便利屋のアルバイト   作:一般通過アルバイター

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自分でも何を書いてるのか分からなくなる(ノリと勢いの殴り書き)
ギャグって怖いね。


その男敵か、味方か

 

 

 

ゲヘナ学園、学生広場。

そこにはゲヘナの変人、ハジケリストこと田中タローと30名ほどの不良たちが集まっていた。

 

 

『──ってな訳で!今から!アビドスに!攻め込みます!』

 

「「「うっす!」」」

 

『とりあえずこの後!お昼を食べてるシャチョサンたちと合流します!』

 

「「「うっす!」」」

 

『俺はまだお昼食べてないからハンバーガー屋さんに寄りましょう!』

 

「「「うっす!」」」

 

『それでは!いざ出発ッ!!』

 

「「「オォォォォォォッ!!」」」

 

 

こうしてタローは不良を引連れその場を後にした。

 

 

 

 

 

「………ふぅ」

 

そんな様子を見て、風紀委員会本部棟の窓から彼らを見ていた空崎ヒナは目頭を押えため息をこぼした。

 

 

 

≈≈≈≈≈≈≈

 

 

 

一方その頃アルたち便利屋はと言うと──

 

 

「誰かと思えばあんたたちだったのね!ラーメンも無料で特盛にしてあげたのに!この恩知らず!」

「あはは!それについてはありがと!でもそれはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさー」

「残念だけど公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はキッチリこなす」

 

 

既にアビドスの学生たちと相対していた。

黒髪をツインテールにまとめた女子、黒見セリカの言葉に言葉を返したのはムツキとカヨコ。

 

ここで敵対する前に便利屋一行はセリカがバイトをしているラーメン屋にてお昼をとっていた。その時にサービスで特盛にしてもらった経緯があり、それを思い出して社長であるアルは少しばかり苦い顔をする。

 

便利屋の背後に控えるのはアルが追加で募集をかけた傭兵バイトの学生数名。

こうして、アビドスと便利屋の戦いが始まった。

 

アビドスには例の"先生"がついている。

人数不利と言えどその指揮は的確なもので戦力は拮抗。戦闘は激しさを増した。

 

 

「そういえば便利屋といえば、"あの"ハジケリストさんが所属してると聞いていたんですけど」

「……姿が見えないわね」

「……ん。いないなら、今がチャンス」

 

 

おっとりとした雰囲気に似合わないミニガンを手にした十六夜ノノミの言葉に、セリカと、物静かだが好戦的な砂狼シロコはそう答えた。

 

それを傍で聞いていた先生。

 

 

「……ハジケリスト?」

『キヴォトス内で誰もが知る変人さんですよ先生。変人ではありますが実力は折り紙付き。彼と出くわした場合は基本、逃走一択です』

 

 

先生の疑問に眼鏡をかけた奥空アヤネはそう答えた。

 

 

「そんな人がいるの…?」

「んー、でももしかしたら先生とは気が合うと思うよ〜?」

 

 

先生の戸惑った声に返したのは小鳥遊ホシノ。

先生はその間延びする口調とホンワカした雰囲気の彼女のその口ぶりから、件のハジケリストと何かしらの繋がりがあるのが読み取れた。

 

 

「ホシノはハジケリスト?と知り合いなの?」

「んー?ちょっとね……」

「………」

 

 

普段と変わらない様子。

しかし、この時ばかりは彼女の声音から少しばかりの哀愁が感じとれていた。

 

 

 

 

 

 

 

さて、一方で便利屋の方はと言うと──

 

 

「な、なんか強くない…!?こっちは人数では勝ってるのに…!」

「人数では、ね。あっちのあの大人の人、指揮が上手いね」

「うーん、こっち人多すぎて逆に動きずらくなってるよアルちゃん。やっぱり人手はタロー君頼りでよかったんじゃない?」

 

「うぐっ…!」

 

 

ムツキに痛いとこを突かれ胸を抑えるアル。

人手はタローに任せるとは言ったが、あのタローだ。まともなことをしてこないだろう。そう思い彼女はなけなしのへそくりをはたいて傭兵バイトを雇っていた。

 

 

「あ、アル様…!あの大人の人を先に殺っちゃえばいいんですか?」

 

「待って!1回落ち着いて!」

 

 

愛銃のショットガンを抱え持ち、オドオドと言葉を発するが、そんな様子とは裏腹の物騒な言葉にアルは声を荒らげた。

 

大人の人、とは先生である。しかし、彼は"ヘイロー"を持っていない。故に撃てば死ぬ。

さすがにメンバーから人殺しは出したくない彼女。

どうしようか、そう思っていた時だった。

 

 

「いたぞッ!!」

 

「「「「!?」」」」

 

 

聞き慣れた声。

声のした方向に目を向けるとそこにいたのは──

 

 

「色んな飲食店回ってたけどどこにもいないからこっちに来たらやっぱりいたか社長!よし!お前ら!そのまま突っ込めー!!」

 

「「「オォォォォォォッ!!」」」

 

 

──30名の不良を引連れた先頭を走る戦車の上に立つタローだった。

 

 

「あ、タロー君来たよアルちゃん」

「目立ちすぎよッ!」

 

「まずい、ハジケリストが来た」

「嘘!?」

『皆さん!ひとまず下がりましょう!避難してください!』

 

「……あれ?彼はたしか」

「………」

 

 

三者三様。タローの登場に各々が違う反応を示した。

そんな中でも彼は変わらず戦車の上で仁王立ち。その佇まいは堂々としたものだった。

 

 

「お頭ァ!便利屋とアビドスの他にヘルメットを被った集団がいます!」

「何!?誰だ!分かるやつはいるか!?」

「……なんたらヘルメット団、とかじゃないですかね。噂じゃアビドスを襲撃してる集団とかって話を聞きますぜ」

「アビドスを襲撃だとぅ!?おのれ…!その役目は我々のものだと言うのに…!目標変更ッ!アビドスの前にあのヘルメット達をけちょんけちょんのチョメチョメしてやりなさい!」

 

「「「うっす!!」」」

 

 

何を勘違いしたか、アルが呼び寄せた傭兵バイトに敵対するタロー。

進行方向をアビドスから変え、向かう先は便利屋のとともに行動をしている傭兵バイトになってしまった。

 

 

「……なんかタロー、こっちに来てない?」

「え!?うそ!?なんで!?」

「アルちゃん傭兵バイトのこと教えた?」

「………あ」

 

「ど、どうしましょう!?タローさんをう、撃ちますか!?」

「撃たないわよ!いいから避難よ!」

 

 

慌てて飛び退く便利屋一行。

直後に傭兵バイト達へとなだれ込む不良たち。

 

 

「「「うわあぁぁぁぁあ!」」」

 

「よし行け!ゴーゴーゴーゴーッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数分後。

 

 

「我々の勝利だー!」

「「「うおぉぉぉぉぉッ!」」」

 

 

まさに死屍累々。傭兵バイトたちは打ちひしがれるように地面に突っ伏していた。

その横で雄叫びを上げるタローを始めとした不良たち。

 

そんな中、アルがコソコソっとタローへ近づき耳打ちした。

 

 

「ち、ちょっと。彼女たちは傭兵バイトで雇った人員よ…!?敵じゃないわ…!」

「…………」

 

 

その言葉を聞いて真顔になるタロー。

そして、オホンと咳き込みをひとつ。

 

 

「勝ったぞぉぉぉお!!」

 

「「「わあぁぁぁぁぁあ!!」」」

 

「話聞いてる!?ねえ!?」

 

 

アルの叫びを無視するタロー。

そんな中、1人の不良がビシッと手を聳え立たせタローに向かって声を張り上げた。

 

 

「お頭ァ!ヘルメットは倒しましたが目的のアビドスはまだピンピンしてますぜ!どういたしやしょう!?」

「…………」

 

 

不良の言葉にまたもや真顔のタロー。

ここでもまた彼はオホンと咳払いをひとつ。

 

 

「悪は去った!今は勝鬨を上げ大いに喜びを叫び上げろォ!」

 

「「「イエェェェェェェイッ!!」」」

 

 

 

 

 

「なにこれ…?」

「……み、かた…?」

『ついていけません……』

「なんだか……楽しそうですね」

 

「頭が痛いわ」

「こんなの慣れっこでしょ、社長」

「やっぱりタロー君は退屈しないなぁ」

「わ、私はどうしたら…!」

 

「やっぱりタロー……?」

「ありゃ?先生知ってるの?」

 

 

頭が痛くなる一同。

今この瞬間、この場にカオスフィールドが生成された。




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地の文について

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