デザイア!(仮題)   作:ココリンク

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Ⅺ(仮題)

「そりゃそりゃ!」

 

「ゼラオズテウト…!」

 

タイパーに、ジカンギレードをケンモードに戻してもらったブッサシーは次から次へと、ジャマトを切り倒していく。

 

大挙して向かっていったジャマトたちも、ブッサシーの気迫に怯み始めている。

 

「そりゃー!!」

 

「ポルガビ!」

 

そんな中、ハンマーを持った武器持ちジャマトが、前に出た。

 

ハンマーを振り、ジカンギレードと拮抗する。

 

「テテビオズポケイズキョスロズモオクポラ!」

 

「無駄だー!!」

 

ブッサシーはジカンギレードのトリガーを引き、エネルギーを刀身に纏わせ、あっさりとハンマーごと、武器持ちジャマトを切り倒した。

 

「デレレエファツー!!」

 

その様子を見て、奥で見ていたジャマトは落胆の声を上げた。

 

「ふははははは!!

どうだ! もっともっとかかってこい!!」

 

そんなジャマトたちをブッサシーは容赦なく、切り倒していくのだった。

 

「どっちが悪役だよ」

 

後ろで見ていたタイパーはそう呟くと、印を結ぶような手の動きをし、大きく跳ねた。

 

すると一瞬にして姿が消えたと思えば、ジャマトの群れの最後尾まで移動していた。

 

「はあっ!!」

 

間髪入れず、2つに分かれたニンジャデュアラーを両手に回転斬り。

 

「ツバコ!!」

 

ブッサシーに気を取られ、後ろの警戒がなかったジャマトたちは次々に巻き込まれ、まとめて10体を倒せた。

 

「お前! やるな!!」

 

その華麗な動きにブッサシーは思わず感心する。

 

「お前じゃなくて“タイパー”

私は、“仮面ライダータイパー”よ!!」

 

「俺は“ブッサシー”だ!

俺も負けてらんねえな!!」

 

『タイムチャージ』

 

闘志に火がついたブッサシーは、ジカンギレードのボタンを押し、必殺技の準備に取り掛かり、チャージしたままジャマトたちを切り倒す。

 

『5・4』

 

「私も、そろそろ決めないと。

時間がもったいない!」

 

『ROUND 1』

 

タイパーも手裏剣ディスクを回して必殺技の準備にかかる。

 

「ビビテウ!!」

 

「「クー!」」

 

1体の武器持ちジャマトの号令で、2体のジャマトがタイパーに襲い掛かる。

 

『3・2』

 

「あ、もう!

少し待ってなさい!」

 

タイパーは手裏剣ディスクがついていない方を振り、2体のジャマトを一掃する。

 

「クルクテウ!!」

 

武器持ちジャマトは持っている剣を、タイパーに振りおろした。

 

『1』

 

「くっ!」

 

タイパーは咄嗟に手裏剣ディスクをついた方のニンジャデュアラーでガード。

 

「なら……纏めてふっとばす!!」

 

『ROUND 2』

 

タイパーは拮抗しながらも手裏剣ディスクを指で回し、 必殺技の出力を上げる。

 

『ゼロタイム!!』

 

「おっしゃー!!」

 

その間にジカンギレードのタイムチャージが終わった。

 

2人は同時にトリガーを押し

 

『ギリギリ斬り!』 『TACTICAL SLASH』

 

「そりゃ!!」 「はあっ!!」

 

ブッサシーはそのまま、タイパーは拮抗するジャマトごと、武器を大きく振り払い、刀身に込めたエネルギーを放った。

 

そのエネルギーは互いにぶつかり合い、更に大きなエネルギーとかし、爆発した。

 

「ケケゼラコーー!!」

 

爆心地からはジャマトの断末魔が聞こえた。

 

爆煙が晴れた頃には、ジャマトの姿は一匹たりともなかった。

 

「おっし!

にしてもお前強いな!!」

 

ジャマトをたくさん倒せて上機嫌なブッサシーは、タイパーに駆け寄り、肩を叩いた。

 

「お前じゃなくてタイパーよ。

ブッサシーくん」

 

「おう! タイパーだな!

覚えた! 覚えた!」

 

「ほんとに?

まあ、いいか。

だいぶ道草くっちゃったし、そろそろ先に……

ん?」

 

タイパーは、ジャマトを倒したロスタイムを埋めるため、はやく先に向かおうとしたが、スパイダーフォンの通知に気付いた。

 

「これは……シークレットミッション!!?」

 

画面には“最初のジャマトの群れをすべて倒す”。

 

と表示されていた。

 

その瞬間に、ブッサシーの前にハテナミッションボックス002が送られた。

 

「おー! 新しい武器か!」

 

タイパーが驚いている間に、ブッサシーはすぐさまボックスを開けた。

 

「……?

なんだ?」

 

中に入っていたのは、武器やレイズバックルだはなく、なにかの地図だった。

 

「ちぇっ……はずれか」

 

武器にしか興味がなかったブッサシーは、地図を捨てようとしたが

 

「いや、待って!」

 

とタイパーに止められた。

 

「これ!

目的地への地図じゃない!?

……ていうか、ポイ捨てだめ!!」

 

タイパーはそう言いながら、ブッサシーから無理やり地図を取り上げ、広げた。

 

「やっぱり……!

マークがある」

 

その地図には赤く光っている部分があった。

 

意味は書かれていないが、シークレットミッションで送られたぶん、なにかしらのヒントであるのは間違いない。

 

(まさか、戦うことが近道になるとはね。

たしかに、あんな一気にジャマトが現れるのは不自然だし、シークレットミッションはつくよね。

ブッサシーくんはそのつもりはなかっただろうけど)

 

タイパーはスパイダーフォンで、地図の写真を撮り、読み込ませ、マークの位置を調べた。

 

「なあ、そろそろ行こうぜ」

 

ブッサシーはジカンギレードを振り回しながらは退屈そうにしていた。

 

「待って!

もうそろそろ」

 

「俺も待つのは嫌いだぞー」

 

「えっと……あ!

あった!

……ん? おー! ラッキー!!

ここから遠くない!!」

 

現在地から目的地までは歩いて5分程度の距離だった。

 

2回戦突破が見えてきたタイパーは、テンションが上がる。

 

「さあ! ブッサシーくん!

いくよ!! 目指せゴールだ!!」

 

ニンジャデュアラーを大きく掲げ、士気を鼓舞し、駆けていった。

 

「おー!!」

 

ブッサシーもその場のノリでジカンギレードを掲げると、タイパーを追いかけた。




刃 総人/仮面ライダーブッサシー
 R ジクウドライバーレイズバックル
 H シールドレイズバックル
   ジカンギレード(ケンモード)


金成 恵都/仮面ライダータイパー
 R ニンジャレイズバックル
   ニンジャデュアラー(ツインブレード)
   地図


天王 唯一/仮面ライダーハイエズ
 R コマンドジェットバックル
 L コマンドキャノンバックル
 H ブーストマークIIレイズバックル
   レイジングソード
 願い:すべてが俺の望み通りになる世界


朝田 陽菜/仮面ライダーピピヨ
 R クローレイズバックル
 H 聖剣ソードライバーレイズバックル
   レイズクロー
 願い:わたしの引っ込み思案が直った世界


傾木 心/仮面ライダースケープ
 R アローレイズバックル
 H フィーバースロットレイズバックル
   レイズアロー


立上 秀/仮面ライダーシンバル
 R マグナムシューター40Xレイズバックル
 L ブーストレイズバックル
   マグナムシューター40X



R(デザイアドライバーの右側にセット (上半身))
L(デザイアドライバーの左側にセット (下半身))
H(レイズバックルホルダーにセット)
空白(手に持っている)
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