問題児たちと無から有を生み出す錬金術師が箱庭にくるそうですよ?   作:神流朝海

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今回も書いていこうと思います!

今回は史夜のギフトの内容をざらっと書こうと思います。

では、どうぞ


問題児の仲間入り?

「―――あ、ありえない。ありえないのですヨ!まさか話しを聞いてくれるまで1時間も消費してしまうとは・・・きっと学級崩壊とはこのような状況をいうに違いないのデス」

 

「いいからさっさとはじめろ」

 

はは、よく言うよ。十六夜たちが遊んでたんじゃん。

 

半ば本気の涙を浮かばせながらも黒ウサギは話を聞いてもらえる状況を作るのに成功した。

 

3人は黒ウサギの前の岸辺に座り込み、『聞くだけ聞こう』という程度には耳を傾けている。

 

俺も3人のところへと移動する。

 

「コホン、それではいいですか?定例分でいいますヨ?いいますヨ?」

 

うざい。

 

俺が思ったのはこれだ。

 

聞くのがめんどくさい。

 

俺が説明してやる。

 

「さあ、言います!よ―――――」

 

「ようこそ、“箱庭の世界”へ。我々はあなた様方にギフトを与えられた者たちだけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼントさせていただこうかと召喚しました。と、こんな感じでいいか?黒ウサギ?」

 

「はい!そうなのですヨ!・・・ってなんで知ってるんですか!!?」

 

答えは簡単だ。

 

俺が黒ウサギのことを“左目”で見たからだ。

 

この俺の左目には錬金術が張り巡らされている。

 

いわゆる人体実験ってやつ?

 

そのおかげで、左目で見た人の考えている事、言おうとしていることがわかる。というすごそうな錬金術だ。

 

もちろん俺が作った。

 

さすがに天才の俺でも、左目の視力を著しく低下させてしまったが・・・

 

「ナイスフォローだ。史夜」

 

十六夜からナイスの声。

 

「いや~べつに?」

 

「コホン、ではつづけさせてもらうのですよ」

 

「すでにみなさん気づいてらっしゃると思いますが―――――」

 

「俺たちは普通の人間ではない。俺たちが持っている特異な力は修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵で、(まじかよ)『ギフトゲーム』とはその恩恵を駆使して競い合うためのゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者が、おもしろおかしく生活できるために造られたステージなのです。っと以上のとおりだそうだ。十六夜、飛鳥、耀、分かったか?」

 

「「「うん(おう)分かった」」」

 

「黒ウサギのセリフをとらないでください!!!」

 

「長くなりそうだったから」

 

まぁ、いいじゃん。

 

「うぅ・・・じゃあ、なにか質問はあるのですか?」

 

「じゃあ、俺から一つ」

 

十六夜が言う。

 

「この“世界”はおもしろいか?」

 

「・・・YES。ギフトゲームは人を超えた者たちだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界よりも格段におもしろいと、黒ウサギは保障いたします!」

 

 

「なぁ?黒ウサギ?」

 

「なんでしょう?史夜さん?」

 

「みんなにコミュニティのこと伝えてもいいか?」

 

観念したのか俺に聞いてくる。

 

「・・・・・史夜さんはこの状況でも私たちのコミュニティに入ってくれるのですか?」

 

「俺は別にどっちでもいい。3人によるかな?」

 

「わかったのですヨ・・・私たちのコミュニティは―――」

 

「あ、黒ウサギ。説明する必要ない。俺が伝えるから。3人とも、少し頭痛がすると思うがいいか?」

 

「俺は問題ないぜ」

 

「別にいいわよ」

 

「・・・だいじょうぶ」

 

「じゃ、失礼して・・・」

 

俺は今頭の中にある情報を3人の脳に入れ込む。

 

飛鳥は少し顔をゆがめる。耀はかわらない。十六夜は・・・

 

「へぇ~なんだこれ?」

 

余裕だね。記憶を無理やり埋め込んでるのに。

 

「記憶を共有する魔法」

 

「お前魔法とか使えるのか?」

 

内心しまった。と思いながらも言う。

 

「俺が別の世界で覚えたものだ」

 

「へぇ~なるほどなぁ~」

 

そんなことを話している間に記憶の共有完了。

 

「な、何をしたのですよ!?」

 

「記憶の共有だって」

 

さも当然という顔をして俺は言う。

 

「思ったより痛かったわ」

 

おじょ・・・飛鳥が言う。

 

「私は平気だった」

 

「むしろあれ、頭痛なんていわないだろ」

 

うん。なかなか人じゃないね。

 

「というわけで俺たちは記憶を共有化したからだいたいわかった。はやくそのコミュニティのリーダーに会いたい」

 

「わかったのですヨ。これから案内します!」

 

俺たちは黒ウサギの後を追った。

 

 

途中で十六夜が抜けたが、気にしない気にしない。

 

少し歩くとドーム?の入り口が見えてきた。

 

見えてきた、といってもまだ数百メートルある。

 

歩くのしんどい。

 

こういうときこそ錬金術。

 

「あ、黒ウサギ?先にいっとく」

 

そういって俺は黒ウサギの前から消えた。

 

俺が転移したのは入り口の前で待っていた。少年の前だった。

 

 

「うわぁ!?」

 

その少年が驚く。

 

 

俺はその少年に向かって、

 

「よう、っていうかはじめましてジン=ラッセル。俺は神川史夜。これからよろしく」

 

ジンはへ?って顔をしている。

 

そこで黒ウサギたちが登場する。

 

「ジン坊っちゃん!新しい方をつれてきましたよー!」

 

「お帰り、黒ウサギ。・・・この男性とそちらの女性2人ですか?」

 

「いえ、もうひとり殿方が・・・っていない!?」

 

「ああ、十六夜君なら「ちょっと世界の果てを見てくるぜ!」と言ってあっちのほうに走って行ったわ」

 

「な、なんで止めてくれなかったんですか!?」

 

「“止めてくれるなよ”と言われたから」

 

耀が言う。

 

「ならどうして黒ウサギに教えてくれなかったのですか!?」

 

「“黒ウサギには言うなよ”と言われていたから」

 

飛鳥が言う。

 

ついでに俺も

 

「っていうか、黒ウサギ?気づいてなかったのか?」

 

「気づいてたら止めてるのですヨ!!」

 

「大変です!あそこにはギフトゲームのため野放しにしている幻獣が」

 

「幻獣?キメラみたいなやつか?」

 

俺は聞く。

 

ジンが答える。

 

「はい。キメラがギフトを持った感じです」

 

「世界の果て付近には強力なギフトを持った幻獣がたくさんいます。でくわせば最後。とても人間ではたちうちできません!」

 

ジンがいう。

 

ジンって頭よさそうよね~。

 

「ああ、それなら大丈夫だよ。あいつ、人間じゃないし。俺たちもだけど」

 

「「え?」」

 

飛鳥と耀は驚かない。

 

きっとそういう経験があるのだろう。

 

自分は他人と違う、と理解した経験が・・・

 

「と、いうことで十六夜は大丈夫だし。必要なときは俺がここへ引きずりだせばいい」

 

そこでジンがたずねてくる。

 

「・・・あなたは空間を操るタイプのギフトなのですか?」

 

「いや?違うけど?これは俺が開発した錬金術と陰陽術、その他もろもろの超能力をすべてマスターしたものをいろいろごっちゃにしているだけだ」

 

ほかにもガッツリファンタジー系の魔法や、エスパー、テレパシーも使える。

 

「ま、そういうわけだから早くいこうぜ」

 

俺は言う。

 

「はぁ~、まともな人だと思っていたのに規格外の人なのですヨ・・・」

 

ため息をつきながら黒ウサギが言う。

 

「とりあえず喫茶店とかないか?」

 

「あ、それなら知り合いが経営しているところがあります」

 

「よし、そこいくか」

 

俺たち3人の問題児とジン、が行くことになった。

 

なんでも黒ウサギは十六夜の様子を見に行くのだとか。

 

 

まぁ、なんにせよ、喫茶店のお茶や、お菓子の味が楽しみだ。

 

 

 

 

 

十六夜はなにやってんのかな?

 




はいざらっと史夜のギフトについて書きました。

ようはだいたいの超能力と呼ばれるものを使える。

という感じのギフトにしてます。

次の回では錬金術とかたぶん使います。
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