【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
取り敢えず後書きに長文置いておきます。
読まなくても本編には関わりありません。後にネタに一話書くかも?程度かな。
厳しい修行を終えた俺らが、それぞれ自分の街へ帰っていく。各自家族と話し合って、すぐに戻って来る予定らしい。それを見送る側に立っているのは、俺とシエラネキ、そしてグラ爺の三人だけだ。家族と上手く行ってない(と思われる)蛮ニキがギリギリまで残ろうとしたが俺が説得した。俺が記憶を取り戻した時には母親は【餓鬼】に喰われていたぞ、と。
「早く帰ってこないとグラ爺達に何時までも追い付けないし、家族と急いで話し合わないとなぁ」
「親に呆れられて一人暮らしの俺、勝ち組!」
「俺は社畜だったから上司の顔面に辞表をシュートして、部屋を解約して逃げてくるだけだわ」
「パソコン以外は御神体とかグッズとか買うものすら無かったしな。ゲームもスーファミ消えてパソゲーが多いし」
「今世の家庭用ゲームはプレステスタートかねぇ?」
「どうだろう?パソコンの普及が早すぎて全てパソゲーになるんじゃね?」
「エロゲ開発してる俺達がエロゲの名作は救うって言ってたぞ?」
「それは最初からパソゲーや」
ワイワイガヤガヤこんな時でも俺らは変わらず、無限に話が逸れていく。それを呆れつつも見送っていると、一旦拠点に戻ると言っていたカヲルニキを見付けた。
「カヲルニキー、これプレゼント」
カード投げの応用で銀行の名の書かれたカードをカヲルニキに渡す。
「わっ。……これは?」
「俺のポケットマネー入れてる銀行のカード。取り合えず一億ぐらいは入ってるから好きに使ってくれ。暗証番号は0721な」
「その番号は草」
「セツニキー!俺にもお小遣い頂戴!」
「良いけど、その分お前への初期投資が減るぞ?」
「じゃ良いや」
「決断が早い!」
「いや、真面目な話、ジェネリックショタオジ*1ことセツニキの初期投資は円で買えねぇんだ……!」
「マッカか才能あったらワンチャン?」
「マッカはあって困らないけど微妙かも?俺らの数十倍はセツニキのが稼げるっしょ。しかも才能よりどちらかと言うとここの異界に潜る覚悟のが大切な気がする」
「あー確かに──」
「いやいやいや、こんなの貰えないよ!?」
俺らの話をぶった切り、カヲルニキが叫ぶ。気持ちは分からんでも無いが……受け取って貰わないと俺も困るんだよな。
「勘違いしてるみたいだが、これはやる気のある俺ら向けの支援の一環だぞ?他の奴等は俺自身が手助け出来るが、俺にはペルソナが無いからな。そっち関係は任せきりになる以上、組織として支援するのは当然だろ?」
「いや、でもこんな額は流石に……」
「今回はお急ぎって事で俺からだが、ペルソナ使い達は富豪ニキ達からの支援があると思うぞ?どうせ終末で円の価値が死んでマッカ経済になるからな」
「あー、世界が終わるならそうなるか」
ナイスアシスト!男鹿ニキ!
「ま、だから気にせず使ってくれ。足りなかったら不足した理由をしっかり教えてくれれば追加投資もするぞ?」
「……分かったよ。有り難く使わせて貰うね」
良し、良い流れが出来た。このままやる夫ニキ*2も押し切るぜ。
「やる夫ニキも金が必要なら一億ぐらいなら出せるからな?遠慮なく言えよ?」
「そんな貰えないお!?」
「いや、ペルソナ使いへの支援だから。やる夫ニキもペルソナ使いなら貰う権利あるし、生活費や道具代も馬鹿にならないからな?山梨住みの奴等と同等程度には支援するって決まってるんだよ」
あくまでも俺の中で、だが。ショタオジや富豪ニキ達がどういう判断するかは知らん。
「でも、やる夫のペルソナ、スライムだお?」
「俺らの大半はペルソナすら無いからな。俺やグラ爺、シエラネキなんか長生きし過ぎてペルソナが完全に同化してるらしくてな?ショタオジからどう頑張っても無理って言われてるんだぞ?」
「メシア教や普通の悪魔相手なら幾らでも戦えるんじゃがのう」
「見えなきゃ戦えんからなぁ、こればっかりは」
「戦う意思はあるのに、戦う為の舞台にも上がれないのは悔しいよな」
『『全くじゃ』』
「……わかったお。受け取るお。報告書はセツニキでいいのかお?」
「いや、ちひろネキ*3で良いぞ。後、ペルソナ使いは仲間も大切って聞いたからな。流石に俺達程の支援は無理だが、ある程度の補助はするから報告だけは頼むわ」
「了解したお!」
やる夫ニキにも銀行の名が書かれたカードを手渡す。
「そんじゃそろそろ解散するか。遠方組集まれー。【転移】するぞー」
『『う〜い』』
集まってきた奴等をムラサキ達が飛ばしていく。行き先は各地で借りてる部屋だ。流石に自宅までは飛ばせないので、そこからは各自にお任せになる。
指導するにも纏めての方が楽だし、俺らが帰って来るまで何するかな。
「Welcome」
「No!」
現れたショタオジから全力で逃げる。が、女体化したオンギョウキにすぐ捕まった。
「セツニキは借りてくよ?」
『『どうぞどうぞ』』
「俺に拒否権は無いのか?」
「……?キョヒケン?ナニソレ武器?」
「ふざけんなぁぁぁ!」
叫びも虚しく、強制【転移】で攫われる。俺、この仕事が終わったらショタオジの目の前でゲームやるんだ……!
解放されたのは俺らが全員帰って来た後だった。
◇
【グラ爺の】ついでに試験運用スレ【練習】
1:賭博師
スレタイ通りグラ爺の為の練習スレだ。
好きに使え
仕組み的にオカルトパソコン使った霊視訓練も兼ねてるから非覚醒者には真っ暗な画面を見ながらキーボード打ち込む変質者になるぞ。本殿にしか置いてないから非覚醒者の俺達は来れないが。
ちなみに霊符回線の為、外のネットには繋がらないので注意。
2:侍ローパー
草
──────
────
──
256:グラG
ようやっと慣れたぞ 相変わらずネタはわからんが
257:真祖婆
そんなもんじゃないかの 儂もそこまでわからんし
258:鉄鍋
むしろ早い方なんじゃないか?
259:オーガ
2chを思い出すよなこれ
260:名無しの覚醒者
まだペリー来航してないぞ
261:賭博師
開国してくださいよぉ~
262:オーガ
懐w
263:侍ローパー
草
264:美肉体
ママさーんさっちゃんが言うこと聞いてくれないんですぅ
265:名無しの覚醒者
美肉体ネキが言うのかwww
266:グラG
むぅ ネタに乗れないのも悲しい脳
267:名無しの覚醒者
五時だ辻は掲示板文化!
268:グラG
む 間違ってしもた のうじゃの
269:すねーくばいと
掲示板は読めりゃ大丈夫だぜぐらg
270:グラG
そうなのか?
271:賭博師
ふいんき(何故か変換できない)とかネタにあるぐらいだし ノリでおk
272:真祖婆
むしろ賭博ニキは慣れすぎじゃろ
273:名無しの覚醒者
それな
274:鉄鍋
そういやそうだな。年齢的に考えれば前世最年長だろ?賭博ニキ
275:ネコマタ好き
ネコマタちゃん見なかった?
276:名無しの覚醒者
オレのとなりで寝てるぜ?
277:ネコマタ好き
お前をコロス
278:賭博師
うちの一族は温故知新に真っ向から喧嘩売ってたが 知識だけは取り入れてたからな こういうのはちゃんと学んでたぞ
279:すねーくばいと
ネコマタニキが赤い光出しながら爆走してるんだがwww
280:美肉体
やっぱりアタシ達の中で一番の才能って言われたのは伊達じゃないわねぇ
281:ミナミィ
ショタオジと賭博ニキ公認は流石ですね
282:恍悦寺
ミナミィネキも負けてないと思うが
283:名無しの覚醒者
ショタオジのデビサマ修行に付いていけてるのって瑞樹ネキ*4とネコマタニキとミナミィネキ、後は恍悦寺ニキの他に三人?ぐらいだっけ?
284:名無しの覚醒者
確かそう
285:名無しの覚醒者
そのラインナップに居るネコマタニキがすげぇな
286:賭博師
ペーパーアートで俺の嫁を作る気満々な奴がまともだと?
287:侍ローパー
草
288:優しい悪魔
あ、賭博ニキ ちょっと質問なんだけど
289:名無しの覚醒者
実に俺ららしいな
290:賭博師
なんだ?
291:優しい悪魔
これ使う時の利用規約ってマジなの?
292:名無しの覚醒者
え、そんなのあった?
293:ミナミィネキ
石長比売とベルフェゴールはそれぞれ小麦肌長身巨乳美女と妖艶な美女と認める事って奴ですね?
294:侍ローパー
どう考えても賭博ニキ関係で草
295:名無しの覚醒者
てか俺、利用規約すっ飛ばしちゃったけど平気?
296:名無しの覚醒者
俺も俺も
297:名無しのデビルサマナー
それ、悪魔との契約でやるとマジで危険だからちゃんと読みなよ?
298:名無しの覚醒者
はい
299:名無しの覚醒者
素直か!
300:賭博師
マジだぞっていうかこれ使ってるなら契約にサインしたのと同じだ
301:名無しの覚醒者
えっそれ大丈夫なん?
302:賭博師
わざわざ石長比売は????!ベルフェゴールは???に座った悪魔って言ったり、二人の神話の悲惨な部分を吹聴しなきゃ平気だ
303:賭博師
てか流石ベルフェゴールだな。NGワードに設定されてるわ
304:名無しのデビルサマナー
まぁ、ここらへんの仕組みを作った奴の一人だしね
305:名無しの覚醒者
え、どういうこと?
306:賭博師
こんなオカルト対応の鯖を一般人が用意出来ると思うか?
307:ミナミィ
なるほど。転生者専用の掲示板も含めて鯖の製作者って事ですか
308:恍悦寺
ショタオジは納得してるのか?
309:名無しのデビルサマナー
してるかしてないかで言ったらしてないけど、ぶっちゃけ契約違反しても軽いから見逃してる感じ&賭博ニキの一族の悲願だからね。受け入れてはいるよ
310:名無しの覚醒者
罰則ってどんな事が起こるん?また厳しい修行?
311:賭博師
お前らの宿泊費や修行に使う霊草やら式神やらの代金を請求する&転生者用掲示板の垢BANだな
312:名無しの覚醒者
軽い……のか?
313:名無しの覚醒者
いや、これキツいだろ。終末後どこから情報仕入れるつもりだ?
314:名無しの覚醒者
普通にネットからじゃ駄目なの?
315:鋼の兄
終末来たら家電関係全滅するらしいぞ?一応、製作班で研究中だがショタオジの式神が居なかったら無理だなこれ
316:鋼の弟
その式神に宿ってる悪魔がベルフェゴールの超劣化分霊で ガチガチな契約を結んでくれてるのもショタオジと賭博ニキのお陰だから 製作班の俺達は特に文句無い感じだね
317:ネコマタ好き
あ、式神製作班も同じだよ 最終的に人型作る為に協力してくれるって言ってるし契約に文句無い それに二人が美人美女で困る事無いし
318:名無しの覚醒者
確かにw
てか、これ契約破った時の罰よりそれで敵に回す俺らの方が怖くね?
319:名無しの覚醒者
賭博ニキを敵に回すだけでヤバイぞ 俺達のここでの生活費全部負担&覚醒した俺達用の式神の為のマッカ持ってくれてる人だし
320:名無しの覚醒者
つまり吹聴した奴は全部自腹?
321:名無しのデビルサマナー
式神は作ってあげられるけど、全持ちなら裏価格で千万どころじゃ済まないよ?
322:賭博師
ショタオジ謹製の式神なら十億でも即買いするぞ 買えると良いな?
323:名無しの覚醒者
言ってない!まだ言ってないし、言うつもりも無いから!
324:オーガ
ふとした時に言っちゃうのが一番怖いな 契約関連に詳しい俺らなんとかならん?
325:賭博師
術式を組んだ時に契約違反しそうになったら悪寒を感じるようにはしてあるぞ 精神の強制鎮静も込みだから怒りに我を忘れて~って言い訳は聞かないから注意な
326:名無しの覚醒者
うわっ、凄いゾクッとするね。確かにこれで言ったら確信犯だわ
327:名無しの覚醒者
即座に試すのは勇気あるな
328:すねーくばいと
今なら賭博ニキ達が居るからな。試さない方が危なくないか?言い訳するより先にBAN食らうぞ?
329:名無しの覚醒者
俺も試しとこ
330:名無しの覚醒者
俺も俺も──ってこれ凄いね
331:優しい悪魔
確かにこれで言ったら確信犯だね
332:賭博師
ちなみに『民数記』と『地獄の辞典』ってキリスト教系の神話本があるんだが、それをベルフェゴールが宿った式神に渡すと良いことあるぞ。もしくはメシアの聖書
333:霊視
え、マジで?
334:名無しの覚醒者
なんでその二つ指名なん?
335:賭博師
キリスト教視点のベルフェゴールの話が乗った本なんだよ つまりベルフェゴールが改編したい神話の本でな
336:名無しのデビルサマナー
そのお礼として色々やってくれるのはベルフェゴールと結んだ契約に入ってるからね 製作班なら分霊貸してくれると思うし、戦闘班ならマッカはもちろん式神や専用武器を作って貰えるんじゃない?
337:名無しの覚醒者
なにそれやべぇ
338:賭博師
ちなみに山梨近隣の古本屋含む全ての本屋から俺が消してるからな
339:侍ローパー
草って言おうと思ったけど そこまでやったから契約結べた感じか
340:霊視
メシアの聖書も対象なのは同じ理由なのか?
341:名無しのデビルサマナー
そっちは彼が所属してる陣営からのボーナスみたいなもんかな 基本マッカ支払いだと思うよ
342:名無しの覚醒者
早く強くなった奴からメシア狩りうまー?
343:名無しの覚醒者
もしくは後々やるって言ってた地方巡業ついでに本屋漁りか
344:オーガ
契約自体は俺らに何のデメリット無いしな
345:すねーくばいと
むしろ美女が増えるだけだな
346:ミナミィ
これあれですか 破った人間はショタオジはともかく賭博ニキが切り捨てた人材ってレッテルが貼られる訳ですね
347:グラG
賭博ニキには世話になってるからの。儂もわざわざ賭博ニキの怒りを買ってまで助けはせんな
348:恍悦寺
石長比売の神話はそもそも瓊瓊杵尊の主観だからな
349:名無しの覚醒者
妹ちゃん可愛い!お姉ちゃんはちょっと……からのえ?一発で出来るとかあり得なくない?だからな
350:名無しの覚醒者
木花咲耶姫が自宅ファイアー出産しなきゃ認知しなかったからな
351:真祖婆
同じ女としてぶちのめしたいのぅ
352:美肉体
この世界なら出来るんじゃなぁ~い?
353:名無しの覚醒者
そういやそうか
354:ミナミィ
私も手伝いますよ 認めたくないなら避妊しろよ案件ですし
355:侍ローパー
一瞬で話流れてニニギのヘイト爆上がりは草
作者が学生時代に来た昭和の名監督の講演で、こんなお話がありました。うる覚えの部分も多いんですが、大体こんな感じ。
俺の仕事はロクデナシを社会の役に立つスポーツ選手にする事だ。
そのロクデナシは立てなくなるまで走らせて見極めてる。
社会の役に立つ奴は他の人の邪魔にならない様に最後の力を振り絞って脇に避ける。
ロクデナシは大の字になってその場で寝転がる。
どんな人間でも極限の疲労状態の時に地が出る。
スポーツは根性勝負の場面が多くある。その時に意地を張れない奴は社会の役に立つが、スポーツ選手としては駄目。
うさぎ跳びがあった時代なんで今どきの子には合わないでしょうが、昭和はこんな人が多かった印象があります。
で、主人公は極限状態の俺達の動きを観察してました。エドニキが霊草やらに反応してる〜のくだりはその為の伏線ですね。
ついでに半覚醒という状態が本編にも登場してるので、0→100で覚醒では無く、012345...100って感じに覚醒すると作者は想像してます。
だから髪色が〜って話をしてました。
で、最後に主人公とショタオジの差は視点の差です。
スキルツリー+未来視を完全に見れる視点を持つショタオジは、その人の潜在能力+努力して手に入れられる能力全てを見てるから覚醒トリガーが分からないって事にしてます。
主人公はスキルツリーの入口部分から二、三個しかスキルが見えませんが、入口がどれになるかはわかってる感じですね。
男鹿ニキは食いしばり、蛮ニキは毒耐性みたいな最初に獲得出来そうなスキルが見えていたって感じです。
ちなみにモンハンの武器派生の様に主人公が導いたスキルが適正とは限りません。蛮ニキを例えにすると、もしかしたら毒耐性止まりで無効までは習得出来ないかも知れません。
ショタオジはその点、覚醒さえしたらこんな才能が君にはあるよ〜って教えられる感じですね。
以上、主人公が覚醒理由を見抜けた説明でした。