初投稿だったのにみんなすきものね
「………まだ臭いですね、おまえ」
「な“う“!」
エアは先に変更された部屋に案内されて、クローゼットの中の服を南原が持ってきてくれている間にこの猫を風呂に入れてるが………くさい。
風呂にいれる前はそうでも無かったんだが……石鹸で洗い始めるとだんだんと臭くなってきた。
固まっていた老廃物が溶け出したからか?
洗っている感触だと、もう大丈夫そうだが…………まぁ、良いだろう。
『エア様、お洋服は前と同じくハンガーにかけておきました。インナーも同様同じ場所でございます』
「ありがとうございます、南原」
……そう言えば美琴は電磁波が出てるから、と猫に触れられなかったのだが…………エアも今は電磁波で周囲を感知しているがこいつはむしろエアから離れないんだが………?
あと、エアも濡れてしまったからこのまま洗ってしまうか。
こいつは……まぁ桶に湯と共に入れておけばいいか、おとなしいしな。
下着やら部屋着やらを持ってきてなくて、バスローブ一枚で風呂から出れば南原がタオルとドライヤーを持っていて、猫と、なエアの髪を乾かしてくれた。
南原のおかげでエアと猫はふわふわになった。
「エア様、バスローブ一枚で浴室から出てくるのは感心致しませんが?」
「エアの入浴はついででした。それに南原がいると思ってなかった」
「……そうですね。ですがせめて異性の前では恥じらいというものを………いえ、何でも。では簡単にはお部屋の説明を致します。このお部屋に使われているシーツ類は基本的に噛む、引っ掻く程度では破れたりしない素材でございます。コップ等はプラスチック制ですのでご安心を」
「………つまり丈夫ということですね?」
「…ええ、そうです。では失礼します」
「な“~~」
「…?なんだ、おまえ」
ベッドに座ると猫がエアの太ももの上に乗ってきて、前足で押してきた。
何だ急に、空腹か?
だがホテルにくる前に老婆から貰った煮干しを食べていた筈だが………なんだ、寝床を探していただけか。
こいつの体温が眠いときのスフィンクスと同じく高くなっている。
こいつの寝床は……スフィンクスはインデックスと寝ていたしな………一緒にとは行かないが枕元で布でもかけてやればいいか。
流石に一日纏わりつかれて力加減は完全に理解したが、インデックスの様に一緒に寝ると言うのはまだ抵抗がある。
……………いや何故一緒に……まぁ、今さら放り出すつもりも無いが…
『ランラリラリルラリリリリルラ』
「………黒子?」
『はい黒子ですの、遅くにごめんなさいですのエア』
「エアは構いません。用件はなんだ?」
『その、お姉様がまだお帰りになられていませんの。エアの所にいらっしゃいませんか?』
「おねえさま……美琴なら……放送が流れる前に別れました」
『そう…ですの……ありがとうございますエア、おやすみなさいですの』
「おやすみなさい、黒子」
………美琴が戻っていない?
ミサカと何か問題でも起きたか?
……………………自身のクローンと話す事がよほどあったのだろうか?エアにも聞いてきた位だからな。
「……なぜ、おまえはそこにいる」
起きて、鳩尾に違和感があると思ったら猫が乗っていた。
エアが寝ている間に潜り込んだか?
寒かったのか?
「んっ……やめて」
「う“な“ぁ~」
胸の傷跡を舐められてくすぐったかった。
それと、なぜ前足で胸を押してくる?
眠い訳では……無いだろう、起きたばかりだ。
で、あれば……空腹か。
子猫は良く食べるとインデックスも当麻も言っていたな。
こいつの食べ物は………どうなるんだ?
エアの朝食は運ばれるが、こいつのは食べ物はエアはわからないが……こいつが興味を持ったのを分ければいいか。
それに、南原がくるから聞けばいい。
「きがえ…」
やけに寒いと思ったらエアはまだバスローブ一枚だった。
また南原に怒られるからな。
「う“~…み“ゃん!!」
「…………」
猫というのは、なぜ長くて揺れている物に飛び付くんだ?
それに空腹なら動かない方がいいのだが………まぁスフィンクスと似たような行動か。
「んっ、んぐ………器用ですね、おまえ」
「みゃん」
エアのズボンを
若干重いがそこならこいつを考慮して重心を移動させる必要は………首元が後ろに引っ張られて息苦しいな、ベクトルを固定して置けばいい。それに足元や靴下に登られるよりも楽だ。
『コンコンコンッ』
「南原、おはようございます」
「おはようございますエア様……おや、子猫はどちらに?」
「ここだ」
「これはこれは……随分と懐かれているようですね?して、お名前はもうお決めに?」
「なまえ………………」
なまえ……名前、か。
そうか、エアがこいつをひろ………いや離れないだけだが、共にいる以上名前が必要か。
しかしこいつの名前か…………名前というのは、どういう基準を元につけられているんだ?
スフィンクスは、スフィンクスだが……そもそもスフィンクスとはなんだ?
………
「ねこ?」
「みゃん!」
「…………………………そうでございますか、ではお食事をどうぞ。それとねこ様のお食事もご用意致しました」
南原にしてはやけに間が空いたような気がするが…いいか。
それよりねこの食事も用意してくれたのは良かったが……あとはインデックスの様子を見るのも兼ねて聞きに行くか
「ねこさまのお食事は缶詰め、キャットフードとなりますので後にこのお部屋に一月分程ご用意しておきますのでご安心を」
「……南原はエアの心が聞こえてるのか?」
「いいえ、ただエア様のお考えは予想がつくようになりましたので」
「………そうか」
南原には火織とステイルに拾われた時から世話になっているからそう言うものなのか。
ともあれ、ねこの分も用意してくれるなら助かるな。
……そう言えば、美琴は帰ったのか?
「あぁそうでした。エア様のご友人の美琴様より伝言を承っております」
「んぐ…伝言、だと?」
そんなことをしなくても、エアの携帯に直接……着信を寝過ごしたか?
「はい、本日夕方頃にお越しになるそうです。それと、お部屋から出ないように、と」
「………そうですか」
部屋から出るなだと?
一体どういう経緯でそう言うことになるんだ?
「なぁん?」
やはり、美琴のクローンと何かあったのか?
ダイジェスト!!
1 ねこ風呂入れてきれいにする!!…………なんか風呂入る前より臭くない?
2 予想以上に服濡れたからそのまま入ろ~…着替え持ってきてないけどいっか
3 いい湯だった……あれ、南原いたの?……バスローブ一枚で出てくるな?だって南原いると思ってなかったもん……
4 駄目だこの子……美少女の自覚無さすぎる……今さらか、部屋の説明しちゃお
5 にんげん、ねむいにゃん、はやくねるにゃん………おまえあったかいにゃん………ZZz
6 おいねこ何故胸の上で寝てるんだ、そして傷痕を舐めるなくすぐったいだろ
7 名前………ねこだしねこで良くない?これで返事するし………え、部屋からでるな?何で??
あれ、今回エアちゃんほとんどバスローブ一枚だった……?
そしてねこ、そ こ を か わ れ
てか知り合いが妹を作り替えて作られた怨敵と自分の娘ですなんて知ったお母さんどういう心境になるんや……?
そう言えば妹みたいな敬語やら話し方するけど口悪いところもあるしアイツに似てる気がするし…………
それより研究施設を破壊すれば警備が厳しくなる………そしたら、万が一エアが生きてることを知られたら………
IFルートの発生を確認しました
IFルートの派生を確認しました、開示しますか?
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yes
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no