ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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本編続きです。





VS 四天王⑥

 

四天王との最終決戦に挑むレッドたち図鑑所有者とサトシたち。

ヤマブキシティで協力してくれたダイゴと警察のハヤトはスオウ島周辺のポケモンたちを、レッドたちは四天王と戦う。その最中ロケット団3人組(?)とジムリーダーのカツラ、そしてマツバと友人のミナキ、そしてジムリーダー代理のアンズの4人が参戦。四天王と激しい戦闘を繰り広げる。

 

 

シバとの戦いではロケット団とマサキの戦闘、戦いはカイリキーを残してシバの勝利…と思ったその時、マサキのロコンの“いやしのねがい”で回復したピカチュウとサトシが復活。 シバと戦闘をする。

 

 

ワタルとの戦いでは追い詰められたカツラが切り札のポケモン、『エンテイ』を繰り出すのだった。

 

 

 

 

一方、ブルーとマツバは…

 

 

 

ーーー 過去 ーーー

 

時はスオウ島へ向かう途中に遡る。

 

 

『四天王戦で特に注意するのは2名、ワタルとカンナだ。』

 

 

そうダイゴが四天王戦で注意するべき相手を言う。

 

 

『? ワタルはあの“はかいこうせん”や“げきりん”が脅威なのは分かりますが、カンナもですか?』

 

 

イエローの言葉にダイゴは頷く。

 

 

『君たちと合流する前に『協力者』から連絡があってね、彼らから四天王の戦闘データを聞いたんだ。』

 

 

『協力者』とはロケット団3人組(?)の事だ。 此処では詳細は言えない為、『協力者』と言うしか無かったのだ。

 

 

『シバとキクコ、カンナの3人の実力にはそこまで差は無い。だが、カンナが厄介なのは彼女の『特別な氷』だ。』

『『特別な氷』って…もしかして、』

『俺たちが受けたあの攻撃の事ですね?』

 

 

レッドとサトシはおつきみやまでの戦闘を思い出し、カンナの技を思い出す。

 

攻撃を受けたサトシとレッドはカンナの氷の人形での攻撃で全身が凍り付いた経験がある。 エンテイが助けてくれなければあのままの状態となり、凍傷になっていただろう。

 

 

『そういえば、2人はおつきみやまでカンナから『特別な氷』での攻撃を受けたんだっけ? その攻撃がどうしたの?』

 

 

レッドとサトシの様子から氷を溶かせば問題はないと考えていたブルーはダイゴの意図を聞く。

 

 

『…その攻撃の脅威は2つ。 一つはその氷の攻撃による後遺症の“手足の痺れ”だ。』

『? 後遺症の手足の痺れ?』

 

 

イエローはその言葉に疑問を持つ。

一緒に旅をしているレッドとサトシにはそのような後遺症は無いので疑問に思ったのだ。

 

 

『以前、クチバシティでカンナの氷を受けたナツメはその後遺症で満足にボールを繰り出す事すら難しかったそうだ。レッド君とサトシ君にそれが無かったのはエンテイの炎が“特別”だったからだろう。』

『“後遺症”だと?』

 

 

グリーンは戦ったナツメにはそんな爆弾を抱えているように見えなかったからだ。

 

 

『彼女は『ある場所』で治したんだが、それはこの戦いの後で説明しよう。話を戻して二つめの脅威、それは『人形との連動』だ。』

『連動?』

 

 

レッドはその言葉に疑問を持つが、『絆現象』を使用しているサトシは理解する。

 

 

『もしかして、氷の人形が壊れた場所はその形をした人間も同じ場所が壊れるって事ですか(・・・・・・・・・・・・・・・)!?』

『ああ、そうだ。』

『!?』

 

 

その言葉にレッド達は驚愕する。

 

 

『だとしたらとんでもない脅威よ。 もう攻撃を喰らわない事しか対策はないわ。』

 

 

そう考えていたブルーだったが、

 

 

『…そっか、やっぱりカンナさんは優しいんだな。』

『え?』

 

 

サトシの言葉に皆驚く事になる。

 

 

 

 

 

ーーー スオウ島 ーーー

 

 

「パルシェン、“トゲキャノン”、ジュゴン、“れいとうビーム”!」

 

 

パルシェンとジュゴンの合わせ技がカメちゃんに襲う。

 

 

「“ハイドロポンプ”!」

 

 

カメちゃんはその攻撃の軌道を“ハイドロポンプ”を当てた事で軌道を変え、攻撃を逸らす。

 

 

「ゴースト、“シャドーパンチ”!、ムウマージ、“10万ボルト”」

 

 

マツバはゴーストに指示してルージュラにムウマージはジュゴンに攻撃する。

 

 

「クッ! ルージュラ、返しなさい! “しっぺがえし”!」

 

 

ルージュラとジュゴンはそのままダメージを受け、ルージュラは“しっぺがえし”をゴーストへ繰り出す。

 

 

「! 戻れ!」

 

 

ゴーストは“しっぺがえし”を喰らい、戦闘不能となる。

 

 

「ゲンガー、“ナイトヘッド”!」

 

 

そのままゲンガーを繰り出し、“ナイトヘッド”をルージュラへ繰り出す。

 

その攻撃を受け止めつつ、行動しようとするが。

 

 

「!? これは…“のろい”ね!」

 

 

ルージュラはゴーストの“のろい”によって苦しんでいたのだ。

 

 

「(! 今)カメちゃん!」

 

 

その隙を逃さずブルーは攻撃を指示する。

 

 

“ラスターカノン”!!」

 

 

カメちゃんの“ラスターカノン”がルージュラに命中。 これによりルージュラは戦闘不能、

 

 

「! 耐えた!?」

 

 

することは無く、攻撃を耐えたのだ。

 

 

「“はがねタイプ”の技…、まさか覚えていたなんてね。“ねがいごと”で回復していなければルージュラは戦闘不能だったわ。」

 

 

“ねがいごと”とは この技を使用した後、時間差で体力を回復する技。

 

これによりルージュラは本来戦闘不能となるダメージだったが、どうにか耐えたのだ。 しかし、

 

 

「(この状況、少し厳しいわね。)」

 

 

天候は収まり、ルージュラは“のろい”でダメージを受け、ジュゴンもダメージが大きい。パルシェンがあまり攻撃されていないのが唯一の…、

 

 

「!?(氷の人形を持っているパルシェンが攻撃されていないと言う事は、私の攻撃の手を知っているって事! …もしかしてあのロケット団が伝えたのかしら? 中々やるわね。)」

 

 

カンナは自身の氷での攻撃の特徴を認識している事を理解すると同時にある決断をする。

 

 

「ラプラス!」

 

 

カンナはジュゴンを手持ちに戻し、ラプラスを繰り出す。

 

 

 

「ラプラス、“10万ボルト”! パルシェン、“つららばり”!」

 

 

ラプラスの“10万ボルト”がカメちゃんに、パルシェンはゲンガーに攻撃する。

 

カメちゃんはこうかばつぐんの攻撃を受け弱り、ゲンガーは数発命中する。

 

「カメちゃん、“アクアジェット”!」

「ゲンガー、ムウマージ、“シャドーボール”!」

 

 

カメちゃんは“アクアジェット”でラプラスに近づき攻撃

 

 

「! 攻撃を止めた!?」

 

 

ではなくラプラスの直前で技を止め、

 

 

「“かわらわり”!」

 

 

カメちゃんは攻撃を繰り出す。

 

 

ゲンガー、ムウマージはルージュラとなんとパルシェンの方向へ攻撃。

ルージュラは“れいとうパンチ”で相殺し、パルシェンは殻に閉じこもる事で攻撃を逃れようとするが、その目の前の地面に命中。土埃が舞い、パルシェンの周りを覆う。

 

そしてそれが2人の目的だった。

 

 

「今よ! ピッくん(・・・・)!!」

 

 

ブルーが言うと同時に“小さくなる”で小さくなったピッくんが殻を開けた瞬間のパルシェンからブルーの氷の人形を奪う。

 

 

「! ピクシー!? そうか! あの時倒れた故に戦闘不能と思ったが、小さくなるで姿を隠していたのか!!」

 

 

ピッくんはルージュラの攻撃を受けてその場に倒れた。だが、ブルーはピッくんをボールに

戻していなかったのだ(・・・・・・・・・・)

 

 

その理由は隙を見て小さくなったピッくんで不意を突くのが目的だ。

今回は人形を奪う為に利用したのだ。

 

 

「カメちゃん、“ラスターカノン”!」

「ムウマージ、“10万ボルト”! ゲンガー、“ナイトヘッド”!」

 

 

2人はピッくんが人形を運ぶまでラプラスとルージュラ、パルシェンを攻撃、“10万ボルト”がパルシェン、“ナイトヘッド”はルージュラ、“ラスターカノン”はラプラスへ命中。

 

ルージュラは何とか耐え、パルシェンは直撃し、戦闘不能。ラプラスはダメージを負う。

 

 

「させるか! ジュゴン、“れいとうビーム”!」

 

 

再び繰り出したジュゴンはピッくんを止めるため、“れいとうビーム”を繰り出す。ピッくんはその攻撃をどうにか避ける。だが“れいとうビーム”はピッくんの目の前の道を凍らせ、走っているピッくんはその氷で滑る。

 

 

 

 

 

そして人形が落ち、人形の『腕』が取れた。

 

 

 

 

「うっうああああ!!!」

「ブルー!!」

「!」

 

 

 

人形腕が取れたようにブルーの腕も片腕が切り離される。

その光景にマツバは動揺し、カンナは苦い表情(・・・・)を浮かべる。

 

 

「み、身の程知らずにこのカンナに挑むからだ。 ジュゴン“ゆきげしき”、ラプラス“ふぶき”!」

 

 

カンナはそのまま、天候を再び『ゆき』にし、ラプラスは“ふぶき”を繰り出す。

 

 

「グ! ムウマージ!」

 

 

マツバはその“ふぶき”が放たれると同時に“10万ボルト”を繰り出し、ジュゴンを倒す。しかし、ラプラスの“ふぶき”でムウマージとゲンガー、カメちゃんは倒れ、マツバはブルーを庇った事でその攻撃を受けて壁に激突し倒れる

 

それと同時にラプラスは倒れる。

 

 

「! しまった、“みちづれ”のことを忘れていた。」

 

 

カンナは自身の失敗を口にする。 ブルーが片腕を切り離したのを見て動揺した事で“みちづれ”の事を忘れてしまったのだ。

 

とは言えカンナはルージュラが残り、マツバは地面に伏している状態。そしてブルーは、

 

 

「はあ、はあ。」

 

 

腕が切り離された事で意識を保つのも精一杯のようだった。

 

 

「まだ、負けた訳じゃ…ないわ、…あなたを倒し…て。」

 

 

ブルーがそう言うと“バタッ!”と倒れる。

 

 

「つ、強がりを!」

 

 

そう言った後カンナは、状況を整理する。

 

 

「しかし、終わった。…これで終わりだ。」

 

 

そう彼女がその場から離れる為、ルージュラと歩き出した瞬間、

 

“ピクッ”

 

切り離された腕(・・・・・・・)が形を変え、カンナとルージュラをまとめて締め付ける!

 

 

「これは、メタモン!?」

「そうよ。」

 

 

そうブルーが“ムク”っと立ち上がる。

 

 

「言ったでしょう、負けた訳じゃ無いって。 ロケット団のアジトから奪った服がこの長袖で本当に助かったわ。 おかげで不意を突く事が出来たもの。」

 

 

ナツメとの戦いで服が駄目になった際、適当に服を拝借したのだがそれが長袖であった為、片腕はメタモンとして動いていたのだ。

 

以前、オーキド研究所でイエローに捕まりそうになった際に使用した戦法だ。

 

 

「そうか、あの時ルージュラの攻撃を受けていたのはそのメタモンか! 今までのはすべて芝居だったとはね。 見事ね。」

「ありがとう。 でもこの勝利はマツバさんとあなたの『優しさ』を利用したからよ。ワタシの実力じゃないわ。」

「…『優しさ』?」

「ええ。」

 

 

 

ーーー 過去 ーーー

 

 

『優しいって?』

 

 

レッドはサトシの言葉に疑問を持つとサトシは答える。

 

 

『ああ、もしカンナさんが俺たちを殺すだけならあの時俺とレッドを凍らすじゃなくて、人形を破壊すれば良かったんだ。そのナツメさんとの戦いでもさ。 でもカンナさんはそれをしなかった。 きっとそれはカンナさんは相手がロケット団っていう悪者だとしても傷付けたく無かったからだよ(・・・・・・・・・・・・)。』

『…なるほど、彼女はあまりポケモンや人を傷付けたくないって事か。』

『ならなんで四天王の計画に…。』

 

 

そうイエローが考えているとブルーが言う。

 

 

『…多分、その方法しか頭に無かったんだと思うわ。 かつてわたしが四天王とアイツを止める力を求めて図鑑を奪った様に。』

 

 

ブルーはそうカンナの心境を予想する。

 

 

『ポケモンの為に行動したいがこの方法しか分からなかったのか。どうして、』

 

 

ハヤトはそう疑問を持つ。

 

 

『…それは本人に聞くしかないが、ポケモン協会や警察に話しても『無駄だと』思っていたのだろう。』

 

 

グリーンはそう言う。

 

 

『だから止めなきゃ、四天王の計画が達成してもきっと良かったって思う事は出来ないから。』

 

 

サトシがそう言うとダイゴは聞く。

 

 

『サトシ君、君はそこまで四天王を止めたがっているが何故だい?』

 

 

事情を多少知っているレッドたちと違いダイゴは知らない為質問する。

 

 

『…四天王のみなさん、特にカンナさんにはそんな事はして欲しくないんです。 俺の世界では人生の恩人ですから。』

 

 

 

 

ーーー スオウ島 ーーー

 

 

「あなたはクチバシティ、そしておつきみやま、今も自ら氷の人形を壊そうとしなかった。 自らが壊せないのなら壊させれば良いしね。それはあなたが誰も傷つけたくないって言う考えがあったからでしょう? ロケット団にもそんな事をしない程だもの。」

「…フッ、 なるほど、あの時片腕を壊したのはワザとね(・・・・)? わたしを動揺させる為の。」

「ええ、あなた程の実力者じゃ、マツバさんの“みちづれ”に掛かるのも厳しいから動揺させる事で引っかかると思ってね。 狙いは大成功。良かったわ。」

 

 

そう言うブルーにカンナは負けを認める。

 

 

「フフ、残念ね。私たちの計画、ポケモンの理想郷、潰えてしまうのかしら。 ただ私はパウパウのような悲しいポケモンを出さない為に…」

「…でもね、それをするならやっぱり戦いによってではダメよ。だって別の世界のあなたたちは別の方法でやっているもの。」

 

 

ブルーの言葉にカンナは察する。

 

 

「…サトシの事ね、確かに私はシバからその言葉を聞いて驚いた。でもこれまでの行動が無駄になってしまうと思って止まる事は出来なかったけど、やっぱりその道が正しかった様ね。私たちは無駄な事をしたみたいね。」

「…無駄な事じゃないわ。あなたは此処で負けて、このやり方じゃ何も変わらないって分かったじゃない。 動いたんならそれがどんな結果でも無駄にはならないわよ。」

「…いい言葉ね。」

「私の言葉じゃないわ。 サトシの…いえ、正確にはサトシの世界の『あなたの言葉』よ。」

「…え。」

 

 

カンナはその言葉に驚く。

 

 

「此処に来る前にサトシから聞いたの、その世界のあなたの言葉で仲間の大切さを知ったし『どんな事でも無駄にはならない』って分かったて、世界が違くてもあなたは恩人、だから止めたいってね。」

「…そう、フフ。 なるほど、シバの言葉がようやく分かったわ。」

 

 

カンナは以前シバが言った言葉『どの道この計画はサトシたちによって必ず失敗する』という言葉を意味をようやく理解した。

 

 

彼らはポケモンと向き合い、自分たちは自身の正義を押し付けていただけだった。そんな自分たちが彼らに勝てる訳が無かったのだ。

 

そうカンナは笑い、その場で気絶した。

 

 

「…みんな、お疲れ様。」

 

 

ブルーはボールにいるポケモンたちにそう労いの言葉を言う。

 

 

「さて! マツバさんを起こして…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう起きてるよ

 

 

その怒った声(・・・・)にブルーは“ビクッ!”っとなり後ろを振り返る。

 

 

「あの時、カンナの攻撃を受けた所がメタモンだったのか。オレに一切話さなかったから本当に驚いたよ。そうだろう?」

「は、はい。」

「…戦いが終わったらゆっくり話をしよう。」

 

 

この戦い後、彼女に説教が待っているのが確定した瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当なの? 確実に当てるって。」

「ああ、とはいえ流石にゴーストタイプには効果は無いがな。」

 

 

アンズはグリーンの作戦がどんなものか分からないが、その自身から信じる事にする。

 

 

「…わかった。 で、あたいは何をすればいいの?」

 

 

アンズのその質問にグリーンは答える。 その答えに彼女は驚く。

 

 

「簡単だ。 オレがあんたの名前を言ったら『その技』を使ってくれ。それだけだ。」

「…本当に?」

 

 

彼女はそうグリーンに問いかけると彼は頷く。

 

 

「…わかった、信じよう! マタドガス、“シャドーボール”。モルフォン“ちょうのまい”。」

 

 

アンズはそう言いマタドガスでゴーストを攻撃、モルフォンは“ちょうのまい”でとくこう、とくぼう、すばやさをあげる。

 

 

「ナッシー、フーディン“サイコキネシス” 」

 

 

グリーンもアーボックとクロバットを狙って攻撃する。

 

 

しかしアーボックは早くなる紋様に変え、クロバットはそのまま回避、ゴーストは“シャドーボール”で相殺する。

 

 

「何か考えているね? ならこうさ!」

 

 

そう言いキクコはゴースを繰り出し、

 

 

「その前にポケモンを倒せば良いだけさ! “こごえるかぜ”!」

 

 

そう言いゴースは“こごえるかぜ”で全体を攻撃する。

 

“こごえるかぜ”は全体を攻撃する技であり、追加効果で相手のすばやさを下げる効果もある。これによりグリーンとアンズのポケモンたちの素早さは下がる。

 

ダメージを受けた際の隙を突き、ゴーストとゴースはモルフォンとマタドガスへアーボックとクロバットはナッシーとフーディンへ向かう。

 

 

「ナッシー、“マジカルリーフ”!」

 

 

グリーンはクロバットとアーボックを捕えるのは困難と考え、必中の技“マジカルリーフ”をクロバットへ放つ。

 

 

「モルフォン、“しねんのずつき”、マタドガス、“だいもんじ”!」

 

 

モルフォンはゴーストへマタドガスはゴースへ攻撃する。

 

 

「“エアスラッシュ”、アーボック、“かみくだく”! ゴースト、“ほのおのパンチ”!」

 

 

クロバットの“エアスラッシュ”で“マジカルリーフ”を相殺、アーボックがそのままナッシーに“かみくだく”を命中させる。

 

モルフォンの攻撃を“ほのおのパンチ”で受け止め、モルフォンが押し負けダメージを受け、ゴースは“だいもんじ”を回避しそのままモルフォンへ追撃する。

 

 

「“ナイトヘッド”! アーボック、“ヘドロばくだん”!」

 

 

ゴースの攻撃がモルフォンへ、アーボックはそのまま“ヘドロばくだん”をナッシーに繰り出す。 モルフォンはどうにか回避し、ナッシーはそのまま戦闘不能となる。

 

 

「フーディン、“じゅうりょく”!」

 

フーディンは“じゅうりょく”でクロバットを近くの地面に落とし判断する。

 

 

「(この状況、今なら!)『アンズ』今だ!」

「!? だ、“だいばくはつ”!!」

 

 

 

今のタイミングで言うグリーンに驚くが、アンズは信じて“だいばくはつ”をする。

 

 

その瞬間、グリーンは動く。

 

 

 

“サイドチェンジ”!!

 

 

 

その瞬間、フーディンとマタドガスの位置が入れ替わりゴースト、ゴースの所にフーディン、クロバットとアーボックの所へマタドガスが現れたその時、マタドガスの“だいばくはつ”が炸裂。

 

その攻撃でクロバット、アーボックは戦闘不能となる。

 

 

「!? これは…入れ替えかい!!」

 

 

“サイドチェンジ”

 

自分と味方1体の位置を交代する。『先制技』である。

 

 

アーボックとクロバットが“だいばくはつ”が当たる範囲にきた瞬間、マタドガスと位置を入れ替え、“だいばくはつ”を命中させる。それがグリーンの作戦だった。

 

 

「“サイコキネシス”!」

 

 

そのままグリーンはフーディンに指示し、攻撃がゴースに命中。ゴースは倒れる。

 

 

「クッ! おのれ、ゴースト…、」

「リザードン、“かえんほうしゃ”!」

「モルフォン、“むしのさざめき”!」

 

 

キクコが攻撃する前のグリーンとアンズは同じタイミングで攻撃を放つ。

これはキクコのゴーストが“ふいうち”を覚えていた場合でも片方の攻撃を確実に当てる為の行動だ。 結果は

 

 

「バ、バカな!」

 

 

ゴーストごと攻撃を受け、キクコとゴーストはその場に倒れる。

 

 

「ハア、ハア、ウッ。」

 

 

連戦の疲れからグリーンはその場に膝をつく。

 

 

「! グリーン、大丈夫か?」

「ああ、問題ない。 フ、キョウといい、アンズお前と言いお前たち親子揃ってオレを助けてくれるとはな。」

「…父上が?」

 

 

そこでグリーンはヤマブキシティでのキョウとの戦いや人質の居場所とその鍵を渡してくれた事、そしてキョウがロケット団を抜けた事をアンズに話す。

 

 

「…父上。」

「ロケット団の戦いから連戦で流石に疲れたぜ。 早くワタルの所へ行こう。」

「ああ。」

 

 

 

そう言いグリーンとアンズはその場から離れる。

 

 

 

「…(ニヤッ)」

 

 

倒れたキクコが笑っている事に気づかずに。

 

 

 

 




以上いかがでしたでしょうか?


とりあえずカンナ戦は勝利、キクコ戦は一先ず勝利(?)です。


ではまたの機会に。
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