【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 作:Lilyala
ごちゃまぜサマナー風に言うなら運命に愛されなくなる
あの後の事を簡潔に話すとしよう。
とは言っても、霊符に仕舞っておいたメシア教の被害者達を供養して、騎士様とママに寺の結界内に入って貰った後に〝隔離〟して蠱毒の儀式を終わらせただけだが。
寺の内部に居た人達には申し訳ないが、異界内での出来事を忘れる様に結界を弄らせて貰った。覚えていても苦痛なだけだろうし、僅かにでも〝見える〟とロクな事にならない世界だ。忘れた方が彼ら、彼女らの為になるだろう。
騎士様に関してはママに預けた。本人にその意思があった事も大きいが、手足の再生に必要な食料の確保もロクに出来ない以上、彼に選択肢は無かっただろう。ママの方も闇召喚士達が壊滅した以上、街の霊的防衛に不安があるだろうしな。お互い打ち解けるのはまだまだ先になりそうだが、それも時間が解決するだろう。
俺に関連する事と言えば──そうだな、自身から〝ぼく〟の記憶を抜き取り、一緒に供養した。ついでに遺品の煙草も。
この世界に来世があるのか分からないが、次こそは幸せになって欲しい。そんな気持ちと共に祈りを捧げた。
振り返って見れば、何時もの
「……ま、〝ぼく〟と〝母親〟から貰った第二の人生だ。精一杯生きるとしますかね」
確実に来るであろう終末。一夜にして家なき子。前世の祭神がどうなったかも気になるし、うちの神社がこの世界にあるかどうかも気になる。ネコマタを召喚したいし、金も稼ぎたい。やりたいことが多すぎて涙が出るぜ。
親のお使いのフリしてコンビニで購入した
気が付けば、煙草が根本まで灰になっていた。携帯灰皿に煙草を突っ込み、もみ消す。
「……取り敢えず富士山でも登るか。丁度目の前にあるし」
後から思えば、この時の俺はどうかしていた。
まるで導かれる様に
そして──俺は出会った。
「やぁ☆『
スピリット・オブ・ファイアを使役してそうな──神主に。