ジャマトの群れを斃した、ブッサシーとタイパーは、シークレットミッションをクリアし、地図を入手。
そこに示されていたマークを目指し、駆けていた。
そして、小さな公園に出た。
「ここがゴール?」
タイパーはキョロキョロとあたりを見渡すが、それらしいものは見当たらない。
「間違えたかな?」
再びスパイダーフォンに撮った地図の写真を見るが、マークはこの公園にあった。
「うーん……たどり着くだけじゃだめなのか?
なにかアイテムを見付けたり、なにか必要な条件があったりするのかな?」
タイパーは頭を抱え、悩んでると
「あー! 喉乾いたー」
とブッサシーは変身解除して、蛇口の水を捻った。
「ふー…!
うめー!!
やっぱりジャマトをぶった切った後の水分補給はサイコーだぜ!!」
ブッサシーこと、総人は口元の水を拭いながら、爽やかや笑顔で言った。
タイパーはその様子に呆れた様子を見せながらも、 ベンチの裏や滑り台の下など、怪しいものがないか探し始めた。
「探しものか?
そんな変身したゴツゴツしたままだと探しづらいだろ?」
「……たしかにね」
変身した状態だと、どうしても肩幅が広くなる。
タイパーは時短のためにと、変身解除した。
「ブッサシーくんも探して」
「なにを?」
「……ゴールっぽいもの」
「わかった!」
総人はそう言うと、滑り台の上にのぼり、公園を見渡し始めた。
「あ!!」
すると、総人は公園の外を指差し、大きな声を上げた。
「え!? なにかあった!?」
タイパーこと、恵都は急いでその方を見る。
「……げっ……!」
そこにはジャマトライダーがいた。
ただのジャマトライダーではない。
腰につくデザイアドライバーにはジャマトバックルだけでなく、ゾンビと毒の力を秘めた──《ゾンビレイズバックル》がセットされていた。
しかも、ゾンビフォームの武器であるチェーンソー型の武器──《ゾンビブレイカー》も携えていた。
「あいつが探しものだな!!
よっ!」
総人は嬉しそうな顔をして、滑り台から飛び降りると、ジクウドライバーレイズバックルを手に取った。
「違う……!
……あー! でも、時間の無駄だからさっさと倒すよ!!」
恵都もニンジャレイズバックル片手に迎え撃つ。
『SET』 『ジクウドライバー』
2人はそれぞれのレイズバックルをデザイアドライバーにセット。
総人は変身ポーズを取るため、居合のような姿勢になるが
「変身」
『NINJA
READY FIGNT』
恵都はセットした瞬間に、ニンジャレイズバックルのレバーを引き、仮面ライダータイパー ニンジャフォームへと変身した。
「あ!! お前!!
……変身!!」
『ライダータイム!!
仮面ライダージオウ!!
READY FIGNT』
先に変身を済ませたタイパーに不満そうな顔をしながら、総人もジクウドライバーレイズバックルのクレストを押し、仮面ライダーブッサシー ジオウフォームに変身した。
「はあっ!!」
タイパーは両手にニンジャデュアラーを持ちながら、印を結ぶような手の動きをすると、2人の分身を作り、ジャマトライダーを取り囲んだ。
『ROUND 1』
そして、ニンジャデュアラーの手裏剣ディスクを回しエネルギーをチャージをすると
「はあ!!」
『TACTICAL SLASH』
分身をと共に、ジャマトライダーに飛び掛かった。
ジャマトライダーはそれまで不動だったが、ゾンビブレイカーが届く間合いに、タイパーが入った瞬間
「……ジャ」
本物のタイパーの腹部へゾンビブレイカーを突き付け、タイパーを弾き飛ばした。
「うあっ!」
タイパーは地面に倒れたが、すぐに起き上がる。
『SINGLE BLADE』
そして、間合いの確保のためニンジャデュアラーをシングルブレードへ切り替えた。
「おい、お前!
なんで先行っちまうんだよ!
ポーズはどうしたポーズは?」
そこへ、ブッサシーが駆け付け、変身ポーズを取らずに変身したことへ文句を言った。
「あんなの時間の無駄!」
タイパーはそう言って一蹴すると、再び手裏剣ディスクを回した。
『ROUND 1・2・3
FEVER』
今度は3回回し、最高出力のエネルギーを纏う。
『TACTICAL FINISH』
「はあ!!」
そして、そのエネルギーを飛ぶ斬撃として放つ。
「……ジャ」
ジャマトライダーは、そのエネルギーの前に動じることなく、ゾンビブレイカーのカバーに手を掛け、スライドした。
『POISON CHARGE』
すると、ゾンビブレイカーに禍々しいエネルギーが纏われる。
だが、ジャマトライダーはそのゾンビブレイカーをホルダーにセットし、ゆっくり歩き始めた。
「……え?」
タイパーは思わぬ行動に驚く。
そして、ジャマトライダーはニンジャデュアラーのエネルギーに直撃。
あまりのエネルギーに爆発が起こる。
「なんだったの?」
「やったか!!
さすがシングルブレードだ!!」
困惑するタイパーと喜ぶブッサシー。
だが、爆炎から揺らめく影は違う反応を見せる2人の行動をピタリと止めさせた。
「……ジャ」
その影はツタを全身に纏ったジャマトライダーだった。
ツタを解き放ったあとの姿に傷一つついていない。
「うそ……」
最高出力で放った必殺技が無効化されたことに、タイパーはショックを受けた。
「強え!!
おらおら!! 俺とどっちが強いかな!!」
逆にブッサシーはその強さに闘志を燃やす。
ジカンギレードを片手に、ジャマトライダーへと突進する。
「……!?
待って!! ブッサシーくん!!
危ない!!」
タイパーは手を伸ばして止めようとするが、もうすでにブッサシーはジャマトライダーの目の前まで飛び出していた。
「うりゃあ!!」
ブッサシーはジカンギレードを振り降ろすが
「……ジャ」
ジャマトライダーはツルが巻かれた腕でガード。
「なかなかやるな!
じゃあこれでどうだ!!」
『タイムチャージ!』
ブッサシーはジカンギレードのボタンを押し、必殺技のチャージをする。
『5・4』
「そりゃ!!」
「ジャ……」
トリガーを引いたら、必殺技のチャージが暴発してしまうので、威力を増強することはできないが、普通に斬り付けることはできる。
しかし、ジャマトライダーは無駄のない動きで、なんなく攻撃を受け流すと、
「ジャ」
ホルダーからゾンビブレイカーを取り出し、ジカンギレードを弾き飛ばした。
「……あ!!
俺のジカンギレード!!」
ブッサシーはジカンギレードの行く末を目で追い、ジャマトライダーから目を離してしまう。
「……ブッサシーくん!!?
危ない!!」
多大な隙を晒すブッサシーを守ろうと、タイパーは走る。
「……ジャ」
ジャマトライダーはゾンビブレイカーを振り上げ、トリガーを引く。
『TACTICAL BREAK』
「……え」
タイパーは動きが止まった。
ジャマトライダーが振り上げる方向。
それは初めからタイパーの方だった。
(間に合わない……)
タイパーはニンジャデュアラーでガードしようとしたが、小回りの効きにくいシングルブレードでは間に合わないと悟った。
無防備なタイパーに、ジャマトライダーの強力な一撃が振り下ろされた。
刃 総人/仮面ライダーブッサシー
R ジクウドライバーレイズバックル
H シールドレイズバックル
金成 恵都/仮面ライダータイパー
R ニンジャレイズバックル
ニンジャデュアラー(シングルブレード)
地図
天王 唯一/仮面ライダーハイエズ
R コマンドジェットバックル
L コマンドキャノンバックル
H ブーストマークIIレイズバックル
レイジングソード
願い:すべてが俺の望み通りになる世界
朝田 陽菜/仮面ライダーピピヨ
R マグナムレイズバックル
H 聖剣ソードライバーレイズバックル
H マグナムシューター40X
願い:わたしの引っ込み思案が直った世界
傾木 心/仮面ライダースケープ
R アローレイズバックル
H フィーバースロットレイズバックル
レイズアロー
立上 秀/仮面ライダーシンバル
R ブーストレイズバックル
H マグナムシューター40Xレイズバックル
H マグナムシューター40X
古 力/仮面ライダーボークン
H モンスターレイズバックル
R(デザイアドライバーの右側にセット (上半身))
L(デザイアドライバーの左側にセット (下半身))
H(レイズバックルホルダーにセット)
空白(手に持っている)