ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

88 / 138
本編 続きです。


次回より、新たな章(オリジナル)に突入します。


四天王戦後 〜 ?????

スオウ島にて四天王の企みを阻止したレッドたち。

 

今現在、スオウ島から帰還している最中で…。

 

 

ーーー 水上 ーーー

 

 

「うーん。 ここは、」

 

「! イエロー、気が付いたか?」

 

 

イエローが目覚めるとギャラの上でレッドと共に海の上にいたのだった。

 

 

「レッドさん。 そっか、僕はあのまま寝て…、」

 

 

そこでイエローは寝る直前を思い出す。 レッドにお姫様抱っこの状態でそのまま眠ってしまった事を!

 

 

「う、うわあ!?」

 

「ど、どうしたんだ、イエロー?」

 

 

レッドはそう慌てているイエローに疑問を持つが、

 

 

「だ、だって僕、レッドさんに…」

 

「…あ。」

 

 

そこでレッドもようやく気付く。無我夢中だったとはいえ、イエローをそう、女の子をお姫様の様に抱っこして体に触れていたという事実に気付いたのだ。

 

旅の最中でも如何に鈍感なレッドでもそのようなデリケート問題は当然守っていたが、

 

 

「ご、ごめんイエロー! 無我夢中でつい、」

 

「い、いえ。 大丈夫です。 あ、ありがとうございます。」

 

 

そんな2人を見てブルーは

 

 

「あら? 『今ぐっすり寝てるから起こさない様に責任持って運ぶよ。』って言って私が運ぼうとしたのを拒否したのは誰だったかしら?」

 

「う、」

 

 

ブルーの言葉にレッドは慌てていたが、

 

 

「どうしたんだ? 仲がいい友達なら別に慌てる事じゃないだろう?」

 

 

そうサトシが話した事で空気が変わった。

 

 

「…サトシはそういうおもしろさは一切無さそうね。」

 

「どう言う意味だよ?」

 

「さあ? どういう意味でしょうね、 ホホホー!!」

 

「(うるさい女だ。)」

 

 

そんなやり取りを見てグリーンはそう思ったのだった。

 

 

「(サトシさんありがとうございます。) えーと、皆さんは何処に?」

 

 

サトシに感謝しつつ、そうイエローが質問する。

ここにはサトシ、レッド、グリーン、ブルーしかいないからだ。

 

 

「今、正に手分けしてダイゴさんとハヤトさんを探しているんだ。何処にいるんだろう?」

 

 

そうサトシが言う。 自分たちとジムリーダー、そしてロケット団と三つのチームに分かれて探しているのだが、まだ見つかった連絡等は来ない。

 

そんな説明をしたその時、

 

 

《おーい聞こえるか。》

 

 

レッドが持っていた通信機に連絡が入る。

 

 

「この声、ロケット団!」

「ピピッカチュウ。」

 

 

その声にサトシとピカチュウはロケット団のコジロウだと理解する。

 

 

《2人は見つけた。 話を聞いたが、みんなに話したい事がありそうだ。 一度、スオウ島に集合してくれ。》

 

 

5人はその言葉に従い、一度スオウ島へと戻る。

 

 

 

ーーー スオウ島 ーーー

 

 

ロケット団からの連絡でスオウ島へ戻った5人だが、

 

 

「ポ、ポケモンが人間の言葉を話してる!?」

 

 

ロケット団を見たイエローはクチバシティ、そして今回の事で感謝を伝えた際にニャースが話したのを聞き、驚いていた。

 

 

「やっぱりみんなニャーが言葉を話す事に驚いているニャー。」

 

 

ニャースは相変わらず自身に驚く人を見て またか と思う。

 

 

「…僕もポケモンが人間の言葉を話す事が出来るって始めて知ったよ。」

 

「全くです。」

 

 

同じくロケット団と話して驚いていたダイゴとハヤトも同意する。

 

それほどポケモンが人間の言葉を話すという事実は全員(特に研究者のカツラ)が驚愕する事なのだ。

 

 

「ニャーの事は後ニャ。 それよりも話したい事があるんじゃニャか?」

 

 

その言葉にダイゴは頷く。

 

 

「ああ、そうだね。 まずはみんな、四天王との戦い本当にありがとう。本来なら僕や警察、ジムリーダーの仕事だったけど、本当に成し遂げてくれた。改めて感謝を言うよ。」

 

 

その言葉にイエローが答える。

 

 

「いえ、僕たちの方こそ助けてくれてありがとうございます。」

 

 

続く様にサトシが礼を言う。

 

 

「ダイゴさんがスオウ島周りのポケモンを引き付けてくれたから出来ました。 ありがとうございます。」

 

 

そう言うサトシにダイゴは困ったように言葉を言う。

 

 

「いや、本当なら君たちの戦いに参加するべきだった。 出来なかったのは僕の実力不足だ。」

 

「そんなボロボロな状態だ。 それほどポケモンの数が多いって事だったんだから。」

 

 

 

レッドの言葉にダイゴは否定する。

 

 

「いや、このダメージはスオウ島付近のポケモンたちじゃない。」

 

「…どういう意味だ?」

 

 

ダイゴの言葉にグリーンが質問すると驚くべき言葉が帰って来た。

 

 

「このスオウ島の外側で戦っていたんだよ。

 

 

()()()()()()。」

 

『!?』

 

 

その言葉に全員が驚愕する。

 

 

「あ、あいつがスオウ島にいたの!?」

 

 

ブルーはその事実にただ驚くしか無かった。

 

 

「ああ、とはいえ僕たちも既に戦闘をしていたから気づいたんだけどね。」

 

「戦闘? 一体誰と。」

 

 

カツラの質問にハヤトが答える。

 

 

()()()()()()()だよ。

 

「何!?」

 

 

その言葉に特にグリーンとアンズは驚愕する。同時に察したのだ。

 

キクコは力を温存していたのは仮面の男と戦う為だと。

 

 

「何故キクコが仮面の男と戦っていたんだ?」

 

 

その言葉にダイゴは答える。

 

 

「詳細は不明だが、どうやらキクコと仮面の男は昔は()()()()だったらしい。 キクコが四天王にいたのはそんな仮面の男が必ずルギアを求めてやって来ると考えていたからだそうだ。」

 

「つまりキクコは仮面の男を()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

その言葉に全員がただ驚くしか無かった。キクコの目的が四天王の目的の達成や自身の復讐ではなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と言う事だからだ。

 

 

「…よく無事でしたね。」

 

 

仮面の男と戦闘経験のあるサトシはそう言うと

 

 

「ああ、奴と戦うのはこれで2()()()()()()()。どうにかなったよ。」

 

「2度目!?」

 

 

レッドは既に戦闘していたという事実に驚いていた。

 

 

「ああ、ゴールドと共にクリスに会う為にヒワダタウンに行った時にね。 ウバメの森にクリスを探しに行ったゴールドのトゲたろうがボロボロのトレーナーを連れて来た事を知って向かったらゴールドとクリス、そして()()()()って言う赤毛の男の子が仮面の男に追い詰められていたんだ。 それで3人を助ける為に奴と戦ったんだよ。」

 

「!? ゴールドとクリスが!」

 

「(シルバーが、あいつと戦闘していた!? あんなにウバメの森に近付かないでって言ったのに。)」

 

 

サトシはゴールドとクリスが、ブルーはシルバーがウバメの森で仮面の男と戦闘したという事実に驚いていた。

 

同時に5人は思い出す。  

 

シルバーは仮面の男に誘拐された()()()()()()だと。

 

 

「なあ、サトシ。 確かシルバーって、」

 

「みんな。 その事は後でおねがい。」

 

 

レッドの言葉にブルーが被せる様にそう言う。

 

 

「…分かった。」

 

 

そんなブルーを見てグリーンは察した。 この様子を見るにシルバーと共に仮面の男から逃げたと判断したのだ。

そんな付き合いの長いブルーが今は言わないで欲しいと言った以上、これ以上は言えない。

 

 

「! そういえばキクコさんと仮面の男が友人って事は、キクコさんは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!?」

 

『!』

 

 

サトシの言葉にダイゴとハヤト、事前に聞いていたロケット団以外の全員が気付く。

 

キクコは仮面の男が友人だと分かっていたという事はその正体が分かっていた事を示しているのだ。

 

その言葉に対してダイゴは答える。

 

 

()()、キクコは仮面の男の正体を知っていたよ。」

 

「だが、教えてくれなかった。 キクコは『自身の言葉では信頼はないだろう。』と言っていたが、仮面の男の正体を分かる人物達を教えてくれたよ。」

 

 

ハヤトの言葉にブルーは問い詰める。

 

 

「一体誰が知っているの?」

 

「いや、知っているじゃない、()()()人間だ。」

 

 

続いてダイゴは話す。

 

 

「僕たちが現在知っている情報とキクコから教えてもらった『あの言葉』を伝えれば正体が分かると言っていたよ。まずはあの人に会いに行こう」

 

「一体誰が分かるのですか?」

 

 

調査をしていたマツバは2人にそう聞くとダイゴは答える。

 

 

「────。」

 

 

その人物名を聞き、全員が驚愕した。

 

 

 

 

 

 

─── ヤマブキシティ───

 

 

「どうやら事態は終わったようじゃな。」

 

「はい。レッドたちがやってくれました。 本当にありがたい事です。」

 

 

オーキド博士は戦闘が終わり、捕らえていたポケモンたちが大人しくなったのを見てレッドたちが四天王との戦いで勝利したと確信したのだ。

 

 

「ロケット団、そして四天王が利用していたポケモンたちは皆確保した。」

 

「ポケモンたちは一度、身体検査をした後で正しい親か、望むなら野生に戻す予定よ。」

 

 

タケシとカスミの言葉にオーキド博士は安心する。

 

 

「そうか、ポケモンたちも無事で安心だわい。」

 

「オーキド博士、あのイーブイ()()は私とカスミさんが預かると言う事で本当に大丈夫なのですか?」

 

 

エリカはオーキド博士とナナミ、そしてラキっちによって治療したイーブイと実験失敗した場合の予備として捕らわれていたイーブイの事だ。

 

 

「ああ、治療したイーブイと捕らわれていたイーブイはどうやら家族の様に仲が良かったみたいだからな。とはいえ実験で傷ついたイーブイはタマムシシティの治療施設で見た方がいいし、カスミが預けてくれればすぐに会いに行く事が出来るじゃろう? わしから頼んだんじゃ、感謝をしたいぐらいじゃよ。」

 

 

タマムシシティは人が多く、ロケット団に酷い目にあったイーブイでは大変だ。 

 

故に町から少し離れて広い土地を持つカスミなら適任と考えてカスミにもう一体を預ける事にしたのだ。

 

それにカスミならば、エリカからすぐに連絡が来るだろう。

 

 

「…分かりました。 マサラタウンとトキワシティの状況は野生のポケモンによって荒らされていると報告を受けていたのでその復興で人通りが多くなりますからね。 お任せください。」

 

 

オーキド博士とマサラタウン、そしてトキワシティの人々が居なくなったのは一週間以上、それほど人が居ないのであれば野生のポケモンたちがやって来て荒らすのは必然だ。その復興の為、数ヶ月はカントー中から運搬、職人などが来る。 故にイーブイを預かるのは良くないと判断したのだ。

 

 

「ああ、頼むぞ。 だが、サトシには申し訳ない事をした。結局()()()()()()()()()()()()()()()()() ─。」

 

 

そうオーキド博士が言ったその瞬間、

 

 

「おじいさま! グリーンが、皆さんが帰って来ました!」

 

 

ナナミからそう報告を受けたのだった。

 

 

「! そうか、無事だったか!!」

 

 

そう言い、オーキド博士とジムリーダーたちは彼らの下へ向かう。

 

 

 

「グリーン、レッド、ブルー、イエロー、そしてサトシ! 良く無事に帰って来た。」

 

「おじいちゃんも無事でよかった。」

 

「ポケモンたちから叔父さんたちを守ってくれてありがとうございます、皆さん。」

 

 

イエローの言葉にジムリーダーたちは言う。

 

 

「いえ、私たちだけではありません。」

 

「実は貴方たちがスオウ島に行った後、ロケット団のマチス、ナツメ、キョウが手伝ってくれたのよ。」

 

 

その言葉にレッドたちは驚く。

 

 

「…え!?」

 

「父上が…。」

 

 

アンズがキョウが此処で町を守る為に戦っていた事を知り、驚いていたが、

 

 

「父上? そうか、君がキョウが言っていた四天王と戦った娘か。 ありがとう、力を貸してくれて。」

 

「い、いえ。 忍びとして当然の事をしただけです。」

 

 

タケシはアンズの『父上』という言葉にキョウが言った娘である事を理解し、力を貸してくれた事に感謝するも、アンズはそう返す。

 

 

「彼らが何故力を貸してくれたのかは分かりませんが、おかげで守る切る事が出来ました。」

 

「それにジムバッジを四天王に盗まれたのを知ったのはキョウが教えてくれたからよ。 役にたったかしら?」

 

「いや、おかげで助かった。ありがとう。」

 

 

カスミの言葉にカツラは感謝を伝える。

 

 

「…初めまして、オーキド博士。僕はダイゴと言います。 あの時は挨拶が出来ずにすみませんでした。」

 

「いや、あの状況だ、仕方ないさ。それに四天王の計画を阻止してくれたんじゃ。 むしろ力を貸してくれた事に感謝しなければな。」

 

 

 

そう話していると、ロケット団のニャースがオーキド博士に話しかける。

 

 

「それより、ニャーたちは聞きたい事があるニャ?」

 

「ん? 何じゃ、人間の言葉を話すニャースと…は…?」

 

 

そう、ポケモン博士のオーキド博士にニャースが()()()()()()()()()

 

 

ニャ、ニャースが人間の言葉を話したじゃと!?

 

『あ』

 

 

当然オーキド博士はそんな初めて見るポケモンに興奮し、ニャースの近くでカメラを持ち、観察しながら話す。

 

 

「一体どうして君は人間の言葉を話す事が出来る様になったのだね!? そんな実例は聞いたことも見たこともない! しかもニャースは基本的に4本足で歩くポケモンだが、君は人間の様に2本足で立っている! それだけでも珍しいというのにだ! こんな事例は始めてじゃ!! もしこの理由が分かれば、ポケモンの育て方次第では人間の言葉を話せる様に育てる事が出来るかも知れない!! もしその様な事が出来ればポケモンの言葉を人間が理解する事が出来る。 つまりポケモンはどんな理由で行動するのか、生体などが観察という方法だけではなく話すという方法が出来るという事じゃ! これが可能なら、ポケモンと人間がどの様に生活すればお互いに迷惑しない様に出来るかなど様々な調査が出来る! 君! 一体どうやって…」

 

「オーキド博士。 ニャースについてはまた後にしてください。 実は四天王と戦っている場所とは別に四天王のキクコがある人物と戦闘していたんです。」

 

「? ある人物?」

 

 

サトシの言葉にオーキド博士は疑問に思う…いや、もしかしたら何となく察したのかも知れない。

 

 

 

「『仮面の男』よ。」

 

「「「「!?」」」」

 

 

その言葉にオーキド博士とジムリーダーたちは驚く。

 

 

「僕とハヤト君は仮面の男と戦う為に一時的ですが、キクコと共闘しました。 キクコが四天王にいたのは仮面の男を止める為だったそうです。」

 

「な…に?」

 

 

その言葉にオーキド博士は驚く。

 

 

「キクコが言うには『この言葉』を伝えればおじいちゃんは仮面の男の正体が分かると言ったそうだ。」

 

「…『言葉』?」

 

 

次に話したダイゴの台詞にオーキドは衝撃を受ける事になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()

 

 

 

!!

 

 

 

その言葉を聞いたオーキド博士は手に持っていたカメラをその場に落とし、壊してしまう。 

 

だが、オーキド博士は()()()()()()()()気にしていなかった。 

 

ダイゴから出た言葉にオーキド博士は信じられないぐらい動揺し、その場に座り込んでしまう。

 

 

「キクコが…そう言ったんじゃな?」

 

 

オーキド博士の言葉にダイゴとハヤトが頷く。

 

 

 

「…何故じゃ。」

 

 

ただオーキド博士はそう口にした。

 

 

「何故、()()()()()()()()()()()()()鹿()()()()()()()()!!   ()()()鹿()()…。」

 

 

その言葉でオーキド博士が仮面の男の正体を理解した事を察した。

 

 

「おじいちゃん、仮面の男は一体誰なんだ?」

 

「そして、どうしてセレビィを求めているの?」

 

 

グリーンとブルーの言葉にオーキド博士はため息をしながら立ち上がり話す。

 

 

「…ああ、そうじゃな。 みんなには話した方がいいじゃろう。 『あの馬鹿』についてな。」

 

 

オーキド博士はそう言い、仮面の男の目的を話す。

 

 

「レッド、グリーン、サトシ、そしてイエロー、以前ポケモンタワーでの事件後にキクコについて話したじゃろう?」

 

 

その言葉に4人は頷く。

 

 

「ああ、 キクコとおじいちゃんが昔の友人で、研究について喧嘩別れをしたと、」

 

「確か、元々はポケモンたちを助ける為の研究をキクコはしていたって」

 

「その研究をする様になったのはある事件がきっかけだったんですよね?」

 

「ああ、キクコさんとオーキド博士の友人の()()()()()のポケモンが死んだ、って───ッ!!」

 

 

サトシが最後に話した内容で全員が仮面の男の正体とその目的を察する。

 

 

「…もしかして、あいつの『正体』って!?」

 

 

ブルーの言葉に続く様にオーキド博士が頷きながら言う。

 

 

「そうじゃ、ワシとキクコの共通の友人。 そして昔に自身のポケモン、()()()()()()を失い、現在ではジムリーダーを勤めている人物。」

 

 

 

 

その正体を

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()() 氷タイプの使い手で、ジョウト地方で最も長くジムリーダーを勤めていて、信頼も厚い奴じゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

チョウジタウンのジムリーダー、ヤナギ。

 

仮面の男の正体を聞いたマツバは納得出来ない部分を質問する。

 

 

「…ヤナギさんですか? 確かあの人は()()()()()()。 故に候補から外したんですが、本当に?」

 

「ああ、ワシもそれが理由でそんな訳は無いと考えていたが、先程のキクコからの伝言で確信した。此処からはヤナギが仮面の男だと()()で推測したことじゃ。」

 

 

そう言い、オーキド博士は自身の考えを話す。

 

 

「仮面の男の姿は一見すれば歩いている様に見えるが、実際には歩いている様に()()()()()が正確じゃろう。」

 

「…なるほど、」

 

 

その言葉にジムリーダーやグリーン、ブルー等は納得するが、

 

 

「えーと、」

 

「つまりどういうことですか?」

 

 

レッドやイエロー、サトシ等はまだ分からずそう質問する。

 

 

「…仮面の男の身体は()()()()()()()()()()()()()覚えているか?」

 

 

グリーンの質問に3人は答える。

 

「? はい。 氷で出来ているんですよね?」

 

「だから両腕が伸びたり出来た…! そっか、もしかして!」

 

「足も氷!」

 

 

3人の言葉にオーキド博士は頷く。

 

 

「そうじゃ。人形を氷で作れるのならば、()()()()()()()()()()()()()()という事。 つまり、顔の部分はヤナギで、椅子の形に両手両足を作り、マントで身体を隠せば、仮面の男の完成という訳じゃ。」

 

 

つまり、両手両足が付いている椅子に座る事で例え、車椅子の生活をしていたとしてもまるで歩いている様に見えるという事だ。 全身をマントで覆っているのはそれがバレない様にする為だと言う事だ。

 

 

「オーキド博士、仮にヤナギさんが仮面の男ならセレビィを求める理由は───。」

 

 

 

「昔、死なせてしまったポケモン、ラプラスたちの救出。 それが仮面の男、ヤナギの目的じゃ。」

 

 

 

誘拐等様々な悪行を行っていた仮面の男。

 

その目的が自身のポケモンを助ける為だと知り、多少理解が出来る動機であるが故に全員が驚きとなんとも言えない感情に支配されていた。

 

 

「だとしたら頭来るわね。元々あの事故でポケモンが死んだ主な原因はポケモン協会の()()()()()だもの。」

 

「…え?」

 

ムサシの言葉にレッドたちが驚く。

 

「そういえば、キクコさんもそう言っていました。」

 

「…それは本当何か? おじいちゃん。」

 

「ああ、そうじゃ。」

 

 

オーキド博士は当時のヤナギのポケモンが死んだ事故について説明する。 氷上で自身ポケモンたち、ラプラスの夫婦がいた時、氷が崩れるという事故が発生。 ヤナギはその事故でラプラスたちのタマゴ、つまり子供はどうにか救出したものの、その子供の両親がヤナギの目の前で崩れた氷で潰されて、死亡。

 

その後すぐに生まれた子供が両親を探す素振りを見て、ヤナギは救えなかった事をずっと謝罪していたという。

 

 

「そして、その事件の原因の崩落の予兆は既に前から分かっていたそうだ。 だが、ポケモン協会はそれをヤナギに伝えなかった。」

 

「…どうして?」

 

 

オーキド博士から仮面の男の再候補『ヤナギ』の過去を聞き、そして当時のポケモン協会の杜撰な管理をした理由をブルーが聞く。

 

 

「こおり、そしてみずタイプのポケモンならば、問題ないと考えていたんじゃ。 そんな甘い考えがあの悲劇を引き起こした。…それでもヤナギは自分のせいだとずっと責めていたがな。」

 

 

ヤナギの過去はわかった。 そして同時に何故セレビィを求めているのか、その理由も分かる。

 

以前サトシが言ったではないか。

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()』と。

 

 

 

「だからセレビィを求めているのか。そのラプラスたちを助けて、ラプラスの両親と子供を会わせる為に。」

 

 

 

その言葉にオーキド博士は頷く。

 

 

「わしの考えの通り、ヤナギが仮面の男ならばな。 だが、ここまでは()()()()。 有力な証言ではあるが、決定的なものではない。」

 

「…そうか。 ヤナギ自身も世間でも、信頼の厚いジムリーダー。そんな人物が犯人だと言うのならば、完全な証拠が無ければ動く事が出来ないという事か。」

 

 

ジムリーダーが犯罪行為をしたという事実が公になれば、その立場を許可したポケモン協会への信頼が落ちるだろう。そうなれば不安や怒りの矛先がポケモン協会へと向かう。

 

そうなれば責任問題となり、現在の役員や会長等の何名かが辞任する事もあるかもしれない。

 

当然、そんな事は望む人間は少ない。

 

 

「ああ、それに正直言えば巨石の件も考えればポケモン協会を信用はできない。 それにポケモン協会に言ったとしても証拠がなければ動く事はないだろう。 事実、おつきみやまでキョウがロケット団と共に活動していた事を言っても相手にされなかったしのう。」

 

 

そう話すオーキド博士たちにハヤトが言う。

 

 

「なら、オレたち警察はどうでしょうか? 警察の調査ならば───。」

 

「いや、それはおすすめしないわよ。」

 

 

 

そんな提案をロケット団のムサシが否定する。

 

 

「? どうし──ってあなた達は誰なの?」

 

 

カスミが(今更だが)新たにいるロケット団たちの事を聞く。

 

 

 

「『あなた達は誰なの?』って聞かれたら。」

 

「答えてあげるが「ロケット団です。」おーい!! せっかく名乗っているのに!!」

 

「入って来るんじゃないわよ!! ジャリボーイ!」

 

「ソーナンス!!」

 

 

 

ロケット団がサトシに文句を言っているが、ジムリーダーたちはその名を聞いて警戒する。

そんな状況を見てイエローはフォローする。

 

「皆さん。 店員さんたちはいい人です。 信用出来ます!!」

 

 

イエローに続き、レッドも話す。

 

 

「それにこの人たちは()()()()()()()()()()()()だ。 この世界のロケット団と協力した事は一度もないよ。」

 

 

最後にブルーが味方と判断した理由を話す。

 

 

「私が四天王の本拠地のスオウ島を見つける事が出来たのもこの人たちのおかげよ。 一緒に戦ったし、私たちは信用も信頼もしているわ。」

 

 

そして最後に1番付き合いの長いサトシが言う。

 

 

「普段からピカチュウを狙って色々してくるけど、こういう緊急事態の時は頼りになるんだ。」

 

 

イエロー、レッド、ブルー、そしてサトシの言葉で敵ではないと判断は出来ても警戒している。 一方でオーキド博士は別の事実に驚く。

 

 

「…サトシの世界のロケット団じゃと? サトシ以外にもこの世界に来ていたのか?」

 

「はい。 俺も驚きました。」

 

 

オーキドの言葉にサトシはそう言う。

 

 

「…何者かは分かりました。 ですが、何故警察に相談するのは不安なのでしょうか?」

 

 

エリカの質問にロケット団が答える。

 

 

「簡単よ。 警察内部上層部の殆どがポケモン協会の()()()と繋がっているからよ。」

 

 

その言葉にサトシは疑問を持つ。

 

 

()()()? もしかしてシバさんが言っていた()()()()()の事か?」

 

「ああ。」

 

 

その言葉に特に反応したイエローはワタルの言葉を思い出しながらロケット団に質問する。

 

 

「(それってもしかして、) 店員さん。 もしかして、ポケモン協会の──。」

 

 

イエローの言葉にロケット団が反応する。

 

 

「驚いた。 麦わらガール、どうやってそれを知ったの?」

 

 

ロケット団はイエローが知っている理由を聞く。

 

 

「ワタルが言っていました。ポケモン協会の一部の人たちの目的が()()()()()()()()()()だって。」

 

『な!?』

 

 

その言葉を聞き、全員が驚愕する。そんな中、ロケット団が語る。

 

「そうか、四天王ね。」

 

「確かに四天王は()()()と敵対していたし、知っていても不思議じゃないニャ。」

 

 

ムサシとニャースはイエローが知っている理由を理解する。

 

 

「ちょっと待ってくれ。 ()()()とはなんだ?」

 

 

タケシの疑問にロケット団は答える。

 

 

()()()はポケモン協会の一派で、人間によるポケモンの管理という目的としているんだ。」

 

「でもそのやり方は余りに傲慢なやり方でね。私たちが分かっているのはウツギ博士やあの()()()()()()()の証言をもみ消して、ポケモン協会の会長には伝えていない事と、レックウザの事件の悲劇はその一派の()()()()()()()って事ぐらいよ」

 

「(ヤンキーボーイ? ああ、ゴールドの事か。) どういう意味だい?」

 

 

ロケット団の言った言葉に疑問と納得をしつつ、ダイゴは質問する。

 

 

「ポケモン協会の現会長は親ポケモン派──、 つまりヤツらとは別の派閥なの。」

 

「現会長はポケモンと人間の調和の世界をモットーにしていて奴らとは政治的に敵対関係なんだ。 そして、レックウザを捕獲しようとした時にその上にパートナーとなる人間がいた事にを聞いて驚いていたのよ。 レックウザと共に過ごしている人間がいるなんて事前の調査でもその報告は無かったからね。」

 

「現場いたデボンコーポレーションの社長、ムクゲはそれを知った時、捕獲するより話し合いで協力を要請しようと結論したんニャが─。」

 

 

そう言いながらロケット団は説明する。

 

 

「奴らの一派がパニックを起こしてね。何せ伝説のポケモン。襲ってきたら慌てるのは当然でしょう? まあ、責任者も状況の把握に手間取って指示が無かったのも一つの理由だったけど、勝手に捕獲用の機械『花』をレックウザとパートナーに使ってそのまま捕獲。 パートナーは死んじゃったのよ。」

 

 

レックウザと共にいる人間からすれば奪いに来た悪人。

 

レックウザを捕獲しようとした人たちからすればレックウザが暴れて攻撃をして来た故の防衛行為。

 

 

 

この二つのすれ違いがこの事件を引き起こしたとロケット団は言う。

 

 

「…それがレックウザを捕獲した事件の真相か。」

 

 

レックウザを捕獲した際の事件に関しては理解した。

 

言うなればこの事件はある意味『事故』と言える出来事だったのだ。

 

 

 

「その事件で調査をしていたヤツらを率いていた人物にも責任を取ってもらい、辞任寸前まで行ったが『ある物』を発見した事がきっかけで息を吹き返しているんだ。」

 

「何を発見したんだ?」

 

 

レッドが質問すると驚く答えが帰って来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()

 

「! ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!?」

 

 

 

その言葉にサトシは驚く。つまり、その一派が今でもポケモン協会にいる理由は巨石を見つけた事が理由だと言うのだ。

 

 

「ああ、レックウザは当然だが、パートナーを殺された怒りで誰にも制御は出来ない状態だ。 そんな中、どんな状態でも制御出来る巨石の力は魅力的に見えたんだろう。 元々、ポケモンを支配する研究を推していたヤツらにその権限を任せたんだ。 発見したのもヤツらだからな。」

 

 

その言葉にオーキド博士はかつてキクコが研究していた物がその一派によって行われたと理解する。

 

 

「…なら、巨石の危険性を会長に()()()()()()!」

 

「おそらく止められるということか。」

 

 

巨石の使用を止める方法は分かった。

だが、それと仮面の男の事を調査してもらう事を止める理由とはどう繋がるのだろうか?

 

 

その疑問はロケット団が答えてくれた。

 

 

「簡単よ。 ヤツらはね、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

そう、サトシの体験と巨石の危険性を証言されれば、巨石での方法は破棄になる可能性が高い。

 

そうなれば、再び辞任──までは行かずとも、権限は殆ど失う事は明白だ。

 

故に彼らにとってはサトシたちは邪魔な存在なのだ。

 

その問題を解決する為にある行動をした。それは、

 

 

「オーキド博士の護衛が1人だけであった事と、ポケモン協会からの支援が殆ど無かったのはね。 ジャリボーイたちが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「な!?」

 

 

その言葉に全員が絶句する。 確かに護衛が1人であった事や、マサキ以外で支援が無かった事に対して疑問に思ったが、まさか自分達が負ける事を望んでいたとは思わなかったのだ。

 

 

「そんな! なら一体どうやってロケット団や四天王を…「レックウザで排除する予定だったニャ。」!?」

 

 

ニャースの言葉にジムリーダーたちはその周りが見えない愚かな考えに愕然とするしか無かった。

 

しかも多くの犠牲が前提の考えだ。 当然怒りが込み上げてくる。

 

 

「…会長はこの事は?」

 

 

自身の組織がそこまで愚かな事をしていた事に驚きながら、マサキはそう質問する。

 

 

「当然知らないニャ。 会長にはロケット団の別働隊と戦闘で参加は不可能とか、言い訳してたんじゃニャか?」

 

「あなただけにしたのは優秀なのは確かだけど、ジャリボーイたちと親しい事と会長派の人間だったからよ。 つまりあなたが倒れても問題ないって思っていたんでしょうね。」

 

「…マサキ。」

 

 

ただ、俯いているマサキを見てレッドはそう言う事しか出来なかった。

 

 

「これで分かったでしょう? ヤツらは非道な事は簡単に出来るわ。 その息がある警察に行けば、『不幸な事故』として処理されるかもよ?」

 

「あくまで可能性だけどな。 連絡等も完全に掌握させている以上、仮面の男について調査するならその前にポケモン協会をどうにかしないと満足に対策も出来ない。 また邪魔されるぜ?」

 

 

ロケット団が話した内容に全員がただ言葉を発さずに静まり返っていた。

 

 

「なら、まずはポケモン協会をどうにかしよう!」

 

 

そんな中、サトシがそう言う。

 

 

「仮面の男が本当にヤナギさんなら、俺はこれ以上ポケモンの為に悪い事をするのを止めたい。」

 

「…そうか、ありがとうサトシ。」

 

 

サトシの言葉にオーキド博士は少し笑う。 

 

 

「ならまずはポケモン協会からだね? ポケモン協会のその一派の不正の証拠はキクコからもらったこのデータチップにあるとは思う。 だけど、これは厳重にロックが掛かっていて、データ量もある。 ノートPCでは容量が足りない。ポケモン協会が持つ、専用のPCで無ければならない。」

 

 

ダイゴがそう現状を話し、続けてオーキドも言う。

 

 

「PCについては心当たりがある。ワシの機材はロケット団との戦いで壊れた今、ウツギ君の所へ向かう必要があるがね。それに、巨石の危険性については証拠だけじゃなく、証人もいれば良いのじゃが。」

 

「その点については問題ありません。 ヒワダタウンのガンテツさんの家に今、ゴールドとクリスがいます。 彼らの体験と証言ならば大丈夫でしょう。 問題はどの様にポケモン協会の会長と会うか、ですね。」

 

 

その言葉にイエローが質問する。

 

 

「ジムリーダーの皆さんや、ダイゴさんじゃ会うのは駄目ですか?」

 

「会長もそうだが、オレたちカントーのジムリーダーも今はロケット団や四天王の事件の後始末で忙しい。会う事が出来るのは落ち着いてからだろう。だけど、」

 

「当然、それを阻止しようとするだろうし、このまま待ち続ければ何をしてくるか分からない。 僕たちに対してだけじゃなく、ヒワダタウンにいる2人にも何かしら行動をするかも知れない。 今、ポケモン協会全体が動きづらいこの時が好奇でもあるという事か。」

 

 

イエローの質問にジムリーダー、ダイゴはそう答える。するとロケット団がある提案をする。

 

 

「なら、後4日待てるか?」

 

「? どうして4日なんだ?」

 

 

コジロウの言葉にグリーンが質問する。

 

 

「実は四天王の件やカントーのジムリーダーの殆どがロケット団のメンバーである可能性があると聞いた会長がある人物のジムリーダー承認試験を()()()()()()()()()()。」

 

「…優秀なトレーナーをポケモン協会側のジムリーダーとして迎入れる為にですか?」

 

 

そのエリカの言葉にコジロウは頷く。

 

 

「ジムリーダー承認試験には会長もいる。試験受ける人物の協力があれば、 ()()()()()()()()()()()()()()()と考えているんだ。 その間に証人と証拠を確保。そしてポケモンも回復させて万全の状態にするんだ。」

 

「…なるほど、確かにジムリーダー承認試験なら会長はいるな。」

 

 

ロケット団の考えに全員が納得する。

 

 

「誰なんだ? その試験を受ける人は?」

 

 

サトシの言葉にロケット団が言う。

 

 

「ジャリボーイ、ピカチュウ。わたし達の世界では既にジムリーダーで()()()()()()()()?」

 

「…え?」

 

「ピカ?」

 

 

2人はロケット団の言った名前に驚く事になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()だ。

 

「!?」

 

 

サトシの世界ではホウエン地方トウカシティのジムリーダーを勤めている人物だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー ??? ーーー

 

 

「ようやく来た。 ジョウト地方。」

 

 

彼女はある目的を果たす為にホウエン地方から来た。

 

 

()()()。 必ずヤツらから解放します。」

 

 

彼女の名はヒガナ、ポケモン協会とデボンコーポレーションによって奪われたレックウザを助ける為にこのジョウトへと来たのだった。

 

 

 




以上、いかがでしたでしょうか?


次章、『ポケモン協会編』が始まります。








完全な創作となるので、しばらくの間展開の整理をしたく、更新を止めさせて頂きます。


再開予定は11月22日の予定です。











以下は自己責任でお願いします。 

多少の内容を書きますのでネタバレ注意です。




































ーーー ???? ーーー


ロケット団、そして四天王の戦闘から完全に回復したレッドたちにダイゴは言う。


「あと3日だ。 時間が限られている以上、手分けして向かうと思う。」

















ーーー ???? ーーー


「サトシさん。 この子たちが…」


イエローの言葉にサトシは頷く。


「ああ、 2人共、この子たちが ゴールドとクリスだよ。」




























ーーー ???? ーーー






ダイゴが見ている画面を見て、グリーンとブルーはその内容にただ驚くしか無かった。


「これが、キクコが持っていたデータの内容…。」

「…これが本当なら、ロケット団と同じ──いえ、協会側がやっている事を考えれば、ロケット団以上に最悪じゃない。」





































ーーー ???? ーーー





突然現れたポケモンに少女は驚き、少年はそのポケモンの名を言う。


「野生のボーマンダ!!」


























これは4章で描かれた『例のレックウザ事件』を元に独自展開する物語です。

当然彼らも登場します。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。