【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
って書いてたら最近はUSB型の『スキルカード』とかあって、製造班なら大半出来るって情報が本家様のSSにあったの思い出して笑った。
↓からどういう風に繋げるか今から悩むぜ!
★シキガミ<セリス> Lv5
万能型 物理耐性 精神状態異常無効 呪殺無効 破魔無効
スキル・会話 吸収攻撃 エナジードレイン 房中術 単独行動*1
「何というか本当に俺の式神って感じだな」
「そうなのかしら?」
上半身裸のセリスが不思議そうに首を捻る。
「【破魔】と【呪殺】に強くて【エナジードレイン】持ちなのは他にも居るが、式神に低レベルから【単独行動】付いてるのは俺とシエラ婆ぐらいだぞ」
「シエラ婆。私の記憶ではかなり若い人だった気がするのだけど?」
「俺達は基本的に本人が望む呼び方で呼ぶからな」
「私もそう呼んだ方が良いかしら?」
「別にお姉さん呼びしても怒りはしないから好きにすると良い」
飲み会の席で愚痴とも言えないレベルの話を聞いた程度だしな。本人もそこまで気にしてないし。
「そう。それならさん付けで呼ばして貰おうかしら」
「良いんじゃないか。で、どんな『スキルカード』をお望みで?」
「私の原典?になった人は氷が得意と聞いたわ。後は魔法を吸収出来る技があったとも」
「別に気にする必要は無いぞ?お前さんがその見た目なのはどちらかと言うと俺の姿からの悪ノリだからな」
金髪巨乳美女で!と言ったらその見た目ならセリスだな!とエドニキが叫んで決まっただけだし。好みのタイプだったから拒否らなかっただけだ。
「ムラサキ達はサポート特化なのよね?」
「【単独行動】【サポート*2】【嫁入りセット*3】以外は確か【体型維持・努力*4】だったと思う。結構前の話だから変わってる可能性が高いけどな」
「そう。取り敢えず私もそれらを入れた方が良いかしら?」
口許を隠すかの様に手を当て、首捻る姿は妙に艶やかで、思わず視線が引っ張られる。
「抱いても良いのよ?とからかえる様に早くなりたいわ」
「俺も早く抱きたいわ。悟りを開きそうで困ってる」
なんつーか俺の前々世が仏教関係な気がするんだよな。
「というと?」
「油断するとな?色欲を捨てそうになるんだよ。その事に気付いて愕然とする日が増えてるんだ」
「待って。そんな話初めて聞いたわ」
「初めて話したからな」
仏になるなんて真っ平御免だ。俺は衆合地獄に落ちるぐらい邪淫に溺れたいし、死後に逝くなら黄泉が良い。
「どれくらい余裕があるの?」
「少なくともお前らを一度抱くまで頑張るつもりだぞ?色欲に溺れてればその内煩悩も取り戻せるだろうしな」
希望的観測だが、その事は伏せる。昔はあんな楽しみだった全国の名産に興味が失せてる事に気付いた時は愕然とした。ジャンニキのあんな美味しい料理を栄養補給程度にしか感じていなかった事にも。
気付けたから取り戻せたが、下手すれば美食に対する煩悩を失っていたかも知れない。前々世に起因するレベル上げの弊害というべきか、超越者故の感覚なのか分からないのが困る。
ショタオジがネコマタの誘惑に勝てているのは、子猫が媚びてる程度にしか感じないからだろうし。
「予想以上に猶予は無さそうね」
「肉体操作で無理矢理勃たせる事は出来るからヤるだけなら問題無いぞ」
「作業的に抱かれるのは嫌よ。それじゃあの指トンと大差ないじゃない」
「だろうな」
とは言っても、俺自身に出来る事は何も無い。異界に潜らないのは論外だしな。
「ま、俺の事は良い。それより『スキルカード』は決まったか?」
「【剣術】と【盾術】と【体型維持・努力】が欲しいわ。たぶん私のレベルだとそれぐらいが限界だと思うし」
「他はレベルが上ったら入れるのか?」
「そこはムラサキ達次第ね。【嫁入りセット】は欲しいけれど、霊格上げが優先よ」
「さいですか。んじゃ〝器〟を弄るぞ」
視界を霊視に切り替え、セリスの魂が収まる器を見る。相変わらずショタオジの術式の凄さが良く分かる魂だな。
現状だとセリスの魂の器の容量は三割程埋まっている。これは魂+式神に設定した容姿や性格等の情報が入っている為だ。
スマホで言うならプリセットアプリやシステムデータの様な物で、消すと式神の存在自体に悪影響があるので注意しなければならない。
「行くぞ?」
「ええ」
用意しておいた『スキルカード』を砕く。
この時、霊化したスキルの一部を流し込めなかったりすると、スキルが劣化したり変異したりするので注意が必要だ。
混ぜ合わせる時に器を傷付けたり、魂を傷付けたりした時の酷さはお察しだ。マジで
ちなみに入れるだけなら霊力操作で何とかなるが、抜く時は難易度が跳ね上がる。混ぜ合わさった霊的液体から抜きたいスキルの要素を霊視で見抜き、それだけを操作して抜かなければならないのだ。
もちろん霊的液体を余分に抜けば霊格が下がるし、下手すれば入れていたスキルも劣化する。
ショタオジから皆伝を貰ったミナミィネキと秋雨ネキの二人は、時代が時代なら人間国宝に成れたと言えば、その凄さが伝わると思う。
ついでに説明しておくと〝器〟の見え方は人によって違う。俺は〝ハートの器〟に見えるが、箱の様に見える人も居るし、千差万別と呼べるぐらいそれぞれの個性が出る。だから俺視点だとショタオジは〝器〟の外から『スキルカード』を差し込み、抜きたいスキルを器の中から外へ『スキルカード』のまま弾き出す理解不能な光景になる。
「よし、完了。どうだ?」
「不思議な感じね。
「ちなみにその剣術はグラ爺、体術はシエラ婆、ダンスはミナミィネキで盾術はクロネキ*5。格闘なんて修羅勢の大半が『カード』化に協力してくれたモノだから大切に使えよ」
俺とシエラ婆が主に俺らに提供するのは【単独行動】と【エナジードレイン*6】だ。ガチャのラストワン賞も時々作ってる。
だからシエラ婆製の《格闘》はかなりレアなんだが……
「言われなくても大切にするわ。あの人達は私の大切な仲間なんだから」
やっぱり俺の式神なんだな。考え方がそっくりだ。
「さて、俺はそろそろ異界に行くけどお前はどうする?」
「私も【浄化】の霊符が無くなるまで霊格上げするわ。ムラサキ達に早く追い付かないと大切な時に除け者にされるしね」
「まぁ、見てるだけは辛いわな。そんじゃ後は任せるわ」
「行ってらっしゃい」
セリスと別れ、製造班の元へ。流石に少し時間を掛けすぎたのか、レベル上げの依頼は他の俺らに取られていた。
仕方ないので【会話】を覚えた報告だけして特級異界へ行くと──
「
「うむ。……ほら、早く止めを刺せ」
コクりと頷いたホストっぽい人型式神が止めを刺す。散った霊力はグラ爺や俺らでは無く、式神に吸収された。
「次の敵釣ってきたぞ~」
「了解~光の護封剣*8!」
「ハァッ!」
今度は別のホストが止めを刺す。
「お、セツニキ。やっと来たか」
「主催者が居なかったのは笑う」
「セリスとスキルの話し合いしてた。
【峰打ち*9】要員は集まってるのか?」
「セツニキが別の場所に移動するって言ってたから俺らの大半は集まってるぞ?」
「おーけー。んじゃ俺も足止めに参加するわ」
デバフ用の呪符を大量展開。さらに思業式神とギンを召喚する。
「ギンちゃん久々に見たな」
「美女だけど妙にモブっぽい思業式神達も久々だなぁ」
「というかセツニキ、一人だけ世界観違わね?」
「ショタオジだって呪符使ってるから俺もメガテン世界の人間でーす」
言い返しながらギンに追い込む様に頼み、思業式神達に【スケープドール*10】を発動させ、ホストやメイドの身代わりにする。
「一応、ムラサキ達から貰った護符を渡してあるけど意味あるん?」
「クロネキも後ろで【アラウンドカバー*11】使ってるから抜けないとは思うけど」
「これ、護符と別判定なんだよな」
「マジで?」
「護符が裏側墓地で使える超電磁タートル*12だとしたら、それにマジックシリンダー*13を足したのが【スケープドール】だ。ただ【呪殺】として返すから効かない奴には全く効かない」
しかも術式は知っていたのに、出来る様になったのは星霊神社製簡易スカウターを壊せる様になってからという。
効果が高い分、燃費が糞なんだよなぁ、これ。
「天使相手だと凄く便利そう」
「それな──っと、来たな」
ギンが追い立てた悪魔に呪符を飛ばす。抵抗されても気にせず貼り付ける。
「生きたままミイラになってるじゃん」
「一枚二枚ならレジスト出来てもあの数は無理だろ」
「耐性では無く無効まで上げろって事ですね。分かります」
喋りながらもミイラに【峰打ち】を叩き込んで持ってくる俺ら。それをホストやメイドが次々止めを刺していく。
「一気に効率上がったのう」
「ワシらはいざという時以外休憩出来そうじゃの」
「ま、暫くは俺が働くさ」
霊符も余裕あるし、遅刻してきたしな。その分は働くぜ。
「うぇーい、俺も休憩しよっと」
『『『ジャンヌネキは許さない』』』
「ちょ、酷。俺、頑張ってたじゃん!」
「いや、何となく言っただけ」
「そうそう。休んでて良いぞ~」
「草」
相変わらずの俺らの会話を聞きながら呪符を飛ばす。俺らの何人が星祭に来てくれるやら。
独自設定のタグが火を吹くな……!
スキルが無いと会話が~については中身が一反木綿だからです。
高レベルで尚且つ愛されてる式神は自我を持つって設定だった筈?なんで最初はただの女体化一反木綿になってます。
スキルカードというか人間らしいプリセット的なカードを差し込むと、初期の霊視ニキの嫁ぐらいになるイメージですね。
レティが雪女~は作者も感想見て気付きました。でも雪女は本家様にTSニキネキが居るし、名前変えるのも面倒なので今のまま進みます(笑)