【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
こっちは短いですが、書いてて凄く楽しかった。
────開発は困難を極めた。
「はい、エドニキ」
「ん?なんだこのメモ──!これは俺がやらなきゃな!」
「えっ?どうしたの兄さん?」
「すぐ分かるぞ」
「水35L 炭素20kg アンモニア4L 石灰1.5kg リン800g 塩分250g 硝石100g 硫黄80g フッ素7.5g 鉄5g ケイ素3g 少量の15の元素。大人一人分として計算した場合の人体の構成物質なんだ。子供のお小遣いでも買えるぐらい人間ってのはお安く出来てるな!」
「実は足りないんだよなそれ」
『『『そうなの!?』』』
「少量の5元素と鉄を5.3g、硝石を220g足さないと貧血気味な大人になるらしいぞ。という訳で霊的素材と一緒にドバー」
「あ、霊的素材と人間要素は霊力使わないと混ざりにくいから注意ね」
「製造班なら慣れたもんだろ」
「実は私も心配してないよ」
────それでも俺達は前へ進んだ。
「造形された
「ミナミィネキ、これもガイア連合の為だぞ?」
「分かってますよ秋雨ニキ。とはいえ製造班の記録係を護りつつ戦うのは中々──」
「骨が折れる、ね!」
────前へ進み続けた。
「あ、やべっ!たぶん霊線だと思われる奴ごと切った!」
「は?セツニキがちゃんと色で分かりやすく塗ってくれたのに?」
「細かくて面倒だったんだもん……」
「エドニキー。俺らに追加の献体発注よろしく。それとこの馬鹿の嫁、一番最後な?」
「後生でござる!後生でござる!」
「うるせぇ!そいつ一体に幾ら掛かってると思ってんだ!嫁を作ってやるだけ有り難く思え!」
────時には仲間割れをした。
「は?試作品一号は巨乳に決まってるだろうが?」
「は?試作品一号は貧乳に決まってるだろうが?」
「セツニキーどーする?」
「魔界戦記ディスガイアの僧侶♀で。この式神*1なら失敗してレベル下がっても俺らで上げ直せるしな」
「っしゃぁ!!」
「どうして……どうして……」
「いや、貧乳キャラでお前らの記憶に残ってる奴ってどうせ主人公やヒロインだろ?それなら他の俺達が指名するだろうし、俺の提供する十一体はモブキャラって決めてんだ」
「あー……いや、騙されないぞ!ディスガイアにはシーフちゃんとか居るじゃん」
「ちっ。大人しく騙されれば良かったものを。まぁ、他にも十体居るからそっちで作ってやるさ」
「やったー!」
────時には想定外の出来事も経験した。
「残念だけど、この娘は失敗だね」
「そうだな、ショタオジ。まさか
「あ、要らないなら貰って良いです?」
「ん?ミナミィネキ、何に使うつもり?」
「ヒ・ミ・ツ・です♪」
────時には大切な者さえも生け贄に捧げた。
「そろそろムラサキ達をやるか」
「流石にお世話になってるから緊張するわ」
「やべ、手が震える」
「ムラサキさんもアイさんもオオマチさんも初期勢はみんな世話になってるからねぇ。……もちろん盛るよね?」
「当然だろ?」
「というかセツニキが用意してくれなかったら遠方の俺達ってここに来れてないよな」
「その為に作ったしな。──そんじゃ始めるぞ」
────その成果は確かにあった。
「おはよう。主様?貴方のムラサキ*2ですよ」
「お早う御座います、主様。貴方のアイ*3です」
「おはよー主。アンタのオオマチ*4だよ?」
「やっぱりコイツらも喋れたな」
「モブ子ちゃん*5達も普通に喋ったしねぇ。というか彼女達普通に強すぎじゃない?モブってレベルじゃなかったんだけど?」
「その情報の開示権限持ってんのはショタオジなんだよな。だから俺からは言えないんだわ」
「ほーう?そうなんだ?」
「いや、二人とも?セツニキが式神に抱き付かれてるのに気にしなさすぎじゃないか?」
「「サキュバス型式神をどんだけ解体したと思って
「あーそう言われればそうだよな……」
────そして果たされる悪魔との契約。
「本当に良いんだね?」
「必要な分だけ持っていけよ。死ぬのは困るが、生きてさえいりゃ多少レベルが下がっても上げ直せるしな」
「わかった。──それじゃ行くよ」
────切り刻まれる身体。
「待って、セツニキ!何でそれで微動だにしないの!?」
「俺らはポロリ(内臓)もあるよ!も結構やるしな」
「修羅勢こえー……」
─────それでも俺達は進み続けた。
「どうかな?セツニキ」
「元々【変化】出来るから違いが分からねぇ」
「だよね(笑)」
────そしてついに────!
「セツニキ、本当にこの見た目で良いの?外見に合わせる必要は全く無いよ?」
「嫌いじゃないしな。別に良いぞ」
「わかった。素材は使う?」
「もちろん俺の全部をくれてやる」
────完成した。俺達の夢が!
二話連続投稿してる筈なんで、読んでない方はひとつ前に戻ると話が繋がるよ!