【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
これが星祭のシキオウジだ!(生成時間一分)
小説も書けるし、絵も書けるし、動画も作れるし、作曲も出来る。小売店の発注や配送業者の荷物の仕分けにも使われてるし、工場で料理も作ってる。
さらには自分に自信無い人の唯一の味方にもなってくれる事を考えると……AI君って実体の無い嫁シキガミでは?(錯乱)
本スレの流れからクズの才能読み直したら、ゆかりさんレベルで下の中って断言されててワロタ
終末後の黒札って平均50ぐらいあるっぽい……?
だとしたらタタラネキはかなりおサボりしてた事になりそう(笑)
真修羅やショタオジの居る山梨第一には劣るが、星祭神社はガイア連合全体で見ても上から数えた方が早いほどの防衛力を誇る拠点だ。
三十以下の有象無象は各地から引っ張ってきた闇召喚士達が対処を行い、五十までの相手なら星祭の巫女達と共に多くの修羅勢が趣味で作った多種多様な式神達が鎮圧に向かう。
それでも駄目なら修羅勢が出撃する──前に。
我ら星祭が誇る
「なんで動いてるんだ?」
満月と桜が咲き誇る夜の神社という神秘的な領域を展開しつつ、ゆっくり歩くシキオウジ。
全高25mというサイズなだけあって歩く度に大地が揺れており、慣れてない人間なら転倒する危険性もあるだろう。
幸いな事に領域を展開してるお陰で現実の神社にダメージは無いが、物理型大剣の〝イワナガ〟と万能属性非実体剣〝サクヤ〟まで展開しているとなると、流石に見過ごす訳には──
『『『ちょっと待ったぁぁぁ!!』』』
丁度カードを抜いたタイミングでバカ共が降ってきた。その姿は油と煤で汚れており、お世辞にも綺麗とは言えない姿だった。
「危ねっ!!本当に危なかった!!」
「俺達の三日間が無駄になるところだったね……!」
「
「だったら説明しろや。なんでシキオウジが動いてるんだよ」
そう尋ねると、追いついてきた後続の一人がヒーロー着地を決め、その格好のまま説明を始めるという暴挙に出る。
「いや〜バトロワ待機中に幼女ネキとロボ談義で盛り上がってさ。うちにもあるよ〜って言ったら目を輝かせて『見たいっ!!』って言われてね?」
「ただ作ってから一度も動かしてなかったじゃん?経年劣化や埃とか汚れが装甲にあったらガッカリするだろうし、幼女ネキに見せる前に一度メンテしよっかって流れになって──」
『『『三日前から頑張ってましたっ!!』』』
「せめて旅館の掲示板に試験日を貼っておけよ……」
『『『ごめん……』』』
とはいえ幼女ネキの為と言われたら、これ以上の小言は不要だろう。コイツらも整備を真剣にやっていたからこそ連絡を忘れたんだろうし、幼女ネキのロボ好きは連合に広く知れ渡っている。
そんな彼女をがっかりさせない為の努力なんだ。被害が出ていない以上、握り潰しても問題無い。
「あ、ところでセツニキ。今、暇だったりする?」
「ん?特に予定は無いが、どうした?」
返事を返しつつ式神を飛ばす。行先はもちろん掲示板。起動試験中という告知の為だ。
「シキオウジの術式チェックよろしく!」
「いや、チェックせずに起動実験したのかよ?それだと流石に見過ごせないぞ?」
「いやいやいやっ!!出来る範囲でちゃんとやったってばっ!だけど俺らはそこまで術式を専門としてないから……ね?」
「完璧かって聞かれるとなぁ……」
「ちょっと不安があるんよ」
「専門分野ではないとはいえ
袖から霊符を取り出し、空中に展開。【透過】を含む霊視系術式を多重起動してシキオウジ内部の術式を丁寧に視ていく。
「……うん、問題無いぞ。しいて言うなら術式が古いぐらいだ」
「このままだと問題ありそう?最新のに乗せ換えた方が良い?」
「いや、この術式なら大丈夫だろう。どちらかというと良い方の旧式だしな」
「ん?どういう事?」
「アップデートにバグは付き物だし、再メンテは当然だろう?」
『『『納得した』』』
最新だから良いとは限らない。昔の家電は三十年使えたし、前世の婆さんに買ってやったブランド物の財布は曾孫娘に受け継がれるぐらい頑丈だった。
もちろん、婆さんが丁寧に使っていたというのも長持ちした秘訣の一つだろう。ただ、それを抜きに考えても昔の物は壊れなかった気がする。ゲームボーイとかな。
「実際この術式はどんな役割を担ってるの?いや【アナライズ】系の術式なのは分かるんだけど」
「シェルターが管理してる情報にアクセスして敵味方を区別する為の術式だ。管理してる情報に漏れがあったら友好的な悪魔でも惨殺するっつーか、悪魔とのTalkを完全に無視して動くから、情報更新をサボってると新たにやって来たデビルシフターが討伐対象になったりするぞ」
新式はもう少し融通が効くんだが、そもそも起動した時点でシェルター崩壊の危機を想定していたので、悪魔は悪・即・斬ッ!!なんだよな。
「そこの術式ってそんな機能だったんだ……容量占めてる割にシキオウジの性能に関与してないし、てっきり俺達らしく無駄機能でも積んでるのかと思った」
「現代風に言えば暗号通信する為に術式が大型化してるんだわ。小型化すればその分だけシキオウジの性能を上げられるが、その代わりに誤情報で暴走する可能性は跳ね上がるし、逆探知から黒札の情報を抜かれる事を考えれば、下手に小型化するより同じ大きさのまま性能を上げる方に注力した方が賢いだろう?」
「なるほど。ケチるわけにはいかない術式ってわけね」
俺らの言葉に軽く頷く。セキュリティ系は手を抜くと本当に大惨事を引き起こすからな……。
「ん?そういや星祭の情報管理って誰がやってるん?俺、登録した記憶無いんだけど?」
「拝殿側は門前街含めて禊が管理、本殿は魂に刻まれた許可書がそのまま識別信号になってるぞ。というか俺達の場合、襲われてもどうにでもなるだろ」
「いや、まぁ、そうなんだけどさ。でも気になるじゃん?」
「分かる。許可書が無い場合は普通に襲われたりするのかとか気になるよね」
「その場合は
「あー……〝裏口〟の位置的にそうなっちゃうか」
鬼葛の居る〝裏口〟の出口は星祭の鍛錬場だからな。新人の教官役としても働いている以上、あそこに近いほうが何かと便利だし。
「他に何か聞きたい事はあるか?無いならもう行くが」
「今のところは大丈夫〜。詰まったら聞きに行くね!」
「いや、機械に関しては俺より適任が居るだろ」
「モーレンちゃん*2は常に忙しそうだから話しかけづらいんだ……」
「俺らは趣味だけど彼女は仕事だし……」
「旅館の中居さん*3のメンテも彼女の仕事だしね」
「流石の俺達も邪魔しちゃいけない事ぐらい分かってるよ」
「アイツ、黒札の皆様に避けられてる気がします……って落ち込んでたぞ?」
『『『そうなの!?』』』
「おう。というか連合のシキガミは基本的に専用式神の術式がベースだから、自我が湧いた時点でお前らに好意を持ってるんだわ*4。で、お前らはそれを知っておきながら避けていた訳で……」
「ちょ!?」
「ちょっと男子ぃ〜流石にそれは最低じゃなぁ〜い?」
「お前もだろっ!!てか、え、俺ら、そんな前世のイジメっ子みたいな事してたの!?」
「これは
「お前の土下座に価値あるの?逆にマイナスポイントじゃない?」
「うるせぇ!!とりあえず謝ってから考えるんだよ!!おらっ!行くぞっ!!」
「あ、ちょっと待てや!シキオウジ回収しなきゃ駄目だろッ!!──セツニキッ!俺らも行くわ!またなっ!!」
「おう、またな」
ワーワー叫びながらシキオウジを格納庫に向かわせ、そのまま足早に立ち去っていく俺達を見送る。
メシア教がまともならなぁ……アイツらも無意識に警戒して距離を置く事も無かったろうに。
◇
カラーリングは神社らしく赤と白だぜ!
まぁ、出番は俺らが表舞台から去った後になりそうだけどw
そういえばちょっと前に書いた霊能上げの話なんですが、クズの才能読み直した流れでどくいも様のSS を読み直したら『小ネタ TSって、エッチじゃん?』に凄まじい物があって笑ってしまったw
これが許されるガイア連合が怖すぎるwww