問題児たちと無から有を生み出す錬金術師が箱庭にくるそうですよ? 作:神流朝海
レティシア、久しぶりの登場です。
レティシア「よかった・・・でられないのだと思っていたぞ」
いやいや、そんなことないです。
っていうかレティシアにがんばってもらわないと、史夜と耀が今動けないので、ストーリーが・・・?
十六夜がキレれば大丈夫そうですが・・・
ということでレティシアでます。
キャラの容姿紹介
東京レイヴンズつながりということで、次は千流海晴の容姿です。
夏目が使っていた式神、北斗です。・・・漢字あってる・・?
龍の方じゃなくて人の方ですね。あれの髪が白くなった感じです。
では、どうぞ
「白夜叉!もう魔王でたのか?」
「おい白夜叉!なんで俺らに伝えておかなかった!?」
「そうよ!魔王よ!」
「いやいや、待て待て。おんしらが依頼の内容を聞かずに飛び出したのだろう」
「ま、いまはそんなことはどうでもいいだろ?それより、ギフトゲームは?」
「・・・待ておんしら。この状況を見てなにも思わんのか?」
「この状況?特になにも思わないだろ」
「そうだな。白夜叉が薄黒い膜みたいなので覆われている以外は普通だな」
「そうね。白夜叉が薄黒い膜みたいなので覆われているのと、みんなが慌てていること以外、いつもと変わらないわね」
「いや待ておんしら!!?なんかすごく肝がすわっとらんか!?」
「まぁ、白夜叉が動けなくなっててよかったな」
「ああ、白夜叉がでたら、すぐに終わっちまうもんな」
「あ、こんなところに「契約書類」あったわよ。よく見るとそこら中に落ちてるわ」
「おいいいぃぃぃぃぃぃ!!!?」
『ギフトゲーム名 “THE PIED PIPER OF HAMELIN”
・プレイヤー一覧 現時点で三九九九九九九外門・四〇〇〇〇〇〇外門・境界壁の舞台区画に存在する参加者、主催者の全コミュニティ。
・プレイヤー側・ホスト指定ゲームマスター
太陽の運行者・星霊 白夜叉
・ホストマスター側勝利条件
全プレイヤーの屈服、及び殺害
・プレイヤー側勝利条件
一、ゲームマスターを打倒
ニ、偽りの伝承を砕き、真実の伝承を掲げよ
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗をホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。“グリムグリモワール・ハーメルン”印』
「そういえば、史夜と耀は?それと海晴ってやつも」
「そういえば見てないわね。どこにいったのかしら?」
「あ・・・・・」
「ん?どうした?結哉」
「い、いや。なんでもない・・・」
言えないよな・・・時間軸が裂けて史夜たちと別の時間を歩んでるのかもしれない。
なんて言えないよな。まぁ、勝手に時間は収束するし、なんとかなるさ。
時間が分岐したのは、あの時。飛鳥の“威光”を破るときに使った時間転移の魔法を使った瞬間だ。
「主殿!無事だったか!?」
「いや、無事もなにも、なぁ?」
レティシア?だったよな。箱庭の騎士の。
「あ~、レティシア、だよな?」
「ああ、そうだが?主殿の知り合いか?」
「ああ、俺は霧下結哉。よろしくな」
「これからよろしく頼む。で、どうするのだ?」
「そんなの決まってるだろ?」
十六夜が笑いながら言う。
「魔王を倒す!!」
「言うと、思ったぞ。主殿。具体的にはどうするのだ?」
「俺の考え、言っていいか?」
「あら、何か考えでもあるの?」
「あ~十六夜。俺なんとなくゲームの意味っていうか、それがわかった気がする」
「お、結哉もそうか。俺もなんとなく、なら」
「ハーメルン、ラッテンフェンガー、ネズミ捕りの道化師、偽りの伝承・・・1284年、聖ヨハネとパウロの記念日。色とりどりの衣装で着飾った笛吹き男に、130人のハーメルン生まれの子供らが誘い出され、丘の近くの処刑場の場所でいなくなった」
「さすがだな。結哉も知ってたか」
「これくらい普通だろ?」
「まぁ、そうだな」
「え?それ前に十六夜君に聞いたけど、なんなの?」
「飛鳥殿、それはハーメルンの笛吹き男と呼ばれる、グリム兄弟が作ったとされるグリム童話の一つだ」
「グリム童話?聞いたこと無いわ」
「まぁ、飛鳥は昭和の、戦争が終わってすぐの時代から来たもんな。その頃の日本には、まだなかったんだろう」
「いや、あったかもしれないぞ?グリム童話は有名だからな」
「とにかく、情報を整理するぞ・・・といっても、全部推測だがな」
「ははは、確かに」
「まず、ハーメルンの笛吹き男、これはまずいるな。ネズミ捕りの道化師、これもいる」
「ん?それはなぜだ?主殿」
十六夜のかわりに俺が答える。
「ハーメルンの笛吹き男っていうのは、ネズミ退治をしたのに報酬をもらえなかったから、子供たちを連れ出した、とされているんだ。ネズミを笛の音で操って、近くのヴェーザー川に連れて行き、溺死させた。その経緯から、そいつはネズミ捕りの道化師、と呼ばれるようになったんだ」
「なるほど、そうなのか」
「・・・ごめんなさい。ちょっとついていけないかも」
「飛鳥はいいぞ?物語を知らないんだから」
「そうだぞ飛鳥。それより―――」
ズガァァアアン!
「「なんだ(なに!?)!?」」
「レティシア、ちょっと見に行ってくれるか?」
「わかった、主殿」
影の翼を使って、レティシアが飛んでいく。
そしてすぐに降りてきた。
「街の中心部の方に白い巨大な物体が複数暴れまわっていた。ここから東に2kmぐらいのところに1人、街の中心部に2人、魔王らしき者がいた」
「ありがとう。レティシア。よくそこまで見てくれた」
「おう、ありがとよ。レティシア。俺は1人離れているやつを叩きに行くが、飛鳥と結哉とレティシアはどうする?」
「私はその白い巨大な物体というものを倒しにいくわ。ディーンも使ってみたいしね」
「あ、じゃあ俺も」
「では、私は逃げている者たちを助けながら、飛鳥殿や結哉殿の手伝いをする」
「ま、待ってください!」
幼い声が聞こえてきた。
声の主は・・・サンドラ?だっけな。新しい北のフロアマスターの。
「私たちも闘います!私はこれでも“階層支配者”!魔王には屈しません!」
齢10そこらの少女が言う。
「じゃあ、サンドラ。俺らについてこい」
「貴様!サンドラになんたる態度!」
「マンドラ兄様!今はそんなことをしている場合ではないのです!私はまだ未熟者。熟練者の意見に従うのは、普通のことなのです!」
「だが、こいつらは―――」
「おい、お前。マンドラとかいったか?五月蝿い。黙ってろ」
「貴様!!!」
マンドラという男が俺に斬りかかってくる。
こういうとき武術の心得とかあるやつは、いなしてそのまま投げたり、拘束したり、関節技きめたりするんだろうけど、あいにくそんな技術は俺には無い。
「『黙って隊の指揮でもしてろ!!』」
「・・・・・・」
そのマンドラという男は、突然踵を返し、この場からいなくなった。
いや、驚いたな。結哉のあれ、なんだ?飛鳥の“威光”みたいな魔法だな。
「ごめんな。サンドラ。兄さんには席を外させてもらった」
「は・・・はい。こちらこそ、無礼なことを―――」
「そんなことは気にしてない。今はそれより魔王だ。行くぞ。飛鳥、レティシア、サンドラ」
「わかったわ」
「了解した」
「わかりました」
「じゃ、俺も行ってくるぜ。気をつけろよ?」
「そっちこそ怪我すんなよ、十六夜」
「あら、気をつけるのはあなたの方じゃないかしら?」
「主殿も気をつけて」
十六夜は走って、俺は魔法で、レティシアは影の翼で、飛鳥はレティシアに抱えられて、サンドラはなにかわからん浮遊の力で、それぞれの目標へと走った。
同時刻、ある部屋では、
「史夜さんと耀さんは大丈夫でしょうか?」
「智史さんたちが大丈夫と言ったんです。きっと、大丈夫ですよ」
「え!?智史さんって史夜君のお父さんの!?」
「はい。そうです」
「なら、2人とも、大丈夫だよ!智史さんが大丈夫って言ったなら」
今私たちがいるのは、ある建物の中。史夜君と耀を寝かせられる場所だ。
史夜と耀をベットに寝かせたところまではよかったんだが、
ただ一つ、問題がある。
「これからどうするの?」
「それは・・・」
「私たちも聞きたいです・・・」
とりあえず今の状況を整理しよう。
史夜と耀が寝ていて、まだ目覚める気配は無い。
建物の外には、白い巨大な人形?見たいなのが見え、街を破壊しまわっている。
・・・・・・・・
「とりあえず白夜叉にこのことの報告を―――」
ズガァァァアアン!
「している場合じゃなさそうね」
「ど、どうするのですか?海晴さん」
「・・・しょうがない。黒ウサギはここで史夜と耀をよろしく。ジンは私と一緒に来て」
「は、はい。わかりました」
「わかったのですヨ!このお2人の安全を第一に考えて行動します」
これで2人の安全は確保できた。黒ウサギなら安心できる。
「黒ウサギ、2人はまかせたよ!」
「はい!」
ジンの手を引っ張って、外へ出た。
全然ストーリー進んでないです。
ペストとのギフトゲームの後のことは考えてあるのですが、ペストとのギフトゲームがまだ白紙です。・・・はやく考えないと。
問題とかありましたら感想までお願いします。
感想くれたらうれしいです。