短いですが本編です
注意
この小説は、ダンガンロンパシリーズの二次創作物です
以下の項目にご注意下さい
◆グロ表現
◆前作(白鳥論破)のネタバレ
それでも良い方はどうぞ
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ヴヴッ
ヴヴッ
ヴォンッ
CHAPTER4.5 ひとりぼっちのきぼうのほし
START?
▶YES
NO
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私達は罪を犯しました。
人を沢山殺しました。
もう、何も分からないのです。
何を、誰を護りたかったのか。
もう、それが誰だったのかも。
あぁ、どうして────────────
神様、どうして彼だったのですか?
私達の誰かでも良かったのに。
どうして、どうして……
どうか、彼を返して下さい。
最後に、一度だけでも会話を────────────
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『──────────────────。』
俺は、死んだ。
『絶望の使徒』に、無惨に殺された。
アイツらに、何も残せないで死んでしまったのだ。
そしてアイツらは絶望に墜ち、他の人間達を殺し回っている。
どうして────────────そもそも、俺が独りで海に向かわなければ良かっただけなのに。
俺のせいなのに。
お前らのせいじゃ無いのに。
なぁ、人殺しなんて辞めろよ。
俺無しでも生きていけるだろ。
愛莉奈も桃李も、泣いてんぞ。
先生達だって泣いてんのに。
────────────…いや、泣かせてるのは元々は俺のせいだもんな。
ごめんな、みんな。
俺が、弱かったせいで。
俺が、心を読む事しか能が無い人間だから。
誰1人護れず死ぬなんて、カッコ悪ぃな。
なぁ、泣かないでくれよ。
……なんて、届かないよな。
俺は、誰にも視えて無いんだから。
俺は今も、成仏さえ出来ずに現世を彷徨う亡霊だ。
…お前らに、何も残せ無かったのが心残りって事だろうな。
あーあ、誰も話し相手が居ないのもつまらない。
誰か、俺が視える人間は────────────
『────────────…石神くん?』
……地野立さん?
あんた、俺が視えるのか!?
『…視えますとも。お久しぶりですね、石神くん。』
あぁ、良かった。
誰も俺が視えないから寂しくてな…
『…まぁ、そうでしょうね。…もしかして、成仏出来ないのですか?』
あぁ、そうみたいだ。…カッコ悪ぃな。
『…大丈夫ですよ。きっと彼らが心配で出来ないのでしょう?』
うっ……まぁ、そんなとこだよ。
…なぁ、俺が『此処』に居る事、学園長達に言ってくれねえか。
きっと、理解してくれるから。
『…分かりました。海礼くん達も同じ体験をしましたから…きっと、大丈夫でしょう。』
…頼んだ。
俺は、何も出来ないから。
『……きっと、何とかなりますからね。』
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『…なるほどな。つまり、石神は「其処」に居るんだな?』
『えぇ、あたしの横に居ますよ。…どうやら、彼らが心配で成仏出来ないそうです。』
『あー……そうだよな。俺達も、護れなくてごめんな。』
気にしないでくれ。
元はと言えば俺が────────────
『貴方のせいじゃありませんよ。全てはあの絶望の使徒達のせいですから。さて…これからどうしましょう。』
『生徒達は保護したし、後は……アイツらを、何とかしないといけないな。』
『あぁ……千璃のお陰でこっちは何とか一命を取り留めたが、問題はあっちだからな…』
『どうしたらいいんだろう……また、御霊谷姉妹に頼んでみる?』
『む……あの催眠使うのん?でも、多分大変……』
『だーいじょうぶ!任せて!私達が何とかするよ!ね、ひな!』
『ん、大丈夫。任せて。』
『無理はするなよ。…相手はアイツらだからな。』
『分かってる。…油断はしない。』
『…ん。』
俺は、何も出来ないな。
手伝いたくても、身体は無いから…
『んー……そこは、石榴に何とかして貰いましょう。』
石榴先生に?
そういやあの人プログラマーだっけ…
『そうですよ〜、あたしの甥っ子です!』
甥っ子だったのか…
そういや地野立さんを造ったの、石榴先生のおばあさんだったっけ。
『そうですね、杏ちゃんが亡くなってからは石榴が継いだので…若いのに、無理しないと良いですけど。』
そういやまだ20代だもんな。
前おじさんって言っちゃった時、「俺は!まだ!20代だ!まだおじさんなんざ言われる歳じゃねぇ!」って頭グリグリされたな…
『何やってんですか…ほら、行きますよ。』
分かってるよ。
石榴先生…あん時は失礼しました…
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此処が新しい身体…
俺に似てるけど、性格は似ても似つかないな。
静かで、それで少し怒りっぽい。
…でも、根本は同じだな。
俺も『お前』も、元は同じなんだから。
なぁ、お前。
少し時間があったら、俺に話でもしてくれよ。
アイツらと過ごした時間を、大切にしてくれよ。
俺もお前も、同じ『石神 皙』なんだから。
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��プログラム、始動します。
システム、OK。
監視役、OK。
サポーター、OK。
監視対象、OK。
さぁ、宇宙旅行の始まりです。
ヴヴッ
ヴヴッ
ザザッ
ザザッ
ザザーッ
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CHAPTER4.5
ひとりぼっちのきぼうのほし
END
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あなたは、真実を知りたいですか?
▶はい
いいえ
その為の覚悟は決まっていますか?
▶はい
いいえ
全ての結末を受け入れますか?
▶はい
いいえ
それでは、もうしばらくお待ち下さい。
きっと、彼らの道筋は────────────
良きものと、なるでしょう。
お読み頂きありがとうございました。
次が最終章になります。よろしくお願いします。