8年ぶりに合った彼女が病んでいた件について   作:赤い靴

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1話 8年間の損失

()()()!!パス!!」

「よし来た!!!」

 

 まだ10才にも満たない…小学校3年生の頃。僕らはよく、学校のグラウンド、その隅に置かれたバスケットゴールにて2対2に別れ遊んでいた。

 相手は少年バスケ部に入っている『きょうちゃん』こと<恭介(きょうすけ)>と、上級生にも負けを取らないほど大きな身体付きの『りゅうくん』こと<琉生(りゅうき)>だ。

 

 一方コチラの味方は男勝りの女の子で、僕の事を『ふみぃ』と呼んでいた。<志紀(しのき) 章文(あきふみ)>。僕の「文」をもじったあだ名だ。

 ……。いや、今思えば僕は…彼女が好きだったのかもしれない。

 こう表現すれば気色の悪い言い回しになるが、父子家庭かつ一人っ子の僕は、彼女に母性を感じていたのかもしれない。

 だが遂に僕は、彼女<長瀬 結衣(ゆい)>に告白できずにこの街を去った。父の転勤によるものだった。

 

 最後の別れの日。冬休みの前の事を今でも覚えている。彼ら3人が僕の家を訪ね、贈り物をくれたのだ。4人の名前、ローマ字に変換し文字を起こしたネックレスだ。

 それは今でも、僕の宝物だ。後に知ったのだが、そのお代は彼らの親が用意してくれたらしい。感謝してもしきれない。

 

 そして8年後。紆余曲折あり僕は、高校2年の初夏、再度この街の住人となった。

 父の再婚で妹が増えたりしたが……そんな事はどうでもいい。

 

 高校に転校し、クラスメイトにお決まりの挨拶を済まし気づいた。

 窓際の後ろの席。そこに彼女が座っていた事に。

 だが一目見て理解した。かつての天真爛漫な少女は消え、まるで氷の様に冷たく暗い少女になっていたのだ──

 

 

 

 ◇◇◇◇

 

 

 

「お兄ちゃん起きて!!7時だよ!!朝だよ!!転校初日から遅刻は勇者だよ!?」

「にいにー、おきてー!あさー。あさーだよー!」

 

 前半の声は耳に入らなかったが、後半の天使のような声が僕を起こす。あぁ、なんていい朝なんだろうか…。でも、僕の腹の上で尻もちをつくのは辞めてくれないか???

 

 腹部で今なお騒ぐ<朱音(あかね)>の脇に手を差し込み持ち上げる。6歳ともあって軽い。我が家の天使だ。

 そのままベットから下ろし僕は立ち上がる。窓から差し込む光は温かく、空は雲一つない青空だった。

 

「やっと起きた…。今日から行く学校は少し遠いから、早く起きないとダメなんだよ?」

「あー確かに…。いままでは30分まで寝れたんだけどな……。つら…」

「早く顔洗って支度しなよ!朝ごはん出来てるから」

「お米ですか…?」

「パン」

「…まじか……」

 

 一通り会話が終わると僕の1つ歳が下の妹、<千蒼(ちひろ)>が朱音を連れて下に行ってしまった。

 洗面台で顔を洗い、新たな高校の制服に袖を通し、宝物を首に掛け、一階のリビングに向かった。

 

 

 

 ◇◇◇◇

 

 

 

 少し茶髪のミディアムの髪。青み掛かったクルリとした眼。薄いピンク色の唇。健康的にやけた肌。あんまり大きくない胸……

 

「どこ見てんのよ!お兄ちゃん!!」

「天保山*1を眺めていた。その標高ながらも、いい眺めだな、と」

「なにその山?私、富士山しか知らない」

「日本で2番目に()()()だよ」

「本当?…これで地理のテストで1点稼げたわ!!」

「おーう。がんばれー」

 

 お互い道に不慣れと言うことも有り、妹と一緒に登校している。

 8年も経てば街は変わる。そのギャップで今も酔いながら高校に向かっている。

 

 父の再婚相手である義母にセットで付いてきた。千蒼は陸上、とくに長距離が得意で何度も県大会に出場している。その反面勉強は点でダメで、テスト期間中は僕と一緒に勉強をしている。

 転校する『私立能生高校』は進学校であり、勉強がまぁまぁ得意な僕は普通に入れた。しかし勉強が出来ない千蒼にとっては難易度が高かったらしいが、最近この高校では部活動にも力を入れており、その関係で首の皮一枚繋がったのである。

 まぁつまりは、ただ運が良い妹。それに尽きる。

 

 大通りに出た。ここで同じ制服を着る学生が一気に増えた。ブラウンのブレザーに赤と青が交差するネクタイ。

 ここまでくれば迷うはずも無い。後は彼らをついて行けば自然と学校に到着するはずである。ここで一つ深いため息を吐いた。もう朝から疲れているのだ。

 

「あ!ため息!!幸せが逃げちゃうよ!!」

「そんなわけないだろう…。ただ深い呼吸をしただけだ」

「緊張?」

「……。そうかも知れない」

「ふーん。お友達、出来ればいいね。お兄ちゃん、中学3年間と高校1年間。ずっと一人だったから…」

「おいおい…。まるで僕に友達が()()()()()()と言いたげだな?…違うぞ、僕はただな…()()()()()()()()()んだ。それには天と地の差があるぞ?」

「?…同じじゃないの?」

「全く違うね」

 

 そう啖呵を切った。

 だってそうだろう?それじゃあまるで、僕が友達を作れなかった悲しい奴になるでは無いか。

 別に友達が居なくとも寂しくなかったし、疎外感を感じたが…あれは僕の気のせいだろうし、つるむ人間が居なかった()()()勉強が得意になった。

 なにも悪い点は無いでは無いか。将来に投資しただけだ。社会人になれば皆一人だ。その予行演習が出来たと思えば御の字ではないか。ボッチこそ至高である。

 

「まぁ…お兄ちゃんはイケメンだから…悪い女には注意してよ?パパみたいに詐欺に会うかもよ?」

「あれは親父が悪いのであって、僕には関係ないね。つうか親父と比べるなよ。アレは生粋の女好きだ」

「でもお兄ちゃんのベットの下。女の子が沢山載った雑誌まみれだけど?引っ越して数日なのに…」

「なんか欲しいモノ有るか?買ってやるぞ?」

「え!?やったー!!じゃ、じゃあ…今、気になってるメーカーのランニングシューズがあってさ!!!この厚底のヤツなんだけど…………」

 

 今日家に帰ったら掃除しよう。そうしよう。

 

 

 

 ◇◇◇◇

 

 

 

 千蒼との初めての登校を終え、僕は教室で戦慄した。

 僕の初恋の人。結衣を見つけてしまった。

 顔の左側を隠すような長い髪。調子の悪そうな顔色で僕を見ていた。

 

「じゃあ志紀くんは席に…」

 

 男の先生は、僕にアナウンスする。

 その時、一人の男が手を挙げた。

 

「センセー。俺、志紀に学校案内しますよー。1時間目、センセーの授業でしょ?」

「うんん?…まぁ、荒井は()()成績が良い方だからな…分かった。行って来い」

「よっしゃあ!!…てか、『まだ』ってなんすか。一生懸命やってるんすよ~」

 

 そう喜ぶ髪を金髪に染めた青年は言った。その男に野次を飛ばす様に、クラスメイトは笑った。

 

「いいなー」「サボりたいだけだろう、この野郎???」「この爽やか顔が!!」など彼に冗談混ざりの罵詈雑言が浴びさせる。

 

「あ、ワリぃワリぃ。成績良くて、カッコよくて…ゴメンな?」

 

 荒井は火に油を注いだ。

 この手の人間は僕は知っている。真の陽キャだ。きっとサッカー部の部長かなんかだろう。

 

「じゃ、行こうぜ?()()()

「……。はぁ?」

 

 何故そのあだ名を知っている?

 

 

 

 ◇◇◇◇

 

 

 

 この爽やか野郎はかつての友達、荒井 恭介であった。あのバスケ少年の……

 驚きを隠せない。どうやったら『そう』なるのか……。ご教授貰おうか?

 

「何飲む?」

 

 自動販売機の前で恭介はそう言った。ここまで何も教えて貰えず、この場所まで一直線を向かった事を加味すると…本当に授業をサボりたかったらしい。

 

「…コーヒー。あったかいヤツ…」

「加糖?」

「ブラックで…」

「ヒュー。大人ぁ~」

 

 ガガコン、と音を鳴らし某ボスのコーヒーが落ちてきた。それを手渡して貰いお礼を言った。

 その後「オレも~」とボタンを押し、恭介は缶を拾い上げた。

 

「じゃあお代として、チョットだけオレに付き合って貰うわ~。付いてきて」

「あぁ…」

 

 僕は彼の背中を追う。この間にも聞きたいことが溢れる。

 じれったさを感じ、僕は恭介に口を開いた。

 

「なぁ…後ろの席の子……アレ、結衣だよな…」

「あぁそうだ。間違いない。小学生の頃、一緒に遊んでいた結衣だ」

 

 薄暗く湿っぽい廊下を行く。人の気配は感じない。

 

「どうして…ああなったんだ?」

「いじめ。結衣は可愛くて、リーダーシップがあって人気だったらしい。それで、ああなった…とさ」

「『らしい』?…聞いたのか?」

「相変わらずの洞察力…痺れるね~。……ふざけるのも辞めにしよう……。あぁそうだ。結衣と同じ中学のヤツから聞いた。オレと結衣は別々の中学に行ったから。なんでもその時にいじめにあった、とよ」

 

 階段を上る。2階、3階に登り、ついに屋上に出た。

 5月らしい気持ちのいい風が吹く。僕らは壁に寄りかかり、コーヒーを開け口にした。

 

「理科の実験中だとよ。薬品を使っていないのが唯一の幸いだが……熱湯を左顔に掛けられた」

「そういう事か…だから髪を…」

「そういうこと」

 

 再度飲む。しばらくの沈黙。それを打ち破ったのは恭介だった。

 

「結衣は変わっちまった。でも、あの頃の結衣が戻るのを信じている。何度も話しかけたりしたが……オレじゃあダメだった。そんな中、ふみぃが現れた。本当に……神様は存在するんだって思ったよ」

「そんな大げさな。結衣と眼が合ったが…辛そうだったぞ」

「何言ってるんだ?ふみぃが自己紹介していた時の結衣の顔。いままで見たことない程!嬉しそうだったぞ!?」

「マジか…あれで……」

「そうだ。アレが、彼女が今出来る最高の表情なんだ。……つうか、結衣はふみぃの事が好きだぞ?」

「…………。……は?……オマエは何を言ってるんだ?」

「いやいやホントだぜ!?小学生の頃。別れるときにさ、一番泣いてたのは結衣だぞ?」

「それは小学校の頃の話だろうが…。今の彼女じゃないだろう…」

「そう言っちまえば、そうなんだけどよ…」

 

 その後、一通り恭介から結衣の事を聞いた。

 トラウマが残るのか高校でも実験室には入りたがらない事。いつも一人でいる事。体調が悪く保健室をよく利用している事。

 もっと聞きたい事があったが、時間は許さなかった。授業が終わる鐘が鳴った。

 

「チッ…クソ。もう時間か…。ふみぃ、また後で話そう。…教室に戻ろうぜ」

 

 恭介は僕に手を出した。その手を借りて立ち上がり、再度彼の背中を追って教室に戻った。

 教室の窓、そこから入る光に照らされた結衣は、とても美しく見えた。

 どうやら僕は…未だ彼女の事が好きだったらしい。

 

 

 

 ◇◇◇◇

 

 

 

 怒涛の一日が終わった。

 といっても授業だだが……。これから放課後が訪れる。この教室からでも運動部の声が聞こえてくる。はやくね???

 

「ふみぃ。疲れている所悪いが付き合ってくれ」

「あぁ。僕も話したいことがある」

 

 そう言って立ち上がると、クラスから黄色の悲鳴が上がる。

 

「え?え?え?どういう事?どういう事?ソッチ側ってこと!?」「ちょっと辞めなよ!?折角の目の保養が無くなっちゃうじゃない!!」「え!?恭介くんを狙ってたのに…あの男に…あ、でも…いいかも…」

 

 聞かなかった事にしよう。

 廊下を進み、階段を上がり、ドアを開く。少し暗い空。その屋上に見慣れない人影があった。

 

「紹介する…っても、()()()()()だがな」

 

 恭介が指し示したのは大柄で筋肉隆々の男だった。

 

「は!?あの…りゅうくん?」

「そうだ。あのりゅうくんだ。ハッ!!」

 

 白い歯を見せ、太い腕を見せてきた。すげぇ…まるで大根みてぇな太い腕だ。

 

「ラグビー部?」

「柔道だ。去年、全国大会でベスト16だ!!」

「すげぇ…!!」

 

 思わず声が出た。この進学校、レベル高いぞ!?

 

「オレはバスケ部の副部長をやってる。県大会で準優勝させて貰っている」

「お前もか!?きょうちゃん…!」

 

 驚きすぎて昔のあだ名が出てしまった。恥ずかしい……。

 

「実は俺たちな…部活の推薦で高校に入ったんだ。本当に、タイミングが良かった…」

「マジで!?僕の妹もそうなんだよ…」

「「妹??」」

 

 恭介と琉生の声が被った。ヤバい、つい口が滑った。

 

「…はぁあ、そうせイマジナリーな存在だろ?冗談はさておき、本題だ」

 

 恭介が路線を変えた。嬉しいが、断じてイマジナリーの存在などではない。

 

「ふみぃ、オマエさ…結衣に告れ」

 

 

 

 ◇◇◇◇

 

 

 

 僕は校門前でターゲットを待つ。

 その後方、木陰では恭介と琉生がこっそり監視している。

 転校初日に告白なんざ聞いたこと無いが……彼女、結衣を救える可能性があるのならば賭けてみる価値はある。

 もしそれで、クラスメイトから白い眼で見られても結構だ。一人で居るのには慣れている。

 

 結衣は授業が終わると数時間図書館で本を読んでから帰るらしい。

 その時間を逆算しココに居る。

 

「アッ!!お兄ぃちゃーん!!」

 

 最悪のタイミングで妹とエンカウントしてしまった。どうすんだよ?もう終わりじゃんか。

 

「ど、ど、ど、ど、どうした?我が妹よ?」

「……なんかヘン。…頭の中、故障したの?」

「いたって正常だ。僕の脳内CPU…そのIQは53万だ」

「呪術〇戦?」

「そうそう、それそれ…。つうかドラゴン〇ール…」

「やっぱりヘンだよ!!お兄ちゃん!!気を確かに…!!」

 

 千蒼は僕の襟を掴み、勢いよく前後にゆすった。首がガクガク動く。

 脳が死ぬ。まじめに脳が死ぬ。ただでさえ精一杯なのに…辞めてくれ……

 

「そこのお嬢さん。少しいいかな?」

 

 千蒼(ちひろ)に声が掛かった。恭介(きょうすけ)琉生(りゅうき)である。助けにきてくれたのか…!?

 

「キミ、見ない顔だね?転校生でしょ?部活どか決めてるの?あっ…オレはバスケ部の…」

「興味ないんで結構です」

「……(泣)」

 

 この役立たずが!!何しに来たんだ!!アホ!!バカ!!使えねぇ爽やかイケメン野郎が!!顔だけか!?この野郎!!

 

 そんな僕らに琉生は、焦った様子で言った。

 

「おい!ふみぃ!!結衣が来たぞ!!!」

「ふみぃ?お兄ちゃんの事?…てか、ユイって誰よ」

 

 お前はもう、黙っててくれ頼む!!今わの際なんだ。クソ…こうなったら、僕自ら前に出るしかねぇ!

 

 妹の腕を払い、僕は靴を履き終えた結衣の下に駆けた。

 いつもとは違う音に気付いたのだろう。彼女は僕の方に顔を上げた。

 

「ふみぃ…くん……?」

 

 その声はあの天真爛漫だった彼女と思えない程、か細いものだった。

 こうなればヤケクソである。台本の内容は遠い宇宙の彼方に置いてきた。思うがまま話す。それしかない。

 

「結衣…久しぶり…覚えてる?僕の事」

「覚えてるよ…忘れたことは…一度も無いよ。今日の…転校生の紹介の時は…思わず神様を信じちゃった……。ありがとうって」

「はははは……。恭介も…同じことを言ってた」

 

 ギャラリーが増えてきた。しかし…構うものか。

 僕は結衣の冷たい手を取った。そして続ける。

 

「あの時…小学生の頃からキミが好きだった…!!…別れるとき、結衣に言えなくて今まで悔やんでいた。だが…もう優柔不断な僕は捨てた…!!だからもう一度…チャンスを僕にくれないか…?」

「……うん」

 

 大粒の涙を流す結衣は、小さく、だが確かに頷いた。

 そして僕は結衣に行った。王道でありきたりの言葉を。

 

「ずっと前から好きでした…付き合ってください…!!」

「うん……よろしくね……ふみぃ」

 

 首に掛けたネックレスが夕日によってきらめいた。

 

 On Your Mark(位置について)──

 

 8年越に僕ら4人は、再度足並みを揃う事が出来た。

 この言葉を選んだヤツはセンスがあると、しみじみ思った。

 そうさ……僕らはまた、此処から歩き出すんだ。たとえ歩みがゆっくりでも、確実に前へ。

 

 

 

*1
日本で2番目に低い山。




ちひろ  「え!?お兄ちゃん…告白したんですけど!!!」
きょうすけ「上手くいった様だな…」
りゅうき 「あぁ…俺の筋肉も泣いている…!!」
ちひろ  「てか!アンタら誰!?」
きょうすけ「章文の小学生時代からの親友だ」
りゅうき 「あぁ!あぁ!!」
ちひろ  「お兄ちゃんの友達って存在していたんだ…。ずっと嘘かと…」
きょうすけ「酷い言い方だな…。つうかお嬢さんはふみぃの何?」
ちひろ  「妹です!!」
きょうすけ「妹!?…あのセリフ…本当だったのか…。てっきりイマジナリーかと…」
ちひろ  「誰がイマジナリーですか!!殴りますね?」
きょうすけ「ヤメロ!!上級生を敬え!!」



◇◇


人物紹介

・志紀 章文。17歳。私立能生高校、2年生。
・身長170程度。男にしては長い黒髪。やや癖毛。妹曰く「イケメン」。

・産後まもなく母と死別。その後、父により育てられるが、小学3年の頃に引っ越しする。
・引っ越し後、隣の部屋に住む女性にお世話になる。千蒼との交流はここから始まる。その後、父が再婚し現在の義母、妹となる。11歳の頃、父と義母との間に朱音が誕生。

・中学校では友達が出来なかった。しかし裏ではファンクラブが結成される。
・中学2年、妹が中学に上がる。千蒼、ファンクラブの存在を知る。妹の地位を乱用し、ファンクラブを乗っ取る。章文、友達がより出来なくなる環境が知らぬ間に出来上がる。
・中学3年。父が女性絡みの詐欺に会う。全裸での謝罪により、離婚の危機を脱す。
・章文、高校1年生。中学の風習が足を引っ張り、友達作りに失敗。グレる。
・高校1年の冬。父の転勤が決まる。
・高校2年、5月。私立能生高校に転校。「転校初日で告白を成功させる」という前代未聞の偉業を成し遂げ、高校の武勇伝の一つとなる。


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