ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

71 / 137
本編続きです。

オリジナル設定がありますがご了承の程お願い致します。


ヤマブキシティの戦い⑦

オーキド博士たちを救う為、ヤマブキシティのロケット団と戦闘しているレッドたち図鑑所有者とサトシ、そしてジムリーダーたち。途中四天王が外で戦闘しているジムリーダーのジムバッジを求めて戦闘に参加、三つ巴の戦闘となる。レッドとイエローはシルフカンパニー最上階でナツメと伝説のポケモンに対峙、その外ではサトシとサカキが対決していた。

 

 

ーーー シルフカンパニー ーーー

 

 

 

その光景にレッドとイエローは驚愕する。

 

 

「あの姿!」

「『ファイヤー』、『サンダー』、『フリーザー』が一つに!?」

 

 

そう言いながらポケモン図鑑を取り出すが、

 

 

「! データなし!? って事は、」

「新種のポケモン、でもアレはポケモンって言うより、無理矢理一つにしたみたい。」

 

 

2人の言葉にナツメは言う。

 

 

「これもロケット団の技術によってできた事だ。三つのタイプを合成する研究は前から行っていた。」

 

 

 

レッドとイエローが警戒しているとふと気付く。その後ろにいるポケモンに

 

 

「レッドさん! あのポケモンは!」

「あれって、もしかして、『イーブイ』!?」

 

 

そこにはイーブイが苦しそうにしていたのだ。

 

 

「あのイーブイはお前たちに負けた後で確保した奴だ。レッド、あなたが所持していイーブイと同じ実験をしたのだ(・・・・・・・・)。」

「な!?」

「どうしてそんな事を!!」

 

 

今はクチバシティで見つけた進化の石で力を使っても苦しむ事はないが、会った当初はその力で体中が苦しんでいたのだ。それと同じ事をした事に怒りを露わにする。

 

 

「本来ならこの切り札のポケモンの最終調整にそのイーブイを使う予定だったが、お前たちにそれを阻止された。奪うにしろ、あなた達とサトシを相手にしなければならない。それはリスクが高い。 カツラの研究資料にイーブイの作成方法が書かれていたレポートがあってな。 それでイーブイを再び捕獲して実験した。おかげでこの力を手に入れる事ができた。もう用なしだ!」

「ひどい…。」

「なんてやつらだ!」

 

 

イエローとレッドはその言葉に怒りを示す。

 

 

「さて、まずは貴様らから始末しよう!」

 

 

ナツメはそう言い、指示をする。

 

 

「“(ほのおのうず)(ふぶき)電気(かみなり)!!”」

 

 

3つのタイプの技が同時に繰り出される。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー ヤマブキシティ ーーー

 

 

「ゲンガー、“シャドーボール”! ピカチュウ、“10万ボルト”!」

「ゴローニャ、“ロックブラスト”、スピアー、“こうそくいどう”」

 

 

ゲンガーの攻撃を“ロックブラスト”が、ピカチュウの攻撃をスピアーは回避する。

そして“ロックブラスト”で3発で“シャドーボール”が押し負け、残り二発が襲いかかる。

 

 

「カイリュー、“ドラゴンクロー”!」

 

 

その攻撃をカイリューは“ドラゴンクロー”で防御する。

 

 

「スピアー、“ダブルニードル”。」

「“アイアンテール”!」

 

 

“こうそくいどう”で素早くなっているスピアーがサトシに向かって攻撃するが、サトシとピカチュウはそれを見抜き、“アイアンテール”で攻撃を防ぐ。

 

 

「あの攻撃を防ぐか! ゴローニャ、“いわなだれ”」

 

 

“いわなだれ”がサトシたちを襲うもカイリューの動きでかわしていく。そして、

 

 

「! 何!?」

 

 

“いわなだれ”でできた岩の影からゲンガーが現れる。

 

 

「(あの時の“いわなだれ”の影を利用して接近を許したか!)」

「“マジカルシャイン”!!」

 

 

“マジカルシャイン”でスピアー、ゴローニャを攻撃する。

 

 

 

だが、

 

 

 

「! ゲンガー!?」

 

 

サカキは攻撃を読んでいた。 ゲンガーは“ダブルニードル”で大きなダメージを受けて、そのまま倒れる。

 

 

 

「…さっきの戦法は見事だった。だがここまでゲンガーが近付けば必ず“マジカルシャイン”を使って来ると思ったぞ。故に防ぐのは容易い。」

 

 

ゲンガーの“マジカルシャイン”何故効かなかったのか?

 

この結果となった理由は『ゴローニャ』だ。

 

ゲンガーの“マジカルシャイン”を喰らう前、ゴローニャはある技を繰り出した。その技によって“マジカルシャイン”の攻撃は無力化されたのだ。その技の名は

 

 

『ワイドガード』だ。

 

この技の効果は

 

『味方全体を複数のポケモンが対象になる技から味方を守る。』

 

というものだ。

 

例えば、“なみのり”や“ほうでん”などの全体攻撃を味方全員を守る事が出来るのだ。そして“マジカルシャイン”は敵全体(・・・)を攻撃する技。故に“ワイドガード”で味方全員に繰り出された攻撃を防御できたのだ。

 

防いだ後にスピアーの“ダブルニードル”で止めという事だ。

 

 

「! 戻れ! 行け、ルカリオ!」

「バウッ!」

 

 

サトシはゲンガーを戻し、ルカリオを繰り出す。

 

 

「ルカリオ、“はどうだん”! 、ピカチュウ、“10万ボルト”!」

「スピアー、“ダブルニードル”、ゴローニャ、“ロックブラスト”。」

 

ルカリオの攻撃は“ロックブラスト”で相殺され、スピアーがそのままルカリオに攻撃『できなかった』。

 

 

「! 何? 繰り出せない!?」

「“ドラゴンクロー”!」

 

 

その事に動揺したスピアーにカイリューは“ドラゴンクロー”を繰り出し攻撃が命中する。

 

 

「! そうか、“呪われボディ”。 あれで封じられたのか。」

 

 

ゲンガーの特性、『のろわれボディ』。

焼けた塔での仮面の男との戦いでもあった戦法だった。ロケット団側はその情報を知らなかった為、虚を突かれたのだ。

 

 

「ルカリオ、“かげぶんしん”、ピカチュウ、“でんこうせっか”!」

 

 

ルカリオは“かげぶんしん”で近付き、ピカチュウは地面に降り、“でんこうせっか”でゴローニャと先程カイリューの攻撃で後ろへ下がったスピアーに向かう。

 

 

「ゴローニャ、“じしん”!」

「! ピカチュウ!」

 

 

ゴローニャの攻撃にサトシは指示をして、ピカチュウはそのままルカリオの所へ向うと同時にルカリオはジャンプで回避。 その回避した先にピカチュウが向かい、ルカリオがキャッチし、

 

 

「行け!」

 

 

ルカリオはピカチュウをゴローニャに向けて投げた。

 

 

「! 何!」

「“アイアンテール”!」

 

 

そのままピカチュウの“アイアンテール”が命中する。

 

 

「“だいばくはつ”!」

「!? “エレキネット”!」

 

 

ゴローニャの特性、『がんじょう』で耐えた直ぐに“だいばくはつ”を繰り出す。ピカチュウの“エレキネット”でゴローニャの周囲を覆うも全てを留める事は出来ず、ダメージを受ける。

 

 

「ピカ!」

「ピカチュウ! 大丈夫か!?」

「ピッ、ピカチュウ!」

 

 

サトシの言葉にピカチュウは答える。

 

 

「“だいばくはつ”を“エレキネット”で覆って威力を弱めるとはな。ニドキング、『ドサイドン』!」

 

 

次にサカキはニドキングとドサイドンを繰り出す。

サカキがドサイドンを所持しているのはスマホロトムのポケモン図鑑で確認したからだ。

 

 

「…ルカリオ、行くぜ!」

 

 

サカキが繰り出したポケモン達を見て強敵と見たサトシは“キーストーン”を掲げようしたその時!

 

 

シルフカンパニーの最上階から謎の攻撃が2人が戦っている周囲のビルを破壊する。

 

 

「「!」」

 

 

ビルから瓦礫が降り注ぐ為、2人は回避する。サトシはカイリューでサカキはドサイドンで地面に潜り、回避する。

(ピカチュウとルカリオは自慢のスピードで離脱した。)

 

 

「あれは! カイリュー!」

 

 

その時サトシはその瓦礫に巻き込まれそうになった人を助ける。

 

 

「大丈夫ですか! マサキさん(・・・・・)!!」

「あ、ありがとうなサトシ! でもみんなに伝えなきゃならない事があるや!」

「伝える事?」

 

 

そう言うマサキの言葉を聞く。

 

 

四天王(・・・)が攻めて来た! 今ジムリーダーたちが戦闘してる!」

「! 四天王が!? (やっぱり来た!)」

 

 

サトシがそう考えていると、地面からドサイドンが現れ、

 

 

「“うちおとす”!」

 

 

ドサイドンの“撃ち落とす”がカイリューに命中する。

 

 

「うわあ!」

「うっ! カイリュー! 大丈夫か!?」

 

 

マサキはその攻撃で落ちないよう、必死にカイリューへしがみ付き、

サトシが地面に落ちたカイリューを心配しているその瞬間。

 

 

「スピアー、“みだれづき”!」

「まず!?」

 

 

 

サカキはボールへ戻していたスピアーを繰り出し、攻撃する。

 

 

 

「サトシ!!」

 

 

 

 

 

 

マサキが顔をあげてサトシの方を見ると、()が額から出ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー シルフカンパニー ーーー

 

 

 

「「うわっ!」」

 

 

ナツメの指示で繰り出された技を何とか回避するが、その威力に驚愕する。

 

 

「か、壁が、」

「それにその先にあるビルまで破壊されてる!」

 

 

2人は伝説ポケモン3体から生まれたポケモンの威力に戦慄した。

 

 

「気分がいい! ついにこの力を手に入れた! 今までの計画での『成果』を賭けた甲斐があったというものだ!!」

「成果だって?」

 

 

ナツメの言葉にレッドは疑問を口にする。

 

 

「フ、そうだ。お前たちが今まで関わった我々ロケット団が引き起こした事はすべてに意味があったのだ。カントー中から集めた研究材料(ポケモン)はタマムシシティの地下でバイオ手術を受ける。このヤマブキで戦闘訓練後、クチバシティのサントアンヌ号でグレンを経由してトキワの森で野生のパワーを吸収。更にその中でも潜在能力(ポテンシャル)が高いポケモンはニビシティでの巨石のエネルギーでさらに強化される。」

「「!!」」

 

 

2人はカントーで発生していた異常がロケット団の仕業だと知り、驚くと同時に気付く。

 

 

「…ヤマブキに突入する際の野生のポケモン達は、もしかして!」

「そのポケモン達か!!」

「そうだ。だがここまで集まったのはトキワの人々の協力もあってこそさ。」

「!? どういう意味ですか!!」

 

 

イエローはその言葉を意味を問いただす。

 

 

「簡単だ。 サカキ様が街の人々に共に『トキワの森の異常を解決しよう』と言うだけでトキワシティの奴等は喜んで協力してくれたよ。それが我々のカントー征服の助けになると知らずにな! アハハハ。」

「……。」

 

 

その言葉を聞き、イエローは怒りで拳を強く握る。トキワの住民達はトキワの森の異常をポケモンたちの為にもどうにかしたいと常に考えていた事を知っていたからだ。

 

その思いを悪事の為に利用したロケット団に怒っているのだ。

 

 

「許さない、ゴロすけ、“ロックブラスト”!」

「ギャラ、“はかいこうせん”!」

 

 

2人はポケモンを繰り出し、攻撃する。

 

 

「無駄だ!」

 

 

ナツメがそう言うと同時に先程の三位一体の攻撃を放つ。その攻撃はギャラとゴロすけの攻撃を押し、ギャラとゴロすけは攻撃を受ける。

 

特性、“がんじょう”を持っているゴロすけはギリギリ耐えるが、ギャラは戦闘不能となった。 2人はポケモンをボールに戻す

 

 

「クソ! ピカ!」

「チュチュ!」

『“10万ボルト”!』

 

 

ピカとチュチュが繰り出した電撃をそのポケモンは“かぜおこし”をする事で防御する。

 

 

「無駄だと言った!」

 

 

再度“かぜおこし”を繰り出し、その攻撃でピカ、チュチュ、レッドとイエローは吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。

 

 

「グゥ!?」

「ウッ。」

「素晴らしい! なんという力だ。さて、このポケモンの力は確認できた。まずは貴様らから死んでもらおう!」

 

 

倒れている2人と2匹に攻撃するよう、ナツメは再び指示をするその時。

 

 

「“かえんほうしゃ”!」

「! 後ろか!!」

 

 

ナツメとポケモンはその攻撃を回避する。 その攻撃の方向にはグリーンとリザードンがいた。

 

 

 

 

 

 

 

時間は少し遡り、

 

 

「此処か! グリーン。」

「ああ。」

「! オーキド博士、あそこに『バッジエネルギー増幅装置』があるわ!」

 

 

そう指差す場所には7つのバッジをはめ込む事が出来る円状の装置があった。

 

 

「オーキド博士! ここはオレとヨルノズクが食い止めます!」

「ああ! 気をつけてな! グリーン、ここからは…、」

「分かってる。 レッドとイエローの援護に行く。」

 

グリーンはレッドとイエローの援護の為に最上階へ、ハヤトはロケット団員と戦闘し、食い止めている間に部屋へと向かう。

 

 

「これか! カツラの言うとおり、7つのバッジでも起動出来るようになっているようじゃ。 ブルー、お主のその機械を作る技術を貸して欲しい! ワシとウツギ君が考案した『巨石抑制装置』の作成を手伝って欲しいんじゃ!」

「はい!」

 

 

そう言い、オーキド博士とブルーは機械の制作に取り掛かる。

 

 

『巨石抑制装置』

 

これはウツギ博士と共同で作成していたサトシの力を借りずに巨石の問題を解決する為の物だ。

 

とはいえ肝心の巨石のエネルギーをどうにかする目処は立たず、困難であった。だが、その問題はある人物(・・・・)によって解決した。

 

 

 

『四天王のキクコ』だ。

 

 

 

オーキド博士はポケモンタワーでキクコがバッジを介して巨石の力に干渉していた事をグリーンやレッド達から聞いた時、バッジを介して巨石の力を抑える事が出来るのではないかと考えた。そこでオーキド博士が参考にしたのが、

 

 

 

 

皮肉にもかつてポケモン協会でキクコが研究していたポケモンを操る技術資料だったのだ。

 

 

「……」

「オーキド博士?」

 

 

ブルーは様子が可笑しいオーキド博士に声をかける。

 

 

「ああ、すまんな。 かつて否定した研究がお前たちやポケモンたちを救うきっかけになっている事を考えていてな。 どうやらワシも視野が狭かったらしい。」

 

オーキド博士はそう言いながらブルーに指示をする。 

 

装置の図面はオーキド博士が覚えているが、制作する技術はない。故にブルーの力が必要だった。

 

ブルーは独自のメカを作成出来るほど、手先が器用である。そしてここはロケット団のアジト。 装置に必要な部品や既にブルーが持っている機械などを材料に作成しているのだ。

 

 

「後少し、 これにレッドから貰ったジムバッジのエネルギーを取り込めば巨石での強化や暴走を抑える事ができるはずじゃ。」

 

 

試作段階で一度使えば壊れるものだが、既にウツギ研究所でダイゴが所持していた巨石で検証済みだ。最後の仕上げに取り掛かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「2人とも! 無事か!」

「グリーン。」

「大丈夫です。 ありがとうございます。」

 

 

リザードンと共に来たグリーンにレッドとイエローは感謝を言う。

 

 

「グリーン、あなたが来たと言う事はキョウを倒したという事ね。ブルーと言いあなた達はサカキ様の考えの通り、最も警戒するべき存在。だからこそ、ここで始末する必要がある!」

 

 

そうナツメは再び指示をする。

 

 

 

「“(ほのおのうず)(ふぶき)電気(かみなり)!!”」

「“かえんほうしゃ”!」

「“10万ボルト”!」

「ピカ、“10万ボルト”、フッシー、“つるのムチ”!」

 

 

伝説のポケモンの攻撃に迎え撃つがパワーは相手が強く、それぞれダメージを受ける。

 

 

「ぐ!? サンダー、ファイヤー、フリーザーだけじゃない。バッジと巨石のエネルギーで強化されているのか!」

「う、こ、このままじゃ!」

「(オーキド博士、ブルー、まだか!)」

 

 

3人で攻撃を受け止められてはいるが、それも時間の問題だ。徐々に3人は押され始める。

 

 

 

 

 

ーーー ヤマブキシティ ーーー

 

「サトシ!!」

 

 

マサキが顔をあげてサトシの方を見ると、()が額から出ていた。

 

だが、

 

 

「大丈夫です。 ありがとう、カイリュー、ルカリオ。」

 

 

カイリューが空からの瓦礫から守り、ルカリオの“はどうだん”で攻撃を逸らした事で額に切り傷とリュックに穴が空いただけだった。

 

 

「…カイリュー 戻れ。」

 

 

瓦礫の雨から守った事で大きなダメージを受けたカイリューをボールに戻す。(戦闘不能ではないが、負担を減らす為。)

 

 

「今の攻撃で仕留められなかったか、流石だ。」

 

 

そうサカキが再びスピアー、ニドキング、ドサイドンが姿を見せる。

 

 

「…行くぜ、ルカリオ! 俺たちの絆!」

 

 

サトシはキーストーンに触れて掲げる。

 

 

「メガシンカ!!」

 

 

ルカリオはメガシンカをし、メガルカリオとなる。

 

 

「それが『メガシンカ』! 強大な力を感じる。」

「行くぜ、ピカチュウ、ルカリオ!」

 

 

 

ーーー シルフカンパニー ーーー

 

「ピカ、フッシー、大丈夫か!?」

「チュチュ!!」

「グッ! (まだか!)」

 

 

伝説のポケモンの攻撃に対して防御に徹してした為、耐えてきたが、それも限界だ。

 

 

「ここまで粘るとはな、だがこれで終わりだ!」

 

 

ナツメはそう言い、指示する。

 

 

「“ゴッドバード”!!」

 

 

伝説のポケモンは“ゴッドバード”を繰り出し襲う!

 

 

 

「ピッくん、“まもる”!」

 

 

ただし、レッドたちではなく、別方向にいたブルーのピッくんに向かって繰り出す。

 

 

「な!? なぜそっちに攻撃を!」

「驚いたでしょう? “このゆびとまれ”で誘導したのよ。」

 

 

ブルーが原理を説明しながら機械を取り出す。

 

 

「みんな! 耐えてくれてありがとう! 装置起動!」

 

 

ブルーが機械を起動すると、伝説のポケモンに纏っていた巨石のエネルギーが減少する(・・・・)

 

 

「!? これは、一体?」

「ピッくん、“いのちのしずく”!」

 

 

ナツメが驚いているとピッくんの“いのちのしずく”でレッド、イエロー、グリーンのポケモンが回復する。

 

 

「! 今なら、ピカ、“10万ボルト” 、フッシー、“つるのムチ”!」

「チュチュ、“10万ボルト”!」

「リザードン、“かえんほうしゃ”!」

「カメちゃん、“ハイドロポンプ”!」

 

 

4人はポケモンたちに指示をする。

 

 

「サ・ファイ・ザ、“(ほのおのうず)(ふぶき)電気(かみなり)!!”」

 

 

ナツメは伝説のポケモンに指示して攻撃を繰り出すが、相殺する(・・・・)

 

 

「何!?」

 

 

ブルーの加勢もあるが、明らかに先程の攻撃より威力が落ちている事に驚く。

 

 

「さっきの機械か! 何をした!?」

「巨石のエネルギーを弱めたのよ! オーキド博士と作ったこの装置でね!」

 

 

ブルーの説明にナツメは驚く。

 

 

「みんな、この機械の効果がある内にアレを倒しましょう!」

「ああ!」

 

 

ブルーの言葉にレッドは答え、イエローとグリーンも頷く。

 

 

ヤマブキシティでのロケット団との戦いは佳境を迎える。

 




以上いかがでしょうか?

次回ヤマブキシティでのロケット団との戦闘はクライマックスです。

ではまたの機会に



以下は設定の詳細です。
(詳細を書く機会がないと考えたので以下)



・オーキド博士がカツラからの情報を聞いている理由。


オーキド博士がロケット団に連れ去られたのはカツラがハナダシティでロケット団について説明し、それをオーキド博士が知った後です。その際に聞いた『ジムバッチエネルギー増幅装置』の事を聞き、それを利用してバッチのエネルギーを増幅すれば高い抑制効果を得られると考え、ウツギ博士と相談し、設計を決めた後でロケット団との戦闘、誘拐となりました。



・バッチで巨石を制御できる理由


ジムバッチはポケモンをコントロールする力がある。そして巨石のエネルギーはポケモンの『メガシンカエネルギー』である。故にバッチの所有しているエネルギー次第だが、操作が可能である。同時にジムバッチはポケモンを強化する。つまり巨石もポケモンのエネルギーと同質としているため、強化が可能である。
巨石でポケモンの力が大きくなるのはメガシンカエネルギーを纏っているからだ。つまり擬似的な『メガシンカ』をしている事と同義である。
(ポケモン次第では姿が変わるかも?)


今回の弱体はポケモンを操作する力に注目した結果。巨石のエネルギーを操作して抑えたのだ。その参考がキクコの研究だった。

(キクコは巨石のエネルギーを操作、取り憑いたポケモンたちを容易に操作が可能とする技術を持っている。 ※ポケモンタワーを参照)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。