七人で墓穴掘る(じゅじゅ✕幽白クロス)   作:墓守

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ゲームマスターボツ案2

 

「なんだコレ……? 領域? 踊らせる領域? 嘘でしょ? 競り負けちゃってるね。僕の領域が展開できない。なのに無害っぽい」

 

 救出に来ていた即座に五条 悟は撤退する。よくわからない時は撤退。正しい判断である。一方、補助監督達もまた、困惑していた。

 

「エイリアン……?」

 

 宇宙船が次々と現れて、人々を踊らせては攫っているのだから。

 

 そこに、隣の駅から駆けつけた虎杖が立ちはだかった。

 

「宇宙番組五……だとしたら!」

「ライ ライ ライ ライ チュー! チュー! チュー!」

「ライ ライ ライ ライ チュー! チュー! チュー!」

 

 虎杖が奇怪な踊りをすると、人々を襲っていたロボットに火が吹いた!

 

「冥冥さん! 俺はコイツラを何とかする! 開放された呪霊を倒してくれ!」

「一体!?」

「ゲームの再現だ、宇宙番組五っていうゲームを再現しているんだ……! ロボットの指示する通りに踊ったり攻撃すれば倒せる!」

「なんて?」

「ようはダンス勝負なんだよ!」

「なんて?」

 

 虎杖は、中央の宇宙船の上で踊る女を指し示す。

 

「ふはははははは! 警察が来るまで敵も味方も踊れ踊れぇ!(ヤケ)」

「一応、俺達、国の依頼で来てるんですけどー!」

「一回発動したらゲームクリアまでやめられないんで、クリアしてくださーい! 一面ごとに救出確定と撤退は出来るんで―!」

「わかったー!……ということみたいです!」

「全然わからないよ!? 初めて見る領域だな!」

「とりま、一面行ってきます!」

 

 並み居るロボットを踊って倒すと、ロボットに踊らされていた人達が、支配から逃れて倒れた。

 

「冥冥さん、一面終わりました! ひとまず、一般人が逃げられない帳をどこかの班にお願いできますか? 二面行ってきます! 三面まではノーミスでイケルと思います! 行きます!」

「ちょっと待った。色々報告中だから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 虎杖の報告が届き、呪術師達は困惑していた。

 

「ゲームの実体化……?」

「そういう能力みたいですね。ゲームは用意してきました」

「これぇ……? 本当にこんな馬鹿みたいな真似をしろっての?」

「これは、虎杖に任せて、僕は後方支援かな……。足手まといになっちゃいそうだし。このゲーム得意な子いる?」

「実際に踊るとなると……ダンサーでも連れてきたほうが良いのでは?」

「じゃあ、連れてきて」

「ほ、本気ですか……?」

「打てる手は全部打つよ。とりあえず、僕は虎杖が開放した呪霊を倒すことに専念するから、他の人は帳をお願い」

 

 そこに、虎杖がフラフラしながら来る。

 

「せんせぇー。なんとか、三面クリアしました」

「おー、おつかれ」

「四面からはノーミスクリア出来る自信ないです。間違えて人とか呪霊を撃っちゃうかも。ミス連続すると、こっちが踊らされるし」

 

 スポーツドリンクをグビグビ飲む虎杖。

 

「虎杖、お前射撃できたのか」

「タイミングさえ合えば、後は能力がどうにかしてくれるみたいだ。この能力が判定しているのは、リズム感と正確なコマンド入力だから」

「あんた、意外にやるわね。……そうね。やるしかないなら、私も一面やってくるわ」

「それが仕事ならする」

「じゃあ。僕もサポートに付くよ」

 

 呪術師達の仕事は、本当に大変である。

 

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