ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

73 / 138
大変お待たせしました。

四天王編 開幕です。

ではどうぞ。


四天王決戦編
四天王編 最終章開幕


 

 

 

ヤマブキシティにてロケット団との戦闘を制した図鑑所有者達とサトシ。戦闘直後の5人に四天王の魔の手が襲い掛かろうとしていた。

 

 

 

ーーー ヤマブキシティ ーーー

 

 

倒れたサカキをサトシは複雑な感情でただ見ていた。

 

ロケット団のボス『サカキ』。

マサラタウンやトキワシティの人達を誘拐し、多くのポケモン達を生体実験などで苦しめた組織のボス。

 

当然許せない。 だが、

 

 

 

 

 

 

『…そうか、無事なのか。 良かった。』

 

 

 

 

倒れる直前のサカキのあの言葉と安堵した顔は『父親』の顔だった。

サカキは間違いなくあの少年、『シルバー』を大切に思っていたのだ。

 

 

「…パパか。」

 

 

サトシは自身の父親を思い出す。友達に自身の夢を笑われ、落ち込んだ時に言った台詞。

 

 

『ゴールまでの地図は自分の中にある。 諦めたら夢は叶わない。』

 

 

その言葉でサトシは夢、『ポケモンマスター』を目指し続けているのだ。もしかしたらサカキも自分のゴールに向かっていただけなのかも知れない。

 

 

「ピカピ」

「…大丈夫だよピカチュウ。 まずはこの世界での問題を解決しないと。」

 

 

そう話していると、突如サカキとサトシの間に割って入るようにクモの糸が遮る。

 

 

「うわ!?」

「ピカ!?」

 

 

下がり、すぐにサカキの方へ向くと

 

 

「! キョウさん。」

 

 

キョウがいたのだ。

 

 

「サカキ様を倒すか、見事だサトシ。」

 

 

そう言いながらキョウは自身のポケモン、『アリアドス』の糸で牽制しながらサカキを肩に担ぐ。

 

 

「! 逃げるのか!」

「ああ、ロケット団幹部として『最後』の仕事だ。」

「『最後』?」

 

 

 

キョウの『最後』という言葉に疑問を持ち、それに答える様にキョウは言う。

 

 

「オレはロケット団を『抜ける』。もう2度とロケット団として戦う事は無い。」

「!? どうして、」

 

 

キョウの言葉にサトシはなぜ抜けるのか。抜けるのになぜ助けるのか疑問で“どうして”と聞く。

 

 

「…お前たちのおかげでオレが本当にしたい事を知る事ができた。故にロケット団を抜けるのだ。サカキ様を助けるのはそのロケット団としての最後のケジメだ。 ではな、お前たちに会えて良かった。」

「キョウさん!」

 

 

そう言いキョウはナツメから預かった『ケーシィ』を繰り出し、脱出する。

 

 

「…逃げられたか。」

「ピカチュウ。」

 

 

サトシはサカキとキョウに逃げられた事にそう言い。

 

 

「マサキさん! 大丈夫ですか?」

 

 

離れていたマサキに質問する。

 

 

「大丈夫や。 よく勝てたなぁ。」

「無事で良かったです。」

 

 

怪我がない状態であることを確認し、安堵していると。

 

 

「サトシ! 大丈夫か!!」

「サトシさん!」

 

 

後ろからレッドとイエロー、グリーン、ブルーがやってきた。

 

 

「みんな! 無事で良かった。」

「…その様子だとサカキとのバトルには勝った様だな。」

「…ああ。 でもさっきキョウさんが来てサカキと一緒に逃げた。」

「! キョウが。」

 

 

サカキがキョウと共に逃げたことを聞き、4人は驚く。

 

 

「キョウさんはサカキを助けた事でケジメをつけるって言ってた。ロケット団を『抜ける』って。」

「え!?」

「…ロケット団をですか。」

 

 

レッドとイエローはキョウがロケット団を抜けると聞き、驚いていた。

 

 

「俺たちのおかげで本当にしたいことを知ることが出来たって感謝してたよ。 後、ディグダの穴で言ってたサカキに台詞は本当だった。サカキは焼けた塔であった『シルバー』の父親(・・)だったよ。」

「!? シルバーの!?」

 

 

その言葉にブルーは驚愕する。 仮面の男によって誘拐された人物達の中にサカキの息子がいることは予想していたが、それが弟同然のシルバーと聞き、驚愕していた。

 

 

「ああ。 焼けた塔で拾った『ハンカチ』に動揺したんだ。お陰で隙が生まれて勝つ事が出来たよ。」

「……。」

 

 

そう話すサトシに驚いていると、

 

 

「今はその話は後や!」

 

 

そう言うマサキに図鑑所有者4人が次のセリフに驚愕する。

 

 

「レッド! 四天王がヤマブキシティに来てる!」

「なんだって!?」

「! サトシさんの言う通り来たんだ。」

 

 

マサキの言葉にレッドは驚愕、イエローはサトシが以前に四天王が来ると言った通りにヤマブキシティへと来たことに驚いていた。

 

 

「四天王はどこに!」

「今ジムリーダー達が戦闘しとる、早く援護に…。」

 

 

マサキがそう言うと同時だった。

 

 

「! 避けろ!!」

『!』

 

 

グリーンの言葉に全員が動き、先程来た攻撃をどうにか回避し、攻撃が来た方向を見る。

 

 

「! そ、そんな、」

 

 

マサキはその人物に驚愕する。なぜなら、

 

 

「この町のロケット団を制圧したのね。 流石ね。」

 

 

四天王のカンナだったからだ。

先程までジムリーダーのエリカと戦闘していた彼女がここにいる。

つまり、

 

 

「カンナが来たって事は、エリカは敗れたんか!」

『!?』

 

 

マサキの言葉に5人はカンナがジムリーダーのエリカと戦闘した後で此処に来たと察する。

 

 

「エリカさんをどうしたんですか!」

 

 

サトシの問いにカンナは答える。

 

 

「始末する事は出来なかったけど、あの傷ではしばらく動けないでしょう。さすがジムリーダー、手強かったわ。」

 

 

 

 

ーーー 過去 ーーー

 

 

『キレイハナ、“ソーラービーム”!』

 

 

“にほんばれ”の効果で溜めが不要な“ソーラービーム”がカンナのラプラスを襲う。

 

 

『…既に私の技を喰らっているにも関わらず。“にほんばれ”の影響で操作しても凍らない様ね。』

 

 

カンナはエリカそっくりの氷の人形を持ちながら言う。

 

“にほんばれ”がある状態では、『こおり状態』にはならない。

その影響が今現れていた。ルージュラの力で作った氷の人形の力で凍らせようとするも、“にほんばれ”の影響でエリカもポケモンも凍らないのだ。

 

 

『まさか、私の攻撃を受ける前提(・・・・・)で戦うとはね。お陰で痛い反撃を喰らったわ。』

 

 

カンナはそう戦闘不能となったルージュラのボールを見ながら言う。

 

 

『はあ。 キレイハナ、まだいけますわね?』

 

 

エリカの言葉にキレイハナは頷く。

 

 

『(以前戦った仮面の男対策が役に立ちました。)』

 

 

エリカはそう考え、追撃を仕掛けようとする。

 

 

『! これは!?』

 

 

しかし、エリカは気付く。いつに何か自身とカンナの周りだけであるが、『ゆき』になっている事に!

 

 

『…まさかここで新たな切り札を使うとは思わなかったわ。』

『この天候、まさかその“ラプラス”が!?』

 

 

エリカはキレイハナのように“にほんばれ”で天候を変えたように、ラプラスが天候を“雪”にしたと悟る。

 

そしてその考え方は正しかった。ラプラスの技、『ゆきげしき』。

 

この技は天候を“ゆき”状態にする技だ。

 

 

『天候を変えるのはあなただけじゃないわ。“ふぶき”!』

 

 

そう言いラプラスは“ふぶき”を繰り出す。

 

“ふぶき”という技は強力な威力の技ではあるが、命中率が低いという弱点がある。しかし、ある条件上ではその弱点はない。その弱点とは、

 

 

『あっ!?』

 

 

天候が『ゆき』だった場合、必ず命中する(・・・・・・)

 

攻撃を受け、キレイハナは倒れる。そして天候は“ゆき”だつまり、

 

 

『! 体が。』

 

 

氷の人形での攻撃が有効となる。

 

エリカの両手に腕輪のような雪の結晶が徐々に体を凍らせていく。

 

 

『勝負あったわね。始末する前にバッジを頂きましょう。』

 

 

そう言い、カンナはエリカからジムバッジを奪う。

 

 

『さて、これで終わりよ。』

 

 

そうカンナがトドメを刺そうとするその瞬間、

 

“ボコッ!”とエリカの真下の地面が崩れ、地面の中へと姿を消す。

 

 

『! これは!?』

 

 

カンナは目の前の光景に驚き、状況を整理していると、

 

 

『すまんな、カンナ。オレのミスだ。』

 

 

後ろからシバが声をかける。

 

 

『…シバ、どういう意味かしら?』

『バッジは手に入れる事はできたが、ニビシティのジムリーダータケシに逃げられた。奴のイワークは強力でな。さっきのはそのイワークのせいだ。』

『……そう。』

 

 

カンナはそう言いながらエリカを追おうとする。カンナは氷の人形での攻撃が当たった人物の居場所を常に知ることができるからだ。すると、

 

 

『カンナ、状況が変わった。バッジをオレに預けてくれ。』

『…なぜ?』

 

 

そう言うと同時にその理由が分かる。突如、シルフカンパニーの最上階からの攻撃で建物が崩壊したからだ。

 

 

『! これは…。』

『ロケット団の行動について疑問があったが、どうやらサトシたちとジムリーダー、そして俺たちをまとめて始末するつもりの様だ。万が一の事もある。お前とキクコからバッジを受け取り次第、スオウ島へ戻る。お前はシルフカンパニーへ行け。 上手くすればサトシ達を仕留めることができる。』

 

 

“それに” とシバは言う。

 

 

『既にあのタマムシシティのジムリーダーは始末したも同然だろう(・・・・・)?』

 

 

シバの言葉にカンナは理解する。

 

シバはあの強力な攻撃を放った謎のポケモンとの戦いでもサトシと図鑑所有者たちが勝利すると考えているようで、その隙を突けば倒す事も出来るとシバは言っているのだ。それに先程のシバの言葉の通り、カンナがエリカに近づけば、氷の人形での攻撃がいつでも可能であるし、仮にナツメの様に回復するにしても数週間の間は治る事は出来ない。

 

計画は今日、『最終段階』へ以降する為、最早彼女には何も出来ないだろう。

 

 

『ええ、そうさせて貰うわ。』

 

 

カンナはそう言いながらバッジをシバに渡し、シルフカンパニーへと向かう。

 

 

 

 

 

ーーー ヤマブキシティ ーーー

 

カンナはそう戦いのことを思い出しながら、目の前の5人を見る。

 

 

「フフ、どうやらロケット団との戦いは相当な激戦だったみたいね?」

 

 

特にサトシの様子からギリギリの戦いであった事がわかる。

 

 

「今のあなた達なら簡単に倒せそうね! パルシェン!ジュゴン!」

 

 

そう言うと同時にカンナの後方にいたパルシェンが“とげキャノン”を繰り出す直前、ジュゴンが“とげキャノン”と同時に放つ。

 

 

「なんて威力!」

「先程の攻撃はこれか!」

 

 

同時に攻撃したその攻撃は通常の“とげキャノン”を圧倒するスピードとパワーであり、攻撃をしている場所もカンナよりも後方でまるでスナイパーの様な距離で行っている。

 

 

「クソ、ピカ…」

 

 

サトシがピカチュウで一気に接近しようとするが、

 

「サトシさん! あれは僕たちに任せてください!」

「サカキとの戦いでボロボロだから任せてくれ!」

 

 

そう言い、イエローは『ドドすけ』、レッドは『プテ』を繰り出し、二体へと近付き、

 

 

「させないわ、ラプラス…! “アイアンヘッド”!」

「カメちゃん、“メガトンパンチ”!」

「ロコン、“かえんほうしゃ”!」

 

 

レッドとイエローの2人を攻撃しようとしたラプラスをブルーの『カメちゃん』とマサキのロコンが食い止める。

 

 

「ピカチュウ、俺たちも…。」

「待て、サトシ。 四天王は奴だけで来たとは思えない。カンナはあの4人に任せるんだ。」

 

 

サトシも残ったピカチュウでラプラスを攻撃しようとするが、グリーンに止められる。

 

 

「(四天王は4人。全員が来たのならサトシが戦い終わった後にすぐに攻撃していたはず。それが無いという事は最大は外にいるジムリーダーの数の3人。 あのキクコがいるのなら隙を見て狙って…。)」

 

 

グリーンがそう考えていると同時だった。

 

 

「ピカ!!」

『!?』

 

 

ピカチュウの言葉でサトシとグリーンは素早く迫ってくるポケモンに気付く。

 

 

「ピカチュウ、“エレキネット”!」

「リザードン、“かえんほうしゃ”!」

 

 

そのポケモンに対してピカチュウとリザードンは対処するが、そのポケモン、『アーボック』は回避していく。

 

 

「“かみくだく”!」

 

 

キクコのアーボックはボロボロのピカチュウを狙う。

 

 

「“アイアンテール”!」

「ピカ! チュウ、ピカ!!」

 

 

アーボックに対してピカチュウは“アイアンテール”をアーボックの頭目掛けて繰り出す。

 

 

だが、

 

 

「ピカ!?」

「しまった!?」

 

 

ピカチュウの尻尾を“かみくだく”で受け止めていた。

 

 

「どうやら、ロケット団との戦いで弱っている様だね。 簡単に受け止められたよ! “どくづき”!」

 

 

“かみくだく”で動きを封じながら、尻尾で“どくづき”を仕掛ける。

 

 

「“きりさく”!」

 

 

そのアーボックの攻撃はリザードンの“きりさく”で受け止める。

 

 

「サンキュー、グリーン。 ピカチュウ、“10万ボルト”!!」

 

 

現在アーボックによってピカチュウは尻尾を噛みつかれている状態だ。サトシはその状況を利用し、“10万ボルト”を繰り出しダメージを与える。

 

 

「シャー。」

「!? ダメージが少ない!」

 

 

その電撃を受け拘束こそ外れたものの、アーボックはダメージが少なかった。。

 

その理由をグリーンは理解する。

 

 

「(キクコのポケモンの力量があがっているのもあるが、サトシのピカチュウが疲労で弱っている。 いつもの威力程発揮していない。)」

 

 

サカキとの戦いの影響でピカチュウが弱っている。その結果スピードもパワーも低下しており、簡単に受け止められてしまったのだ。

 

とはいえキクコのスピードにはついて来れる事を考えれば戦力にはなるだろう。

 

 

「フェッ、フェッ、随分と苦しそうじゃないか? グリーン、サトシ。 楽にしてやろうかね?」

 

 

そう言うと同時、近くのビルの瓦礫から『ゴースト』が現れ、

手を握りしめて“シャドーパンチ”をグリーンに攻撃する。

 

 

「ぐあっ!?」

「! グリーン!!」

「よそ見はいけないね。」

 

 

サトシとピカチュウがグリーンを見たその瞬間、素早く動く事が出来るアーボックが接近し、

 

 

「しまっ、うぐ!?」

「ピカ!?」

 

 

ピカチュウ共々アーボックによって締め付けられてしまう。

 

それと同時だった。

 

 

「ヤドキング、“かなしばり”。」

「あ!」

「あかん! “かなしばりや”!」

 

ブルーとマサキが瓦礫に隠れたヤドキングによって拘束されてしまったのは。

 

 

「! みんな!」

「そんな。」

 

 

フッシーとチュチュでパルシェンとジュゴンを追い詰めていたレッドとイエローは驚愕する。

 

しかしよく考えればこれも当然である。サトシ相対したロケット団サカキとの戦いで手持ちのほとんどが戦闘不能となり、グリーンはキョウやサ・ファイ・ザーとの戦いでリザードン以外戦闘不能。ブルーは戦いの傷もあるが、1番の理由は先程のサトシの言葉、『サカキがシルバーの父親』という事実にまだ整理がつかないほど動揺している最中に奇襲で襲われているのだ。

 

つまり現在、多少ダメージはある物の、充分な戦力はレッドとイエローだけなのだ。

2人は助けようとボールに手をかけるが、

 

 

「動かない方がいいわ。今すぐにでも永遠のお別れになっても良いのよ?」

『!』

 

 

“まあ、どの道始末するけどね。” と言い2人にポケモンをボールを戻す様に言う。

 

 

「クソ。」

「……。」

 

 

レッドとイエローはポケモンをボールに戻し、手をあげる。

 

 

「まずはレッド、イエロー。余力があるあなたたちから始末しましょう!」

 

 

そう言い、パルシェンとジュゴンが2人に迫った。その時、

 

 

 

 

「ガルっち、“ピヨピヨパンチ”! オニっち、“みだれづき”!」

 

 

シルフカンパニー跡地からオーキド博士がガルーラの『ガルっち』、オニドリルの『オニっち』が繰り出され、ガルっちがゴーストへ、オニっちがアーボックへ攻撃を繰り出し命中する。

 

オーキド博士のガルーラの特性は『きもったま』。

 

この特性を持っているポケモンは例えゴーストタイプであろうと、“かくとう・ノーマル”タイプの攻撃が通用するという効果がある特性だ。

故にゴーストにも通用した。

 

 

「ピジョット、“ふきとばし”! ヨルノズク、“エアスラッシュ”!」

 

 

同じくシルフカンパニー跡地からハヤトが現れ、ピジョットでラプラスを、ヨルノズクでヤドキングを攻撃する。

 

 

「! ピカ、」

「チュチュ、」

「「“10万ボルト”!!」」

 

 

それを見たレッドとイエローもすぐにピカとチュチュを繰り出し、パルシェンとジュゴンを攻撃する。

 

 

「はあ、ありがとう警察の人。」

「助かった。寿命が縮んだ。」

「大丈夫か、2人共。」

 

 

ブルーとマサキは助けてくれたハヤトに感謝を言う。

 

 

「ハヤトさん! イーブイは…」

「あのイーブイは地下でオーキド博士のラッキーが治癒をしている、問題ない。」

 

 

イーブイは最上階でナツメがサ・ファイ・ザーの調整の為に生体実験でブイと同じ事をされたポケモンだ。あの時、ナツメを後ろから倒したピーすけとブルーがこっそりとイーブイを救出。 そのままハヤトさんへ渡したのだ。

 

 

「…優秀な警察がいたものね。なかなかの威力じゃない。」

「…お前たちは話に聞いた四天王だな? ここで逮捕させてもらうぞ。」

 

 

 

「グリーン、サトシ、大丈夫か?」

「ッ! ああ、大丈夫だ。」

「ありがとうございます。オーキド博士。」

 

 

グリーンとサトシはオーキド博士に感謝する。それを見て安心したオーキドはそのままキクコを見つめる。

 

 

「…久しぶりだな。キクコ。」

「…ああ、久しぶりだね。オーキド。」

 

 

 

 

 

ーーー スオウ島 ーーー

 

 

「…状況は理解した。良く戻ったな、シバ。」

「ああ。俺たちを倒す策があったみたいだからな。先にバッジを持って帰ったぞ。」

 

 

そう言いながらシバは、『グレーバッジ』『ブルーバッジ』『レインボーバッジ』をワタルに渡す。

 

 

「これで『クリムゾンバッジ』と合わせて四つ、ついに揃った。それに『ルギア』もあと数時間でこのスオウ島の上空の現れることは確認済みだ!」

 

 

既にワタルのドラゴン軍団はヤマブキシティの近辺にいる頃だろう。

邪魔者を確実に消す為に送ったのだ。仮に此処へ向かおうにも周りには“かくとう、ゴースト、こおり”の軍団が周囲を守っている。

 

 

「これより、計画は最終段階へ以降する。 ポケモン達を人間たちから解放する為に!」

 

 

 

 

ーーー ヤマブキシティ 周辺 ーーー

 

 

 

 

 

彼はドラゴン軍団がヤマブキシティへ向かっているのが見えた。

 

 

 

「あれは、ドラゴンポケモンの群れ、ワタルか!!」

 

 

 

彼、『ダイゴ』はその光景を見て自体は深刻である事を悟る。

 

 

「急がなければ! メタグロス!!」

 

 

ダイゴは相棒のメタグロスに急がせ、ヤマブキシティへと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




以上、いかがでしょうか?

ではまたの機会に

(サトシの父親については映画の『ココ』にて言及がありました。)

(オーキド博士のガルーラの特性は調べたら『きもったま』でした。)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。