【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
初代ACでラジエーターの大切さを知ったので初投稿です。
【本部の場所には】ロボ部総合スレ Part180【触れちゃ駄目】
1:名無しのロボ部
ここは日本全国にある各支部のロボ部の技術交流をメインとして設置したスレです。
ロボ部本部は新潟派と山梨派と呉派が居ますが、毎度論争が巻き起こってるので触れない様にお願いします。
────────
──────
────
350:賭博師
ほい。ビームサーベル
[画像]*1
351:名無しのロボ部
これはビームサーベル
352:名無しのロボ部
仕組み的にはどうなん?オカルト?科学?
353:賭博師
オカルトだな。というか術スレに張ったらこっちに案内された
仕組み的にはルーンブレイドで【剣生成】の術式に
354:名無しのロボ部
ルーンブレイド(SF)は笑う
355:名無しのロボ部
性能的にはどうなん?
356:名無しのロボ部
量産性は?
357:賭博師
性能的にはレベル1~から使えて、使用する魔石によって生成される剣の強さと属性が変わる感じだ
基本的に刃を維持出来る時間は十分、サブウェポンとして使う事を前提に作ったから本体の霊力は使わん。
量産性は術スレに居る奴等なら一日に十本は余裕だと思うが、術式としてはくっそつまらんから作る奴が居るかは……
ちなみに一回魔石十個ぐらい食うから常用するなら十分の間に十個以上のドロップ必須な
358:名無しのロボ部
条件中々厳しくて草
359:名無しのロボ部
術スレの気持ちは分かる。俺らも今更技術的に簡単な奴を作ろうとは思わんし……
360:名無しのロボ部
金稼ぎで作るぐらいよね
361:名無しのロボ部
セツニキにとっても凄く簡単な奴っぽいけど、なんでそんなもん今更作ったん?
362:名無しのロボ部
誰かからの依頼?でもビームサーベル自体は色んな方式で作られてるよね
363:名無しのロボ部
アギ系を剣の形に押し止めればいいだけだしな
364:賭博師
元々はようじょネキの誕プレ用に作ったんだよ。仕組みが簡単でロボに流用出来る装備としてな。
ただ本人の霊力を使う方式の奴を作ってる途中で気付いたんだわ
そろそろラジエーターの冷却限界考えないとオーバーヒートするんじゃねって事に
365:名無しのロボ部
あー……
366:名無しのロボ部
ロボ部の頭を悩ませてるやつ~
367:名無しのロボ部
マガツイカルガでも結構やばかったもんねぇ
368:名無しのロボ部
出力は幾らでも上げられるけど冷却性能はね
369:名無しのロボ部
田舎ニキみたいな氷結属性なら楽なんだけどなぁ。本人の属性的にむしろ下がるし
370:名無しのロボ部
ようじょネキはタイプ的に雷撃だからな。エンジンの出力は幾らでも上げられるけど冷却性能はラジエーター依存だからね
371:名無しのロボ部
放熱プレートをエールストライクみたいに増設すればある程度は何とかなるけど、原作再現的には失敗だしなぁ
372:名無しのロボ部
今は余剰出力を全て冷却術式に流し込んで何とかしてるんだっけ?
373:名無しのロボ部
そう。一応、改良や新方式を常に考案してるけど、エンジン程には進んでないのが現状かな
374:賭博師
だから魔石式にしてラジエーターの負担にならない様にしたんだが、今度はようじょネキのレベル帯だと使えない剣になったという
375:名無しのロボ部
高位霊能者クラスの魔石十個は下手したら一回万単位のマッカ飛ぶもんね……
376:名無しのロボ部
仕組み的には悪くないし、金札以下のデモニカに持たせる武器としてはかなり理想的なんだけどね
基本銃で近付かれた時の対処に使えるし
377:名無しのロボ部
だな。前衛の悪魔が抜かれた時のサブウェポンとしては悪くない。
ただようじょネキクラスが使うかというと……
378:名無しのロボ部
誕プレとしては失敗だね
379:賭博師
だから無重力合金辺りでも渡そうか迷ってる。
最初はガンダニウム合金でも作ってやろうかと思ったんだが、月がメガテン的に厄過ぎてどうしたもんかね
380:名無しのロボ部
ロボ部を悩ませてるやーつ
381:名無しのロボ部
緣切りすぎるとルナマテリアルの意味が無くなるしねぇ
382:名無しのロボ部
宇宙素材はクトゥルフもあるし、メガテン世界だと辛いもんが……!
383:名無しのロボ部
それなー
384:名無しのロボ部
ホビー部で作ってたカスタムロボはどういう仕組みだったん?あれも無重力合金?
385:賭博師
あれは既存の金属とオカルト性質持ちの金属を薄くミルフィーユみたいに重ねた金属板を加工してるな
精神繋いで遊ぶ仕組みだから霊的防御力は高めだし、外様の干渉を防ぐ為に薄い板に術式刻んだりしてるからオモチャと言えないレベルの値段なんだわ
386:名無しのロボ部
oh...
387:名無しのロボ部
典型的なその技術、そのオモチャに使うの?案件じゃったか
388:名無しのロボ部
上位勢は片手間で作れるけど、下位勢には修行になる系
389:名無しの術師
セツニキは簡単に刻んでるけどルーンって実際彫るときの霊力にムラがあったら浸透率下がるし、深く彫りすぎると彫り終わった時点で発動するし【剣生成】の術式と干渉しない様に彫る必要あるしで、説明より簡単な品じゃないぞー
390:名無しのロボ部
知ってた
391:名無しのロボ部
悪魔素材で筋肉作るのも簡単じゃないしな
392:名無しのロボ部
銃身も少しの歪みで酷い事になるしな
393:名無しのロボ部
納品されたパーツの精度が低いとスペックがあり得ない程に下がるし、最悪起動すらしねぇ!
394:名無しのロボ部
ロボ部あるある
395:名無しのロボ部
心臓部は納品された奴をバラして精密検査必須だぜ!じゃないと爆発するぞ!(4敗)
396:名無しのロボ部
負けすぎぃ!(2敗)
397:名無しのロボ部
カタログスペックは机上の空論。ちぃ覚えた
398:名無しのロボ部
後はリミッター解除するな!気持ちは分かるが何の為のリミッターだと思ってんだよ!
399:名無しのロボ部
それな!!
──────────
────────
──────
◇
「つー訳で、誕生日プレゼントは昔挫折したけど今なら作れるんじゃね?シリーズになった」
半終末に突入して暫くして。ようじょネキの誕生日がそろそろだと言う話をレン子ニキから聞いた俺は、宮城支部にお邪魔していた。
「名前からしてネタ臭が凄い!」
「創設期の製造班の嘆きが聞こえる一品だぞ〜」
まず取り出したのは、龍が巻き付いたキーホルダー。日本全国のお土産屋に何故かある〝アレ〟だ。
「俺達のほぼ全てが購入経験あるやつだ!」
「これとマリモ入りのキーホルダーは鉄板よな」
会話しつつ龍を撫でながら霊力を流すと、
「昔は銃剣の所持規制が厳しくてな。初期修羅勢の武器がスコップやらツルハシやらがメインになった原因でもあるんだが、その頃に構想だけはあったんだ」
「当時は無理だった?」
「製造班の技術力も術スレの技術力も無くてなぁ」
まさに今だからこそ作れる品だ。当時はこれクラスを作ろうとすると、俺やショタオジの手伝いが必要だった。
探求ネキも素人だった時代だしな。というか前世の知識で下駄履いてる俺を超える探求ネキの現在が可笑しい。バグかな?
「ちなみにキーホルダーを【巨大化】してるんじゃなくて、キーホルダーそっくりの龍の巻き付いた剣をわざわざ打ってから【縮小化】&【軽量化】で小さくしてるんだ。だから見た目よりお値段も中々な品だったりする。部下の為に買うなら注意な」
「単純に【巨大化】じゃ駄目だったのか?」
「元々武器として使う設計になってないから軽すぎて折れるんだよ」
「なるほど」
【巨大化】した龍剣を幼女ネキに渡すと、意気揚々と構えて見せる幼女ネキ。
「ようじょと大剣の組み合わせはやっぱ良いな」
「ふふん♪」
「あ、そうそう。それ分類上は大剣型鈍器だから注意な。具体的に言えば【刹那五月雨切り】の様なスキルの威力が落ちるぞ」
「剣なのにっ!?」
「龍が巻き付いてるせいで刃の邪魔になってんだよ」
構造上の欠陥と言うべきか否か。武器としての性能は悪くても、何処にでも持ち運べる利点があるからなぁ。
巻き付いた龍を霊力を込めた手で撫でさせ、【縮小化】と【軽量化】を発動させる。キーホルダーに戻ったそれを机の上に置くと、幼女ネキがわくわくした瞳をこちらに向けてきた。
「次はどんなプレゼントなんだ?」
「次はこれだ」
取り出したのは、鮭を咥えた木彫りの熊だ。
「玄関に良く飾ってあるやつ!」
「親戚の家に何故かあるよな」
木彫りの熊が置かれている長方形の台座の四つ角に、ガイア連合の魔道具用に加工された共通規格の魔石を嵌める。
四つ目を嵌め終えた時点で熊の像から光が立ち上り、宮城支部を包み込む様に結界が展開された。
「使う魔石は10以下なら何でも。効果はレベル10以下の悪魔の侵入禁止と結界内の【浄化】で、11以上には何の効果も無いから注意な」
ちなみに天使も浄化出来る。メシア教の勢力が強すぎて糞鳥共のレベルは11以上が多く、余り意味は無いが。
「性能だけ聞くとそこまで悪い物には聞こえないのだが……何か欠点でもあるのか?」
「当時は認証術式が刻めなくてな。配下の悪魔やデビルシフターも浄化しちまう感じだったんだ」
「おおう……」
「しかもショタオジ製の簡易式神も弾いちまってなぁ。最近までお蔵入りしてたのはそれが理由だな」
当時からレベル11以上の簡易式神は作れたが、非覚醒者俺達がそんな式神を扱える訳も無く、泣く泣く没となった結界発生装置という訳だ。
「ちなみにコスパはどうなんだ?」
「魔石四つで一ヶ月は持つぞ」
「登録方法は?」
「起動前に熊に登録したい奴の霊力を流せば大丈夫だ」
「どちらかというと現地民向けなんだな」
「黎明期の頃は俺らのレベルもそこまで高くなかったからな」
「なるほど」
ショタオジを除けば俺がかなりの高位霊能者だった時代の企画だし、当然と言えば当然なんだが。
熊の台座から魔石を外し、緩衝材入りプレゼントボックスに詰め込んで幼女ネキに手渡す。
使い道を悩んでいる幼女ネキを尻目に、俺は最後のプレゼントを取り出した。
「最後はコレだ」
霊符から取り出したのは──
「温泉の素……?」
日本各地の
「半終末の今だと実感が湧かないだろうが、当時は大気中のMAGが薄くてな?遠征先にガイアカレーが必須だったんだよ」
「私にも覚えがあるな」
「そらそうか。ま、それを何とかしようとしていた頃の企画をリメイクした奴がこれだ」
これを作る為だけに星祭総出で霊泉周辺の地質や植生調査を行ったのは秘密だ。こういう時、集団で動ける星祭は便利だよな。
「何気に各支部の特産品やらが印刷されてるのか」
「温泉の効能がメインだが、何処の支部も黒札を呼びたいのは変わらないしな。これを載せるだけで来てくれるなら儲けものだろ?」
「こんな事まで考えないと行けないなんて支部長は大変だ」
「だからやってくれる奴をみんなで支えてるんだよ」
逃げられないようにな!
それからは特に説明する事も無く、岩手支部から預かった特産品セット、星祭の連中から預かった【氷結】【水撃】系のラジエーター用深層素材、ホビー部や製造班から預かってきたプレゼントを手渡して任務完了。
「……っと、忘れてた」
「む?」
「Happy Birthday.幼女ネキ」
これを言わないと誕生日のお祝いは締まらないわな。
◇
幼女ネキが新機体作る前に投稿出来るかビクビクだったのは秘密。