【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
アビャゲイル様が板の方で大惨事引き起こしてて草
これうちの主人公はともかく星祭の大半も刺さるな……週末で死にたくないから覚醒して、死にたくないから強くなって、神社の皆で遊んだり楽しんでるけど学校の楽しさとは違うし……w
先程までの堕天使の姿は偽りだと示す様に、顔にも肉体的にも特徴の無かったラミエルの居る空間が砕け、ガイア連合に所属する者なら良く知る
この姿なら使えて当然だと世界に示すかの様に、過激派を囲う様に現れる半透明の障壁。それを視認した瞬間、即座に指示を飛ばす。
「ぶち破れッ!!」
過激派を死体に変えようと迫っていた修羅勢が大技を叩き込み、ATフィールドを即座に砕く。──だが、その僅かな隙が致命的だった。
「遅いッ!!」
堕天使達が触手を過激派へ差し込み、一人、また一人と不気味な笑顔を見せながら肉卵に変わっていく。
そんな最悪な状況に即座に反応し、行動に移したのはグラ爺だ。
「【
武器式神と本人が積み上げてきた技。それに加えて、何時もなら決して使わない
「見事ッ!だが遅かったな!!」
「すまんセツニキッ!
「…………!流石は世界と言うべきかねッ!!」
俺らの対応限界ギリギリを残せる辺り、【思考誘導】を解いても未だ〝運命〟の掌の上らしいな!
卵が割れ、ネフィリムが現れる。グラ爺が割った卵の中身は世界に還らず、赤黒い血肉を撒き散らしたまま大地を穢している。
絶対に糞みたいな使い方されるのだろうが、現状だと手を出す余裕が無い。今は──
『探究ネキッ!【隔離結界】に切り替え頼む!』
『了解です。やはり
『
ここまで条件が整ってるんだ。終末案件候補である以上、最後がどうなるかの予想は付く。
「ふむ。閉鎖空間か。良いのかね?ネフィリムは気にせず暴れるぞ?」
「安心すると良いッ!儂らも気にせず暴れるからのう!」
赤と紫のMAGを纏い、グラ爺がシェムハザを吹き飛ばし、行き掛けの駄賃と言わんばかりに影の薄いアラキバを切り捨てる。
「無駄だッ!我らには主の加護がある!」
「それ
即座に復帰して高らかに叫んだアラキバに飛び蹴りを叩き込み、男鹿ニキが海上へ吹き飛んだアラキバを追う。
さらに蛮ニキとマスパンニキも駆け付け、三人が戦闘を開始する。
「陸組がネフィリム駆除するまで止めんぞ!」
「「了解!!」」
あちらは大丈夫そうだな。任せるとしよう。
僅かに確保出来た時間で周辺を見回す。聖書の通り、天使を率いる地位に居る奴は二十人。その内、十七人は〝ネフィリム〟へと転生を終え、暴れまわっている。
シェムハザはグラ爺が単騎で相手をしていて、アラキバは三人が足留めしている。つまり、浮いてるのはラミエルだけだ。
「セリスとレティの二人で足留め行けるか?」
「「何時もなら了承
「だよなぁ」
今の俺のレベルは五十。本来ならこの場に居る事すら許されないレベルだ。そんな俺がこの場に立っていられるのは、流れ弾をセリス達が防いでくれているからだ。
式神の仕組み上、そら俺の側から離れる訳には行かんわな。
「ヒーラー組と斥候組はどうだ?」
「ネフィリムの攻撃範囲と威力が酷くて厳し──【ディアラハン】!……厳しいわね」
「斥候組はラストアタックを外す為の準備中~」
「無理か」
ラミエル──というより、ネームドをフリーにするのは不味い。量産型ネフィリムがザクだとすれば、ネームドネフィリムはシャアザク並に動きが可笑しいのだ。
たぶんネームドネフィリムは『創世記』に記載されている〝英雄の生まれ変わり〟という神話から引っ張って来てるんだろうな。他の雑魚は『エノクの書』だろうが。
「さて、本当にどうするかね」
『話は聞かせて貰ったぞッ!!』
この声は──新潟の連中か。わざわざオープンチャンネルを使うとは酔狂な奴め。
『ネフィリムの相手は厳しいが、八十のラミエルなら我々でも足留めぐらいは出来る!ここは任せて貰おうッ!!』
『しくじったら孕ませだぞ?』
『う゛ッ!……ふ、ふふふ。我らを甘く見て貰っては困るなッ!!我々には秘密兵器が居るのだ!!』
『秘密兵器……?』
そんなの居たか?新潟支部から提出された報告書は読んでいるが、そんな存在が書かれていた記憶は無い。とはいえこの場面で嘘を吐く意味も──
『そうッ!相手が
あー……ロボ系の俺らが集まりやすい新潟支部*2だし、そら居ても可笑しくないわな。〝碇シンジ〟はパッと見、甘い顔した中学生でしか無いし。
そんな事を頭の片隅で考えていると、全く別の所からシンジニキに関する情報が出てきた。驚くべき事にネフィリムを狩る動きを止めず、オープンチャンネルで叫んだ馬鹿が居たのだ。
『シンジニキだと……!?まさかあのシンジニキなのか!?』
『知っているのか雷電!』
『ああ!!ゲンドウに構って貰えず、溜まった性欲を息子のシンジで晴らすリツコの逆レ同人誌に性癖を狂わされ、
『僕のプライバシィィィ!!』
血涙を流していそうな叫び声と共にダイナミックエントリーした初号機がラミエルをショルダータックルで吹き飛ばし、そのまま追撃を仕掛ける。……〝マステマ*3〟か。最初からクライマックスだな。
『くっそッ!!ラミエルを殺ったら次は君達だッ!!僕の性癖を知った人間は纏めて死んでしまえ!!』
『きゃー!シンジニキが御乱心よー!』
『いや、少なくともお前は一度死ぬべきだと思うぞ』
俺もそう思う。
「セツニキ。彼に援護は必要そう?」
「んー……大丈夫そうだな。新潟支部の母艦から次々出撃してるし、足留め程度なら出来るだろ」
「了解。それじゃネフィリム討伐組の方に集中しとく」
双子ニキがシンジニキへの援護の為に動かした砲塔を弄り、再び身近な場所に居るネフィリムへと標準を合わせて砲撃を再開する。
単純な単発威力だけで言えば、この場に居る最強は間違いなく双子ニキ(兄)だ。故にその火力をこの場に居る全員が期待しているのだが……
「何か威力低くないか?もうちょい消し飛ばせると思ってたんだが」
「あ、セツニキもそう思う?」
「そう言うって事は……」
「うん。ぶっちゃけ半減から等倍ぐらいしか通ってないっぽい」
「マジかよ」
破魔と呪殺が無いとは言え、六属性撃ち込んで弱点無しとか、どんな耐性になってんだ?
「斥候組。【アナライズ】結果は?」
「深層に良くある〝文字化け〟に加えて着弾箇所の【属性変更】のせいで分からぬ!神話的な弱点の水撃が等倍で、他は半減なのは間違いないんだけど……」
「弱点が分からんか」
「うむ。何と言うか【ボス属性】と【伝承耐性】が変な風に混じってる気がする」
ただでさえ糞みたいな状況なのに、さらに糞みたいな情報が出てきた事により、思わず口から溜め息が溢れ出る。
何と言うか半終末に突入してからロクな目に会ってないな。前世で悪行を積んだ記憶は──まぁ、たくさんあるから自業自得かね。
『割り込み失礼。セツニキ、ネフィリムの弱点って先日の実験の様になってるのでは?』
目の前の仮想モニターに映ったのは探究ネキだ。とはいえ本体は結界の維持に全力を出してる様で分身の方だが。
『先日の実験……ブーストニキと二人で作り上げた新式のCOMPか?それともショタオジとお遊びで作った新式の悪魔合体術式の方か?』
『待ってください。凄く気になる情報が出てきたんですが?──って、それはこの攻略が終わったら聞くとして。あっちですよ。〝サクサクルース〟の方です』
『あー……そういやそんな実験もしたな』
すっかり忘れてたぜ。