七人で墓穴掘る(じゅじゅ✕幽白クロス) 作:墓守
仙水です。
仙水 忍という名前で生まれ変わりました。
そして明らかに妖怪らしき生き物がいます。
仙水です。
私はやっぱり若くして病気で死ぬのでしょうか。
仙水です。
とりあえず、霊丸の練習をします……。
コエンマ様からの勧誘いつでしょうか。
仙水です。
とりあえず、一つの体に転生者7人は詰め込みすぎだと思います……。
仙水です!
ご機嫌な仲間を紹介します!
主人格、完璧主義で人嫌い! 前世はエリート官僚! いや、人間皆殺しって考えるほど嫌いじゃないですよ!? 多分!
5分しか戦えないけど、一番強いし霊力の物質化も回復も使えます、実はゆうゆう白書を読んだことがありません! 私、仙水 忍!!
第二人格、ミノル! プライド高くお喋りなエリートスポーツマン!
サッカーなら任せろ!
第三人格、カズヤ! 気硬銃を使えるぞ! 自衛隊員!
赤子を喜んで殺さないよ!? むしろ日本国民は守る対象です! 戦闘は主にこの人!
第四人格、ジョージ! 武器を生成できるぞ! 兵器産業で食ってたご機嫌なアメリカン人! カズヤと並んで血生臭いことに耐性があるぞ! 度胸も一番! 最初は言葉通じなくて困ったぞ!
アメリカを恋しがってて、いつかアメリカ旅行に行ってあげたいな!
第五人格、ナル! 紅一点だ! イケメンが好きな出来る秘書! 今は株取引で収入を担当しているぞ! 千里眼が使えるぞ!
いつナルの王子様(樹)が現れてしまうのかと一同ドキドキしているぞ!
第六人格、マコト! 清掃業者(意味深)!
家事ならまかせろー! 治癒だってお手のもの!
第七人格、ヒトシ! 動物園の飼育員さん!
動物も植物も大好き! 大好きすぎて操れちゃうぞ♡
全員で相談した結果、戦闘訓練は頑張るけど、人生も楽しもうという事になりました。
その関係で、1人1枚、お願いチケットを発行しました。
チケットを使われたら全員がそのために頑張るという取り決めを結んだのです。
とりあえず、ヒトシのお願いで犬を飼い、ジョージのお願いでアメリカ旅行目指してお金を貯める事になりました。ミノルのお願いでサッカー部に入り、バイトする時間はなく、ナルの手腕によるお年玉の運用が待たれるところですね。私も微力ながら時代の変遷をメモして協力してます。これに関しては全員がしていますが。
サッカーの強豪校からもスカウトが来ていますが、流石にズルをしている気になり、他のメンバー全員でストップを掛けています。凄腕霊能者がスポーツ選手ってインチキすぎませんか?
いや、時間が本当に足りませんね。
コエンマ様の誘いに乗るかどうかについても、意見が割れています。
どう転んでも良いように、準備は進めているのですが。
中学3年生の時。
スカウトが来ました。
「東京都立呪術高等専門学校に入学してください。後、サッカーはやめてください」
ざわ……
ざわ……
「……他の一年生にはどんな人が決まっているのかな?」
サッカーに言及されてブチ切れるかと思ったら、警戒心バリバリにミノルが問う。
「既に入学が決まっているのは、五条悟術師と夏油傑術師、家入硝子術師ですね。3人ともとても優れた方で、見える人です。大丈夫、仲良くなれますよ」
「考えさせてくれないかな。パンフレットはある?」
『キャー! キャー! キャー!』
『ど、どうしたんですか、ナル!』
『怖いけど最強コンビに会いたい! 会いたい!』
『いや、真面目に考えた方がいいと思う。普通にやばいよ』
『なんか知ってんのか、ナル、ヒトシ』
『呪術廻戦について知ってる人ー! ナル、ヒトシは知ってて、忍は知らなそうだね? 俺知ってる』
『HAHAHA、そんな名前のアニメがあることは知ってたが、なにぶん海外だしなぁ。ヒーローものの方が好きだし』
『俺も多少は知ってるぜ。知らないのは忍だけか』
『なんですか、それは。アニメなのですか? 嫌な予感がするのですが』
『少年漫画で、最終的に日本滅びそう。東京は壊滅する』
『マジで?』
『なんとしても回避しないと。でも、よく知らないし、相談が先だな』
「ここに。色良い返事を期待してます。ですが、もし断るなら国に逆らったとして追われる羽目になりますよ」
「……」
その日の夜、めちゃくちゃ会議した。