【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
来年迎えるまでは毎日投稿したいなぁ。
仕事が無ければ行けそうな気がする…!
追記:悪魔しょうかんは誤字じゃないです。
床に敷かれた布団の上で、五人の式神があられもない姿を晒している。対して俺は床机の前で一仕事の後の一服中。やはり
切っ掛けは単純な会話から。ムラサキが一度も使った事の無い【房中術】の練習したいと俺を誘い、それに式神達が乗ったのだ。
で、人差し指一本で全員を沈めた。それだけの話。
磐長一族の秘伝の中には女性の幸せを願う祀神の願いを叶える為の技も多く、それを研鑽するのは当主として当然の事。
不妊治療や不妊症の治療の為に一族で代々研究してきた科学的なアプローチな仕方と、霊力がある事を前提とした術式の数々。それを悪魔合体させ、さらに改良を重ねた俺の技に不可能は無い。
もっとも【ナデポ】クラスはまだ無理で、人体の構造上、必ず生まれる性感帯に合わせて霊的な性感帯への刺激を合わせる【淫魔の一刺し】とでも呼ぶべき技となっている。まだまだ未熟だな。研鑽しなきゃ(真剣)
「あの、主様……?女として負けた気がするので……せめて愛してくださいな……」
「抱きたいのは山々なんだがなぁ……お前らが
毎日やってやるぜ。全員纏めても五秒掛からんし。
「主ぃ……あたいも手の甲突かれただけで
「性欲を解放したくないと?溜め込みたいとは中々アレな性癖をお持ちで」
「違っ!というか溜め込んだら死んじゃう!突くなら胸とかでも良いじゃん!柔らかいよ!」
「女性の性的な部位に触れるのは紳士として受け入れられないなHAHAHA」
触りたくなったら容赦なく触るけどな!
「諦めろ、オオマチ。主様は悪戯小僧と老獪な妖怪が合体した様な御方だ。我々は所詮小娘の様な物なのだろう」
「うぅ……もう他の式神に愛されてるマウント取られるの嫌なんだけどぉ……」
「そうよねぇ……私なんて見た目が見た目だから……」
「あーだからこんな魂に〝淀み〟が溜まっていたのか」
【房中術】で肉体的、精神的、そして魂の〝淀み〟を吸い出したが、その量が多くてびっくりした。
ただミナミィネキの話によると、覚醒社畜俺達に試した時が一番多くて、吸い出した〝淀み〟が固まって悪魔化したとかなんとか。ちなみに具現化したのは【地霊 カハク】で伝承通りなら三人以上自殺した木に宿る精霊だ。……大丈夫か?その会社。
二本目の煙草に火を付ける。煙を吐き出していると、ムラサキ達が【浄化】の霊符で身綺麗にして衣服を着始めた。その姿を網膜に焼き付ける。
「そこまでじっくり見るなら抱いてくれても良いんですよ?」
「レティ達はまだまだ、ムラサキ達はもう少し霊格が高くならないと無理だって言ってんだろ。俺のスキル、ついに【ソウルドレイン】まで昇華しちゃったんだぞ?」
何時かは昇華すると思っていたが、まさかこのタイミングとはツイてない。俺もイチャコラしながら異界探索したかったぜ。
ちなみに同じ三老のグラ爺はムラサキと同じタイプのサポート特化一反木綿を孫扱いの『
そんな二人は戦闘で煩悩を発散出来る戦闘狂タイプなので、こんな悩みとは無縁だったりする。俺と同じく高レベル覚醒者にありがちな性欲問題*3に悩めば良かったのに。
「ミナミィネキに頼むのも何か違うしなぁ」
悪魔しょうかんを作ると言い出した彼女への感情は、娘と孫と仲間と戦友と親友がごっちゃ混ぜになっている。
俺らの中でも意見が割れており、俺も含めてそういう目で見ようと思えば全然イケるって奴が大半だが、逆に言えばそういう目で見ないと劣情より先に戦友感があるんだよな。
共に戦い抜いた月日の長さが仇になるとは。このリハクの目をもってしても(ry
「あの、主様?暫くお休み頂いても?」
「ん?お前らにも普通にマッカや金を渡してるし、休日もローテーション組んで回してるだろ?仕事をサボらないなら好きにして良いぞ?」
「いえ。暫く本気でレベルを上げようかと」
「ミナミィ様は尊敬出来る御方ですが、主様の初めては私達の物です!」
「あたいもムラサキ達ならともかく他の人らが先ってのは認められないよ!」
「えぇ……」
これどうすりゃ良いんだ?下手したら中級以降の【聖域】が暫く無くなるぞ。
「掲示板に私達が休む事を伝えました」
「おい、レティ。何を勝手な事を──」
「良くやったわ!それじゃ皆!頑張るわよ!」
『『『はい!』』』
意気揚々と外に旅立つムラサキ達。それを呆然と見送る俺。取り敢えず関係各所に連絡だなーっと溜め息混じりで考えていると。
「…………私も強くなりたい」
俺の袖を引っ張り、セリスがポツリと呟いた。まさかこのタイミングで喋るとは。
「一応言っておくが『スキルカード』を差した所で俺が抱ける強さは得られないぞ?」
「でも、一人でも異界に向かい、霊格を高める事は可能になるでしょう?」
「まぁな」
セリスで行っていた実験は【会話】を覚えた今この瞬間に終了した。会話してるだけでどんどん流暢に、設定した通りになるのは流石式神か。……まぁ、本人が望んでるなら入れてやるか。
「取り敢えず連絡が先だ。終わったらどんなカードを差したいか相談して決めるぞ」
「分かったわ。それまでは片付けでもして待ってるわね」
スキルを差してない状態でどれぐらい片付けられるか興味あるが、流石にそれは酷すぎるか。
取り敢えず修羅勢の掲示板に情報を流して、ショタオジに相談かな。
◇
────星霊神社、本殿内ショタオジの自室。
「くくくっ……まさかそんな事になるとはね」
「俺だけの問題なら笑い事で終わったんだけどな」
「むしろ淫魔の雑霊を憑依させておきながらそれは酷すぎるにゃ。式神虐待にゃ」
「性欲的な物は【房中術】で解決出来てる筈なんだが……」
「愛情的には全く足りてないにゃ。オンギョウキもそう言ってるにゃ」
ネコマタの指摘に従ってオンギョウキの方を見ると、力強く頷かれた。やっぱり駄目か。
「俺が立てた式神専用スレのせいもあるんだがな。彼女らは他の式神達に人型になったのに抱かれてないお局様チーッスwwwとか煽られていたぞ?」
「マジかよ。そりゃあんな淀みが溜まる訳だ。……いや、それを休みの理由にすれば良いだけか」
知らぬ間にガラケーを越えてスマホになった携帯を操作して修羅勢の掲示板に書き込む。お前らの嫁が俺の嫁達を煽ったせいでこうなりました、っと。
「セツニキ、もうちょっと修羅勢に過保護だと思ってたけど意外に見放すね」
「俺の目的だと式神でも俺達でも現地人でも悪魔でも関係無いしな。星霊神社の異界に入ってお前をフリーにしてくれるなら誰でも良い」
これは俺の本心だ。今、この瞬間に終末が来るとして、ショタオジ不在の間、この山梨を共に守ってくれるなら人間である必要も無い。欲しいのはやる気と意思だけだ。
「あ、その事なんだけどさ。占術で占った結果、将来的に
「それだとここを出て星祭に拠点を置く必要があるな」
星霊神社の異界から力を横流しにしてる関係上、星祭の異界で悪魔を狩ってもショタオジの負担軽減になる。
現地人達を改造して異界に送り込むつもりだから、ここには居られないし、さっさと荷物纏めて出ていくか!
「よし、決めた。俺は星祭に帰るわ。ショタオジ、またな!異界の【聖域】は代わりに宜しく!」
セッツァーはクールに去るぜ!
「こらこら、待ちなさい」
即座にオンギョウキが女体化して俺を拘束する。やっぱり三桁クラスは始動すら見えないな。
「【聖域】の件は大丈夫だよ。人型式神のお陰で可能になった【マッサージ】や【按摩】サービスのついでに【聖域】持ちも増やそうと思っていたし、俺達の人数も多くなったから鍛練用異界自体を全部統合して管理しやすくするつもり」
「ん?それなら何で俺は拘束されたんだ?」
「式神のレベル上げ手伝って☆」
「いや、それこそ修羅勢の掲示板に依頼を投げろよ」
俺は確かに山梨の修羅勢の中では高レベルだが、最強かと言われると微妙だ。何せ弱点を突けないからな。
「話がややこしくなるからこう言うけど、俺達の修羅勢と俺らの修羅勢は初期から訓練してた分だけ技量が違うんだよね。具体的にはパワーレベリング技能がね?」
「あーあれは【スキル】じゃないしな。掲示板で募集掛けると両方引っ掛かって困ると」
「報酬を出す以上、後に追加するかも知れない『スキルカード』のキャパシティの為に式神のレベルは出来るだけ高レベルにしたいし、頼むなら俺らが良いなーと。ちひろネキが」
「ちひろネキの頼みなら仕方がないな」
ショタオジからの依頼でも、一度目は断り、二度目で渋々引き受けたが。
「んじゃ星霊神社での最後の仕事として俺ら集めて派手にやるわ。式神の用意は出来てるか?」
「うん。エドニキ達が頑張ってくれたから三十体用意出来てる」
「おっけおっけ。取り敢えずレベル十五ぐらいまで籠ってくるわ」
「お願いね~」
ショタオジに後ろ向きのまま手を振り返し、掲示板──では無くL○NEもどきのアプリ『LILIN』を起動する。
グループチャットを開き、俺ら全員に向けてメッセージを送信。これで良し。
さて、エドニキから式神受け取って、ついでにセリスが【会話】を覚えた事を報告して──って、危ねぇ。普通にセリスとの約束を忘れる所だった。反省、反省。
悟りを開くと〝アレ〟になります。
というか主人公が〝アレ〟になったら本霊は主人公になるのかね?それとも恥知らずな大僧正が居る可能性?