「そりゃそりゃ!」
「ゼラオズテウト…!」
タイパーに、ジカンギレードをケンモードに戻してもらったブッサシーは次から次へと、ジャマトを切り倒していく。
大挙して向かっていったジャマトたちも、ブッサシーの気迫に怯み始めている。
「そりゃー!!」
「ポルガビ!」
そんな中、ハンマーを持った武器持ちジャマトが、前に出た。
ハンマーを振り、ジカンギレードと拮抗する。
「テテビオズポケイズキョスロズモオクポラ!」
「無駄だー!!」
ブッサシーはジカンギレードのトリガーを引き、エネルギーを刀身に纏わせ、あっさりとハンマーごと、武器持ちジャマトを切り倒した。
「デレレエファツー!!」
その様子を見て、奥で見ていたジャマトは落胆の声を上げた。
「ふははははは!!
どうだ! もっともっとかかってこい!!」
そんなジャマトたちをブッサシーは容赦なく、切り倒していくのだった。
「どっちが悪役だよ」
後ろで見ていたタイパーはそう呟くと、印を結ぶような手の動きをし、大きく跳ねた。
すると一瞬にして姿が消えたと思えば、ジャマトの群れの最後尾まで移動していた。
「はあっ!!」
間髪入れず、2つに分かれたニンジャデュアラーを両手に回転斬り。
「ツバコ!!」
ブッサシーに気を取られ、後ろの警戒がなかったジャマトたちは次々に巻き込まれ、まとめて10体を倒せた。
「お前! やるな!!」
その華麗な動きにブッサシーは思わず感心する。
「お前じゃなくて“タイパー”
私は、“仮面ライダータイパー”よ!!」
「俺は“ブッサシー”だ!
俺も負けてらんねえな!!」
『タイムチャージ』
闘志に火がついたブッサシーは、ジカンギレードのボタンを押し、必殺技の準備に取り掛かり、チャージしたままジャマトたちを切り倒す。
『5・4』
「私も、そろそろ決めないと。
時間がもったいない!」
『ROUND 1』
タイパーも手裏剣ディスクを回して必殺技の準備にかかる。
「ビビテウ!!」
「「クー!」」
1体の武器持ちジャマトの号令で、2体のジャマトがタイパーに襲い掛かる。
『3・2』
「あ、もう!
少し待ってなさい!」
タイパーは手裏剣ディスクがついていない方を振り、2体のジャマトを一掃する。
「クルクテウ!!」
武器持ちジャマトは持っている剣を、タイパーに振りおろした。
『1』
「くっ!」
タイパーは咄嗟に手裏剣ディスクをついた方のニンジャデュアラーでガード。
「なら……纏めてふっとばす!!」
『ROUND 2』
タイパーは拮抗しながらも手裏剣ディスクを指で回し、 必殺技の出力を上げる。
『ゼロタイム!!』
「おっしゃー!!」
その間にジカンギレードのタイムチャージが終わった。
2人は同時にトリガーを押し
『ギリギリ斬り!』 『TACTICAL SLASH』
「そりゃ!!」 「はあっ!!」
ブッサシーはそのまま、タイパーは拮抗するジャマトごと、武器を大きく振り払い、刀身に込めたエネルギーを放った。
そのエネルギーは互いにぶつかり合い、更に大きなエネルギーとかし、爆発した。
「ケケゼラコーー!!」
爆心地からはジャマトの断末魔が聞こえた。
爆煙が晴れた頃には、ジャマトの姿は一匹たりともなかった。
「おっし!
にしてもお前強いな!!」
ジャマトをたくさん倒せて上機嫌なブッサシーは、タイパーに駆け寄り、肩を叩いた。
「お前じゃなくてタイパーよ。
ブッサシーくん」
「おう! タイパーだな!
覚えた! 覚えた!」
「ほんとに?
まあ、いいか。
だいぶ道草くっちゃったし、そろそろ先に……
ん?」
タイパーは、ジャマトを倒したロスタイムを埋めるため、はやく先に向かおうとしたが、スパイダーフォンの通知に気付いた。
「これは……シークレットミッション!!?」
画面には“最初のジャマトの群れをすべて倒す”。
と表示されていた。
その瞬間に、ブッサシーの前にハテナミッションボックス002が送られた。
「おー! 新しい武器か!」
タイパーが驚いている間に、ブッサシーはすぐさまボックスを開けた。
「……?
なんだ?」
中に入っていたのは、武器やレイズバックルだはなく、なにかの地図だった。
「ちぇっ……はずれか」
武器にしか興味がなかったブッサシーは、地図を捨てようとしたが
「いや、待って!」
とタイパーに止められた。
「これ!
目的地への地図じゃない!?
……ていうか、ポイ捨てだめ!!」
タイパーはそう言いながら、ブッサシーから無理やり地図を取り上げ、広げた。
「やっぱり……!
マークがある」
その地図には赤く光っている部分があった。
意味は書かれていないが、シークレットミッションで送られたぶん、なにかしらのヒントであるのは間違いない。
(まさか、戦うことが近道になるとはね。
たしかに、あんな一気にジャマトが現れるのは不自然だし、シークレットミッションはつくよね。
ブッサシーくんはそのつもりはなかっただろうけど)
タイパーはスパイダーフォンで、地図の写真を撮り、読み込ませ、マークの位置を調べた。
「なあ、そろそろ行こうぜ」
ブッサシーはジカンギレードを振り回しながらは退屈そうにしていた。
「待って!
もうそろそろ」
「俺も待つのは嫌いだぞー」
「えっと……あ!
あった!
……ん? おー! ラッキー!!
ここから遠くない!!」
現在地から目的地までは歩いて5分程度の距離だった。
2回戦突破が見えてきたタイパーは、テンションが上がる。
「さあ! ブッサシーくん!
いくよ!! 目指せゴールだ!!」
ニンジャデュアラーを大きく掲げ、士気を鼓舞し、駆けていった。
「おー!!」
ブッサシーもその場のノリでジカンギレードを掲げると、タイパーを追いかけた。
刃 総人/仮面ライダーブッサシー
R ジクウドライバーレイズバックル
H シールドレイズバックル
ジカンギレード(ケンモード)
金成 恵都/仮面ライダータイパー
R ニンジャレイズバックル
ニンジャデュアラー(ツインブレード)
地図
天王 唯一/仮面ライダーハイエズ
R コマンドジェットバックル
L コマンドキャノンバックル
H ブーストマークIIレイズバックル
レイジングソード
願い:すべてが俺の望み通りになる世界
朝田 陽菜/仮面ライダーピピヨ
R クローレイズバックル
H 聖剣ソードライバーレイズバックル
レイズクロー
願い:わたしの引っ込み思案が直った世界
傾木 心/仮面ライダースケープ
R アローレイズバックル
H フィーバースロットレイズバックル
レイズアロー
立上 秀/仮面ライダーシンバル
R マグナムシューター40Xレイズバックル
L ブーストレイズバックル
マグナムシューター40X
R(デザイアドライバーの右側にセット (上半身))
L(デザイアドライバーの左側にセット (下半身))
H(レイズバックルホルダーにセット)
空白(手に持っている)