呪術廻戦 〜魂呼びの歌〜   作:深神鏡

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初めまして!
Pixivでハウルの動く城と呪術廻戦と
最近はNieR:Automataの二次創作掌編小説を
書いてる深神鏡と言う者です。
以後、お見知り置きを!
Pixivの方に投稿している
呪術廻戦の二次創作掌編小説を
こちらの方にも投稿しました。

本誌を読んで衝撃を受けたので
こうなったらいいなって願いを込めて
書いたIFの掌編小説です。

戦闘不能の五条悟ですが
復活すると信じて
楽しみに待ってます。

それではお読みください!


〜存在しない記憶〜 呪術廻戦 IF ver.

在りし日の姿の親友を目にして

 

五条は一瞬で心があの青い日々の

若き自分に戻っていた。

 

これが俺の妄想だとしても……

 

それでも

 

あー、もう このまま一緒にいたいな

 

楽しげに笑う死んだ旧友と五条

 

涙ぐんで微笑んでいる傑の顔を見つめた。

 

目を少し伏せる

 

浮かぶ顔 虎杖 恵 野薔薇 歌姫

 

みんなを思い出して目を閉じた

 

その時

 

 

 

 

『……ごじょ…う…』

 

 

 

 

 

五条は目を見開いた。

 

歌姫? 歌姫の声がした。

 

まさか弱姫も死んだ?

 

空港の辺りを見渡して

 

歌姫がいない事を確認して

胸を撫で下ろした。

 

歌姫が美しい声で五条を呼ぶ声が

微かな風になって届く。

 

 

ご……じょ…う……

 

 

背後に立っていた傑が

少し悲しげに微笑んで

五条の肩を叩いて言った。

 

 

『君はまだもう少しがんばらないと』

 

 

傑の言葉に真顔になる五条

 

は?俺、まだがんばんないといけないわけ……?

胴体真っ二つなんですけど?

マジ過酷だわ

 

オェー

 

ゲロ吐きそうな気持ちになったが

歌姫のことを思い出すと

 

目を逸らしていた心残りが

胸の奥で痛みを帯びて疼いた。

 

ため息をつき

 

ポケットに手を突っ込み

両脚を開いて仁王立ちした五条

 

背後で傑の囁く声がした

 

……応援してるよ悟……

 

もっと一緒にいたかった気持ちと

歌姫に逢いたいという衝動で

焦る気持ちを抑えて

 

集中した。

 

周りの空港の景色は消えて

 

真っ白な空間に。

 

さらに意識を集中すると

 

ふと、あたたかい光に

優しく抱きしめられるように包まれた

 

『まだ死んじゃダメよ』

 

五条はうんざりした顔でため息をついた。

 

この呪力は歌姫のだ。

 

 

『俺が死んで泣いた?弱姫』

 

 

泣くわけないでしょ

それどころじゃないんだから

 

 

憎まれ口を叩くと

バカねと笑う歌姫

 

早く戻ってきなさい

 

切なさを含んだ

力強い歌姫の声の導きに

 

魂は呼び戻される

 

 

傷ついた五条の身体は

歌姫の術式に強化された

反転術式が全身を包み巡り再生していく

 

強い光が凝縮して

胸の一箇所に集まり爆ぜた

 

大気に輝く光の粒の煌めきが舞う

 

 

 

五条は蘇り目を開いた。

 

 

 

 

荒々しい戦闘の爪痕に

破壊された廃墟のビル群の残骸

 

己の血溜まりの中で

立ち上がった五条

 

鴉たちの中継映像で

鹿紫雲と宿儺の戦いの実況中継を

もどかしく

見ていた虎杖たちは

 

テレビ画面に映った

 

復活した五条悟の姿を見て

 

目を見開いて思いっきり歓声を上げた。

 

 

 

『五条先生!』

 

 

 

まだまだ戦いは始まったばかり。

 

 

歌姫はビルの屋上で

天に祈りを捧げて

歌い舞いながら笑った

 

……年下のくせに私より先に死ぬなんて

……許さないわよバカ……

 

五条の生還を祈りながら

 

……愛してるわ五条……

 

歌姫は空へ歌声を放った。




お読みいただきありがとうございました!

お気に召された方はぜひ
私の二次創作掌編小説作品の
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それではまた次回の作品で
お会いしましょう!
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