【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
追記
ポケモンで例える一神教と多神教の違い
主人公はポケモン(神)の中でもほのおタイプ(日本神話&日本)を箱推し。その中でもキュウコン(石長比売)が好き。
つまり、エジプト神話が合流する時はこうなる↓
くれおぱとら「じめんタイプだけど炎テラスタルできるようにがんばります!だから助けて(泣)」
しょたおじ「う〜ん……電気タイプ(多神連合)を抑えられるし良いよぉ♥」
一神教はこうなる
過激派「ポケモン(神)はアルセウス(四文字)以外は存在しないセウス。ノーマル(メシア教)以外は皆殺しセウス」
穏健派「辞めましょうよ!(信者候補の)命が勿体無い!」
メシア教の唯一神はアルセウス(四文字)とは違う!ルギア(救世主)だ!って叫んでくれるなら主人公も認められるんですけどねぇ。
「まずはこれな」
〝人払い〟〝防音〟〝探知妨害〟〝空間隔離〟結界を同一位相に展開した支部長室で、愛宕ネキに契約書の控えを渡す。
高雄ネキや富豪俺達にすら同席を許さないのは、これがマル秘書類だからだ。
「……湾岸地域に結界を張った後、それでも残った人達の扱いはどうなるの?」
「罪を犯せば犯罪者だ」
「了解。折を見て
情報を〝噂〟レベルで流した事により、動きの早い敬虔なメシア教徒はすでに県外へと家族と共に拠点を移した。当然、メシア教融和派の〝黒札〟達もだ。
代わりにメシア教を毛嫌いしている黒札が流れ込んで来ているので、終末後の防衛戦力に困らないのは予想通りか。
「予定とは違ったけど、霊能持ちの難民も手に入るし、メシア教徒も時間と共に居なくなる。岩手支部にとっては良いことばかりね」
「その代償としてお前の首に過激派が
「構わないわ。元々襲撃自体は何度もされてるもの。その回数が増えたところで、メシア教排斥派の〝黒札〟達へのアピールにしかならないわ」
「ま、そうだな。暫くの間、岩手支部の幹部達には星祭から護衛を出す。巧く使えよ」
「良いの?」
「ここはガイア連合を二つに割らない為にも必要だからな。俺の中の優先順位はかなり高いぞ」
メシア教過激派を惹き付ける誘蛾灯としての〝役割〟もある。アイツらは自分達が認められないと分かると、ノコノコやってくるから殺り易い。
罪を犯して裁かれる趣味でもあるのかってぐらい考え無しの行動起こすし。
「支部長としても個人としても、それが一番嬉しいわね」
「さよけ。一応、俺も暫くは山梨と行き来するつもりだ。お前らの手に負えない事態が起きた時は手伝うぞ。だから気軽に言ってくれや」
「ありがとう。頼りにさせて貰うわね」
「報告はこんなところか。控えを仕舞ったら結界を解くぞ」
「了解。……良いわよ」
支部の金庫に控えを入れたのを見届けた後、結界を解除する。
──バタバタバタッ!
どうやら
「俺の結界を舐めてんのか?【
「密室に男女二人と来ればヤる事は一つだ!気になって当然だろ!?」
『『『そうだ!そうだ!』』』
「馬鹿共が。ふざけて無いで会議すんぞ」
『『『うぇ~い』』』
支部長室にあるソファーに机を囲む様に座り、今回も愛宕ネキが珈琲を煎れてくれた珈琲を片手に情報共有開始。
「メシア教のネガキャンは今日で終わりな。警察の捜査は継続で良いが、情報提供の呼び掛けは禁止になる」
「了解。部下を宥めるのに苦労しそうだ」
「余りにもしつこい様なら俺が〝オカルト〟を見せてやる。それで信じるだろ」
「そん時は頼むわ」
「放送局の方は止められるか?」
「筆頭株主は俺達だからな。だが空いた枠に押し込む
「一次産業に公金入れて終末後の従事者を作っておきたいし、それの宣伝番組辺りが妥当だろう。別にガイア連合から
「土地だけは余ってるからな。了解した」
「扶桑ネキは名家を連れて一次産業予定エリアの結界構築を頼む。理想は黒札抜きで維持と修復が出来るレベルだ。高雄ネキは費用の試算をよろしく。額が高ければ一時的に俺が持つが、無駄遣いは困るぞ」
「分かりました。やらせておきます」
「出来るだけ岩手支部の予算で何とかしてみますね」
「共有するべき情報はこんなところか」
「過激派の餌になる件を忘れてるわよ」
「おっと、そうだった。ジュネスはショタオジの結界があるから大丈夫だろうが、落ち着くまでは外出時に注意しろ。一応、星祭から護衛を出す。この情報は掲示板にも上げておいてくれ」
「了解。後で儂が上げておこう」
「お前、普通に掲示板に常駐してるもんな」
「貴様らもだろう」
「覚醒者の速度で一般人と同じ業務やると、時間が有り余るからなぁ」
覚醒者がそもそも会社経営をするな、と言うのは野暮な話か。
「そういやセツニキ、今夜は空いてるのか?」
「ジュネスで着替え買った後はイワナガヒメに挨拶するぐらいだからな。夕方からだって飲めるぜ!」
「じゃ、飲もうぜ!地元の名酒を用意しておくからよ」
「おう!仕事終わった連絡くれ。それまでは細々と働いてるわ」
◇
富豪俺達と飲んだ翌日。一度山梨に戻り、星祭の連中が持って帰ってきた素材を回収。適切な処理を行い、霊符に仕舞う。
途中で面倒になり、星祭の倉庫に投げ込んでおけと掲示板に書いたのは御愛嬌。そして再び岩手支部に戻る。
さて、どうするかね。
術系俺達を集めて指導しても良いし、塩漬け依頼を処分しても良い。過激派を釣り上げて遊んでも良いし、岩手の製造班と物作りをしても良い。
だがどれもピンと来ない。
「んー……どうするかな」
「あの、セツニキさん?どうかしました?」
振り向くと、原作持ちでは無いどこにでも居そうなイケメンが。
「イケメンは爆発しろ」
「セッツァーの見た目にそっくりなセツニキさんにだけは言われたくない!!」
「元は何処にでもいる爺だったんだけどな」
「嘘だッ!」
「何をやろうか迷ってんだよ。正直言えばどれでも良いんだが、ずっと岩手支部に居る訳では無いからな」
「だったらその期間、俺に貰えないッスか?」
そう言いながら差し出したのは霊符だ。作りは丁寧、手には努力の後も見える。……ふむ。
「良いぞ。せっかくだし、暇な奴等も呼んでこい。塩漬け依頼で〝授業〟してやる」
「アザっす!!」
慌てて取り出したスマホを高速で叩く俺達を見てるのもあれなので、その間に受け付けに行く。
前回来たときの悪行が知れ渡っているのか、人垣が割れたのは人徳だな。
「塩漬け依頼全部受ける。これ〝証〟な」
「は、はひっ!しょ、少々お待ち下さいっ!」
黒札を受付の机に提示すると、半泣きで受付嬢がパソコンを叩き出す。
何度かミスして顔を真っ青に染めたが、無事に受注完了。依頼書の控えを貰い、俺達の元へ戻る。
「あ、おかえりっす!」
「どれくらいで集まりそうだ?」
「十分以内には!」
「じゃ、適当に珈琲でも飲みながら待つか」
「了解ッス!」
自販機に黒札を当て、何時もの
「どんな依頼を受けてきたんスか?」
「塩漬け依頼だな。危険、汚い、厳しいの3Kは確定してるぞ」
一つ目は利益に全くならず、現地民では犠牲者が増える難易度の異界だ。愛宕ネキが出張る程の難易度でも無いのが嫌らしい。
二つ目はカルト宗教疑惑のある拠点の調査。間違いなく悪魔との戦闘が予想されるだろう。
三つ目は岩手支部所属の非覚醒〝黒札〟を襲おうとした闇召喚士の追跡及び始末で、最後に凶悪な悪魔が出現した可能性のある館の調査及び退治となる。
本気を出せば一時間も掛からないが、俺達には丁度良い難易度だな。
「うへ~」
「ま、このクソッタレな世界を知るには良い依頼だと思うぞ?……お前はもう
「……分かっちゃいますか」
「お前らより一世紀分だけ長く生きてる爺を舐めるなよ」
明るい雰囲気に反して〝魂〟の穢れが凄い。ただ、これを〝祓う〟のはコイツの為にならないのが難しいところ。
「話した方が良いッスか?」
「いや?ついでに言えば、それはしっかり抱えておけよ。祓うのは簡単だが、男なら自分で乗り越えないとな」
「セツニキさん厳しいッスね」
「セッツァーニキはショタオジと違って優しくない事に定評があるんだぞ」
「ショタオジさんは俺達に甘いッスからね」
お互いに苦笑い。
特に話すべき事も無くなったので、珈琲で喉を潤しながらスマホを確認。今日は岩手支部に泊まると連絡を入れると、オオマチが飛んできた。
「主、アタイも着いていって良い?」
「仕事は?」
「今日はお休み~」
「それなら構わないぞ。お前が楽しめるかは分からんが」
「主と一緒に居れれば何でも楽しいよ?」
「さよけ」
オオマチと楽しく会話をしていると、視線を感じた。そちらへ視線を向けてみれば、オオマチの胸をチラチラと見る俺達の姿が。
「嫁は?」
「一ヶ月待ちッス……」
「初めてに拘りは?」
「嫁の為に我慢してるッス!」
「ふむ。……オオマチ」
「んー……しゃーないなぁ。埋め合わせ期待してるよ♪」
来た時と同じ様にオオマチが消える。後で念入りに可愛がってやらんとな。
「良いんスか?」
「お前が非覚醒者なら煽ったけどな。俺は覚醒者には優しいセッツァーニキとして有名なんだ」
「覚醒してて良かった!」
「というか霊格的には結構高位*1だよな?なのに式神は最近になってなのか?」
「去年のキャンペーンの時に覚醒自体はしたんすけど、当時は家族が居たんスよ。なんで仲間と一緒にマヨヒガ潜ってたッス」
「成る程。……ちなみに俺は自分の性癖を語れない奴は信頼しない事にしてんだ」
「俺、仲間内では巨乳ハーピー好きで通ってたんスよ。ハーピィレディ三姉妹とか大好きッス!でも……」
「でも?」
「ミナミィネキから貰った悪魔しょうかんのパンフのラミアに一目惚れッス!性癖変えられたッス!なんで、自分で作る為に術師目指してますッ!」
完全に俺の犠牲者で笑うんだが。
性癖って変わるんですよね!