんだから体がまだ調子が出ないのは当たり前よ。」

「! 数日!? オレそんな寝てたのか!?」

 

そう、ゴールドは数日もの間寝ていたのだ。

 

「ええ。本当に心配したんだから。」

 

そう話しているとダイゴがやって来る。

 

「ゴールド、目が覚めた様だね。良かったよ。」

「ダイゴ…! そうだ!あの仮面のヤローは? シルバーは!」

 

ゴールドがそう言うとダイゴは答える。

 

「仮面の男は奴の部下のポケモンの『テレポート』で逃げたよ。シルバーとはあの仮面の男について聞こうとしたんだけど、少し目を離したら姿を消していたよ。」

 

“色々と聞きたかったんだけどな”っと言いながら説明する。

 

「…そっか、とりあえず皆無事で良かったす。」

 

そう話しているとガンテツが来た。

 

「ダイゴ、お前さんへ電話だ。」

「? 僕にですか? ありがとうございます。」

 

ダイゴは疑問を持つも電話に出る。

 

「お電話変わりました。あなたは一体…! サトシ君の知り合いですか(・・・・・・・・・・)?」

「「!?」」

 

ダイゴのその言葉にゴールドとクリスは驚きつつもその会話を聞く。

 

「サトシ君の知り合いがなぜ僕に…! なんですって!? オーキド博士が(・・・・・・)!?」

「!?」

 

オーキド博士の名前にガンテツは反応する。

 

「はい。 …そうですか、分かりました。直ぐに向かいます!!」

 

そう言いダイゴは電話を切る。

 

「ダイゴさん。一体どんな話だったんですか?」

「サトシさんの知り合いって…。」

 

そんなクリスとゴールドにダイゴは回答する。

 

「…今サトシ君と図鑑所有者、カントーのジムリーダー全員がロケット団(・・・・)の本拠地で戦闘しているそうだ。ロケット団に囚われた人たちを助ける為にね。」

『!?』

 

その言葉に全員が戦慄する。同時にガンテツは悟る。

 

「まさか、ユキナリも。」

「はい。ロケット団に囚われているらしいです。だけど最も最悪なのはそれじゃない! ロケット団との戦いで奴等四天王(・・・)が動くらしい!」

「四天王?」

 

ゴールドはその名に疑問を持つが、次の台詞に驚愕する。

 

「四天王はポケモンの理想郷を作る為に自分達以外の人間を抹殺する事を目的とした奴等だ! 如何にサトシ君が強くてもロケット団のボスとその幹部の戦闘後に襲われればひとたまりもない(・・・・・・・)!」

「「!!」」

 

その言葉にゴールドはまた立ち上がろうとするも、ダイゴに止められる。

 

「ゴールド。君は起きたばかりで本調子じゃない。ここは僕に任せてくれ。」

「だけど!!」

「駄目だ!! 君はまだ8才の子供。これ以上危険な事には巻き込めない! クリス。ゴールドを頼む。この子はすぐに無茶するからね。」

「…はい。分かりました。サトシさんたちをお願いします。」

「ああ。 ガンテツさんそういう訳でもう少し彼らを頼みます。」

「もちろんだ。ユキナリを頼む。」

 

そう言うガンテツにダイゴは頷き、メタグロスを繰り出し『ヤマブキシティ』へと向かう。

 

 

ロケット団とサトシ、そして図鑑所有者達が戦う戦場へと。

 




以上、いかがでしょうか。

これにて外伝は完結です。

次回は本編となります。

今だサトシとある人物、《サカキ》とのバトルに悪戦苦闘しております。すみませんが今週はこの話で更新はしません。来週迄には仕上げたい予定。ではまたの機会に。
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