重装転生者はゲマトリアで何を思う。   作:焼け野原主任

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どうも、お久しぶりです焼け野原主任です。

…はい、投稿が遅れました。原因はゲームです、はい、マジですみません。

お詫びに私が腹を切ってお詫びします。

では…どうぞ…。


ん、銀行強盗を終了する

「全員その場に伏せなさい! 怪我したくないならね!」

 

「持っている武器は全て捨ててください、痛い目に遭いたくなければ……ね?」

 

「あは☆、大人しくしてくださいね〜」

 

 僕の砲撃で広場中心の機関砲を吹き飛ばし、直ぐに銀行のドアに次弾を叩き込んで破壊した僕らは、侵入前にジャックしていた電力関連の電源を落とし、停電の混乱に乗じてこれまたシロコが用意したナイトビジョンを装備して突入、とりあえずノノミと僕がM134とブラックマンバをぶっ放しまくった。

 なんという事でしょう、先程迄そこら辺で元気に突っ立っていた立っていた兵士達の骸がその辺に晒されてるではありませんか。匠の技により、なんとか気絶で済みましたが、これからこの警備員らはこれからトラウマを刻まれることでしょう。

 

「ぎ、銀行強盗!? 非常事態警報を……!!」

 

「うへ〜、無駄無駄、もうこの銀行のシステムはシャットダウンしてあるからね〜」

 

 Fo↑、気持ち良ぃ〜。銀行強盗って楽しいね! 事前に警報システムをシャットダウンさせて外部への通報を不可能に、そして行員らを一か所に集め、僕とノノミがその前に立って僕はブラックマンバを、ノノミはM134を構える。

 ライフル砲とミニガン向けて脅すと相手は縮み上がって動けなくなった、たかが57mmの小口径砲と7.62×51㎜弾を毎分2000発発射出来て無痛ガンの愛称を持つ程度のガトリングガンに脅されただけで怯えるとは情けない、レッドウィンターではこの程度の脅し、挨拶にもならんぞ。

 

「じゃ、リーダーのファウスト! 次の指示を宜しく!」

 

「えっ!? わ、私がリーダーですか!!?」

 

 僕がヒフミの方を向いてそういうと、ヒフミが驚きを隠せない声色で叫ぶ。

 逆に誰が居るというのだ、トリニティの制服に紙袋、そして額に書かれた6の文字……、こりゃあ覆面水着団の恐るべきリーダーで、友の為に後々エデン条約に乱入するファウスト様以外にありねぇよなぁ!? 

 

「そうです! ファウストがリーダーです! そして、私は覆面水着団のクリスティーナだお♧」

 

「え!? 覆面水着団って名前で決まりなの!? ダサッ!!」

 

「え~? さっきセリカちゃんノリノリで言ってくれたのに~……」

 

「そ、それはいいじゃない!」

 

「ま、ファウスト様が怒ると怖いよ~? こんな銀行なんか吹っ飛ばされちゃうかも~?」

 

「ひ、ひぃぃぃぃ!!」

 

 僕がニヤついた笑顔を銀行員に向けると、まるで甲板で飛び跳ねる魚の如く行員はブルブルブルっと縮み上がり、体の芯まで怯え切ったように体を震わせながらその場に縮こまる。

 

「……銀行内部の構造は把握済み、監視カメラのジャックも外部への通報能力も破壊などはすべて完了、警備員の無力化も……」

 

 シロコがそういって目線を他へと向ける、すると、最後の一人と思しき警備員をショットガンで撃ち倒したホシノの姿をその目で確認する。

 

「……今終わった。ほら、立って、私達の目的はさっき到着した輸送車の___」

 

「わっ! わかりました! 差し上げます! 現金も債券も金塊もすべて差し上げます! なんでもしますので命だけはお助けを!」

 

 覆面を被ったシロコが銀行員に銃を突き付け、集金記録を持って来いとそう脅すと、何を思ったか行員はそう叫びながら近場にあった大きなバックをつかむと、恐らく金庫があるであろう所に走り出し、他の行員は債権らしきものを詰め込み始める。少しすれば、これでもかと現金や債券が詰め込まれた重いバックがシロコこの前に差し出された。

 ……ん? 今何でもするって? 

 

「……っえっ? いや、そうじゃなくて、私は集金記録が……」

 

「も、もっとですか!? お、おおお待ち下さい! すぐに持ってきます!!」

 

 それを差し出されたシロコの表情が違うそうじゃないというものに変わると、行員は何を勘違いしたのかまたもや血相を変えて奥へと走りさっていく。その姿を見たシロコは、少しするとなにか吹っ切れたような表情に変わり、まあいいやとばかりにその背中を見送った。

 

 ……やっぱ銀行強盗はこうでなきゃね! 

 おらっ! 早く現金とか金塊詰めるんだよあくしろよ! さもないとこの黒い棒をンアッー! (≧д≦)するぞおらぁん! 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 その頃一方、仲間である便利屋と共に柱の後ろに隠れたまま、その一部始終を眺めていたアルは、突如として現れた覆面姿の集団に目を輝かせていた。

 

 や、やばいわこの人たち! ブラックマーケット最大規模の銀行を襲うなんて……並大抵の人にはできないわ! 覆面水着団……あの人たちこそ真のアウトローよ!! 電気を落として突入、そして流れる様に警備員を沈黙させる……その一連の動きをあんなに無駄なくスムーズに行えるなんて、ただモノじゃないわね……!! 

 

 

「……凄いわね……、あの子達」

 

「……凄いのは分かるけどさ……、社長、あの連中って……」

 

「わかってるわカヨコ、真のハードボイルドよね!」

 

「……はぁ……」

 

 私が満面の笑みを浮かべてそう言うと、後ろにいたカヨコが顔をしかめて圧力の高そうなため息を吐いた。……なんでそんな不満そうな顔をするのかしら? 

 

「と、とりあえず、私たちは此処で待機でしょうか?」

 

「まぁ……、そうだね、あの子達を手助けする理由も無ければ、銀行に味方するいわれもない、とりあえずこの状況を静観するのが吉だろうね」

 

 カヨコはハルカの質問にこの状況でも冷静かつ平然とした声色で答えた。

 

「そうね、フフ……、お手並み拝見とさせていただこうじゃない」

 

「はぁ……」

 

「うわー……、アルちゃんめちゃくちゃ目が輝いてるじゃん……」

 

 目の前の覆面水着団にアルは目を輝かせ、その様子にカヨコとムツキはドン引きし、ハルカはショットガンを構えたままおろおろとしている。

 ……ただ、少なくともここで隠れていれば、そう簡単に巻き込まれたりはしないだろう、とそう判断を下したカヨコは柱に寄りかかった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「シロ……じゃなかった、ブルー先輩! 例の物は手に入れた!?」

 

「あ、うん、目標(ターゲット)は確保した」

 

 セリカは背を向けたまま奥からパンパンに膨らんだ大きなバッグ二つを抱えてやってきたシロコ……いや、覆面水着団のブルーにそう問いかけると、ブルーは少々微妙な表情で答える。

 そしてその二つの大きな包みを持ったブルーを見たホシノは出口を指さして脱出を促す。

 

「よ~し! それじゃあ皆ずらかるよ~!」

 

「アディオ~ス☆」

 

「け……けが人は居ませんよね……、居ないですよね?」

 

 そういって不安そうな、深刻そうな表情でヒフミが僕に向けそう質問する。

 やだなぁ、居ませんよそんなけが人なんか。ちょっと57mmの榴弾で吹っ飛ばしちゃっただけですから、これくらいキヴォトス人ならヘーキヘーキ。

 

「逃走経路は策定済みです! 皆さん、早く!」

 

《"皆、早く!"》

 

「了解!」

 

 アヤネがそう急かすと先生が復唱し、その声に僕らアビドスの面々はシロコと僕を殿に出入り口からバタバタと撤収した。その様子を見た行員がよろよろと覚束無い足取りで立ち上がり、頭に付いたディスプレイが怒り心頭となった様子で赤く光る。

 

「や、奴らを捕まえろ! 道路を封鎖、マーケットガードに通報だ!! 一人も逃すな!」

 

 そんな顔真っ赤状態の行員は周囲の人員に向かってそう喚き散らかす。

 ……うるさいなぁ……、某タ☆ピ☆オ☆カ☆パ☆ンでもここまでうるさく喚き散らかさ無いぞ? 

 

 僕がそう思いながらブラックマンバへの次弾装填を済ませて、次の戦闘の準備を整え銀行から踵を返す。

 

 

 ◇◇◇

 

 あの凄腕アウトローの覆面水着団の背中を見ていた私、陸八魔アルは憧れずにはいられなかった。突入から退散まで、全てがスマートな彼らの姿……、あれこそ真のアウトローの姿! そこに痺れる、憧れるわぁ〜! 

 彼らの姿に耽っていた私は、突如として何かに導かれる様に立ち上がった、彼らをこうしてただ見守っているだけではダメだと、私の意思がその両足を動かす燃料となった。

 

「……皆! 追うわよ!!」

 

「えっ!?」

 

「ア、アル様ぁ!?」

 

「あっはは! やっぱりね!」

 

 それぞれアルの言葉に驚いたり笑ったりしながら、覆面水着団の後を追うアルを追いかけた。未だに黒煙が吹く銀行の構内を駆け抜け、出入り口から出て行った。

 

 銀行から出てしばらく走っていると、遠くの方から乾いた音や砲撃音が聞こえる。銃声に砲撃音、全て先程の襲撃の時に聞こえた銃声と一致する。

 

「あっちね! ほら、皆早く___」

「あらぁ? そこに居るのは社長じゃありませんか?」

 

 ふと、私の耳に濁声の様なハスキーボイスが響く。声のした方向を見れば、ボサボサ頭に軍服姿の長身女……、いつぞやだったかアビドス襲撃任務を共にした主任の姿があった。

 

「……一体何の用?」

 

「おっと、どうかそんな怖い顔をなさらずに……、別に今敵対しようって魂胆じゃありません」

 

 カヨコが警戒した様子で主任に話しかけると、主任は両手を挙げて降参した様に手のひらを振る。だが、少なくとも彼女はクライアント側の人間、もしかしたら先程の銀行襲撃の犯人と思われるかもしれない以上、そう簡単に信用できないのだ。

 皆が警戒の色を示すと、そんな事歯牙にも掛けない様に主任は続ける。

 

「ま、言うなればさっきの強盗団、追ってるんでしょう?」

 

「……まぁ、そうだけれど」

 

「じゃ、銃声が聞こえた今戦闘中だと言うことはわかるよね?」

 

 なんで其処まで知ってるの……? 

 

「……まぁ、そうね」

 

 私が警戒しながら答えを選んで問いに答えると、主任は満足気にニヤリとギラついた、気味の悪い笑みを浮かべる。

 

「じゃ……、援護に行くってのは……どうです?」




お読みいただきありがとうございます。

はい、今回遅れた理由ですが、前書きにも書いた通り70%はゲームです。
そして残りの30%はと言うと、主に地震やらですね、はい。皆様お久しぶりです、そして投稿遅れてしまい申し訳ありません。

次回からできる限りいつも通りに投稿したいと思います。では、また次回…。

曇るんだったら?

  • ホシノ
  • シロコ
  • 先生
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