七人で墓穴掘る(じゅじゅ✕幽白クロス)   作:墓守

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これでグルメ最終回です。

一応、グルメ本筋の話も考えてたけど、並行世界ルートの終わりで終わりにしてもいいかなって。
今はとにかく全員分書き上げたいので。

次回、スナイパーな一般出か加茂家出身シーマンにします。予定は未定。
スナイパー人気あるけど、設定どうするか悩んでます。うーん、呪詛師にするかどうか……。


グルメ5.5 その3

「なあ、思いついちゃったんやけど。悠仁くんと恵くんで指分け合って両方殺せば宿儺片付かへん? 両方の世界で両方無事やろ?」

 

 皆気づいてたけど、言わない事をずばっという。それが直哉である。

 

「確かに!」

「確かにな。俺の守るもんは、なくなったしな」

 

 そういう虎杖と伏黒を慌てて五条先生は止めた。

 

「二人とも、考えないの! まあ、人手の再編成でそっちも大変だろうし、猫の手も欲しいとこだから、悠仁を受け入れるのはアリだと思うけど……罷り間違って指40本の宿儺が爆誕しても困るし、残念だけど落ち着いたら世界間交流は断った方がいいかなー。並行世界の僕も扱いて呪力の核心掴ませたしねー」

 

 そう、五条先生は頑張ったのである。

 それにレベル上げの機会も本気の宿儺の戦い方を見る機会もあったので、早々に負けるつもりはない。確かに、宿儺はめちゃくちゃ強かったが。

 

「俺も宿儺40本は困るけど、宿儺の脅威が完全に消えるのは困るんだよ。そっちは好きにやればいいけど、こっちはやっても悠仁に指をある程度取り込ませて寿命まで待つくらいかな」

「なんで?」

「傑って割とデリケートな所があって、呪術師辞めようとしたり呪詛師になろうとしたりする事が割とあるんだけど、俺を宿儺から守ってくれねぇのか聞くと、頑張ってくれるし、宿儺に殺されんの不安だなーって言うと、割となんでもいうこと聞いてくれんだよ」

「クズ」

「クズやん」

「クズですね」

「自分も恵くんを出汁にして甚爾くんに我儘聞いてもらったりしとるから、恵くんいなくなるのは嫌やな……」

「ちょっと待って、僕もそれ傑に言ってくる」

「自分も甚爾くんに交渉してくる」

「待てクズ共何を要求するつもりだ」

「傑が以前、総監部に追い詰められて壊れかけた時、いや、そん時傑の心壊れちゃったのかな。その時に、ザコに心を預けんな、俺だけ信じろって刷り込みしてるからさぁ。傑、俺に依存してんの。別に傑を立ち直らせる必要性も感じねぇし、現状変えたくねぇの。自分の力不足を嘆いてたのは心配だけど、それも特級呪霊こっちで追加で確保できたしね」

 

 五条が全力で五条先生を引き留めつつ、説明する。

 

「それでも親友ですか」

「傑が隣にいてくれる為なら、俺なんでもするし」

 

 並行世界の五条は先生フラグより傑フラグを選んだのだ。

 先生も割と楽しそうだったので、傑も誘って挑戦してみるつもりではあるが。

 

「仙水は夏油傑で、樹は五条先生だった……?」

 

 なお、この場に夏油傑はいない。

 美々子と菜々子に、守れなかった事を泣いて詫びてる最中である。

 もちろん、美々子と菜々子は最愛の人の並行世界人に抱きしめられて、死体も取り戻せて、ささやかな幸せを享受していた。当然二人は夏油傑に説得されて呪術師になった。夏油様がいえば黒も白に、白も黒に変わるのである。

 

 めちゃくちゃ大変だったが、1000人の受肉体もスカウトすることで、両世界の人手問題も緩和されつつある。もっとも、ばら撒かれたばかりのこちらの世界では平定までしばらく時間を要するだろうが。

 向こうから助け出した呪術師達は、五条が抜け目なく全員と縛りを結んでいたので、向こうで呪術師として働くことは決まっている。

 大幅に減った人手の代わりとなってくれるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前世で酷い目にあったグルメは、もう絶対に危ない事をしないと決めていた。

穏やかに会社員として暮らしていく。

これがグルメの目標である。

 

どうやら、前世の名前と能力を持って生まれたものの、世界は違うらしい。

これもやり直せって言われているのだと思った。

 

霊能力が公になったり、世間は激動だが、自分は穏やかに暮らしていく。

そう思っていた。

 

「巻原 定男。いや、グルメって言った方がいいかな? こっちにもいたんだね。術式は使ってないみたいで、大変結構」

「誰だお前?」

「僕は五条 悟。呪術師さ」

「テレビでやっていた……? 何故、俺の前世のあだ名を知っている」

「呪術廻戦って知ってる?」

「いや?」

「そうか、残念。まーいいや。君は能力が危険すぎるので、普通の生活をしたかったら縛りを結んでもらう。これは破れない約束だよ。守れないなら秘匿死刑。能力が危険すぎるから犯罪者扱いはナンセンスだと思うけど、前例が前例でね。出来れば目の届く所で呪術師として仕事して欲しいけど」

「俺は……もう危ない真似はしない」

「そっか。残念」

 

 そういうわけで、俺は大勢のアングラっぽい人達の前で自衛以外で人を食べない縛りを結んだ。

 実際はもっと細かいが、大筋はそんな感じだ。

 縛りを結ぶと、見守っていた全員が安心したようなため息を吐いた。

 

「グルメと戦えないというのは少々残念だが」

「お前食われてたじゃん。戦って一負けだろ」

「それをいうな、ブラザー」

 

 一応、話を聞かされた。よくわからないが、俺が二人いたらしい。

 俺はまたもや乗っ取られて大変だったようだ。

 やはり、俺はもう二度と危ない真似はしない。

 平和が一番である。

 

 今日も、俺は出勤して、労働作業に従事する。

 今日も平和だ。

 

 

 もう一度言う。

 

 

 

 平和が一番である。

 

 

 

 

 「なので、帰ってくれるか。シーマン、ドクター、ゲームマスター、スナイパー、ゲートキーパー……ダークエンジェル」

 

 でないと通報も辞さない。

 辞さないって。

 

 あ“ー!!




忘れた時の為に、ここに次作等のネタメモを置いときます。
ネタバレ嫌な方は読まないようにしてください。

あとこの辺で再度アンケートです。





































グルメ本編展開
甚爾を喰らったグルメが超強い天与呪縛になってなんとか討伐。

加茂家に生まれて必死で術式がバレないようにする転生者シーマン
なお主に呪霊を水中に閉じ込めることしかできない模様。

術式転化されてない7人が大暴れ
五条先生が魔界の扉に触れて呪力を一時的に失う。
直哉ウッキウキで五条先生を守る。悟くんは卵の孵化をしてるんや。なんでわからんかなぁ?

世界間移動できる樹成り変わり

総監部付きの呪術師兼暗殺者スナイパー
非術師の暗殺をする呪詛師スナイパー
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