【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
書いてて一番楽しかった。
追記:前回貰った感想に詳しく作者の脳内を垂れ流してるんですが、男鹿ニキは途中で覚醒してるから生き残って動けた感じですね。ついでにキョウジさんをニキ呼びにしてしまったのはカオ転三次の作者病な気がする(笑)
ちなみに人が燃えてから生きてる時間は2~3分らしいですよ
肉体的な〝器〟が出来てない俺らも多いので、午前中は重りを増やしながら富士山登山を行い、帰ってきたらショタオジから厳しい修行を受ける日々。
────以下、ダイジェスト。
「今日の君達の死因は──」
「おい!ショタオジが二日目でルーレット導入しやがったぞ!」
「テメェ、覚醒したら絶対に殴るからな!」
「覚醒して俺を楽にしてくれるならwelcomeだよ?──殴れるならね?」
「くそッ!このナチュラル強者が!」
「騒いでる内に止まったな。今日は【毒殺】か」
「【毒耐性】は欲しいのぅ」
「たぶんそんな優しい物じゃないぞ。麻痺や石化含む全部乗せだ」
「それ【バッドステータス】言うんやで?」
「あ、蛮ニキと京四郎ニキ*1はこの修行で目覚めると思うから気張れよ」
「マジか!頑張るっきゃねぇな京四郎ニキ!」
「草生やしてる場合じゃねぇな!」
────三日目。
「はい、ストップ!」
「今日は吸命死?なんじゃそりゃ」
「たぶん【ドレイン】系だろ。今日、覚醒するのはシエラネキとワンチャンあるのはミナミィネキ辺りか」
「セツニキが断言しないとは珍しいですね?」
「ミナミィネキと秋雨ニキの二人は全く別方向の才能が有るっぽくて可能性が絞り込めないんだよな」
「ほう?それは興味深いな。詳しく聞けるかね?」
「────生きて帰れたらな?」
────四日目。
「はーい今日のルーレット回すよー?」
「横で踊ってるネコマタの違和感がやべぇな」
「僕の目が可笑しくなければ上から雑に【バフ・デバフ】って書いた紙貼られてない?」
「そういう事なんだろ」
────五日目。
「今日は【過剰回復】じゃの」
「クロビカリネキと他に何人か覚醒しそうだな」
「あら~ん?ついにアタシの出番?」
「間違いなくな。後、そろそろ何人かは別の【スキル】生えた気がするぞ」
「死ぬのも無駄じゃねぇな!」
「草」
────六日目。
「【盲目】……たぶん修行で目覚めるならグラ爺がこれだったろうな」
「まぁ、ショタオジに〝視〟て貰った感じ、そうじゃろうなぁ」
「セツニキ!そろそろ俺らも目覚めたいんですが!」
「死ぬの何時まで経っても慣れないんだけど!」
「お前らは霊的には何時でも覚醒出来る状態なんだが、たぶん肉体が未熟っぽいぞ」
『『お排泄物ですわ!!』』
「いきなりのお嬢様は笑う」
────七日目。
「ネコマタがまた居るって事は──あー、これヤバイな」
「え?セツニキがヤバイ言うのマジで?」
「ちょ、何させられん俺ら?」
「みんな大好き夜の運動会の時間だぞ☆」
「わーい!……で、どういう死に方になるのです?」
「冷静だなミナミィネキ。人数や性別的に男同士で腹上死が大半で、運が良い奴はおにゃのこと当たる感じだな。尚、血玉が出ても許されない模様」
『『『拷問だろそれ!!』』』
────そして、現在。星霊神社本殿。
「驚いたよ。まさか一人も脱落する事無く全員覚醒するとはね」
「俺もビックリだ。大半は脱落するもんだと思ってたんだけどな」
「私が一番最後だったので文句言える立場じゃ無いのですが……セツニキ、何時から目覚めていたので?」
「最初からだな。というか俺とショタオジで始めた物語だぞ?これ」
「そうですか……皆さんはもちろん知ってたんですよね?」
睨む、までは行かず、ジト目で俺らを見るミナミィネキ。代表して口を開いたのはグラ爺だ。
「儂らも覚醒した後にショタオジから聞いたんじゃよ。その理由もな?」
「理由?」
俺の方に向き直ったミナミィネキと視線を合わせる。……これ、ふざけたら殴られそうだな。
「俺とショタオジの計画だとな?そもそもこんな転生者が集まる予定じゃ無かったんだよ」
「ビックリしたよね。最初は十人ぐらい来てくれて、その内の二、三人使い物になってくれれば良いな、って計画だったし」
「いや、メガテン世界って知ったら誰だって来るんじゃないか?俺はそうだったし」
そう言ったのは男鹿ニキだ。
「俺はそれ以上に地下鉄サリン事件のせいでオカルトを拒否る俺達の方が多いと予想してたんだよ」
「ふむ。確かに前世持ちならあの事件で宗教やオカルトに忌避感を持つ人も多いだろうね」
「そうなんだよ秋雨ニキ。なのに蓋を開けたら二百人以上が応募してきて、その内の百人ちょいも来たからな」
「食料集め大変だったよね」
「マジでな」
根も葉もない噂を立たせる訳にも行かず、ムラサキ達を使って国内のあらゆる所から少しづつ集める日々。観光出来なかった土地も多かったなぁ。
「で、覚醒修行って言っても正直胡散臭いだろ?だから転生者達の不満が爆発しそうな時に派手に覚醒する予定だったんだよ」
「つまりサクラだったんですか」
「そうそう。そしたらなぁ……」
ショタオジと二人で遠い目をする。
「初日ニキはセツニキと同じ【瞑想】のスキルに適性が有ったから目覚めるのはわかるんだ。でもネコマタニキの覚醒はなぁ……」
「あれは何というか凄い執念だよな。俺らなら分かると思うが、あれだけ厳しい修行を受けて漸く覚醒出来る筈なのに執念だけで覚醒したからな」
「ある意味では天才だよね。彼」
本当にな。たぶん素質としては最高峰なんじゃないか?生かされるかは知らないが。
「でも、それなら覚醒者が出た段階でセツニキも覚醒して良かったのでは?わざわざ私達に付き合わずとも……」
「いや、普通にグラ爺とかと騒いでたらタイミング逃して、厳しい修行を受けるって流れだったからそのままノリで行っただけだぞ?」
「というかセツニキも俺達らしく基本ノリと勢いで動いてるよな」
「うむ。というかショタオジと会った時点で俺はコロンビア状態だからな。楽しめるなら楽しむだろ」
「その間、俺は死にそうなぐらい忙しかったんだけど?」
「ごめんちゃい☆」
ショタオジの後ろに出現するS.O.F。全力で距離を取り、結界を張る俺。抵抗虚しく割れる結界と燃え死ぬ俺。もちろん即座に蘇生された。
「最近、全裸になる事が多いんだが?」
仕方無いので霊符から下着と作務衣を取り出して着替える。ちなみに俺はトランクス派だ。
「自業自得でしょ。……まぁ、セツニキに関してはそんな感じだよ。ミナミィネキ」
「なんかもにょりますが……先にお礼を言っておきます」
姿勢を正したミナミィネキが俺に向けて深く頭を下げる。
「
そうか。覚醒したから記憶操作が解けたのか。
「どういたしまして。まぁ、俺が生き残る為でもあったからそんな恩に感じる必要は無いぞ?」
「それでもセツニキのお陰な事には変わりませんから」
深々と頭を下げ続けるミナミィネキ。そんな空気が嫌だったのか、俺らの一人が質問してきた。
「そういやセツニキはどうやって目覚めたん?」
「あ、それ俺も気になった。事前覚醒組なら地獄だったん?」
「俺が転生者としての記憶を取り戻した時には【餓鬼】に片腕を捻り切られて、腹の上に乗られた状態だったぞ」
「聞くたびに思うけど、それで良く生き残れたね?」
「【丸かじり】は神スキル」
グッドサインと共に俺らに言うと、多くが首を振る。
「厳しい修行を乗り越えた事は誇るけど、セツニキ達事前組に比べたら自慢も出来ないな」
「僕はそれで良いと思う。覚醒者特有の全能感に溺れなくて済むしね」
「というか覚醒してショタオジを間近に見た筈だろ?何であんな鼻伸びたんだろうな?」
「たぶん厳しい修行をしなくても目覚めた俺ツエーになったんじゃないかなぁ」
「草」
俺もミナミィネキも忘れた様に騒ぐ俺ら。何ともまぁ俺ららしいな。
◇
他の方々と違って厳しい修行をノリと勢いで超えてる連中はどうでしたか?