ポケットモンスターSpecial 蒼き少年と冒険記   作:KAZ1421

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今回は戦闘後です


後、私事ではありますが、来週の更新は少しばかり遅れそうです。

理由としましてはこの章の内容の修正の為です。


お手数ですがご理解の程をお願い致します。


ヒワダタウン 〜 ワカバタウン

ポケモン協会が巨石を使用する事を阻止する為、会長に直談判する前にキクコから受け取った証拠の解読と、証人としてヒワダタウンにいるゴールドとクリスとの合流をする為に二手に分かれた。

 

 

レッド、サトシ、イエローはヒワダタウンへ、グリーン、ブルーそしてダイゴはワカバタウンのウツギ研究所へと向かった。

 

 

レッド、サトシ、イエローの3人はリングマの山で何者かに操られた敵と戦闘していたゴールドとクリスに合流。

 

戦闘の最中、操っていた敵の拘束に成功して勝利する。

 

 

そんな5人にある人物が現れた。 それはウツギ博士からの依頼でポケモン協会を調査していた国際警察のメンバー、ハンサムさんだった。

 

 

 

 

 

─── リングマの山 ───

 

 

「ハンサムさん!?」

 

「ピカチュウ!?」

 

 

サトシとピカチュウは目の前に現れた国際警察のハンサムに驚愕していた。 いや、サトシとピカチュウだけではない。 国際警察が此処にいるという事実に全員が驚いて───

 

 

 

「…国際警察ってなんだ?」

 

 

否、約1名国際警察という組織とは何か理解出来ていなかった人物(ゴールド)がいた。

 

 

「ちょっと、ゴールド。 国際警察の事を知らないの?」

 

 

クリスはそうゴールドに問いかけるが、

 

 

「…いや、全く。」

 

 

ゴールドはそう国際警察について知らないと言う。

 

 

「そ、そうか。 ならば説明しよう。 国際警察は世界を股にかけ、世界中にいるであろう、悪いやつらを見つけ出す為に調査、及び逮捕する事が目的の特別な警察だ!!」

 

 

ハンサムはゴールド達に国際警察とは何かを説明する。

 

 

「ある時は客船の中に。ある時は塔の影に。ある時はロープウェイの上に。 世界中で今も我々国際警察は全世界を巡り戦っている!!」

 

 

ハンサムはそう自身の所属している国際警察という組織がどのような組織なのかを高らかに言う。

 

その言葉を聞いたゴールドは言う。

 

 

 

「…ならなんでカントーで起こったロケット団の事件や四天王の事件の時はサトシさんやレッド先輩達に任せて何もしなかったんだ?」

 

 

ダイゴからロケット団や四天王事件の顛末を聞いていたゴールドはなぜその戦いに参加しなかったのかとハンサムに聞く。

 

その言葉に4人も疑問に思う。 国際警察は正にハンサムが今言った様に世界中の悪人を調査、確保する為に調査能力もさる事ながらバトルの戦闘能力も高い。

 

サトシやレッド、イエロー達が戦ったロケット団や四天王との事件に参加しなかった理由をゴールドは少し怒りながら言う。

 

 

「……その件に関しては本当に済まなかった。 実は国際警察もロケット団を独自に調査をしてはいたのだ。 その過程でカントー四天王の事も知った。」

 

「ならどうして…。」

 

 

イエローの疑問にハンサムは答える。

 

 

「国際警察はポケモン協会に連携して()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

その言葉に5人は驚く。 国際警察は動こうとはしていたという事実に驚愕したのだ。 だが結局は国際警察のメンバーがその戦いに参加する事は無かった。 その理由は…

 

 

「だが、()()()からは現状の戦力で問題ないのでホウエン地方にいる2つの巨悪を追ってほしいと提案されたのだ。」

 

「2つの巨悪って?」

 

 

ハンサムの『2つの巨悪』という言葉にレッドは疑問に思うが、サトシはグレンタウンでワタルが言った内容と自身の経験からその正体を察した。

 

 

「……『アクア団』と『マグマ団』の事ですか?」

 

 

 

サトシの言葉にハンサムは驚愕する。

 

 

「!? な、なぜその名前を! その情報はトップシークレットの筈だったのだが。」

 

 

 

ハンサムは国際警察内で共有されている情報で機密事項の組織の名を口にしたサトシにハンサムは驚く。

 

 

「グレンタウンでワタルさんと戦った時にマグマ団とアクア団の事を聞きました。 それに、俺の世界でもマグマ団とアクア団は動いていましたから……あ。」

 

 

サトシはハンサムさんと話しているという認識ではあったが、『自分の世界のハンサムさん』と話している感覚を覚えていた為、自分がこの世界の人間ではない事を話してしまった事に気付く。

 

 

「……()()()()()()()。 なるほど、ワタルが知っていたという事実に驚いたが、君の世界でも動いていたということか?」

 

 

だがハンサムは()()()()()()()()()話したのだ。 その事にレッドは気付き、質問する。

 

 

「…ハンサムさんでしたっけ、もしかしてウツギ博士からサトシの事を……」

 

「ああ、既に聞いている。この少年が平行世界から来た事も、あの巨石が少年と同じくこの世界に来た事もな。」

 

 

その言葉に5人は理解するが、気になる事が多くある。

 

 

「ウツギ博士からの依頼と言いましたけど、どの様な依頼なんですか?」

 

 

クリスの質問にハンサムは答える。

 

 

「…そうだな。 君たちも先程襲われていた事を考えると、理解する必要があるだろう。 ウツギ博士からの依頼。 それは、()()()()()()()調()()()()()

 

 

ハンサムの言葉に5人は驚く。 だが、レッド、イエロー、サトシの3人は心当たりがあった。 

 

タマムシシティでオーキド博士が自分とウツギ博士で調査をすると言っていたのだが、おそらくその調査こそ国際警察へ依頼する事だったのだろう。

 

 

 

「ウツギ博士からの資料と状況の説明を聞いた国際警察はカントー、ジョウトを治めているポケモン協会への調査を決定したのだ。 その調査に私を含めた数人の調査員がジョウトへと向かったのだが、中々尻尾を掴めなくてね。 だけど、四天王との戦闘後にポケモン協会に不穏な動きがある事を知ってポケモン協会との繋がりがあると思われるその容疑者を追ってみると、この地方の警官の上役と密会していたんだ。」

 

 

「警察と? もしかして、」

 

 

サトシはそう口にすると、ハンサムは頷きながら言う。

 

 

「ああ。その後も尾行をして分かった事だが、警察と今倒れているその人物が囚人のロケット団たちを連れて此処まで来たという訳さ。 私はその内の1人を捕獲、服装を奪って此処にいる訳だがな。」

 

 

ハンサムから此処に来るまでの過程を聞き、5人は納得する。

 

 

「…話は分かりました。 それで今、レッドが連れて来たこの犯人を求めているって事ですね?」

 

「ああ、その容疑者は警察の上役と繋がっていて、君たちを襲った犯人だ。 調査の為にも情報を聞き出したい。」

 

 

ハンサムはその為にレッドが確保した人間に尋問などを行う為に確保したいと言う。 その言葉を聞いたサトシは。

 

 

 

「…分かりました。 ハンサムさん、お願いしま…「待ってください、サトシさん。 その前にウツギ博士に確認をしてからでも良いんじゃないスか?」? ゴールド?」

 

 

サトシの言葉を遮るようにゴールドはそう提案する。

 

 

「…国際警察だが知らないけどさ、本当に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

その言葉に4人は“ハッ”とする。

 

可能性は低いが国際警察はグルではないと証明するものを自分たちが持っていないのだ。

 

 

「……フ、なるほど。 どうやらゴールド少年は疑い深い様だ。 確かにウツギ博士と会ってからの方が良いだろう。 それにどの道彼らを何処かに拘束する場所が欲しいからな。」

 

 

ハンサムは倒れているロケット団員、20〜30人を何処で監視をするのかそれを決める必要があるからだ

 

 

「…確かにロケット団やカイトさんを捕まえられる場所は欲しいよな。 でもどうすれば…。」

 

 

警察がこの事態に関係している事が分かった以上、頼る訳にはいかない。 しかし、彼らを拘束する事が出来る場所などはそうそうない。

そうサトシが悩んでいると、

 

 

「! なら『あそこ』が良いと思う。」

 

 

クリスがそう、『場所』を思い付く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど、それで僕のジムに運びたいという事か。」

 

 

ツクシは自身を連れて来た理由をクリスとゴールドから聞き、納得する。

 

 

 

「はい。 ツクシさんにはウバメの森で仮面の男から助けて頂いたのにまたご迷惑をお掛けしてしまいますけど、」

 

「警察もポケモン協会も信用できないなら信用できるジムリーダーのあんたに頼んだ方が良いと思ってよ。」

 

「ツクシさん。 どうかお願いできませんでしょうか?」

 

 

ゴールドとクリスはそうツクシに頼む。

 

 

「……分かった。 彼らの監視と拘束、ヒワダジムで預かりましょう。 そちらの国際警察の人もヒワダジムで尋問する事になりますが良いですか?」

 

「ああ、協力に感謝致します。」

 

 

ハンサムは協力してくれたツクシに対して感謝を述べる。

 

 

「気にしないでください。 話の通りなら、僕も無視はできない。 ジムリーダーとしては複雑な気持ちですが、この様な事をするのならば例えポケモン協会であろうとも戦うつもりです。」

 

 

ツクシは自身の決意を述べて、サトシたちに協力する事を決める。

 

 

 

「ありがとうございます。 ツクシさん。」

 

 

イエローは協力してくれたツクシに感謝を言う。

 

 

「ジムリーダーの仕事の内さ、気にしないで。 さて、ジムトレーナーたちも呼んで彼らをジムに運ぼう。」

 

 

そう言い、全員は倒れているロケット団たちをヒワダジムへと運びだす。

 

 

 

 

 

 

─── ヒワダジム ───

 

 

気絶したロケット団員全員をジムへと運び終え、一段落ついた時、

 

 

「そうだ、サトシ君。 ウツギ博士と連絡するならこれを渡そう。」

 

 

 

そう、ハンサムはある小型の機械を渡す。

 

 

「? これは?」

 

「これは最近開発された小型通信装置だ。 これで私はウツギ博士と連絡をとっていた。」

 

 

その言葉にサトシは驚く。

 

 

「小型通信機ですか!? 科学の力ってスゲー。」

 

 

サトシがそう感心していると、

 

 

「いや、これにはサトシ君。 君が持っていた()()()()()()()()()()使()()()()()()。君のお陰で完成した様なものだ。」

 

「え、俺のスマホロトムの技術が?」

 

 

ハンサムの言葉にサトシは驚く。

 

 

「ああ、一度オーキド博士やウツギ博士から君のスマホロトムの機能を含めたデータとその技術を見て、国際警察でも機密に通話できる機械を作成してみた。 それがその機械さ。」

 

 

ハンサムはサトシが持っている機械の開発の説明をする。

 

 

「…そうですか。 確かにここからの連絡はポケモン協会に聞かれる可能性があったから助かります。」

 

 

サトシはそう感謝すると、ハンサムは

 

 

「連絡の前に、この言葉を覚えて欲しい。 この言葉は『合言葉』にもなっているものだからね。」

 

「? 『合言葉』ですか、分かりま…」

 

 

サトシが同意しようとしたその時、

 

 

「あ!! ちょっと待って! オレも聞く!!」

 

 

その会話を聞いていたレッドが割って入ってくる。

 

 

「レッドも聞きたいのか?」

 

「ああ。(サトシじゃあ忘れる可能性があるからな。)」

 

 

 

 

一緒に旅をして来たレッドはサトシが別の何かに真剣になると忘れる可能性がある事を知っており、自分も聞く事できちんと覚えようとする。

 

 

「そうか、では言おう。『鷹は飢えても穂をつまず』だ。」

 

「『鷹は飢えても穂をつまず』か。」

 

 

 

このことわざは“正義を守る人はどんなに困窮しても不正な行為には手を染めないことを意味する諺”だ。

 

 

「前半部分の『鷹は飢えても』を君たちが、『穂をつまず』をウツギ博士が言うことが合言葉となっている。 連絡をするなら忘れずにな。」

 

「「はい。」」

 

「ピカ。」

 

 

レッド、サトシはそう合言葉を聞き、早速ウツギ博士と連絡する為、通信機を作動させる。

 

 

「…! 繋がった!!」

 

 

機械が繋がり、早速会話をするとその相手は…。

 

 

 

 

 

 

 

 

─── ワカバタウン ───

 

時は遡り、アクア号から先に降りたグリーン、ブルー、ダイゴの3人はワカバタウンへと到着する。

 

 

「ここがワカバタウンか。」

 

「ああ、先にウツギ研究所にはウツギ博士とゴールドの母親をハヤト君が護衛しているはずだ。 まずはウツギ研究所から向かおう。」

 

 

ダイゴの言葉に2人は頷き、ウツギ研究所へと向かう。

 

 

 

 

─── ウツギ研究所 ───

 

 

「……状況は分かりました。 ですがそれは考え過ぎなのでは?」

 

 

ウツギ博士からポケモン協会の事を聞き、ゴールドの母親はそう言う

 

 

「そうかも知れませんが、現在国際警察が調査をしています。 それまではどうかご理解の程をお願いしたく…! 失礼。」

 

 

その時、ウツギ博士が持っていた通信機に着信が入る。

 

 

「はい、もしもし。 ウツギですが…! 『穂をつまず』です。」

 

 

ウツギ博士は国際警察用の通信機器の相手が『合言葉』を話した事で自身も返す。

 

 

「あなたが例の国際警察の調査員ですね? どうか致しましたか?」

 

 

ウツギ博士は連絡相手にそう返す。すると、

 

 

「!? なんですって!! ポケモン協会が…、分かりました。そちらも充分に注意してください。」

 

 

ウツギ博士はそう言い、通話を終える。

 

 

「…奥さん、どうやら考え過ぎでは無かった様です。」

 

「?」

 

 

その言葉に疑問を持つが、その内容に驚く事になる。

 

 

「ポケモン協会が警察と共謀し、刑務所にいたロケット団を連れて()()()()()()()()()()()2()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「な!?」

 

 

その言葉にゴールドの母親は愕然として問い詰める。

 

 

「ゴールドは大丈夫ですよね!? ウツギ博士!!」

 

「はい。 安心してください。 息子さんには優秀な国際警察のメンバーが護衛として居ます。 問題ありません。」

 

 

ウツギ博士の言葉で多少は落ち着くが、やはり落ち着かないようだ。

 

 

「…しかし、これでポケモン協会と警察が繋がっている事が分かりました。 最悪奥さんも狙われる可能性も充分にあります。 ハヤトさん。 護衛を頼みます。」

 

「はい。 奥さん、我々警察を信用することは難しいと思いますが、オレは必ず御守り致します。」

 

「…分かりました。」

 

 

そう話していると、チャイムが鳴る。 

 

 

「! 此処に居てください。」

 

 

ハヤトがそう訪問者を確認すると、

 

 

「! ウツギ博士、ダイゴさんです!!」

 

「! そうか、なら大丈夫か。」

 

 

そう言い、ウツギ博士はダイゴ達を研究所に入れるのだった。

 

 




以上、如何でしょうか?



また次回にて。
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